★アウトローズ★〜みんなのキズナ7コメント

1 たまえんざい id:a5aUtm..

2011-12-16(金) 15:55:59 [削除依頼]
2011年12月
身も心も冷える今のこの季節・・・。
町の至る所では、年末年始にゆっくり過ごしてほしいというオーナーの粋な計らいか、休業するところも多くなっている。
だが一年を通して、眠ることのない場所がある。
それは[東京=新宿歌舞伎町]。。
ここは常に自営業の小さな屋台などが密集し、商売のために命を懸ける激戦区である。
もちろん彼らに年末休業などの言葉は見当たらない。
そして歌舞伎町に屋台が並ぶ道の中で、一つの小さな屋台がぽつんと置かれていた。
しかしそこはただの屋台ではない。
裏方の仕事は[屋台経営]本業は・・・[★アウトローズ★]!
任された仕事はなんでもこなす!!やる気度120%!!!成功率20%・・・
そんな彼らがここ歌舞伎町で、今日も闇夜を走り回り仕事をこなす!
  • 2 たまえんざい id:a5aUtm..

    2011-12-16(金) 16:37:15 [削除依頼]
    港の近くの倉庫にこんな夜中に普段はいないはずの人影が、彼のスコープにはっきり写っていた。

    [やっと見つけましたよ・・・]

    スコープを外し、秋田丈[あきた じょう]は言う。

    [そうだな・・・これで今年最後の仕事だな・・・絶対に成功させよう。]

    隣の男、真田銀次郎[さなだ ぎんじろう]は凍え震えた声で言う。
    秋田は笑って返した。

    [もう、銀次郎さんこの寒さで声が震えてますよ?]

    お前も声が震えてんじゃん・・・銀次郎は心の中で秋田にツッコミをするイメージした。
    そんなことも知らず、秋田はへらへら笑っている。

    [さてと・・・そろそろターゲットを仕留めましょう。]

    いや、お前が仕切りなおすんかい!・・・また銀次郎はイライラしながら、心の中でひたすらツッコミを返す。

    [それじゃ・・・やるか。]

    銀次郎は呆れた声で、ぼやきながら遠距離用の銃を床にセットして、スコープを覗きこんだ。
    不意に過去の失敗が銀次郎の脳内に浮かんできた。
    いつもそうだ・・・俺はプレッシャーに弱いっと銀次郎は情けない事を考えながらも
    確実に相手の頭を十字線に合わせ、引き金を引こうとした。

    [ッブ〜〜〜〜!!]

    突然、隣で大きな爆音が響いた。
    それは倉庫全体に響き渡り、そしてターゲットの男にも確実に聞こえていた。
    あっけらかんとした顔で隣を見ると、手で頭をかきながら照れくさそうにこちらを秋田が見ていた。

    [えへへ、おならしちゃいましたぁ]

    おまぇぇぇええええ!!!
    ついに銀次郎の堪忍袋の緒が切れた時、強烈な悪臭が銀次郎の鼻に入り込んだ。

    [っう・・・]

    気づいた時には地面に倒れこみ、意識が遠のいていくのが分かった。
    それと同時に、さっきの悪臭が、秋田の屁だということにもようやく気づいたが
    すでに銀次郎からは意識が奪われていた・・・
  • 3 たまえんざい id:a5aUtm..

    2011-12-16(金) 17:13:59 [削除依頼]
    今回で2作目です。
    まずはキャラクター紹介です。

    ★キャラクター★

    真田銀次郎

    アウトローズのまとめ役[ツッコミ役]であり、いつも秋田などに振り回される。
    プレッシャーに弱い。

    秋田丈

    こちらはボケ役・・・ではなく主に敵の位置情報を読み取り、目的地まで導くという
    重大なポジション。
    ガスがよくたまる体質のため、すぐに屁がでてしまう。

    ボス

    アウトローズのボスで、メンバー全員から慕われる存在。
    裏方の屋台の方は、ボスがほとんど一人で行ってきた。
    そのために、腰痛がひどい。本名不明

    ドン・英雄

    アウトローズの中では、ずば抜けてのガンマン。
    しかし、女性に対しての欲求が激しく、いつもストーカー扱いされてしまう。
    いつもベレー帽で太いちょび髭のため、[マリオ]の愛称で呼ばれている。

    スリー

    アウトローズのメンバーで、ドン・英雄に憧れる青年。
    極度のエアガンマニアでエアガンの達人だが、本物の銃に触ると、ぶっ倒れてしまう

    まるちゃん

    アウトローズで飼われているトイプードル。
    いつも元気いっぱい!
    よく人を噛む。

    こんな感じです。
    まだキャラが増えるかもしれませんがぜひ読んでくれるたり、コメなどくれたらうれしいです^^
  • 4 たまえんざい id:6qh.uG5/

    2011-12-17(土) 09:56:40 [削除依頼]
    ここは・・・?
    銀次郎が起き上がると、あたり一面真っ白だった。
    ふと遠くに目をやると、何かがこちらに向かってきている。
    近くなるたびに、その形は段々とはっきりしてきた。
    おならだ・・・それも特大のサイズのおならがこちらに向かってきている。
    まるで砂嵐のような有様で一気に銀次郎を包みこんだ。

    [うわああああ!!]

    ドン!・・・銀次郎が頭を押さえながらあたりを見ると、車内にいることが分かった。
    何だ・・・夢か・・・。
    隣では秋田がケータイをいじっている。
  • 5 たまえんざい id:6qh.uG5/

    2011-12-17(土) 20:42:32 [削除依頼]
    [大丈夫っすか〜?相当、おいらのおならにやられたみたいっすね〜?]

    いつもどおりの秋田のハスキー声が返ってくると、銀次郎はさっきの事を思い出した。

    [あいつは!・・・捕まえたのか?!]

    秋田は、ほげっとした顔で銀次郎の言ったことを理解しようとするが、ケータイの画面に映るアイドルの画像に見とれていて、
    頭が回らないようだ。

    [もちろん。]

    ふと声がする方に目をやると、前座席のドン・英雄が煙草をふかしながら言う。
    銀次郎は、ふうと安堵の息をつき、座席にもたれかかった。

    [一時はどうなるかと思ったぜ?
     まったく秋田があんなとこで屁をこくなんて、信じられん!]

    銀次郎は、深々と座り込み煙草に火をつけ、急いでメールを打ち始める。
    秋田が気になって、画面を盗み見ると相手は[熊谷 灯]と書いてある。
    メールを打ち終え、送信すると銀次郎はケータイを閉じ、窓の外を見ながらまた一服した。

    [さっきのって・・・銀次郎さんの元奥さんでしたっけ?]

    銀次郎は軽く頷きながら返した。

    [そうだ・・・この仕事で得たお金の半分を、あいつのところへ送らないかん。
     それに娘のクリスマスプレゼントも買ってあげなきゃな。]

    そこでドン・英雄は、あっとした顔で振り向いた。

    [そうだそうだ!、俺もさやかちゃんにプレゼントをあげなきゃ!]

    [さやかちゃん?]

    さやかちゃん・・・こいつが本当に恐ろしい・・・。
    厚化粧で、今どきのギャルとかいうやつだろう。
    いつもアウトローズの店に来ては、ドン・英雄に金をもらいにやってくる。
    そのやり方も実に汚い・・・猫のように甘えて、いつもドン・英雄から大事な資金をだまし取っている。
    どうしてあんな小娘が好きなのか、不思議だ・・・
  • 6 たまえんざい id:6qh.uG5/

    2011-12-17(土) 21:22:22 [削除依頼]
    ドンは急いでさやかちゃんとやらに、電話で確認し始めた。
    はあ・・・運転しながら電話すんなよ。
    心の中でそっとぼやき、目をつむった。
    目を閉じると一気に体の力が抜けるのを感じ、気づくと深い眠りについていた。

    [お〜い・・・先輩〜?おきてくださ〜い。
     もう着きましたよ〜。]

    [おう、ありがとな。]

    銀次郎はよれよれの体を起こし、車から降りた。
    店に入ると、店主=ボスが店の片づけを、同期のスリーとやっているところだった。
    ボスはこちらに気付くと、満面の笑みで迫ってきた。

    [仕事は成功したのか!?]

    ボスの鼻息がめちゃくちゃ荒い事に気づいた。
    相当、心配だったんだろう。
    ドンが自慢げに答える。

    [はい!今年最後の仕事・・・・成功です!]

    答えを聞くと、ボスは天井に向かって吠えだした。

    [よくやったぞおおおおおおおお!!
     これで俺たちも当分は暮らせる!っあ・・腰が・・・。]

    こんなに生き生きしたボスを今まで見ただろうか・・・いや
    僕らのマスコット的存在[まるちゃん]=犬を飼ったとき以来だ。
    ボスの瞳には、少年のような輝きがあった。

    [よおし!
     今日は、みんなで祝うぞーー!!]

    [ワンワン!!]

    ボスの隣でまるちゃんが、嬉しそうに尻尾を振っていた。
  • 7 たまえんざい id:sG/entk/

    2011-12-18(日) 12:31:33 [削除依頼]
    [カンパ〜〜〜〜〜イ!!]

    夜中の11時という時間に宴は始まった。
    もちろんこんな時間に開くなんてイカれてると思ったが、メンバー全員最後の仕事を
    無事に終えたことだ・・・今日ぐらいは奮発してもいいだろう。

    [さやかちゃ〜〜〜〜〜〜ん!!
     愛してるぜべイベ〜〜〜!!]

    ベロンベロンのドンが、酒瓶片手にマイクのようにつかみながら、歌いだした。
    それに合わせて、メンバー全員が拍手を送る。
    銀次郎もさっきまでの疲れなど既に吹き飛んでいた。

    [銀次郎さ〜〜ん]

    後ろから秋田の声が聞こえる。
    振り返ると、超至近距離で秋田のけつが待ち構えていた。
    え・・・ちょ。

    [ブ〜〜〜〜〜!]

    おいいいいい!
    またかよ!っあ・・・。
    秋田の屁をまともに食らったせいか、酔いのせいかふらふらと地面に倒れこんだ。
    だがそんな銀次郎をボスが見ると、豪快に笑いだしドンと肩を組みながらまた歌いだしてしまった。

    [ちっくしょ〜〜・・・秋田〜〜・・・。]

    ぼそっとつぶやくが、そんな小声はこんな騒ぎではすぐにかき消されてしまった。

    [はあ・・・。]

    銀次郎がなんとか起き上がろうと目を開けると、正面にまるちゃんがお座りをして銀次郎の顔を覗き込んでいた。

    [まるちゃん・・・お前だけが俺の味方だよ〜〜〜!]

    そう言いながらまるちゃんに抱きつこうとするが、それをまるちゃんは巧みにかわし
    銀次郎の顔めがけて一気に放尿した。

    [うわああ!汚たねえ!!]

    ゴックン!・・・え・・・飲んじゃった。
    銀次郎はショックのあまり、その場で気を失った。
    だが、そんなことがあっても、だれも気にせず宴を続けている。
    その一部始終を見ていたスリーは笑いを抑えきれず、くすくすと小馬鹿していた。
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