I will always make your happiness come true.94コメント

1 銀兵衛 id:J6EPzmn0

2011-12-13(火) 22:13:04 [削除依頼]

#001 always say


「……ん、またその口癖?」
「I will always make your happiness come true」

起きたばかりで寝ぼけ眼なわたしは、聞き飽きた彼の口癖にうんざりする。そのくせにこやかに微笑んで、いまだわたしの許可なく、頭を撫でる若草色の髪を持つ少年。
少々腹が立ったので、彼の顔の前に魔法できらきら星をだして驚かせてやった。

「……コメットのばか」
  • 75 銀兵衛 id:wz9og9n/

    2012-05-03(木) 11:08:34 [削除依頼]
    >>74 「先ほどは無礼な言い草、申し訳ありませんでしたわ。マスターをあんただなんて。あぁすいません、マスター。ご挨拶がまだでしたね」  エルフは深くお辞儀をした。前かがみになったことで、服の隙間から巨乳が見えた。彼女は大変豊満な体で、セクシーだった。背丈は小さいけれど。彼女の格好はチアとは比べ物にならないほど露出が多いものだった。上はビキニ一枚。黒い布を体にまとっただけ。下はノルディック柄のマキシ丈スカートのような布を腰に巻いている。長いスカートの隙間から褐色肌の長い足がちらちらと見えている。左腕にはサソリのタトゥーが入っていた。 「はじめましてマスター。私、ダウトと申します。ダークエルフの蠍、スコーピアンとも呼ばれていますわ、以後お見知りおきを」 すっと綺麗に体を起こし、にこりと笑った。柔らかい表情だが、少し裏がある。そんな感じがした。ふつふつとこみ上げてくる嫌な予感。彼女は悪い人じゃないだろうけれど、なにかトラブルを持ち込んできたような気がしてならない。  急に耳をつんざく怒鳴り声が鼓膜を震わせた。 「ダウト! なんでてめぇがここにいるんだよっ。プラネットになにかしたら承知しねぇぞ」 「彼女に怪我なぞ負わせるものですか。マスターですよ? なにをしにきたと問われれば、こう答えますわね。彼女との契約の席を譲りに来たんです」 「は?」 「彼女は『この生活がずっと続けばいい』と願いました。私はその願いを叶えるのです」  わたしが、願ったからだ。心の中で、コメットとの生活が続けばいいって。それに、ダウトは反応してしまったんだ。だから、彼女は現れた。だけど、わたしは既にチアと契約している。契約の席って、どちらかとしか契約できないということなんだろうか。せっかくチアと仲良くなれたのに、でもダウトには生活を守ってほしい。二人とも契約できないのかな。できるなら、してあげたい。  チアは、呆れたように小さく笑った。しかし冷や汗が滲んでいる。 「なにそれ、守るってことか。だからあんたが……なに、あたしとやろうっての?」 「もちろん。手加減はしませんよ。こっちも使命ですし、半端な気持ちでやってませんの」 「あたしだってなめてちゃ負けるぞ」 「あら、軽口を叩けるほど戦うほど強くなったの? 二年前は指2本で負けたじゃない?」 「両手でも無理かもよ」 「ご冗談を」  余裕の笑みを浮かべるダウトと、彼女から目を一瞬も逸らさない、鋭い視線を向けるチア。二人とも本気のようだ。  生暖かい風が、庭へと吹いてくる。庭の橙色のビオラが、アデッサが、カザニアなどの庭の花が、強く風に吹かれふんばっていた。枯れないで、頑張って、と心から強く願う。花を散らせてしまったら、この子達をもうここには来させない。そう心に決めた。  両方が手を前に突き出し、エルフ同士の戦いが始まった。と思ったのだが。
  • 76 銀兵衛 id:AOJrgDb.

    2012-05-05(土) 19:57:26 [削除依頼]
    >>75 ぼふんという小さな爆発音と共に、鼓膜に響くラッパの音。白い煙がはれると、向き合う二人のエルフの前には小さなエルフが浮かんでいた。見たこともない、とても小さなエルフだ。中指くらいの大きさだろうか。チアの半分くらいの大きさのエルフが、小さな弧を描いて舞っていた。手には銀色のトランペット。いや、片方はコルネットだ。 「二人目の契約がなされました。おめでとう」 「おめでとーおめでとー」 ピーピーとひとしきり音を響かせ、2体のエルフはくるくる弧を何回も描いた。しかし、小さなエルフは瞬間的に消えたのだ。チアが口を開いた、その瞬間に。嵐が過ぎ去ったような、静寂が訪れる。わたしの瞼の裏に、小さなエルフたちの悪戯な笑顔が焼き付いた。当分は消えそうにない。呆けていたチアが、やっと口を動かした。 「二人目の契約だって……?」チアが目を丸くした。 「同時に二人……プラネット、あなたは、」ダウトが訝しげな表情になった。 「そんなの、シリウス以来じゃないのか。ほら、最強のエルフと契約した」 「そうですわね、確かに」 また、静寂が訪れる。聞いたことのない名前、突然現れるエルフ、急に始まるエルフの戦い。ここ数日で想像もしていなかった出来事がいくつも起きている。ダークエルフのダウトというエルフはこれからどうするのか。どこに行く時でもついてきて、守ってくれるのだろうか。なにもかもがわからない。 「あの、ダウトもわたしのエルフなの?」 「そうですわよ、プラネット。これからよろしくお願いしますわね」 「うん、よろしくね。あと、マスターっていうのは」 「これは決まりですの。契約者のことをマスターと呼ぶのは、ダークエルフの決まり。慣れれば気になりませんわよ」 ダークエルフ。確か、チアはダークエルフが嫌いだったはず。喧嘩にならないよう、わたしが二人の間を取り持たないといけないだろう。
  • 77 銀兵衛 id:AOJrgDb.

    2012-05-05(土) 19:59:20 [削除依頼]
    >>76 「みんな、仲良くしようね」 「……えぇ、まぁ」ダウトが嫌そうな顔をして、声だけは頷いていた。嘘が下手だなぁ。 「あたしはやだね、ほかのダークエルフなら許すけど、こいつだけはぜってぇやだ!」  チアはかわいらしく腕を組んでそっぽを向いた。小さな子供みたい。ダウトは自分の髪を指で弄っていたが、ふと顔を上げてにやりと笑った。 「あら、それなら契約を破棄すればいいでしょう?」 「それはしない、おまえが契約破棄すればいい話だろ」 「それはできませんわ。私はプラネットを守らなくてはなりません。それに、私この子のこと気に入りましたの」 「ふざけんな、プラネットはあたしのもんだ」 「なにをふざけているのよ。いつからプラネットがあなたのものになったのよ、ばかじゃないですこと?」 「……そうやっていつもいつもばかにしやがって。さっきの続きで決着つけてやる」 「望むところですわ。死んでも文句は言えませんよ」  再び両手を突き出し、光が溢れてきた。これは、魔法……? チアの両手からは赤く燃えさかる大きな炎の玉が。大きさはメロンくらい。溜めれば溜めるほど炎は熱くなり、大きさは大きくなる。チアの熱気で芝生は大きく波打ち、熱風が舞っていた。  ダウトは対照的に自分の周り、上下左右6箇所に鋭くて美しい氷の槍を召喚していた。ダウトの魔力で芝生は少し凍り始めている。周りの温度も急に下がって肌寒い。対照的な魔法、対照的な魔力の相性。この二人はどこまでも意見が食い違いそうだ。  どうしよう、二人を止めなければいけない。でも、わたしは魔法なんてろくに使えないし。だれか、だれか助けて。二人を止めて……! お願い……。 「Black singe!」 「Spear of ice」 チアが、ダウトが魔法の言葉を叫び、勢いよく手を振った。それを合図に、火の玉が、氷の槍がお互いをめがけて飛んでいく。もう間に合わないっ。
  • 78 銀兵衛 id:AOJrgDb.

    2012-05-05(土) 20:01:21 [削除依頼]
    >>77 『だいじょうぶ、わたしが止めてあげる』 『だから、安心してね』 耳元を声が掠めた。とても優しい声、聞いたことのない、初めて聞いた声。心地よくて安心できる。柔らかな声は、まるでフルートのような滑らかさで、ホルンのような美しい音色で、鼓膜に響いて、脳裏に残る。 「Nothingness」 「うわっ」 「これはっ……」  白くまばゆい光。チアとダウトの間から差し込む優しい光。太陽光のようで違う、眩しすぎない優しい光に包まれていく。音も世界も全てが消滅した。そんな気が一瞬した。背中に悪寒がすぅっと通り去る。その光が弱まりよく目を凝らしてみるころには、世界は、わたしの家の庭は何も変わらずその場にあった。何も消えず、何も変わらずそこにある。光が更に弱まり、神々しい光が消え去った時、わたしの目に映ったのは、魔法が消えて呆けているチアとやられた、と頭を抱えているダウト。一体なにが起きたのだろう。誰かが助けてくれたのだろうか。 「こら、プラネットさんを困らせちゃダメでしょう。ダウトちゃんまで……」  ふぅと小さなため息をつき、わたしの前に現れる天使。いつの間にか顔を出した太陽の光に包まれて、ピカピカと輝きながら優しい笑みを浮かべているので、直視できないほど彼女は眩しい。
  • 79 銀兵衛 id:xeMBRoU/

    2012-05-12(土) 11:43:48 [削除依頼]

    たはー。高校の初めてのテスト。
    来週の月曜から3日間あります、なので更新できませんしくしく。
    でもそれが終われば少しはゆっくりできるかな、漢検あるけどw
    更新したいのは山々ですが、学生なんでね。文系の大学行きたいからね、頑張りますよおじさん。それにしても部活楽しーなー。
    あぁ、ただの愚痴じゃ更新すんなやと思われるので少し小説のことにも触れておこうかしら。

    いろいろと付箋貼ってるんですが、お気づきでしょうか?
    プラネットとコメットの特殊な魔法
    突然現れたエルフたち
    プラネットの記憶
    そもそも、プラネットとコメットの運命の出会い。
    それは偶然なのでしょうか、必然なんでしょうか。
    そして一番重要なコメットの口癖、

    それらがああなってこうなって、結末へと近づいていく。
    完結するのはいつのなるのやら。
    いろいろ膨らましすぎて、エピソードがいっぱいです。
    また完結まで3年ほどかかるかもしれない、いやそうはさせない!
    でもかく時間がないのです、ゆっくり待っててもらえると嬉しいです。
    放置しすぎると読者様は逃げていくでしょう、だから……
    宣伝だよっ! このレスは宣伝スレだよ、ばぁーk(((
    ほんと、すいませんでした。勉強の鬱憤を晴らしたかったんす……
  • 80 銀兵衛 id:cbfNuIS1

    2012-05-24(木) 18:19:46 [削除依頼]
    >>78 「ふふっ。わたしを召喚してくれてありがとうございます。その点では二人に感謝かな」  肩越しに気絶したチアと驚くくらい冷静なダウトを見つめて、ふふっと彼女は笑った。天使のような可愛らしい笑みだった。  陽光できらめていている金髪。縦ロールを下で2つにくくっている。瞳は桜色。前髪は先端分けをしていて、白くて小さなおでこが見えている。チアのようにピンク色の衣装でもなく、ダウトのような露出の多い衣装でもなく、彼女の服装はいたってシンプル。真っ白な純白のワンピースだ。その衣装が天使のような彼女をもっと天使らしく、神々しくしている。 「はじめまして、ご主人様。ハーフエルフのエアリィです。あなたは願いましたね、自分の記憶を取り戻したいと」  ハーフエルフ。リライトエルフにしかなれない、記憶を司るエルフ。わたしが逢いたいと願ったエルフ。それが目の前に突如現れた。微笑みを絶やさず、彼女は人間の耳より少し長く、少し尖った耳をぴくぴく動かした。 「密かな願いでありましたが、わたしはそれに反応したのです。ハーフエルフはリライトエルフ。記憶を司るエルフなのはご存知ですか?」 「あぁ、はい」 「では、その説明ははぶきます。わたしとあなたはたった今契約されました。これからドリームエルフ、ダークエルフ共々お世話になりますが、よろしくお願いします。わたしのことはエアリィとお呼びください」  にこっと彼女は微笑んだ。その笑顔にわたしは心の底から安心した。肩の荷がおりたというか、胸のつっかえがとれたみたいな、スッキリとした気持ちである。なぜか今、顔も知らないお母さんの姿が浮かんだ。記憶なんて、なに一つないのに。ただ胸が苦しくなるだけなのに、その時だけは、お母さんの存在がとても愛おしかった。
  • 81 銀兵衛 id:cbfNuIS1

    2012-05-24(木) 18:23:30 [削除依頼]
    >>80  カラッとした天気だ。きまぐれな太陽は厚い雲から顔を覗かせている。エアリィが現れてから、天気は良好。太陽は高く昇り、下界にいるわたしたちを厳しく照らす。じりじりと光が目を刺激する。しょぼしょぼして瞬きを多めにする。厳しい太陽の光は少し苦手だ。水やりをまたしなければいけない気がする。庭の花たちはしょんぼりと項垂れているように見えた。先ほどの戦闘といい、庭の花たちにストレスを与えているチアとダウトが少しきらいになってしまう。 「エアリィ」 「なんですか、ダウトちゃん?」 「あなたもプラネットと契約したのかしら」 「はい、彼女は願いましたから。ダウトとチアの戦いをやめさせてくれと」 「…………」 なにも言えず、口ごもるダウトが少し可愛く見えた。  それから少し経ち、チアが目を覚ましたころ。 「んなっ、エアリィも!? でもでも、最初に契約したのはあたしだぞっ」 エアリィもわたしと契約したことをチアに告げると、彼女はそんなことを言い出した。そこへダウトの毒舌が。 「契約順序なんて重複契約した上ではなんの関係もありませんよ。そんなこともわからないなんて、」 「わかってるよっ! 基本中の基本だろっ」 たぶん、さきほどの「最初に契約した」と言ったチアは自慢したかったのだろう。自慢することでもなかろうに。そしてまた、二人の口論が始まる。 「あら、じゃあエルフの基本は全て言えるとでも?」 「……あぁ言えるね! 当たり前だろーが」 「わかりました。それでは、ある昔、最強のエルフと呼ばれた二人のエルフの名前は?」 「クラリス・サイレンスとテンペスト」 ふんと鼻を鳴らし、どうだこのやろうと顔に書いてある。しかし、ダウトは辛口なようでチアの偉そうな表情を見ることなく冷たく言った。 「まぁ、基本ですものね。でもこれはエルフであれば、小さな子供でも知っているくらいの常識の中の常識。答えられたなんて、驚きでもなんでもありません」 「それくらいにしたら、ダウトちゃん。あなたのおかげで話が全然進まないわ」 「悪い、」 チアが声を押し殺して笑うので、わたしは庭の花に水をあげるのを止めて、彼女を困ったように見つめた。本当に仲が悪いみたい。
  • 82 銀兵衛 id:cbfNuIS1

    2012-05-24(木) 18:46:22 [削除依頼]
    >>81  エアリィは魔法で光るメモ帳みたいなものを取り出し、羽ペンを下唇に添えて、なにやら考えていた。 「あの、ご主人様。あなたは3つの大きな願いを抱いてますね。だからわたしたちが現れた。そのことはわかりますよね?」 「あぁうん。それはわかってる。チアが教えてくれたから」 「では、あなたの3つの願い。あなたはちゃんと理解していますか?」 「あぁうん」 「では、わたしにそれを教えてくださいます?」  わたしは手に持っているコメットが買ってきたじょうろを見つめながら、下を向き、小さな声で言った。水を与えた左端の赤い花が元気を取り戻し始めている。 「えっと……チアはわたしの、こ、恋を、応援してくれてて……」 「いい感じに絶好調だぞ!」 チアが恥ずかしい相槌を入れるので、一瞬頭が真っ白になってしまった。次言う言葉を考えてたのに。エアリィはふむふむと頷きつつ、さらさらと走り書きをする。 「……チアのばか。うるさいよ、もう。……ダウトは、この日常が続くよう守ってくれて」 「絶対守りますわ」 自信たっぷりな力強いダウトに向けて、わたしは小さく頷いた。なんか気恥かしくはにかんでしまう。守ってもらえるなんて、こんなふうに好いてくれていることがとてもうれしい。 「それで、エアリィは、……エアリィは、」 「そういえば、エアリィはどうして召喚されたんですの?」 「あれだろ、あたしとダウトの決闘を止めるために」 「それだけでは普通、召喚されません、まして彼女はリライトエルフですよ?」 「じゃあ……」 ダウトもチアも口ごもる。6つの目がエアリィ、その人に向けられた。  エアリィは口角を上げ、わたしの手に触れると、優しく微笑んでこう言ったんだ。 「わたしは、ご主人様が必要としている過去の記憶を探しに来ました」 「探しにって……記憶が蘇るの――?」 「はい、わたしはあなたの記憶を届けに来たんですよ。リライトエルフの役目だから」 ――――記憶が、蘇る。18年前、わたしが生まれてから、コメットに出会うまでの、大切な記憶。それが、わたしのもとへ、 どくん、と大きく心臓が高鳴る……。
  • 83 銀兵衛 id:cbfNuIS1

    2012-05-24(木) 19:06:45 [削除依頼]

    新しいエルフたち、New elves 終わりましたー。
    ふぅ、一段落つきました。序章終了ってとこかな、

    なにかしら、付箋つけてきましたが、主人公プラネットは過去の記憶がありません。彼女は拾われた身です。だから、スコッティおばさんにとても感謝しているのです。もちろんコメットにもね。
    その、過去の記憶がよみがえるかもしれない……!! そんなとこで終わった5話でしたが、次回のプロットをまったく書いてないので、更新は亀か、なまけものなみでしょう。あれ、亀となまけものってどっちのほうが遅いんだろ? どっちでもいいかw

    これで、主要キャラの前半が登場終了しました。まだまだ出ますよキャラクター!
    名前だけでてきた人とか! おばさんの関係者とか! いろいろですwkwk((
    エアリィさんはダウトとはちがった大人の雰囲気を醸し出すお姉さんキャラクターです。しっかりとプラネットを支えます。そして、チアとダウトのストッパー係です。多忙な人です、はい。
    いやぁ、それにしてもプラネットは欲張りですね。3つも願いがあって、それを叶えようとする3人のエルフ。羨ましいなぁ、あたしの願いも叶えてくれないかなぁ、

    高校でね、テスト終わって返ってきてね。まぁ、それなりに勉強したから普通だったんだけど。総合学科の学校なのに、進路のことにうるさい学校だから大学のこととかいろいろ話があってね。今日はね、完璧寝たy((
    いやぁ素晴らしいお昼寝タイムだったよ、頭かくんかくんだったよ、寝不足だよ!
    あ、ちなみにプラネットの世界には学校は存在しません。なぜか、そういう設定なのです。絡ませるネタもないしね、
    ということで5話のあとがきでした! 更新はほとんどできなくてごめんなさい。また息抜きのときに書きます。あぁ、漢検準2級とかマジありえねぇ、受けなきゃよかった、

    最近はハリポタと夏目漱石のこころ読んでます。友達で文学少女がいるのだよ! 夏目漱石LOVEのw
    夏目漱石ハマりそうですうふふ((
  • 84 ichi id:InzrF.g/

    2012-05-26(土) 18:40:10 [削除依頼]
    お久しぶりです^^

    この作品を読むと癒されます^^
    高校生活に中々慣れないものでw
    いっそ活字の中に存在する人物になりたい……

    夏目漱石の「こころ」、私も読んでみたいです!
    まずはテストを終わらせて。

    更新、頑張ってください^^
  • 85 銀兵衛 id:VVwYCkZ1

    2012-06-03(日) 20:07:43 [削除依頼]

    ichiさん*

    返事がおそくなってしまってすいません、お久しぶりですね。
    亀更新なのに読んでくださりありがとうございます!
    癒されていただけたなら本望です。
    活字の中に存在する人物ですか、それならわたしはアリスのなかのキャラクターにでもなりましょうかねw

    全然読んでないんですけどねw こころ。
    学校の図書室で「黄色い目の魚」を借りて今それを読んでます。前々から読みたいと思っていて。テスト前なんですけどねw

    更新頑張ります! ichiさんもテスト頑張ってください!(もう遅いかw
  • 86 銀兵衛 id:ATUVmpQ0

    2012-06-19(火) 14:33:03 [削除依頼]

    あっげー。
    そろそろ更新しないとやばば((((;゚Д゚))))
    とりあ、あげます。
  • 87 銀兵衛 id:qmBnSN./

    2012-07-29(日) 19:52:40 [削除依頼]


    #006 Memory of the past


     わたしの記憶にある一番初めの記憶。それは少し変わったものだった。
     まるで、別の世界から送られてきたように、突然ある場所に転送されたような、そんな違和感を感じた。それがただの思い込みであるのか、これほどまで明確にわかるのだから、事実なのか、それはわからないけれど。
     一面に広がる砂の一部をぎゅっと握りしめて気づいた。
     手が小さい……
     わたしは自分の歳を13くらいに思っていたが、それはちがったらしく、本当に手が小さかった。まるで、6歳、7歳くらいの、とても小さな子供くらいの大きさ。
     一度立ってみる。視線が低い。わたし、背丈はどれくらいなんだろう。とても小さい気がした。
     そしてここはどこだろう? なにもかもがわからなかった。
     怖かった。とても怖かったから、全力で走ってすごく遠くに見える、あの街へ。ただひたすら、がむしゃらに逃げた。

     あの街、それがこの国、シャインエンド。
     緑豊かで賑やかな小さな国。平和で美しい国だ。
     そんな治安の良いこの国で、スコッティおばさんと出会い、コメットと出会い、育てられ、大きくなっていく。時間が経つにつれて、いろんなことが理解でき、成長できた。しかし、記憶だけはいつまでたっても戻らなかった。コメットは戻らなくてもいいじゃないか、なんて胸に刺さる言葉をいったけれど。この歳にもなって、まだ戻る兆しがない、自分の記憶を追い続けることを、おばさんはとめなかったし、何も言わない。コメットは小言を言ったりするけれど、全部受け流していた。
     でも心の中では思ってた。もう戻らないんじゃないかって。なにかすごいきっかけがない限り。でも……
  • 88 銀兵衛 id:qmBnSN./

    2012-07-29(日) 20:05:08 [削除依頼]
    >>87 「記憶が本当に、戻るの……?」 「ええ、わたしの手にかかれば」 「…………」  びっくりしすぎて、何も言えなかった。声が出なかった。エアリィはきょとんとして、小首をかしげる。金髪がさらさらと肩からながれる。風に揺れる稲穂のようだ。 「始めていい?」 「今から?」 「ええ、あなたがよければ。あなたもエルフが3人もいたら、気が参るでしょう」 「いや、そんなことは……」 「また今度にする?」 「あ、…………」  口で言わず、ただ頷いてみせた。彼女の桜色の瞳はしばらくわたしを黙って見据えたが、しばらくすると、天使のように優しく微笑んだ。わかったわ、少し残念そうに彼女は言うと、素早く姿を消した。左手を少し横に一振りするだけで。縦ロールが上下に波打つ。 「じゃあ、わたしは仕事に戻ります。またくるから、そのときに。それでは」  そう伝言を残し、エアリィという美しいハーフエルフは消え去った。  少しの沈黙。チアはまだ目を覚まさない。そんなチアを一度目にとめてから、ダウトは少しイライラして言った。 「……さて、チアを連れて私も帰りますか。あなたも疲れましたよね。ゆっくり休んでくださいな」 「あ、うん。ありがとう、」 「いいえ、私はこれくらいしか」  ぽつりとそういって、ダウトはチアを抱いて姿をくらました。  静寂。草の匂い、風の音。わたしの記憶、か。  庭に一人、棒立ちしてるところにコメットが帰ってきた。
  • 89 銀兵衛 id:qmBnSN./

    2012-07-29(日) 20:14:39 [削除依頼]
    >>88 「お、なにしてんだよ。探してたんだぞ」  両手に茶色の紙袋を抱えて、少し眉根を寄せて口をとがらせている。少しバランスを崩したのか、ぱんぱんに詰め込んだ紙袋から頂いたリンゴやら木の実やら落としている。 「あ……コメット」 「んあ、どうした?」 「あのね、聞きたいことがあるの」 「あぁ、いいけどさ。てかおまえも手伝えばかやろ」 「なんだよ、話って」  アイスティーをわたしの前に置いて、真剣な顔で彼は尋ねた。さきほどのわたしの聞き方がいつもと違うのを察したのであろう。 「……あのね、わたしが初めてこの家に来た時のこと覚えてる?」 「……あぁ、覚えてる」 「そのときのわたしってどんな感じだった? 今と違うところとか教えて!」  机に両手をつき、コメットに顔を寄せて必死になって聞いた。コメットは少し驚いてたじろいで、うーんと唸った。 「急に言われても……あぁ、すっげぇちっこかったな。歳の割に」 「え……わたしってあのとき何歳だったっけ」 「おまえがここに暮らし始めて6年だから、12歳くらいじゃないか?」 「12歳……うそだよ、間違ってる。12歳はあんなに小さくないはず」  ばん、と勢いよく机をたたき、椅子から立ち上がる。そんなわけない、手もあんなに小さかったし、身長だって。いくら体の小さな子でも。 「だから、小さかったんだろ、昔から。そういう子もいるだろ。おまえ、18にしては14歳ぐらいに見えるぞ、今だって」 「……昔からって、わたしに昔なんかない」  目を合わせていた、コメットの琥珀色の瞳から目をそらし、顔を伏せてわたしは言った。 「そんなことないだろ、そんな言い方はよせよ」 「……ごめん、わたし疲れてるのかな。寝てくるね」  もう、自分が嫌だ。こんなことしか言えない自分が嫌だ。 「……ゆっくり休めよ」  大好きなコメットの言葉にも返事せず、ふらふらとおぼつかない足取りでわたしは部屋を出た。だからそのあとのコメットの言葉は知らない。なにを言っていたのかも。誰と話していたのかも。
  • 90 燈香 id:89ZRpZd.

    2012-07-29(日) 21:20:24 [削除依頼]

     久しぶりに読ませてもらいました(*^ω^*)

     もうキャラクター皆の行動がいちいち可愛くて
     ほんと癒される(*´`)
     文章も素敵で読みやすくてやっぱり憧れちゃいます。

     更新、大変だと思うけど頑張ってくださいね!b
  • 91 銀兵衛 id:Vtj5rbj0

    2012-07-30(月) 23:11:06 [削除依頼]

    ぎゃー! 燈香ちゃん!!
    まったくもって意味のわからない状態のまま放置で、ごめんなさいでした。
    続きを書かせていただきましたが、まだ謎は解けません。すいません。

    憧れだなんて……!! まだまだですよ!
    でも、ありがとね。ほんと、嬉しいです(´∀`*)

    ほんと、付箋貼るだけ貼って、回収できてないのが申し訳ない。
    夏休みなのに家に数時間しかいない。犯人学校にいるあたしって……w
    あ、部活でだからね!
  • 92 銀兵衛 id:XjZn.Bw1

    2013-11-09(土) 22:57:59 [削除依頼]
    >>89  わたしは部屋のベッドにうつ伏せに寝転んだ。かけ布団の花びらを指でなぞる。  なにやってるんだろう、コメットに八つ当たりなんかして。後で謝らなきゃ。  いつもの日常が急に変わった。不思議なことがたくさんで、頭が混乱しているのだろう。  しかし、自分自身の容姿が異様なことは自我が確立した頃に一度疑問に思ったことはある。おばさんは体質だとかもっといっぱいお食べ、と言って頭を安心させるようになでた。あの頃は、彼女のあたたかい微笑みが、小さな子供の小さな不安をとかしてくれて、その後気にすることもなくなったけれど。今からしてみれば、おばさんの優しい笑みはわたしを誤魔化すためじゃないのか。大きくなると小さい頃分からないことがわかってくる。なにがおかしくてなにが普通なのか、疑心暗鬼になる。  確かに容姿は異様だ。わかっている。  背丈も人と比べて、小さい。それは魔法のせいじゃなくて、なにかはわからないけれど。だって、コメットは年相応の背丈だ。今も伸び続けているだろう。それに比べてわたしは、わたしの成長が止まったのは15歳になってからだろうか。  すくすくと成長したわたしは、9年前に拾われて大分時が過ぎていた。この国への災厄をもたらすと国民に言われていたが、その可能性は皆無に等しかった。もう何年も何事もなく普通の人間として育ったわたしは、街から離れたこの家から出て、国民として普通に暮らすつもりだった。スコッティおばさんの家には、魔法が使えるコメットという少年がいたからだ。  しかしある日、朝食を食べていた時だったと思う。わたしは胸が苦しくなって、そのあと魔法が使えるようになったのだ。  その魔法は微弱で、大したものがないと分かり、わたしはおばさんの家でまた暮らせるようになった。丘の下の街で暮らすには少し危険で、街の国民の中には魔法を嫌う人たちもいたそうだ。なにはともあれ、コメットと離れ離れにならずに済んだ。  もうそのころから、わたしはコメットに惹かれていたのだ。たぶん、コメットと初めて口を交わした時からずっと。それは家族愛なのか親愛なのか友愛なのか、どれかはわからないけれど、魔法が使えるのがわたしだけじゃなくて、コメットも同じように使える、それはわたしにとって大事なことだった。  だけど次第にわかったこともあった。わたしだけが違うこともある。  魔法が使えるからといって、わたしがコメットと全く同じことなんてない。  彼は背丈も人並みで、魔法もちゃんと使えて、わたしみたいによく眠くならない。わたしはなぜかよく眠くなって、そのたび眠ることが多いのだけれど、コメットは昼間からお昼寝なんてしない。眠くなるともきいたことがない。  おばさんに相談したら、魔法のせいじゃないか?と言われたけど、わたしの魔力は微量だし、それにあんまり魔力を使ったりなんてしないのに。  なにかがおかしい。コメットになくて、わたしにあるもの。コメットができて、わたしができないこと。  そう思うようになったのは最近だけど、胸が苦しくなる。全てが同じなんてことは人間あるはずがないことはわかっている。でも、この嫌な感じはなんなのだろうか。
  • 93 蒼鳥ペンソ id:3c8NA0H.

    2013-11-10(日) 01:27:28 [削除依頼]
    準備板で、久しぶりの人が見えたので読みにきました(´ω`)
    夢羽は覚えているかな。
    2年ぶりだから忘れられているかもしれないな(笑)
    過去に「実験体」を書いていたペンソです。
    まさか今になって再開出来るとは思わなかったよ。

    そして早速読みました。
    2年前にして、夢羽はこれだけ書けるようになってたんだね。
    驚きと、正直ちょっと嫉妬しちゃいましたw
    心が暖かくなる雰囲気ですごく和やかで。
    それでいて、登場キャラが可愛いんだよね、みんな(=ω=;)
    特に3人のエルフとコメットは至高←
    良いよね、こういうほんわかしたファンタジーって。
    そして、これから話が動いていく感じがして、とても楽しみです。
    勿論ブクマしてやりましたとも!
    あ、聞いてない? ごめんなさい。
    ともかく、まだあの頃から書き続ける人がいるんだって分かって凄く嬉しかったよ。
    なんか元気貰いました。
    是非更新頑張ってね。
    完成するのを気長に待ってます。
    では(´ω`)
  • 94 銀兵衛 id:SIMCP6z/

    2013-11-10(日) 16:17:24 [削除依頼]

    ペンソ、コメントありがとう!
    わたし感動してしまったよ(泣)
    もちろん覚えてる! 実験体リメイクしてるのも知ってたんだけど、コメントいけてなくてごめんね。わたしも再会がうれしい!会いに来てくれて本当にありがとうね。

    ほんわかファンタジーって言ってもらえてうれしい!
    これからはぐるってイメージ変わると思うから、またよかったら読みに来てくださいな。
    ブクマありがとう! ペンソの言葉で元気とやる気と嬉しい気持ちをもらったよ!
    頑張る! ペンソも頑張って!
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