再生 love story11コメント

1 綾香 id:ssH5mS90

2011-10-30(日) 07:48:23 [削除依頼]
「…ごめん。別れよ?」

私の元彼になりそうな、藤宮 航貴が言う。

「どうして?
航貴のお弁当食べたから?それとも、航貴の家の、アイス食べたから?」

私は必死になって、いままで航貴にした、悪いことを、思い出そうとした。

「ちげーし。
てか、食いもんの理由ばっかじゃん」

クスリと笑う航貴を見て、安心する私。
でも、航貴は、

「違う…、理由で…な」

と、うつむく。
そして、ポケットから、紙を出した。

「実は…こうゆうのなんだ」

広げられた紙に、私は釘付けになった。

「かっ、彼氏なり屋っ!?」

紙の上に、
[彼氏なり屋 社員No.18 藤宮 航貴]
と、書かれている。

「働いてるって、言ってたのって…これの事?」

私は、航貴の手から紙を奪った。

紙の端には、[請求 1万2000円]とも書いてある。

「ごめん。
言おうって、思ってて…。
仕事辞めたら、お前と付き合えるんだけど…」

「…じゃあ。
仕事、辞めればいいじゃん」

いつもより冷たい風が、私の肌を刺激する。

「無理。
辞めたら、母さんが…。
お前より、母さんが大事なんだ…」

制服のスカートの裾を、ぎゅっと握った。

私は、知ってる。

航貴が、優しいことを。
航貴が、一生懸命ってことを。

だって、航貴の彼女だったから。
  • 2 綾香 id:ssH5mS90

    2011-10-30(日) 08:59:14 [削除依頼]
    「んぁーーーっ!」

    私は、自分のベットに寝ころんで、枕を天井めがけて投げた。

    枕は、きれいに曲線を絵描き、ドアの所に立っていた、何者かの頭に直撃。

    「ムキャーーー!!」

    そんな声が、私の部屋に響く。

    と、同時に、ドアの戸の影から、長い爪をたてた、猫みたいな女が襲ってきた。

    「なっ、何すんのっ!?」

    襲いかかってきた女は、私の顔を、その長い爪でつねった。
    そして、ひょっこり顔を出す。

    「も〜。海璃かぁ〜〜。
    来ていいって言ったけど、早くない?」

    ひょっこり顔を出してたのは、親友の海璃だった。
    ショートカットが似合う、元気な子だ。

    「なんか。暇だったから、来た☆
    どうした〜?元気なさそうじゃんか〜」

    このこのっと、私の頬を人差し指で、つんつんする。

    窓から見える空は、どんよりと曇っていて、私の心も、どんよりと暗くした。

    「実は…、」

    私は結局、航貴と別れた。
    これ以上、一緒にいると、ギクシャクするだけだろうし。
    航貴のためにもだし、私のためにもなんだ。

    海璃に全てを話した。
    心が少し軽くなる。

    「ふ〜…ん。アンタも大変だね。
    ま、アンタは可愛いから、また彼氏できるよ」

    私の右肩をポンポンと叩く。
    海璃の無邪気な笑顔に、私もつられて笑顔になった。
  • 3 綾香 id:ssH5mS90

    2011-10-30(日) 12:00:26 [削除依頼]
    「ねぇ。今度、お誕生日会するの」

    私のベットの上に、寝っ転がっ海璃が言う。

    「お誕生日会って、誰の?」
    「璃久だよ。私の、彼氏の、中田璃久♪」

    彼氏の話になると、気分上々な海璃。
    私は、そんな海璃をブスッとしながら見る。

    「ゴ、ゴメン!!
    今のアンタに''彼氏''は、禁句だね」

    私の顔に気付いた海璃は、手を合わせて謝る。
    私は、海璃を睨んだ。
    すると、いい事を思い付いた。

    「いい事、思い付いた。
    海璃、クレープおごってよ」
  • 4 綾香 id:ssH5mS90

    2011-10-30(日) 14:03:51 [削除依頼]
    苺sibe

    「えっと…。
    苺&生クリームパフェを5個下さい!」

    手をパーにして言う。
    海璃は、財布の中のお金を確認している。

    「1人で、5個も…?」

    定員のお姉さんが、顔を引きつらせた。

    「はい。
    本当は、10個食べたいんですけど…。友達が、5個までって…」
    ''おごる''とか言って、けちんぼ海璃は、5個までって、言うから…。
    まぁ。クレープ食べれるからいいけど…。

    「あら、そう〜…。
    あっ、お会計。全部で、2050円です」
    「ひえぇぇぇぇぇっ。
    2050円っ!?高っ……」

    海璃は財布から、2000出した。
    これじゃあ、50円足りないじゃん。

    隣では、海璃が、50円を探していた。

    私は、ポケットを探った。
    あるのは、アメの包み袋だけ…。

    「ちょっ。苺。
    5個じゃなくて、4個は?」
    「え〜。
    4個かぁ…じゃあ、仕方ない」

    「じゃ、
    苺&生クリームクレープ4個で♪」

    海璃の頼んだ、アボガドクレープは、もう届いてたけど、私の頼んだクレープは、まだ、1個しか届いてない時…。

    「あの…、店長。
    5個も買って下さるんだから、50円くらい引いてはどうですか?」

    店の奥から、男の子が出てきて、女の人に言う。

    「そうね〜。
    なら、クレープ5個よ♪」

    女の人は、ニッコリ笑った。
    その奥で、男の子が笑ってたのは、気のせいだったのかな?
  • 5 綾香 id:ssH5mS90

    2011-10-30(日) 14:25:51 [削除依頼]
    「ありがとうございます」

    私は、クレープが、4個入ったレジ袋を、左手にかけた。
    そして、クレープを頬張る。

    「ねぇ。せっかく街まで出たから、今度のパーティーにいる物を買い出さない?」

    鼻にクリームをつけて海璃が言う。

    「「クリームついてるよ」」

    海璃とハモる。
    私達は、笑った。

    私は、海璃の鼻についているクリームを、取ってなめた。
    海璃は、私のほっぺから、クリームを、取ってなめた。

    「お買い物、さんせーい!
    ね。早く、お店行こう!!」

    私は、海璃の手を引いて、走った。
  • 6 綾香 id:ssH5mS90

    2011-10-30(日) 14:56:31 [削除依頼]
    今の、私の機嫌は、とても悪い。
    なぜだかって?
    それは、海璃が、彼氏の話ばかりだからだ。

    「ねぇ。りっくん(璃久)のプレゼントは、やっぱり、お揃いのキーホルダーかな?」

    海璃は、ミッ○ーと、ミ○ーのキーホルダーを見ていう。
    ミッ○ーと、ミ○ーじゃ、お揃いじゃないじゃん。

    「ねえ。何とか言ってよ〜」

    海璃が、私の体を、もの凄い勢いで、揺らす。

    「わかった、わかった…。
    私は、航貴の誕生日に、自分でケーキ焼いたよ」

    航貴…、
    あぁぁぁ〜…。思い出したくない…。

    「おぉっ!
    手作りバースデーケーキ!!いいじゃん♪」

    パチンと、指をならす海璃。

    「じゃあ〜…。
    明後日、誕生日会だから、明日、ウチん家止まって」

    勝手すでる海璃の思いつき。

    「私も、一緒に作んの?」

    実はさっき、ケーキ焼いたって言ったけど、大失敗したんだよね〜…。

    アハハハ〜…。
    どうしよっかな〜…。
  • 7 美羽 id:tdqoQP5/

    2011-10-30(日) 15:03:28 [削除依頼]
    続きが気になりますっ!
    私も、Cherry*Sweet Love*
    を書いています♪
    よかったら見に来てください★
  • 8 綾香 id:ssH5mS90

    2011-10-30(日) 15:24:45 [削除依頼]
    **
  • 9 綾香 id:ssH5mS90

    2011-10-30(日) 15:26:12 [削除依頼]
    美羽さん
    ありがとうございます♪
    わかりました、みに行きます^^
  • 10 綾香 id:ssH5mS90

    2011-10-30(日) 16:17:57 [削除依頼]

    学校が終わり、私は、自分の部屋で、お泊まりの準備をしていた。

    「えっとー…。
    長袖の服…、ハンカチ、スカート……」

    いる物を詰め込んだ、リュックは、ぱんぱんで、はちきれそうだった。

    「パーティーの服は、シワがよるから、手に持っていこ」

    私は、パーティー用の服をハンガーにかけ、白いカバーをかけた。

    「じゃあ。暇だし、行こっかな…」

    私は、玄関で靴を履いて、ドアを開けた。

    「行ってきま〜す」

    久しぶりのお泊まりに、ワクワクして、勢いよい家を出た。
  • 11 綾香 id:ssH5mS90

    2011-10-30(日) 16:51:09 [削除依頼]
    ~ピーーンポーーン ピーーンポーーン~

    海璃の家の、ドアの窓から、中を覗いた。
    すると、

    「はーい。どちら様で?」

    早くもドアが開き、私の顔面に当たる。

    「いった〜…」

    私は、顔を手で覆った。

    「ああっ。ごめんなさい。
    苺ちゃんよね?海璃、呼んでくるわ」

    にっ、逃げた…。
    多分あの声は、海璃のお母さんだ…。

    「苺!……ぁ?顔赤いけど?」

    海璃が、変な声を出す。
    私は、そんな海璃が、面白くて、クスクス笑った。

    「大丈夫。ちょっとね…」
    「ん?
    まあ。中、入って」

    海璃の家へ上がった。
    荷物を玄関に置き、身軽になった体で、海璃の部屋に入った。

    「じゃ。ケーキ作ろうよ」
    「え?
    パーティーは、晩でしょ?なら、明日作れば…」
    「いや〜…。私の間違えで…。
    パーティー、今日だったの………」

    「え?」
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