優しい君に16コメント

1 なな id:0ppzbop0

2011-10-25(火) 14:43:26 [削除依頼]

『このままじゃ、私…,どうなっちゃうのか…っ!』

「そんな…なんぼ程いったらいいんですか?」

『……20万…20万あれば、後の30は何とか
出来るけど…』

「20万、ですか…


…分かりました!!」
  • 2 なな id:0ppzbop0

    2011-10-25(火) 14:45:40 [削除依頼]
    優しくて優しい人が書きたいなぁ、と。

    ぬるい目で見てください、

    あ、恋愛ものです。
  • 3 なな id:0ppzbop0

    2011-10-25(火) 14:47:56 [削除依頼]
    紹介

    優男、貴文。

    通称貴さん。

    関西弁。

    女子高生、雪。

    通称雪ちゃん。

    一人ぐらし中。
  • 4 なな id:0ppzbop0

    2011-10-25(火) 14:58:34 [削除依頼]
    またか。

    また騙されてやがる。

    何度この手の女に騙されれば、あの人は
    学習するのか…。

    いや、学習の前に、騙されてるって
    気付いてないのか。


    ”あの人”というのは、私が住んでるアパート
    の隣人、貴文さん(通称貴さん)のことで、

    馬鹿じゃないんだけど、こうゆう女に
    よく騙されている。


    私は、微かに聞こえる声に耳を傾けた。


    『ありがとう、ありがとう貴文君!
    この恩をどうやって返せばいいのか…』

    「恩なんて…大丈夫ですよ。あなたが
    笑ってくれただけで、俺は嬉しいんですから、」

    『……あ、ありがとう…』


    …もう純粋過ぎて、詐欺女も戸惑ってるじゃないの…
  • 5 なな id:0ppzbop0

    2011-10-25(火) 15:04:19 [削除依頼]
    『あ、じゃあ…帰るね。
    また落ち着いたら、連絡するから。
    本当にありがとね!』


    「うん、また。
    いつでも連絡して来てくださいね」


    ガチャ

    「あ、」

    どうやら話は終ったみたいで、
    出てきた女とばっちり目があった。


    けど、女は私なんか見えてもなかったかのように、
    無視して笑顔で階段へと向かって行った。


    ちらっと、鞄に20万が入ってるのが見えた。
  • 6 なな id:0ppzbop0

    2011-10-25(火) 15:17:56 [削除依頼]
    「ちょっと貴さん!」

    「あ、お帰り。雪ちゃん」

    いや、お帰りじゃなくて!

    「貴さん、さっきの女に騙されてるんですよ!」

    「へ…?」

    言うと、貴さんは驚いたような声を出して、
    困ったように笑った。

    「聞いてたん?」

    「聞こえたんですよ」

    貴さんが情けなさそうに笑うから、
    本当は盗み聞きをしてたことに少し
    罪悪感を感じた。


    「まぁでも、とりあえず…」

    「?」

    首を傾げると、貴さんはへにゃっと笑って、
    ボロボロのドアを開けた。


    「おやつ、食べへん?」


    お腹空いてるやろ、と、貴さんは
    爽やかな笑顔で私の腕を引っ張った。

    優しいのはいいことだけど…
    優しすぎるのもどうだろう。


    そんなことを思いながら、私は貴さんの
    家、兼私の隣人の家へと足を踏み入れた。


    私はあなたが心配です。

    (そこが好きなんだけど)
  • 7 なな id:0ppzbop0

    2011-10-25(火) 15:28:48 [削除依頼]
    貴文さん目線

    俺が引っ越してくる前から、
    雪ちゃんはこのアパートに住んでいた。

    一人暮らしの女子高生らしく、初めて会った
    時は素っ気なく返された。


    でも、一人暮らしなんか怖いやろうなぁ
    って思って、

    「お兄さんみたいな存在になれたら」

    と、毎日色々と話し掛けた。

    そんな頑張りのかいあって、今じゃ、

    「騙されてるんですよ!…もー…」

    俺の代わりにため息までついてくれて
    、俺にとって、優しいお姉さん的
    存在になった。
  • 8 なな id:0ppzbop0

    2011-10-25(火) 15:35:32 [削除依頼]
    「雪ちゃん、ため息ついたら
    幸せ逃げんで?」

    「別にいいですよ。
    ちょっとくらい逃げたって」

    「え、なんで!」

    「…今すごく幸せですから」


    そう言って、恥ずかしそうに笑うと、
    雪ちゃんはお菓子を食べながら携帯をいじり出した。


    さすが女子高生やなぁ、
    打つの早いなぁ、

    とか色々思ってみても、さっきの
    雪ちゃんの言葉が頭から離れなかった。


    幸せ!
    (誰かに分けれるぐらい!)


    三話でもう平和を崩したいとおも(笑)
  • 9 なな id:0ppzbop0

    2011-10-25(火) 15:43:14 [削除依頼]


    『どうゆうことですか』

    『どうゆうこと、って、』

    『女子高生が一人暮らしって、何考えてる
    んですか父さんは!』

    『いや、それは雪が決めたことだしな…』

    『雪が決めたからって…!分かりました、
    父さんが反対しないなら、僕が行きますから』

    『あ、おい!春樹!』
  • 10 なな id:0ppzbop0

    2011-10-25(火) 15:50:48 [削除依頼]

    父さんは本当に、何考えてるんだ。

    成人もしてない娘に一人暮らしなんて!


    …という怒りに任せて、雪が住んでいる
    という東京のどこかにやってきた。


    「まいったな、ここどこだ」

    僕には珍しく、計画もせずに勢いで来てしまった
    から、ついて5分で迷子になった。

    多分ここら辺にいるはずなんだ。
    …勘だけど。
  • 11 なな id:X3OPM5i.

    2011-10-26(水) 18:09:21 [削除依頼]
    「あの、すみません」

    「へ、あ、はい?」

    そこら辺にいた、優しそうな男の人に
    尋ねてみた。


    「あ、ここですか?」

    「はい。…分かりますか?」

    言うと、男の人が笑った。

    …爽やかな笑顔だな

    自然に、無意識にそう思って、
    恥ずかしくなった。


    「お兄さん、おったんですね」
    「は?」

    「ふふ」


    よく分からなかったから、この爽やかな
    笑顔のお兄さんに案内してもらうことにした。

    ついて行くと、結構距離が遠くて足が痛く
    なった。
  • 12 祥雲 id:1CwJFQ50

    2011-10-26(水) 18:19:04 [削除依頼]
    すごく面白いです!!
    続き楽しみです///
    頑張ってください><*
  • 13 なな id:x06TOYW.

    2011-11-02(水) 17:25:41 [削除依頼]
    祥雲さん

    コメントありがとうございます!!

    そう言ってもらえて嬉しいです!

    頑張ります^^
  • 14 なな id:x06TOYW.

    2011-11-02(水) 17:36:11 [削除依頼]
    十分ぐらい歩いた所で、
    男の人がボロボロのアパートの
    前で立ち止まった。

    「ここ、ですか…?」
    「そうです、ここです」

    「…え」

    まさか、妹がこんな所に
    住んでいるなんて。

    絶句していると、男の人が、

    「ボロいでしょー」

    と、関西(多分)のイントネーション
    で言った。

    「…あ、雪ちゃん!お兄さん
    連れてきたで!」

    ん…?雪ちゃん?雪ちゃん!!?

    ばっと隣を見ると、男の人が
    手を振っていて、その先に、
    げんなりとした顔の雪がいた。


    こいつは誰だ
    (まさか、彼氏…!?)
  • 15 なな id:nScXqHe.

    2011-11-07(月) 22:52:09 [削除依頼]
    アルバイトの休憩時間に、駅の近くをぶらぶら
    していると、キョロキョロと辺りを
    見渡す男性を見つけた。

    何してるんやろう、と見ていると、
    男性と目があった。

    とりあえず笑うと、男性がこっちに
    やって来て、立派なスーツの裏ポケット
    から、地図を取り出した。

    「ここに行きたいのですが!」

    「はぁ」

    「……」

    あ、連れて行ってということか。

    分かりましたーと返事して、
    男性が指差す場所をみる。


    「あ…」

    ここ俺のアパートや。

    地図から目をはなして男性を見ると、
    男性がぎこちなく笑った。

    その笑顔が、どことなく雪ちゃんに
    似ている気がした。
    てゆうか、そっくりや!

    「お兄さん、おったんですね」

    言うと男性は、はい?という顔をした。

    その顔も少し雪ちゃんに似ている。

    なんか、嬉しいなぁ。
    お兄さんおるなんて知らんかったし…
  • 16 なな id:nScXqHe.

    2011-11-07(月) 23:07:28 [削除依頼]
    そうこう考えているうちに、ついた。

    ボロボロのアパート。

    少し後ろを歩いていたが俺の隣にやって来て、
    俺に質問した。

    「ここ、ですか…?」

    笑顔でそうですと答えると、男性は絶句した。

    雪ちゃんのお兄さん、雪ちゃんと
    違って、凄い顔に出やすい人
    なんやなと思う。

    顔をお兄さんからアパートへ向けると、
    雪ちゃんが階段に座って携帯をいじっていた。

    「雪ちゃーん!」

    手を振ると、雪ちゃんがこっちを向いた。

    いつもなら笑うのに、その顔は
    いつもと違って、ガッカリというか、
    残念そうな顔だった。

    その顔のまま雪ちゃんがかけよって来た。

    「雪…」

    「なんで来んの」

    「雪ちゃ」

    「帰って。早く、帰って」

    俺には目もくれずに、
    男性にそれだけ言うと、雪ちゃんは
    走って家に入っていった。


    え。
    (どうゆうことですか)
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