特別機関 『暗殺課』3コメント

1 黒鬼 id:/KnnQux/

2011-10-22(土) 21:45:01 [削除依頼]

「候補生の方は着いて来て下さい」


 膝を覆い隠すほどに長い漆黒のコートに雪のように白い髪。
 青白い肌を際立たせるように、紅い眼は燃え、深く濃いクマがある。

 少女に当て嵌まる単語が青年の口から飛び出した。


「・・・死神」
  • 2 黒鬼 id:/KnnQux/

    2011-10-22(土) 22:00:12 [削除依頼]

    「今年の候補生は外れでした」

     鏡張りの部屋。
     遊園地などにあるトリックルームのような鏡が壁と化し、異様に高い天井にはガラス窓が4隅に取り付けられている。
     普段は天井の淡い蒼色の蛍光灯を反射する部屋は、赫く染まっていた。
     しかしその色は床に広がる赫い液体と、液体に塗れた骸にすぎない。
     鉄の匂いが充満した部屋で溜息が零れた。
     漆黒のコートを纏い白髪に紅い眼を持った少女は、骸に躓いたように倒れる青年を見下ろし口を動かす。

    「正直、貴方が生き残るとは思いませんでしたが・・・運も実力の内、ですかね」

     紅い眼の下の濃いクマが少女の整った顔に影を入れる。
     
  • 3 黒鬼 id:1LFot680

    2011-10-23(日) 16:50:12 [削除依頼]
    「こ、これは立派な犯罪だぞ!!人殺しめ、説明しろっ!此処は何処だ!?お前は何者だ!」

     矢継ぎ早に口を動かした青年は、やや酸欠気味になり大きく息を吸う。
     血が撒き散らされた空間の空気に吐き気を催しながら青年は顔面蒼白になる。
     少女の右手に着けられている巨大な銀色の爪。
     血を弾き、自らを妖しく光らせる鉄爪は青年の憎しみに燃える眸を映していた。
     少女は冷たい瞳で青年を見下ろし沈黙を保っている。


    「それなら早く立って、着いて来てくれると凄く助かるんだけど?」


     不意に少女の後方。
     鏡張りの壁が開いており、他の鏡は白い人物を映し出していた。
     少女とは対照的な純白のコートに黒髪の青年と呼ぶにはまだ幼い人物は自虐的な笑みを浮かべ口を開く。

    「ようこそ、特別機関“暗殺課”へ。歓迎するよ、新人?」
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