轍  176コメント

1 善寺 梅雨ヒロ id:eV3IW5E1

2011-10-21(金) 16:48:47 [削除依頼]
明色を生みだすことない漆黒の夜空にぼんやりと光るオリオンをそっと指でなぞる。
不確定に口元を流れてくる白い息に戸惑いながらも凍える骨の節から伝わってくる感覚を確かめた。

暗くなったこの世界に君は光を灯すかのように言葉を発する。
私はその言葉を聞き取れない。微々たる音さえも耳に入ってこないのだ。
くすみ始めた闇の中にただ独り。
先の見えない淋しさと不安を夜空が作り出す幻想とともに感じている。

そう、私達の青春の軌跡はそこに在り続けて欲しい。
雪の上に印される轍のように。
消えないで欲しい。永遠に……
  • 157 善寺 梅雨ヒロ id:nq.DS5c.

    2012-01-22(日) 17:01:18 [削除依頼]
    南屋が何か言おうと口を開いたとき、担任の木村が立ち上がった。
    「ああ、はい。自己紹介ここまでで。そろそろ説明をしなくては」
    木村は教卓の前へと移動する。
    皆は一斉に席へと慌ただしく戻っていった。
    「えっーと、一人欠席なんだな。確か、名前は川村……」
    木村は名簿をめくりながら頭をかく。
    「えー、この高校は外を見てご察しの通り夜間のみの授業を行う定時制高校。委員会はあるが、部活はない。そして、人数だが、今年三十名生徒を募集したところ二十六名しか入学しなかった。少子化じわり、だな。で、少人数指導の調査のため二クラスに分け、一組十三人体制となった」
    木村の話に耳を傾けながら、外を見ると、夕暮れは黒にかき消されてもう外は夜の世界になっている。
    「そして、授業は土日以外の五日間。五時から九時のそれぞれ四時間ずつ。四年で卒業だ。分かったか」
    木村は話し終えると教員席に戻った。
  • 158 五十嵐紘。 id:EYUAzHb1

    2012-01-22(日) 17:03:05 [削除依頼]

     お久しぶりですっ(^ω^)!!
     見つけました、ssじゃない善寺 梅雨ヒロさんの小説っ。

     頑張ってください!!
  • 159 善寺 梅雨ヒロ id:LWIhXT3.

    2012-01-23(月) 15:41:06 [削除依頼]
    五十嵐さん、コメントありがとうございます。
    五十嵐さんも新作書いてますよね! 50いくまで読まずに楽しみにとってあります!(急かしてるわけではないです)
    頑張ります^^
  • 160 猫村 創@いろはちゃん最高! id:B0A8q1y/

    2012-01-23(月) 16:41:21 [削除依頼]
    >156 さあw なんでしょう^^ >157 木村つえぇぇぇぇ!w カッコいいなw木村ww
  • 161 善寺 梅雨ヒロ id:LWIhXT3.

    2012-01-23(月) 17:00:29 [削除依頼]
    最近は更新スローペース(^^;)
    >ねこはじ
    木村は最高ですwww
    僕の憧れ!(嘘)
  • 162 善寺 梅雨ヒロ id:U7QBKYM0

    2012-02-04(土) 15:37:57 [削除依頼]
    あげ!
    最近書けなくてすみません。
    受験終わったらまた続き書くと思いますので。
  • 163 名作? id:Tul4IUC.

    2012-03-04(日) 16:29:36 [削除依頼]
    あげ
  • 164 leon~takatuki id:kZUfwAt/

    2012-07-30(月) 14:23:45 [削除依頼]
    テスト
  • 165 梅雨ヒロ id:bBn/j9J/

    2013-08-21(水) 22:09:57 [削除依頼]
    何の悪びれもしない様子で木村は生徒の前で欠伸をして、手元の資料らしきものに軽く目を通すと再び立ち上がった。
    「えー、というわけでだな……。まあ、俺が説明するよりも今から配るプリントの方が詳しいこと書いてあるからな。各々目を通しておけ」
    そう言うと彼は教室の隅に申し訳程度に置いてある教員用デスクから幾らかのプリントを取り出して、前列に配り始めた。
    そして、配り終えると再び欠伸。
    それにしても彼の行動の一つ一つからは一切やる気というものが伝わってこない。しかも、そんな様子を隠そうともしないのだから余計に目につく。

    木村は教室を軽く見渡し、プリントが手際よく回っていることを確認するとポケットから煙草の箱を取り出して開けようと手をかけたが流石に状況を察したのか慌てて手を引っ込めた。
    彼は本当に高校の先生なのだろうか。
    不安になってくる。
    「今日は入学においての説明ということだから、まあ資料も配ったし、これで解散としよう。明日からは授業だからな」
    木村はそう告げると同時に授業終了のチャイムが鳴る。どうやら彼は時間感覚にだけは優れているようだ。
  • 166 梅雨ヒロ id:xKPTpSD.

    2013-08-22(木) 16:55:00 [削除依頼]
    「どうしたんだよ、さっきの時間。お前ずっと担任のこと見てたな」
    授業時間が終わるなり、稲見は僕に不思議そうな顔を向けてくる。
    「いや……、なんかさ、あの人本当に高校の教員なのかなぁって」
    僕は稲見に曖昧に微笑むしかない。
    「なんだよ、それ。ずっと凝視してたから、ちょっと心配しただろ」
    稲見にまで心配されるとは、不気味なまでに僕は先程の時間あの担任に集中していたのだろう。
    「だって、あんなにやる気の感じられない教師、……というか、大人、初めて見たから」
    興味をそそられたのは嘘ではない。
    稲見は僕の言葉を受け、やや思慮ありげに笑みを浮かべる。
    「定時制の高校なんてあんなもんだろ」
    彼の口調はやや愉快でもある。きっとやる気のない担任だから好き放題出来るとでも考えているのだろう。

    「でも」
    木村と言う名の担任。仕草、表情、態度にはどこか不自然な節も感じられた。
    あくまでも想像に過ぎないのだが、あのやる気の無さは自分の本当の姿を隠すためのカモフラージュのようにも見える。
    あの男は何かを隠しているのではないか。
    嫌な直観が囁くのをわざと無視して僕は教室を出ようと立ち上がった。
  • 167 梅雨ヒロ id:WsTbQWh1

    2013-08-23(金) 21:10:52 [削除依頼]
    「確か……、和田、といったかな君の名前」
    教室で少し稲見と話し、さあ帰ろうかと廊下に出た途端、廊下に立っていた担任である木村が話しかけてきた。
    「なっ、なんか用ですか?」
    急な登場にたじろがずにはいられない。
    「和田君だったけ、唐突だが君に頼みがあるんだ」
    確かに僕は和田だ。
    とりあえず曖昧に頷き、正面から木村を見る。意外と背が高く教壇で見るよりこうやって対面した方が迫力がある。迫力があるといってもたくましい体つきとは言えず、むしろ細身ではあるが、なんというか個人に備わったオーラ、というか存在感というか、目に見えない威圧感を感じられた。
    「おっ、何突っ立てるんだ和田……、って胡散臭い担任じゃねえか」
    後ろから、教室から出てきたであろう稲見が割り込んでくる。
    「胡散臭いか、よく言われるんだよなぁ」
    木村はそういって面倒くさそうに顎鬚を触りながら答えた。
    「で。なんですか、頼みごとって?」

    「ああ、そうそう、今日君たちに渡した入学説明の資料あるだろ」

    「ああ、これか」
    稲見は意地悪く笑う。先程配られたプリントは既に稲見の手でくしゃくしゃになっていた。
    「そう、それ。今日生徒全員に配れと言われたんだけどさー。一人来てない奴いただろ」

    「川村、とかいう生徒ですか」
    今日の教室にあった不自然な一つの空き机を思い出す。
    「そうそう、川村さん。その人の家まで資料を届けて欲しいんだよ」
    変な教師だとは思ったが、さすがに初日の生徒をパシりに使うほどだとは思わなかった。
  • 168 梅雨ヒロ id:APTekNO/

    2013-08-24(土) 20:51:41 [削除依頼]
    「届けろって言われても……」
    正直、あまり乗り気にはなれない。どう断ればいいのかも分からず、頭をかきながら曖昧に微笑む。
    「ああ、住所なら教えてやるから大丈夫だ」
    木村は呑気な声と共に資料を渡してくる。
    「いや、住所はまずいですよ、個人情報ですよ!?」

    「住所が分かってるなら郵便で送れよ」
    僕の後に稲見も続く。
    思わず資料は受け取ってしまったが、流石にそこは指摘せずにいられない。
    「今日中に渡さなければいけないようなものだってあるんだよ。本来なら俺が直接行くべきだが、あいにくこのあと外せない予定入ってるんだ」
    任せた、とばかりに木村は僕の前で両手を合わせる。
    「いやいや、それに川村って女子生徒ですよ、女子に頼めばいいじゃないですかー」
    こうなったらどうしても他人に押し付けたいと思うのが人間の性だ。
    「他の奴にもあたってみたが断わられたんだ、可哀想だろ」
    もう教室には誰も残っていないだろう。
    「そんな…」

    「じゃあ、任せた!」
    と無責任に言い放つと木村は僕の表情なだ見もせずに足早に去って行った。
    「なんて人だ」
    僕と稲見の呆れた声が重なる。
  • 169 梅雨ヒロ id:gFpbDo10

    2013-08-25(日) 21:23:39 [削除依頼]
    第十五話 〈井上可奈〉

    「あの」
    校門を出ようとする背中を追い掛けて、思い切って声をかける。
    「なんですか」
    清潔に整えられた短髪。縁なし眼鏡の内側にある力強い目。彼が振り返って私を見る。
    急に話しかけられたのに彼は落ち着いた口ぶりだった。
    「水都君……、だよね?」

    「あぁ、まあ」
    水都君は微妙な顔つきで頷いた。
    「私、覚えてる? 同じ小学校だった、井上なんだけど」
    覚えてなかったらどうしよう。不安で語尾が震えたが、その心配は無用だった。
    「ああ! 井上さんってあの井上さんか、随分変ったなぁ」
    彼がそう返すまでほとんど間はなかった。私のことをすぐに理解してくれたようで彼の顔が一瞬明るくなる。
    そんな様子を見て、私は思わず安堵の息を漏らした。だって、私があの時の私だって気付いてもらえなかったら寂しかったから。
  • 170 梅雨ヒロ id:3EdhfWP1

    2013-08-26(月) 22:24:46 [削除依頼]
    こうやって男子と二人だけで並んで歩くのはいつくらいからだろうか。
    日も暮れて街が静まってきたからか、街道を歩く足音はいつもよりはっきりと響いているようにも思える。
    「それにしても、水都君とまた高校で一緒になるなんて思わなかったなぁ。なんで定時制に進もうと思ったの?」
    小学校の頃の彼は、大手の塾などにも通ったりしていてクラスで群を抜いて頭が良かった。いわゆる優等生、だったはずだ。定時制高校なんかに進むなんて、当時の彼から考えたらありえない。
    私の言葉に水都君は穏やかだった顔を引き締めて、苦しげな表情に変わっていた。
    暫く無言の間が生まれる。
    「あっ、何か変な事言っちゃったかな、私」
    思わず謝罪口調になってしまう。
    「いや、いいんだ。気にしないで」
    申し訳なさそうに笑い、いつの間にか彼は穏やかな表情に戻っていた。
    そして「こういうことだってあるよな」と呟いた。

    人によって触れてはいけないことだって各々ある。
    だから私は水都君に「こういうこと」とは何か。過去に何があったのかは聞かなかった。

    「じゃあ、私こっちだから」
    T字路に差し掛かると、互いの帰途の都合上自然に別れる流れになる。
    「そうか、じゃあまた明日な」
    そう言って水都君は微笑んで私に軽く右手を挙げた。
  • 171 梅雨ヒロ id:Af6uiEA.

    2013-08-27(火) 21:48:13 [削除依頼]
    第十六話 〈和田未光〉

    「お前が引き受けたんだろ。俺はいかないからな」
    学校帰りちょうど、校門辺りに僕と稲見は歩いていた。
    「いいだろー。ちょうどこの学校の最寄り駅から二、三駅のところだからさ、着いてきてくれよー」
    木村という担任に今日休んだ生徒へ入学に必要な資料を渡しに行ってくれと頼まれたのだが、どうも一人では不安だった。
    稲見に一緒に行ってくれないかと誘ったが、彼はなぜか無理の一点張りだ。
    「俺はこの後忙しいんでな、じゃあな、和田」
    そう言うと、稲見は自転車に乗って帰ってしまった。


    「仕方ない、一人で行くか」
    さすがに届けないわけにはいかない。ゆっくりと歩みだす。
    クラスメイトといっても入学初日であるのだから、互いに他人も同然だ。しかも相手は女子生徒であるし、怪しまれないわけはない。
    視線を上に向けると、日は暮れ始めてるようで彼女の家に着くころにはもう暗くなっているだろう。

    「僕も行こうか?」

    突然、後ろから声が聞こえて驚く。
    振り向くと背が高く不自然な笑みを浮かべたここの生徒らしき男が立っていた。
  • 172 梅雨ヒロ id:ikUCUyt/

    2013-08-28(水) 22:36:16 [削除依頼]
    「えぇっと……」

    「同じクラスの月帆真也ですよ」
    言葉に詰まる僕を見越して彼は名前を名乗る。
    「あぁ、どうも初めまして」
    軽く彼に会釈をするが、急に話し掛けられて色々と戸惑っている自分がいた。
    彼はそんな僕を見て、にやにやとした笑みを広げる。
    「実は最後まで教室に残っていまして。あなたと担任の一部始終を見てました」

    「ああ、そういうことか」
    彼は僕と稲見と木村のやり取りを偶然見ていたということだろう。
    「この後、暇なんで僕も付いて行ってもいいですか?」
    まあ、一緒に行ってくれるのは嬉しいことだ。断わる理由もないし、クラス内での友好を築いておくのも悪くはない。
    「いやー、こちらこそ。一人だと不安だったしね」
    さあ行こうか、と僕らは歩きだして駅へと向かった。
  • 173 梅雨ヒロ id:JEQzEOg.

    2013-08-29(木) 21:49:54 [削除依頼]
    電車で揺られること十五分程度、僕と月帆は目的の駅へとたどり着いた。
    「学校の最寄りから三駅しか違わないのにこんなに発展してるんだなぁ」
    思わずそんな言葉を零してしまうほど、駅前は華やかだった。
    駅を囲い込むかのようにビルが立ち並び、駅前の広場のようなところには行き交う人で溢れんとばかりでなかなかの活発な都市を思わせる。
    だが、これじゃ右も左も分からない。木村から教えてもらった住所を頼りに駅の出口にあった巨大な街案内地図と照らし合わせるが首を捻るばかりだ。
    「僕に貸して下さい、この辺りは数回来たことがありまして」
    隣にいた月帆は僕から住所を受け取り、しばらく地図をじっと眺める。
    「こっちです」
    彼は右手方向に進みだした。

    「この先のビル街を抜ければ。住宅地に着くんでそこにあるアパートの一室のようですね」
    どうやら彼はこの辺りに明るい、ようで本当に助かった。どんどん進んでいく月帆を見失わないよう、必死で彼についていく。
  • 174 梅雨ヒロ id:E/oEciT0

    2013-08-30(金) 22:35:28 [削除依頼]
    「どうやらここのようですね」
    小奇麗だが二階建てにしては一見小さく見えるようなアパートだった。一人暮らし向けによくあるような造りだ。
    「急に来て、怪しまれたりしないかな……」
    若干の不安は口にしつつも、ためらわずに手前のインターホンを押す。
    押されると共に電子音が響き渡った。
    だが、五秒程数えるが返事はない。
    「いないのかもしれませんね」月帆は首を捻る。定時制ということもあって、働いているケースも珍しくはない、もしかしたらまだ帰ってきてないという恐れもあった。
    念の為、もう一度押そうと手を挙げた刹那
    「……川村ですが」
    インターホン越しに高く透き通った女性の声が聞こえた。
    「あっ、あの流の丘高校定時制の和田って言います、担任に頼まれて入学資料を川村明さんに届けにきました」
    急に返答が来たものだから、やや緊張の入った口調になってしまう。
    「ポストに入れといて」
    聞こえて来た声は愛想のないものだった。
    「ポスト、色々な物がつまってますよ」
    という月帆の返しに、インターホンの右側にあるポストに目をやると、確かに広告やら勧誘やらで溢れていた。
    「……分かった、ちょっと待ってて」
    気が向かないような声が聞こえて、そこでインターホンのランプが消えた。
    それにしても、異性とはいえども同じクラスの生徒が来たというのに、何ともいえない受け答えの悪さだ。
  • 175 梅雨ヒロ id:sRQvnfi/

    2013-09-08(日) 11:25:58 [削除依頼]
    暫くして家の中から出てきた女性に唖然とするしかなかった。
    ほっそりして且つ丸みを帯びた小顔。上品に通った鼻筋、慎ましくも絶妙なまでに艶やかな口元。長い黒髪はゆったりと首の方まで滑らかに波打ち肌の白さと交わって何とも言えない美しさを演出している。加えて華奢な身なりに長い脚。外見はどこをとっても文句はなかった。
    「何じろじろ見てんの」
    彼女は露骨に不快な表情を浮かべた。
    「あっ、すみません」
    頭を下げて、手元の資料を川村に手渡す。
    「はい、どうも。あと、これから他人の家に来る時は電話くらい入れてから来て」
    彼女は冷たい口調で言い放つと、すぐに家の中へと引き返した。

    「美人って態度悪くても許されるんですね」
    月帆は苦笑いを浮かべる。何とも言えない気分は共通のようで僕もそうするしかなかった。
  • 176 梅雨ヒロ id:sv.5FKy/

    2013-09-22(日) 18:03:21 [削除依頼]
    その日の帰り道だった。
    僕と月帆は二人並んで交わす言葉もなく、彼女の家から駅までの道のりを歩いていた。
    「あのー……、和田君」
    月帆は不意に神妙な顔つきになり僕の方を向いた。
    「なんだい」
    「例えば過去が見える人間いたとして、どう思います?」
    突然口を開いた彼の問いかけに首を捻るしかなかった。急に例えばの話をされても困るほかはない。
    「身近にいたら嫌だね」
    「なんでですか?」
    月帆は微妙な笑みを浮かべていた。
    「怖いだろ、普通に考えて」
    当たり前のことだ。過去、が見られて良い人なんている訳ないし。

    「和田君って、孤児院で育ったんですね」

    月帆の言葉に背筋が凍らずにはいられなかった。僕に聞こえるか聞こえないかの小さな声で言って、彼は不気味に微笑んむ。

    「今、なんて言った?」
    彼が何と言ったかなんて分かってる、本当に聞きたいのは何故彼が僕の生い立ちを知っているのかだった。
    「あっ、もう駅着きましたね」
    気付くと、目の前は駅前の広場になっている。
    月帆は僕の問いかけに反応する素振りを見せず、いつの間にか呑気な口調に変わっていた。
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