春空に恋をする。12コメント

1 黒蝶 id:8FDOFgn0

2011-10-18(火) 18:41:13 [削除依頼]
〜プロローグ・君と私の思い出を〜

さて、一つ思い出を語ろうか。

君の思い出を・・・。


『春の空の色ってとても優しい色をしているんだよ。』
友達だった君があの日言ったこと。

『まるで君みたいだ。』
微笑んだこと。

『また・・・絶対に会おう!!』
私のために涙を流してくれたこと。

忘れないよ。君との思い出。
忘れないから。私はずっと君を待ってる。

待っているよ。

君と出会ったこの場所で・・・・・。
  • 2 猫村 創 id:M3mythV1

    2011-10-18(火) 18:46:06 [削除依頼]
    期待しています!
    ガンバッ♪
  • 3 黒蝶 id:cwec7hC.

    2011-10-20(木) 20:37:51 [削除依頼]
    第一話・そして桜は咲くのです。

    さて(『さて』で始まるのは私の癖だ。)先ほどの思い出話から十年経った今日、
    私は高校生になりました。あの思い出の時な私は六歳、そして今は十六歳だ。
    時というものは早いものだ。

    私の名前は、桜川小春。
    腰までのびている黒い髪にこげ茶色の瞳。まさにどこにでもいるような普通の日本人だ

    今日は高校の入学式。
    内心少し入学式なんてめんどくさいな・・・とか思いながら通学路をゆっくり歩く。
    そのまましばらく歩いていると、とても見慣れた場所に来た。

    「わぁ・・・」

    ここは、昔あの子と出会った思い出の場所。
    ここが私の原点ともいえる場所だ。

    私はそっと桜の花びらの形をしたヘアピンに触れた。あの子がくれた、大切なヘアピン。
    あの子と別れた後もずっと持っていた。
    少し色あせてしまっているけど、私はどんなものよりこのヘアピンが輝いてみえる。
    それはきっと君のおかげだね。

    ここは『桜通り』その名の通り、桜の木がたくさん植えてあり、四月は満開の桜を咲かせる。
    『桜通り』は観光名所としても有名だ。

    「うーん・・・」

    私は歩いている足を止め、息を大きく吸った。桜の甘酸っぱい匂いが鼻を掠める。
    そして、そっと空を見上げた。空の色は綺麗な綺麗な・・・

    優しい青空・・・

    ああ・・・また君に、あの子に会えるかな・・・?



    「おーい!そこの君!!ちょっと助けてくれ!!」

    木、木が喋ってる!!??・・・そんなわけはなく・・・。
    ある一本の桜の木に私と同い年くらいの男の子が登っている。

    少し茶色がかった髪に、まるで全てを見抜くような漆黒の瞳。
    彼の腕の中には小さな子猫が抱えられていた。

    「あの・・・私になにかようですか?」

    「!ああ!!ちょっと助けてくれないか?」

    彼は私が来た瞬間、目を見開き驚いたような顔をした。
    (それだけ困っていたのだろうか?)

    「えぇ・・・いいですけど・・・。」

    「よかった!この猫を受け止めてほしいんだ!!」

    「え!?」

    なんで困ってるのかな?と思ったら猫を受け止めろって・・・

    「む・・・むりむりむりって・・・ぐぇ!」

    顔に衝撃が・・・なんだこのふわふわしたの・・・猫か!!

    「みぃ〜」

    顔に張り付いていた子猫を慎重に抱きかかえる。

    「お!ナイスキャッチ!!」

    桜の木に登っていた男の子が器用に降りてきた。
    そして、私に向かってにこっと微笑んだ。

    ドクン・・・!

    心臓がはねた。あの男の子の笑顔・・・似てる。あの子に、
    いや、まさか。似ている人なんてこの世の中にごまんといるんじゃないか・・・?
    そうだ、きっとそうだ。
    目の前の彼は私の腕の中にいる子猫の頭を優しくなでていた。

    「いやー!よかったなー!この子猫木から降りられなくて鳴いてたんだよ。」

    『もう登るなよ〜?』と猫に語りかけていた彼に思わず頬が緩んだ。

    「しっかしお前優しいな〜。こんな見ず知らずの奴助けてくれるなんて!」

    「いえ・・・そんな大したことは・・・」


    「いや!お前の優しさは・・・


    まるであの空の色みたいだ!!」

    「え・・・?」

    私の中でなにかがざわめく音がした。
  • 4 黒蝶 id:cwec7hC.

    2011-10-20(木) 20:49:49 [削除依頼]
    猫村 創様!感想ありがとうございます!
    がんばらせていただきます!!

    さてさてここで登場人物の紹介です!

    桜川小春ちゃんはこの物語の主人公、昔いつも一緒だった男の子をずっと待っている。
    ただしその男の子は親友としか思っていない。
    恋愛などにはかなり鈍感。
    そしていつでもマイペース。

    登校中出会った男の子、東城瑠王(とうじょう るお)ノリがいい男の子。しかし実態は!!??
    よく先輩にからかわれる。
    過去に秘密がある。

    小春の思い出の男の子、ソラ。苗字を小春に明かすことなく小春と別れる。不思議少年。


    まだまだ増えますよー♪

    よろしくお願いします♪
  • 5 美羽 id:6BvkvBz.

    2011-10-20(木) 21:06:47 [削除依頼]
    面白そうですねッ★

    お互い頑張りましょう
  • 6 黒蝶 id:eljt4IE1

    2011-10-29(土) 21:46:56 [削除依頼]
    第二話・すれ違う思い

    『春の空の色ってとても優しい色をしているんだよ。』

    『まるで君みたいだ。』

    『いや!お前の優しさは・・・


    まるであの空の色みたいだ!』

    記憶がフラッシュバックする。
    あの笑顔、あの言葉・・・。まさか・・・。まさか!!

    「ソラ君・・・」

    「へ・・・!?」

    瑠王君が目を見開いて驚いた顔をしている。
    私は瑠王君の真新しい制服の腕の裾を掴んだ。
    声が震える。

    「あなたはっ・・・!あなたはソラ君ですか・・・!?」

    「はぃ!?」

    「十年前・・・!ここの『桜通り』でいつも一緒に遊んでた・・・!」

    「ちょっ・・・!ちょっと待って!ごめん!

    ソラ君って誰?」

    「・・・え?」

    裾を握っている手の力が自然に抜けた。
    目の前の瑠王君は困ったような表情を浮かべていた。
    違うの?君はソラ君じゃないの?

    「・・・あ。ごめんなさい。人違いですよね・・・。」

    「あ・・・ああ。気にすんな!」

    私が謝ると瑠王君は笑って答えてくれた。

    こんなに似てるのに・・・。

    ソラ君ではないんだね。

    「ってヤバッ!俺早く行かなきゃ!!じゃあな!!」

    「えぇ!?ちょっと待ってください!!猫!ねこ!」

    彼の背中に向かって叫んだが、彼は風のように去っていってしまった。
    私はしばらくその場に立ち尽くしていた。


    〜瑠王side〜

    やばいやばいやばい!!
    小春に会ってしまった・・・!
    十年前より可愛くなったな・・・じゃなくて!!
    危うくバレるところだった!!

    『あなたはっ・・・!あなたはソラ君ですか・・・!?』

    はい、そうです。・・・なんて言えねぇえええええぇえぇぇええぇぇ!!

    まだ・・・まだだ!!小春に正体を明かすのは・・・もう少し後になってから・・・。

    小春が俺を好きになってくれるまで待たなきゃいけないんだ!!

    『ソラ』は小春にとってのただの『友達』。
    恋愛対象として見てくれない・・・。

    だから・・・だからこそ・・・。

    まだ正体を明かせない・・・。
    明かしたくないんだよ。

    〜瑠王side終〜
  • 7 黒蝶 id:eljt4IE1

    2011-10-29(土) 21:48:42 [削除依頼]
    美羽様!コメントありがとうございます!!
    お互い頑張りましょうね?
  • 8 美羽 id:tdqoQP5/

    2011-10-30(日) 10:33:52 [削除依頼]
    はい!!
  • 9 Cinnamoroll☆ id:R2Gqban.

    2011-11-03(木) 00:45:14 [削除依頼]
    すっごい上手!!!
    この先も楽しみぃ♪
    応援してます!!!!!
  • 10 黒蝶 id:iPLrvfy1

    2011-11-04(金) 20:44:00 [削除依頼]
    Cinnamoroll☆様!!
    応援ありがとうございます!
    更新は亀並みに遅いですが・・・
    温かい目で見てください!!
  • 11 黒蝶 id:Ne6jesU0

    2011-11-08(火) 19:13:40 [削除依頼]
    第三話・会いたい会いたい会えない。

    さて、とりあえず私はあのあと一旦家に戻り、猫を母にあずけ、
    今入学式に出席している。

    桜木高校。それがこの学校の名前だ桜木高校は私の家から近く、歩いて約五分だ。
    それに、ここの高校は私通っていた中学校の生徒が多い。
    まさに私にピッタリの学校だ。

    長ったらしい校長の話を聞いていると、同じ中学校の友達が私に小さく手を振ってくれたので、私も小さく手を振った。

    そんなこんなで入学式が終わり、私の新たな教室1ーAに向かった。

    「こーはーる!やった!同じクラスだね!!」

    教室に入ると、入学式で手を振ってくれた、私の友達の「冬田 日柚」が声をかけてきた。
    (日柚と書いて、ひゆ。というらしい。)

    「うん!そうだね!一年間よろしくね。」

    「こちらこそ?」

    日柚が満足そうにふわりと笑った。日柚のこの笑顔をみると私も頬が緩む(私は日柚の笑顔に弱い。)
    二人でしばらく喋っていたら、廊下がいつのまにか騒がしくなっていた。主に女子の甲高い声で。

    「なにかあったのかな?」

    日柚が廊下に興味の視線を向けながら言った。

    「・・・一回廊下に出てみる?」

    「うんっ!」

    日柚のキラキラした目に圧倒されながら控えめにいうと、元気の良い返事がかえってきた。
    二人で廊下に出てみると、女子で溢れかえっていた。正直、引く。

    「かっこいい!」

    「芸能人かな?すっごく美形!!」

    ふーん・・・どうやらイケメン男子がいるらしい。(身長が低い私には見えない。)
    私ははっきりいってそういうイケメン男子などに興味はない。
    ふいに朝会った男子のことを思い出した。
    そういえば・・・朝会った男子も美形だったな・・・ソラ君に似て・・・

    ・・・ソラ君・・・。

    ううん!あの子はソラ君じゃないんだから!
    もう考えないようにしよう・・・

    「ねぇねぇ小春!あのイケメンさんの名前瑠王って言うらしいよ!」

    「へぇ・・・」

    ボーッとしていた私に日柚がどこからか仕入れた情報を持ってきた。
    イケメンさんの名前は瑠王なのかー・・・

    私には関係ないやーー・・・


    「あ・・・朝の子。」

    「え・・・あ!朝の木に登ってた人・・・!」

    突然声をかけられて目の前にいる人を見ると、朝にあった男の子だった。
    下の名前は知ってる・・・(この目であの時制服につけてあったネームプレートを見たからだ。)

    確か・・・瑠王・・・だっけ?

    ん?瑠王?


    イケメンさんじゃないですか・・・

    わーいまわりの女の子の視線が痛いよー


    現実逃避したくなった。
  • 12 yu id:eKU2v1d0

    2011-11-09(水) 02:00:15 [削除依頼]
    おもしろーい!!!

    がんばってください☆
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