心の迷路〜もう1人の自分〜72コメント

1 ゆい id:0ujDufG1

2011-10-13(木) 22:12:47 [削除依頼]
登場人物
*相澤由嘉里*
16歳、高校1年生。
学校でいじめを受けている。
両親を亡くし、今は一人暮らしをしている。

*鏡の世界の由嘉里*
鏡の世界に存在する、もう1人の由嘉里。
  • 53 ゆい id:iORiX3k0

    2011-10-17(月) 20:44:59 [削除依頼]
    >にこ
    うん、うちもビックリした!
    でもその子すごくいい子で、入学式の日
    席が隣だったんだけど話しかけてくれた^^
    >未来
    どうなるかな^^

    じゃあかきます☆
  • 54 ゆい id:iORiX3k0

    2011-10-17(月) 20:51:32 [削除依頼]
    そう… 鏡の世界の人間になれば、私は二度と苦しまずに済む。
    ただ人形のように、ジッとしていればいいのだ。
    これほど楽なことなんてないだろう。
    そんなふうに考える自分が、心の中に生まれる。

    「あたしはこの世界の人間として生きたいの。 こうすれば、お互いにとっても好都合でしょ?」

    私の体の半分が、鏡の中にのめり込んだ。
    だんだん意識が遠のく。
    目の焦点さえ合わなくなってくる。

    「鏡の中に入りさえすれば、あんたは二度と現実には戻れない。 現実の世界が鏡の中に入れば、二度と出てこれることはないわ!!」

    由嘉里の、高らかに笑う声が聞こえてくる。

    かすかにぼやける視界の中、まるで悪魔のような笑みを浮かべる由嘉里を見た。
    その姿に、私は血が凍るかと思った。
    これは本当に… 私の分身なの?

    ―違う!!

    私の意識が遠のいているのがわかるのか、由嘉里は手の力を緩めている。
    ―今よ!!
    その隙に、私はまだのめり込んでいない足で由嘉里を力の限り蹴り上げた。

    「きゃあっ!!」

    由嘉里の叫び声が聞こえる。

    私は全身を鏡から抜け出させ、洗面台の前に立つ。
    まだ少し、視界はぼんやりしている。
    でももう、負けたりなんてしない。 迷ったりもしない。
    気づいてしまったのよ!! 自分を見失ってはいけないことの大切さに…!!
  • 55 にこ☆ id:2HdZcHA1

    2011-10-17(月) 21:28:57 [削除依頼]

    そぉなんだぁ^^♪
    うちもそうゆう子と仲良くなりたいな^^☆

    よくがんばったよ!

    そう、自分を見失ったらいけないよ〜^^*
  • 56 ゆい id:0aqVpE.0

    2011-10-19(水) 20:26:37 [削除依頼]
    第四章 希望の光と仲間 
    〜1〜 ―由嘉里―
    そう… 誰がなんて言ったって、生きていく世界がどんなに苦しくたって、私は私なんだって…!!

    「このっ…!!」
    「あなただって私と同じなのよ!!」

    私は必死に叫んだ。
    由嘉里の、私を再び鏡に入れようとする手が止まる。

    近所に聞こえているかもしれない。 でもいい。
    由嘉里に伝えなきゃいけないことがあるから。

    「あなたはさびしかったんでしょう!!? ずっと1人で!! 私だって同じよ!! いじめられるようになってから味方も仲間もいない… 遥佳だって離れていって 家族だっていないし…」

    だけど… だけど…!!

    「あなたが私の前に現れてくれたとき… 本当はとても嬉しかったの…!! 誰かがそばにいてくれてるような気がして… とても嬉しかった」

    そう。 ほんのわずかだけど、目の前に希望の光が見えたの。
    色のない真っ暗な奈落の底に落ちた私の心。 でも、上から希望の光が降り注いだ気がしたの。

    「―でもこの世界は私が生きるべき世界!! 私は私で、あなたはあなたよ!! 入れ替わってしまったら、あなたも私も自分を見失ってしまう!!」

    そんなのダメ…!!

    私は泣き叫んだ。
    わかってほしくて。
    どんなに孤独でも、無力でも、不器用でもさびしくても、生きることに意味がある。
    今生きている世界が、どんなもろいものだとしても。

    「生きていること」が、とてもすばらしいことだって…!!

    「それに…私、あなたのこと嫌いじゃないよ。 どんなにひどいことされたって、嫌いになんかなれない」 
    「…え…?」

    私はそっと由嘉里を抱きしめた。

    「だって、あなたは私だから…。 大好きな自分自身だから…!!」

    私は涙を流しながら言った。

    「…あり…が…とう…」

    私の耳に届いたその言葉は、とても暖かかった。
    耳に一生残る、大切な言葉。

    お互いの言葉に、私たちはただただ泣くだけだった。
    ―初めて、意味のある涙を流した気がする。
    今まで流した涙に、深い意味なんてあっただろうか。

    やっと…やっと見つけることができた。
    本当の仲間。

    由嘉里の涙で、私のシャツが濡れた。
    けど、とても嬉しかった。
    だってそれは、由嘉里が私を思って涙を流してくれたことを表す、唯一の証だから―。
  • 57 にこ☆ id:G/ScqHb0

    2011-10-19(水) 20:37:57 [削除依頼]

    ……涙

    由香里ちゃんたち、お互い大切なことがわかってよかったよ^^*
  • 58 ゆい id:pucGDcn0

    2011-10-21(金) 23:38:13 [削除依頼]
    〜2〜 ―鏡の由嘉里―
    「ちょっと由嘉里ー、起きなさいよ。 学校遅刻するよ」
    「んー… あと5分…」
    由嘉里は、そう言って寝返りを打った。
    あたしはベッドの横に置いてあった目覚まし時計を手に取り、由嘉里の耳元で鳴らした。
    「ぎゃあーっっ!!」
    そんな叫び声をあげて、由嘉里は飛び起きた。
    目もばっちり覚めている。 作戦大成功だ。
    「な、なんだ由嘉里かぁ… ていうか、鼓膜破れたらどーしてくれんの!?」
    「自分が起きないからいけないんでしょー。 もう朝ご飯できてるし、着替えたらおりてきなよ」
    「ふぇーい」
    しぶしぶ、由嘉里はパジャマを脱ぎ始めた。
    それを確認し、あたしは由嘉里の部屋を出てリビングに戻った。
    あたしは、あれから鏡の世界には戻らずにこの世界で生きることに決めた。
    提案したのは、由嘉里のほうなんだけど…。
  • 59 ゆい id:pucGDcn0

    2011-10-21(金) 23:38:38 [削除依頼]
    >にこ
    ずっとコメありがとう♪
  • 60 ゆい id:pucGDcn0

    2011-10-21(金) 23:44:01 [削除依頼]
    『ねぇ、なんで由嘉里はこの世界で生きたいの?』
    不思議そうな眼差しをあたしに向けながら、由嘉里は聞いてきた。
    『そりゃあ、鏡の世界にはなんにもないもの。 現実の自分を知るために、一応何々があるかは見たことがある。 でも、食べ物を食べたことはないし、友達なんていないわ』
    あたしはうつむいて言った。
    過去が、脳裏に浮かぶ。
    『じゃ、由嘉里もこの世界で生きればいいじゃん!! 鏡の世界の人間だからって、鏡の世界に戻らなきゃっていう制度はないんでしょ?』
    『そりゃあそれはないし、鏡の世界から抜け出すことも可能だしね』
    『じゃあそれで決まり! それに…私もそっちのほうが嬉しいな。 そばにいてくれる人がいるなんて、夢みたい』
    目を輝かせて、由嘉里は言った。
    あたしはくすっと笑い、
    『うん。 あたしもそれがいいな』
    そう言ったの。
  • 61 ゆい id:pucGDcn0

    2011-10-21(金) 23:47:58 [削除依頼]
    それで今、とりあえず同居生活?みたいなものになっている。
    家事は、2人で分担している。
    ご飯係と洗濯物係はあたしだ。
    意外とあたしは料理ができる(なぜかはわからないが)。 由嘉里は学校から帰るのが遅いし、ちょうどいいかと思った。
    由嘉里は、食器洗い係とお風呂係だ。
    由嘉里が学校に行っている間、あたしは家でお留守番。
    少し退屈だけど、テレビは見れる、本も読める。
    こんな楽しい世界は初めてだ。
    あたしは楽しくて仕方なくて、ずっとここにいたかった。
    ずっとずっと、由嘉里と生きていきたい―。
  • 62 にこ☆ id:6VTi8mM1

    2011-10-22(土) 08:49:35 [削除依頼]

    い〜え^^♪

    あっ、でもそうしたら自分の姿は鏡にうつらないのかぁ〜^^;

    学校とかで通ったときになかったら怖いよね((汗
  • 63 ゆい id:L8HG.Rs0

    2011-10-22(土) 13:32:33 [削除依頼]
    >にこ
    そういうことだねww
    ちょっと怖いやw
    そのへん考えないで話作っちゃったからww
  • 64 ゆい id:L8HG.Rs0

    2011-10-22(土) 13:48:31 [削除依頼]
    〜3〜 ―由嘉里―
    学校は、やっぱり少し緊張する。
    足が教室に近づいていくにつれて、心臓の音も高鳴っていく。

    由嘉里はいじめをやめさせたと言ってたけど… やっぱり少し心配だ。

    どんなふうに教室に入ればいいのか…。
    私は教室の前で立ち止まった。
    ドアを開けようとする手が震える。

    えーい!! いつまでも弱気になるな!!
    それに、私には居場所があるんだし!!
    家に帰れば、由嘉里がいるんだから!!
    不安になることなんてないんだ!!

    自分にそう言い聞かせ、キッと前を向き、私は思いきりドアを開けた。

    「お おはよう…」

    やっぱり声も震えている。 相当不安なのが、自分でも痛いほどわかる。
    私はドキドキした。
    どうしよう、無視されるままだったら…。

    「あっ、相澤さん」
    「おはよう相澤さん!」

    ―聞こえてくる言葉は、今までと全然違った。
    色のない冷たい真っ暗な今までの言葉とは違い、優しさの色や明るさが含まれている。

    ―そう。 これは、私が長く望んできた世界。

    ありがとう、由嘉里。
    私は心の底から感謝した。

    あの悪夢のような日々から、やっと解放されたのだ…。
    嬉しすぎて、涙が出そうなほどだった。

    「相澤」

    後ろから声をかけられた。
    とたんに振り向き、目線の先にあったものを見て、私は急に体が冷えていくような感覚に陥った。
    そこには、神澤佳奈に村上千秋が立っていた。
    今まで、私をいちばん苦しめてきた2人である。

    「ちょっと話があるんだけど」
    「いいかな」

    「…」

    静かに言う2人に対し、私は無言だった。
    どうしよう。 またなにかされるのか。

    クラスのみんなからの無視が止まったとはいえ、この2人からのいじめからは逃れられないのかもしれない。
    だけど、逃げてばかりいられない。
    ちゃんと向き合わなくちゃ。

    私は拳をぎゅっと握りしめ、前を見据えて言った。

    「―わかった」

    私はそのまま、2人のあとに着いていった。
  • 65 *未来*(みっきー) id:29aDjDH.

    2011-10-22(土) 15:16:37 [削除依頼]
    ごめんね!なかなかコメできなくて…
    でもこんなにすすんでるとは…
    また見に来るね!
  • 66 にこ☆ id:6VTi8mM1

    2011-10-22(土) 17:00:01 [削除依頼]

    まぁ、いいんじゃない?w

    あの二人……なんか態度違った気がする☆
    (気のせい^^?)
  • 67 ゆい id:L8HG.Rs0

    2011-10-22(土) 17:20:08 [削除依頼]
    >65 ううん^^  あ、あと未来… りおが卒業しちゃったんだって? それに、りおがうちにお別れ会の司会をしてほしかったって… 何も言えなくて… 最後に何かひと言いいたかったのに… それにみんなにも申し訳なくて… >66 気のせいか気のせいじゃないかは見ればわかるさ★
  • 68 ゆい id:L8HG.Rs0

    2011-10-22(土) 17:39:01 [削除依頼]
    ―屋上

    「相澤、今までゴメン」

    2人のいきなりの謝罪に、私は驚くしかできなかった。

    「え… 村上さん神澤さん…」
    「昨日… あんたに言われて深く考えてみたんだ。 うちら、いくら何でもひどすぎるって…」
    「うん… だから謝ろうと思って」
    「「本当にゴメン」

    村上さんたちは深々と頭を下げる。
    今までいじめられていたのがうそのようである。

    「…うん… もういいよ、反省してくれたんなら… もう二度としないって約束してね」
    「うん… するよ」

    2人はうつむいて頷いた。
    そして、私はいちばん聞きたいことを2人に聞いた。

    「…それより、ずっと聞きたかったことがあるんだけど… 私へのいじめの主謀者は誰なの? …村上さんたちなの?」

    村上さんたちは顔を見合わせながら、

    「…それは…」
    と言った。

    「佳奈… 言うの?」

    村上さんが、神澤さんに不安げな眼差しを向けた。

    「―言わなきゃ、あたしたちは前に進めないんじゃない?」

    神澤さんは前を向いて、私にこう言った。

    「主謀者は、うちらじゃない。 これは本当だよ」
    「っちょ… 佳奈!!」
    「―本当の主謀者は誰? 知ってるの? もし知ってるなら教えて」

    神澤さんの言ってることは、うそじゃない。
    だって、瞳がどこまでも真剣みに満ちている。
    それが唯一の証拠だ。

    「主謀者は…」
    「佳奈!! さすがにそれは!!」
    村上さんが必死に神澤さんを止めようとするが、神澤さんの言葉は止まることはなかった。

    「主謀者は、藤川だよ。 藤川遥佳」

    それを聞いたとたん、私はショックに陥った。

    遥佳が…? 遥佳が主謀者なの…? どうして?
    遥佳が… 私を恨んでいた? どうして?
    一気にはてなマークが頭の中を駆けめぐる。

    だって、恨んでもいない人をいじめようなんて考えるはずはない。
    でも… いちばんの仲間、そしていちばん信頼できると思っていた遥佳が…。
    私をいじめようと、提案した…。

    「ちょっと佳奈! あれほど言うなって言われたのにっ しゃべっちゃっていーの!!?」

    村上さんの取り乱すような声で、私は我に返った。

    「いいよ。 これがうちらにとっての償い、そしてけじめになると思うから」

    神澤さんの言葉が嬉しかった。
    でも、遥佳が私へのいじめの主謀者であるという事実と、そのショックさは消えることはなかった。

    「そっか… 遥佳が主謀者だって言うのは、うそじゃないんだね?」
    「…うん。 相澤は今まで藤川と仲がよかったから、ちょっと言いにくかったけど… うそじゃない」

    信じたくない。
    信じたくないけど、これは受け止めなければならない真実だ。
    逃げないと決めたばかりなのだから。

    「わかった。 2人が反省してくれたんなら嬉しいし、遥佳のことは正直ショックだけど… これからはちゃんと遥佳と向き合っていこうと思う。 ありがとう」

    そう言って、私は教室に戻った。
    私はもう負けない。
    たとえ、どんな悲しい現実が訪れようとも。
    誰にも。 私自身にも…。
  • 69 *☆りお☆* id:jSftBM41

    2011-10-22(土) 17:42:41 [削除依頼]
    ゆ=いッ☆

    ぉ久〜\((^^♪
  • 70 ゆい id:L8HG.Rs0

    2011-10-22(土) 22:12:28 [削除依頼]
    >りお
    りお!!?! ずっと会いたかった!!!
    ああ… 何から伝えればいいのか…
    え、えっとね、とりあえず、今日夢乃から手紙が届いてて、
    読んだら21日にりおが卒業するからお別れ会をするとのことで、
    りおがうちに司会をして欲しいって言ってくれたって…
    でも届いたの今日で… 何も言えずにお別れなんて嫌だ
    って思ってたんだけど… りおに会えてよかった!!
    りお、それより卒業…しちゃったの? キャス…
    これからも小説読んでくれるかな… 無理だよね…
  • 71 ゆい id:mDqipk5/

    2011-10-26(水) 21:28:07 [削除依頼]
    ずっと放置しててごめんなさい。
    またかきます^^

    〜4〜 ―由嘉里―
    昼休み。 私は、誰とお弁当を食べようか迷っていた。
    ―あの頃が脳裏に浮かぶ。
    遥佳と一緒に中庭で楽しくお弁当を食べていた、あの日々が。
    遥佳が主謀者なら、もう元に戻れないのかな。 
    あの頃みたいには…。
    そう思うと、涙が浮かびそうになった。
    だけど… あの頃に戻りたいよ。
    「…由嘉里…」
    後ろから、蚊の鳴くような小さな声が聞こえて私は振り返った。
    その姿を見て、私はうつむきそうになった。
    「…遥…佳…」
    うつむき加減の遥佳が、そこにはいた。
    「…お願い! チャンスをください!! 話したいことがあるから… 聞いて欲しいの…!!」
    由嘉里の声は震えていた。 
    きっと、必死に伝えようとしてくれてるんだと思う。
    私は意を決して言った。
    「―わかった」
    私は、気まずい雰囲気のまま遥佳と共に中庭に向かった。
  • 72 ☆未来☆(みっきー) id:QBLz3Fs.

    2011-10-27(木) 22:03:31 [削除依頼]
    ゆい!絶対書き終わるまでみるからね!
コメントを投稿する
名前必須

投稿内容必須

残り文字

投稿前の確認事項
  • 掲示板ガイドを守っていますか?
  • 個人特定できるような内容ではありませんか?
  • 他人を不快にさせる内容ではありませんか?

このスレッドの更新通知を受け取ろう!

ログインしてお気に入りに登録すると、
このスレッドの更新通知が受け取れます。

最近作られた掲示板

お気に入り更新履歴設定

お気に入りはありません

閲覧履歴

  • 最近見たスレッドはありません

キャスフィへのご意見・ご感想

貴重なご意見
ありがとうございました!

今後ともキャスフィを
よろしくお願い申し上げます。

※こちらから削除依頼は受け付けておりません。ご了承ください。もし依頼された場合、こちらからの削除対応はいたしかねます。
※また大変恐縮ではございますが、個々のご意見にお返事できないことを予めご了承ください。

ログイン

会員登録するとお気に入りに登録したスレッドの更新通知をメールで受け取ることができます。

お気に入り更新履歴設定

お気に入りはありません
閲覧履歴
  • 最近見たスレッドはありません