ロクいち!49コメント

1 ☆。*癒逢*。☆ id:dOR9m8Y1

2011-10-08(土) 17:46:37 [削除依頼]
小学校生活最後の1年。

思い出できるか分からない。


あたしは、これから……
            天国地獄どっち見る?
  • 30 ☆。*癒逢*。☆ id:191PrA61

    2011-10-29(土) 16:18:13 [削除依頼]
    「もちろん!」
    「賛成!」
    「いいねぇ!」
    あたしも含めてみんなが口々に意見を述べる。

    どうやら、みんな賛成らしい。
    よかった。

    「よかったぁ〜
    此処を出た先にゲームコーナーがあるから、
    そこで撮ることでいいよね??」
    ゆゆは安心しながら場所を告げる。

    「「「もちろん!」」」
    みーちゃん、羽菜たん、あたしがハモりつつ言った。

    やっぱり寂しいけど、でも今は、
    プリクラを撮れる嬉しさでいっぱいだった。
  • 31 ☆。*癒逢*。☆ id:CRzBTJh/

    2011-10-30(日) 18:47:32 [削除依頼]
    いよいよプールが終わった。
    そしてプリクラ機のあるゲームコーナーへ向かった。


    「おぉ! できたぁ!!」
    あたしは初めてプリクラを撮ったので、
    歓声をあげた。

    「おー、すごいね
    じゃぁ、ゆゆが一番多くて、羽菜・ねね・うちが
    同じくらいでいい?」
    みーちゃんも、あたしと同じく歓声をあげたので
    どうやら撮り慣れていないらしい。

    そういやぁ、みーちゃんって羽菜たんのこと羽菜って呼んでるんだ。
    みーちゃんは、少しクール系だからかな? 大人っぽいし。

    「いいよぉ
    ゆゆ、最後だもんね…。」
    あたしは、少し泣きそうになりながらも
    みんなに告げる。

    「「ちょっ、ねね泣かないでよぉ…。」」
    甘えん坊な羽菜たんと優しいゆゆが言う。
  • 32 ☆。*癒逢*。☆ id:CRzBTJh/

    2011-10-30(日) 19:09:06 [削除依頼]
    「えっ? あ…。気にしないで!!」
    そう。 あたしは泣いてしまっていたのだ。
    だから、涙で顔がグチャグチャになりながら言った。

    「ほら、ねねはハンカチ。 あと、ハサミ借りてきたから!」
    やっぱり、みーちゃんは優しいし、しっかりしてるなぁ。
    あたしの分のハンカチは用意してくれたし、ハサミも借りてきてくれた。

    「「「みーちゃん、ありがとう!!」」」
    あはっ。またハモった。
    言ってる意味は違くても、やっぱり嬉しいな。

    「どういたしまして。
    ってか、今日うちら何回ハモってるの!?」
    やっぱり、みーちゃんもそう思ってたんだ。
    確かにハモりすぎだよね、あたしたち。
    でも、あたしは嬉しい。 一緒の気持ちなんだ、って思えるから。
  • 33 ☆。*癒逢*。☆ id:lHAuvi10

    2011-11-05(土) 18:12:28 [削除依頼]
    「じゃぁ、ねね・羽菜たん・みーちゃん……
    またね!!」
    ゆゆは、あえて"さよなら"を言わない。
    きっと、言う方も、言われた方も悲しくなるからだと思う。

    「うん。 またね!」
    あたしも、みんなに"またね"と告げる。

    羽菜たんは「ばいばい」、
    みーちゃんは「じゃぁね」と言った。


    来週からは、ゆゆがいなくなる……
    頭では分かっていても、心がついていけない。
  • 34 ☆。*癒逢*。☆ id:lHAuvi10

    2011-11-05(土) 18:17:22 [削除依頼]
    そして、一週間がたった。
    今日はプールに行く日なのだ。


    「羽菜たんもみーちゃんも、来るの早いっ!!」
    あたしは、慌てて走り出す。
    向こう側には、羽菜たんとみーちゃんがいたのだ。

    …もちろん、ゆゆは……
    いない…。
    でも、実際のところ、あたしは全然、実感が無かった。
  • 35 ☆。*癒逢*。☆ id:lHAuvi10

    2011-11-05(土) 18:22:08 [削除依頼]
    そうして、数週間がたったころ……
    みーちゃんは、「最近ゆゆ来ないね…。」と言った。

    「ゆゆは…
    月曜日に変更しちゃったんだよ。」
    あたしは急いで言う。

    「え……  そうだったの!?」
    みーちゃんは、その事実を今知ったかのように言った。

    あたしと羽菜たんは顔を見合わせ、羽菜たんが、
    「もしかして… それ忘れちゃったの??」と尋ねた。
  • 36 ☆。*癒逢*。☆ id:lHAuvi10

    2011-11-05(土) 18:27:24 [削除依頼]
    「…… そうみたい。」みーちゃんは告げる。
    かなり動揺しているようだ。

    「そっかぁ…  しょうがないかも、だけど……
    ゆゆのことは、忘れないであげて。辛そうだったから。」
    あたしはそう言う。
    実は、着替えの時にゆゆがタオルで涙を拭うのを見てしまっていたのだ。


    「うん。絶対忘れない…」
    みーちゃんはそう告げる。
    何かを覚悟しているようだった。
  • 37 ☆。*癒逢*。☆ id:lHAuvi10

    2011-11-05(土) 18:38:13 [削除依頼]
    そして更に更に半年がたったころ…
    あたしは母から最悪のことを告げられる。

    「もう級があがらなくなってきたから…、
    あと2週間くらいでやめましょう。」

    あたしは何も言えなかった。
    すべて事実だったからだ……。


    「あのね、お母さんが2週間後に
    やめましょうって言ったんだ。
    だから…… プロフィール書いてくれる??」
    ねねの時は間に合わなかったけど、あたしたちは最近
    プロフィール交換をし始めたのだ。

    あたしはいつも忘れてしまっていてプロフィールを
    書いてもらえていなかったので、ぜひ書いてもらいたいと思っていたのだった。
  • 38 ☆。*癒逢*。☆ id:lHAuvi10

    2011-11-05(土) 18:42:40 [削除依頼]
    みーちゃんも羽菜たんも「「いいよっ!!」」と言ってくれたので
    あたしは早速、持参してきたプロフィールを渡した。

    今週を含めて、あと2回。 来週が最後だった。
  • 39 ☆。*癒逢*。☆ id:.zvWotU.

    2011-11-06(日) 16:04:48 [削除依頼]
    ……
    羽菜たんとは今日プリクラを、
    みーちゃんと羽菜たんとは来週プリクラを撮ることにした。

    本当は2回ともみんなで撮りたかったけど、
    みーちゃんは今日、大事な用事があるらしくて。


    だから羽菜たんとあたしで撮ったプリクラを半分ずつにして、
    あたしと羽菜たんはそれぞれの帰路についた。
  • 40 ☆。*癒逢*。☆ id:.zvWotU.

    2011-11-06(日) 16:09:52 [削除依頼]
    それから一週間がたち、いよいよ最後の週が来た。

    あたしは、みーちゃん・羽菜たんとプリクラを撮り、
    あたしが多めに、みーちゃん・羽菜たんが同じ枚数をもらった。

    「またね…」 「ばいばい」 「じゃぁね」
    これが最後。 プリクラが最後の絆。

    さよなら。
  • 41 ☆。*癒逢*。☆ id:.zvWotU.

    2011-11-06(日) 16:17:16 [削除依頼]
    過去3

    小学5年の秋頃。
    あたしはまた大切なひとと逢うことになる。

    それは市の芸術鑑賞会という行事。
    2、3日にかけて何回かに学校が振り分けられるけど
    同じ市の小学校なら逢える可能性がある行事だ。

    あたしの学校は今日、そこに行くのだった。
    同じ日の学校がどこかは教えてもらえなかったけど、
    逢えるかもしれない。

    優癒と羽菜に。
  • 42 ☆。*癒逢*。☆ id:.zvWotU.

    2011-11-06(日) 16:20:36 [削除依頼]
    美佳ちゃんは違う市だから無理なのは分かってる……
    でも。

    せめて、優癒と羽菜には逢いたかった。


    あたしは羽菜と美佳ちゃんに書いてもらったプロフィールと
    みんなで撮ったプリクラを一週間も前から見て、
    必死に逢えることを願っていた。
  • 43 ☆。*癒逢*。☆ id:.zvWotU.

    2011-11-06(日) 16:27:38 [削除依頼]
    「逢いたい…」
    バスの中でも必死に泣きそうになりながら願っていると、
    隣の座席のななが「誰に?」と尋ねてきた。

    ななにさえも、優癒たちのことは少ししか話したことがなかった。
    だから尋ねるのも当たり前だと思う。

    だからあたしは、「ゆゆ・羽菜・みーちゃんに」と答えた。

    するとななは、「あぁ。優癒ちゃん達か。」と納得したようだった。
    そして、「逢えるといいね。」と付け足してくれた。


    少し心が不安定だったあたしには、
    それだけでもう、充分すぎるほど嬉しかった。
  • 44 ☆。*癒逢*。☆ id:.zvWotU.

    2011-11-06(日) 16:34:52 [削除依頼]
    でも、美羽ちゃん・麗奈ちゃんは……
    美羽・れなは「本当に逢えるの?」と言う。
    だから余計に心配になってしまっていた。


    そしてバスは会場に着いた……
    でも、バスを降りたら急に不安になってきた。
    本当に逢えるのか、って。
    あたしのこと忘れてるんじゃないか、って。

    あたしは想像しただけで涙目になり半泣きしていた。
  • 45 ☆。*癒逢*。☆ id:.zvWotU.

    2011-11-06(日) 21:17:36 [削除依頼]
    いない… いない……
    逢いたい… 幸せでいてほしい………。

    あたしは、会場に入るとそればっかり願いながら
    地眼になって2人の事を探していた。
    右手にハンカチを握りしめて涙を拭いながら……。


    …と、そのとき。
    見覚えのある人影が、優しく微笑み
    あたしの方を見ているのにあたしは気づく。

    あたしはほぼ一瞬で分かった。
    あれは、優癒……

    「ゆゆっ!」あたしは声を張り上げて優癒の名を呼んだ。

    すると、ゆゆもにっこり笑って「ねね 久しぶり!!」と
    言ってくれた。

    あたしは……
    また、涙が溢れる。
  • 46 ☆。*癒逢*。☆ id:.zvWotU.

    2011-11-06(日) 21:28:12 [削除依頼]
    「ゆゆ… 逢えてよかった
    覚えてくれていてよかったぁ……」

    あたしは涙が溢れるのも気にせずに告げる。
    今このとき、ゆゆに逢えた奇跡を無駄にしたくないから。

    「うちも、逢えない間、すっごく寂しかった」

    2人泣き合った、そのとき……
    「佐川さん! 静かにしなさい!!」
    先生の怒号が響いた。 こんなときに最悪だ。

    あたしは、「先生ごめんなさい。」と怒りを隠しながらも告げ、
    「ゆゆ、休憩時間にね!」と、ゆゆに向かって言った。

    ゆゆは、「了解。」とでも言うように
    笑顔で手を振ると、あたしの学校より前の席だったため
    前を向き直った。
  • 47 ☆。*癒逢*。☆ id:.zvWotU.

    2011-11-06(日) 21:43:03 [削除依頼]
    そのあと先生の隣の席に移動させられたのは言うまでもない。

    でも、めげずに休憩時間に入るとすぐにゆゆの学校の席に飛んでいった。
    ついさっき知ったけれど、ゆゆの学校は北小(※略称)という名前。

    「さっき、学校の先生に怒られてたよね、ねね。」
    笑いながらも、ゆゆは言う。
    しっかり覚えてたんだ、少し恥ずかしい……。

    「うん……。
    あ、羽菜たん、いた??」
    あたしは急いで話題を変える。羽菜はまだ、発見できていないから…。

    「うん!! ねね達より上の席にいたよっ!」
    ゆゆは嬉しそうに答え、その方向に指をさす。
    あたしはそれを見て、また嬉しくなる。

    「行こう。羽菜たんの席!」あたしは、興奮しながらもゆゆにそう告げる。
    ゆゆも、「うん!」と力強く頷く。
  • 48 ☆。*癒逢*。☆ id:.zvWotU.

    2011-11-06(日) 21:51:09 [削除依頼]
    羽菜は、同じ学校の人たちに囲まれていた。どうやら友達が多いらしい。 
    まぁ、人懐っこいしね、羽菜。
    でもあたし達は、「「おーぃ。 羽菜!」」と人混みも気にせず声をかける。

    羽菜もそれに気づいたようで、「ゆゆ、ねね、本当に久しぶり!」と言いながら
    あたし達の方へ駆け寄ってきた。

    それから、3人で色々話した。
    逢えなかった日々を埋めるかのように。


    だから、休憩時間もあっと言う間に過ぎていった。

    そして自分の学校のバスに乗って帰るとき、
    ゆゆと羽菜の両方を見かけたので、どちらにも手を振った。
    手を振りすぎて、手が痛くなるほどに。
  • 49 ☆。*癒逢*。☆ id:.zvWotU.

    2011-11-06(日) 21:56:16 [削除依頼]
    バスの中で、あたしは興奮気味に隣の席のななにさっきまでの事を説明した。

    ななは、「逢えてよかったね。でも美佳さんには……」と言う。
    あたしも、「うん。」と頷き、
    「みーちゃんには逢えなかったんだ。元々、みーちゃんは隣の市だけど……」
    と告げる。

    そう。
    逢える嬉しさはあるけれど、逢えない悲しさも募るのだ。
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