時列車に揺られて62コメント

1 はるこ id:alX6w5C/

2011-10-08(土) 01:02:51 [削除依頼]

此処では無いどこか、この世界によく似た場所で、

…………時列車は今日も走り続けるのです。
  • 43 はるこ id:onLhjpa0

    2011-10-30(日) 20:57:35 [削除依頼]
    そんな千景の声に、綾平は息が止まりそうになりました。綺麗な声!、と。しかし美紀は焦ります。ああ……と困ったように額に手をあて、千景をみました。
    「ちょ、ちょ、ちょ、何やってんの千景!! こいつに名前教えちゃって!!」
    「え? あ……。でも美紀さんも私の名前いったよね……?」
    「あ!」
    千景は少し困った顔をすると、少しまだおびえの残る表情で綾平をみました。綾平はそんな千景の表情に若干ショックを受けながらもへらり、と笑いました。
    「うわ……! にやにやした気持ち悪い顔で千景のことみてる!!! 千景、気をつけな。こいつに隙をみせたらいけないよ!! 今度は何されるか分かったもんじゃあ無い」
    と、そこで美紀がまたきついことを言います。しかしその口調は先ほどよりはずっと冗談めいた口調でした。彼女も寝起きのため、よく分からずに綾平を叩いてしまいましたが、さっき黙り込んだときに、綾平が危険人物ではないと認識したのでしょう。
    「はんぁ? なんだとこの不良女!! ただの愛想笑いだろうが」
    「あはははは!!」
    美紀が豪快に笑いました。綾平も吹き出します。車内には二人の笑い声が響いていました。…………そう、二人の。
  • 44 はるこ id:380Bnoq1

    2011-10-31(月) 14:11:05 [削除依頼]
    .

     しばらくたった後、三人は一つのボックス席に座っていました。千景と美紀が並んで座り、綾平は美紀の前に座っています。これはそれとなく千景が綾平を避けたが故なのですが、綾平自身は気づいていないようです。幸い、といったところでしょうか。
    「そういえばさ、俺まだ何気におまえ等のこと聞いてねぇ」
    綾平が不意に言いました。
    「ああ。そういやね。うん。アタシの名前は美紀。香地美紀よ。美 紀 さ ん ってよんでね。綾 平 く ん!!」
    「ああ、よろしくな!!! 美紀!!」
    綾平はこれ以上無いほどとてもいい笑顔で美紀をみました。言ったことをそのままスルーされた美紀は若干顔が引きつっています。
    「このク.ソ餓鬼」
    「ははは」
    美紀の言葉に綾平は楽しそうに笑います。そしてそのあとこんどはお前の番だ、と千景をみました。
    「……私は千景です」
  • 45 遥子 id:380Bnoq1

    2011-10-31(月) 15:11:01 [削除依頼]
     千景は短く言い切りました。その声音は氷のようです。綾平はなんともいえない顔で黙りこみました。
    「ち、千景。なんかちょっとさすがに綾平可愛そう」
    「……」
    美紀が遠慮がちに声をかけます。しかし、一度凍り付いた雰囲気はなかなか元に戻りません。綾平はショックで固まり、千景も無表情を変えません。
    「高校三年生です。専攻は理系。選択は音楽。部活はオーケストラ部」
    そのまま唇だけを動かし、自分の個人情報を暴露していきます。
    「ちょっと、千景!?」
  • 46 遥子 id:380Bnoq1

    2011-10-31(月) 15:43:58 [削除依頼]
    美紀は慌てて制止の声をかけますが、千景はそのまま綾平を真っ直ぐみました。
    「まだ気がつきませんか、綾平。私のこと忘れたんですかね?」
    千景は少し、怒気を含んだ声で言いました。しかし綾平はきょとんとしました。
    「……っ……は?」
    「え? え、二人は知り合いなの!?」
    美紀もびっくりしたように叫びました。
    「……っえ、お、お、俺は知らないよ? え、千景さん、俺らどこかで、え、あったことありましたかね? 残念ながら覚えが無いなあ、ははは」
    綾平は空々しく言いました。しかし、彼は本当に千景という少女を知りませんでした。ただある程度の予想はついていましたが。
    「人違い、じゃん? ていうかなんでアタシにはタメ口のよびすてのくせに千景には敬語でしかも敬称つきなのよ……。まあどうでもいいけど」
  • 47 はるこ id:380Bnoq1

    2011-10-31(月) 18:45:15 [削除依頼]
    「だって美紀がきっぽいからさ」
    綾平は涼しい顔で言いました。そんな綾平をみて千景は溜息をつきました。
    「……勘違いみたいですね。私の知っている綾平はもう少し口数がすくなかったし。うーん、顔は本当によく似ているんですけどね」
    千景は落胆したようにもう一度溜息をつきました。そんな彼女に綾平はまたへらりと笑います。
    「…………改めて、私は千景といいます。漢数字の千に景色の景で千景です。好きに呼んでください」
  • 48 遥子 id:380Bnoq1

    2011-10-31(月) 18:48:39 [削除依頼]
    呟き*

    大量更新の嵐((やっふーい
    最近納得いく文章が書けなくて無理に書いた結果がこれです
    ああ…なんとも雑!!
  • 49 金属生命体☆kay id:jkJ8ziD1

    2011-10-31(月) 18:53:19 [削除依頼]
    小説上手すぎ…
    小説家としてデビューして欲しいです^^
  • 50 はるこ id:380Bnoq1

    2011-10-31(月) 22:32:40 [削除依頼]
    >>kayさん
    え!
    いや全然そんなレベルじゃないです(-_-;)
    でもありがとうございます
  • 51 遥子 id:Fb1ilSQ1

    2011-11-01(火) 16:17:02 [削除依頼]
    「ん!! じゃあちーちゃんね!」
    綾平はふざけたようにいいました。千景はぴくりと頬を引きつらせましたが、何も言わずに頷きました。
    「わ……千景怒ってる!! ちょ、綾平やめい!」
    不穏な空気を察してか、美紀が綾平を叩きました。美紀にとっては軽くのつもりだったようですが、綾平は頭を抱えます。よほど痛かったようです。
  • 52 遥子 id:Fb1ilSQ1

    2011-11-01(火) 21:41:27 [削除依頼]
     千景は呆れた目で二人を見ています。この二人、放っておくと何時までもコントをしていそうだと千景は思いました。現に今も二人は何かを言い争っています。
     列車は揺れ続けます。三人になり急に賑やかになった列車は、一体彼らをどこへ連れていくのでしょうか。その答えは彼らの中の誰も、知りません。だから、彼らはまだ、これからくる痛みも苦しみも、この時には知る由もなかったのです。


    third story__*end
  • 53 遥子 id:Fb1ilSQ1

    2011-11-01(火) 21:42:05 [削除依頼]
    テスト
  • 54 遥子 id:5XVLp4q0

    2011-11-02(水) 19:45:38 [削除依頼]
    三章終わりました。
    やっとプロローグおわりって感じです。
    次からは多分物語が動き始めるはず
  • 55 遥子 id:5XVLp4q0

    2011-11-02(水) 20:09:18 [削除依頼]
    .
    message


    どうして、あなたはこんなにも、鈍感なのか。
    どうして、あなたはこんなにも、敏感なのか。


    何故あなたは陳腐な言葉で、軽視してはいけないはずのそれを、綴るのか。
    何故あなたは誰かの傷を気づきもせずに抉るのか。
    何故自分が他者の傷に触れることを考えない、何故目を背ける。


    何故あなたは自分が傷つけられることに、こうまで敏感なのか。
    何故あなたは自分を批判する意見を敵視するのか、擁護する人に謝辞を述べるのか。


    もう、止めてくれ。
    あなたのせいで壊れた世界は、革命という名で受け入れられていってしまう。
    だが、違う。これは退化だ。
    どうか気付いて欲しい。
  • 56 遥子 id:5XVLp4q0

    2011-11-02(水) 22:29:26 [削除依頼]
    >55 すみません スルーしてください 違う小説のです (まじショックorz)
  • 57 遥子 id:.AliCAK1

    2011-11-03(木) 00:45:37 [削除依頼]
    あげ
  • 58 はるこ id:ZZX3C9a1

    2011-11-04(金) 00:30:45 [削除依頼]
    すみません
    改訂しますということで盛大にネタばれ
    改訂版でカットされる又は変わる部分ですのでご安心を 笑

    【千景】
    本名は千景夢花(ちかげゆうか)
    千景は名字ですww
    最愛の恋人(芳聖)を鉄道事故で無くし、心の底から笑えなくなった。
    もともとは天真爛漫で明るい性格だが自.殺.願.望があり、芳聖と共に死.ぬことを望んでいた。
    芳聖の死後、何度か命をたとうとしたが、怖くてできなかった。
    列車にのったのは直感的に芳聖にあえる気がしたから。

    【香地 美紀】
    本名は尊堂綺音(とうどうあやね)
    いじめにより自.殺した。
    乗客唯一の死者。
    死.んだのは12年も昔のことで、自身が幽霊だということに気づいていない。
    ちなみに名前に酷いコンプレックスをもっており、香地美紀という名前は、当時の親友のもの。
    このお話の登場人物で、一番悲惨な終わりを迎える予定だった子。
    なにせ死.んでるから。
  • 59 遥子 id:ZZX3C9a1

    2011-11-04(金) 00:51:07 [削除依頼]

    【木村綾平】
    正しくは翔平。綾平は双子の弟で、翔平の目の前で焼き殺.された。
    故に彼は火がトラウマで、火をみせると恐怖し、意味不明な言葉を叫ぶ。
    ついでに綾平は頭がよくて物静か、翔平は頭が弱くてにぎやか。
    ある一言を喋らせたいがためだけに作者の都合上作られたキャラクター。
    ついでに綾平と千景は面識がある(翔平には無い)

    ストーリー
    このあと三人はそれぞれ過去の世界に行き、はじめは綾平のみ戻ってくる。
    千景や美紀(この時点では彼女は自分が幽霊であると知っている)は動かないときのなかに残ることを選ぼうとする。いろいろあって結局千景は現実にもどり、美紀は時間の檻の中で生活する事を選び、これが自分のしあわせだ、と笑って別れる。
    んでエピソードで二人のアフターストーリー。
    ついでにかわいそうな美紀は繰り返しの時の中で狂っていき、出して、と叫ぶがもう時列車は二度と現れず、その中で同じ日を永遠にすごして行く…
    実は三人以外にも沢山の人が時列車に乗っていたが、みんな過去の世界を選び狂っていった。(もしこちらを書き終えていたとしてもこれは裏話なので語られなかったと思いますが)

    時列車に揺られてってホラーだったんですよー
  • 60 遥子 id:ZZX3C9a1

    2011-11-04(金) 00:55:10 [削除依頼]
    つ い で に !

    改訂版の方はホラーじゃないのでご安心ください。
    では。

    この小説を見てくださった方々、本当にありがとうございました。
  • 61 遥子 id:FEDFoUf1

    2011-11-05(土) 23:25:55 [削除依頼]
    絶対に書きたくて、でも改訂版には書けないので、ひそひそと美紀の最期を書こうと思います。

    .
     走る、走る。気管が潰れるほどに走った。
     優しかったはずの、あんなに帰りたかったはずの梨紗子や父さんとの日々が今では嫌で仕方ない。変化がない、何時までたっても、ここは夕暮れ時で、父さんや梨紗子は同じ話を繰り返すっ。
    「はぁーっ、はぁーっ」
     もう、大丈夫かもしれない。いや、まだ駄目、きっとこのまま走り続ければ空間に限界がきて、アタシはここからでられる。
    「あれぃ、綺音じゃあないかい」
     急に、後ろからこえがした。優しさとか暖かさが今はやけに薄っぺらく感じた。
    「と、父さん?」
    ゆっくりと振り向く。そして、絶望した。ねえ、何なの?この世界は。本当にこれは過去の世界?あたしは自分の家の前に立っていたのだ。さっきまで、あたしはここを離れようとしてたのに。千景と泣きあい、笑って別れた家が目の前にあった。
    「ねえ、父さん?」
    「今日は寒いかんなぁ、鍋にしようか」
    「ねえってば!!!」
    「うどんサいれんべ」
    あたしの言葉など聞こえてないかのような反応。まるでロボットみたいだ。寧ろ、本当にそうなんじゃないの。
    「あんた誰!?」
  • 62 金属生命体☆kay id:ZEi6RpY1

    2011-11-06(日) 10:06:01 [削除依頼]
    上手すぎ…
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