私と彼女の依存物43コメント

1 御坂紫音@じゃg;krlち;いう(ry  id:BccNHnV.

2011-09-27(火) 15:15:39 [削除依頼]
「何してるの?」
 静かに問うと、当然の如く彼女は笑顔で言い放った。
「私ね死ぬの、今から」
 放課後の教室で私に向かって華やかに、片手にカッターを持って。綺麗で白い手首に刃が向けられて、一気に引き裂かれた。
 真っ赤な血が散らばって、彼女の制服と私の制服と床にべっとりと跡を残す。普通ならばいたいはずなのに。血に染まって、苦悶の表情一つ浮かべずに笑っている彼女を見て不覚にも思ってしまったのだ。
 
 美しいと。

        /私と彼女の依存物
  • 24 エデ id:i-4MOmP4./

    2011-09-30(金) 21:24:13 [削除依頼]
    ↑興奮しすぎてかタメ口きいてましたw
    すいませんm(_ _)m
  • 25 御坂紫音@さすらいの紫音 id:gnIPCJc.

    2011-09-30(金) 21:32:12 [削除依頼]
    >エデさん

    気にする事無いですよ^^
    明日になりそーとかいいつつ更新するんでw
  • 26 御坂紫音@さすらいの紫音 id:gnIPCJc.

    2011-09-30(金) 21:32:56 [削除依頼]
    >15  頭が混乱する。白で塗りつぶされる。  一秒が、長い、すべてがスローモーションで。あふれ出る血の一滴一滴が見えてしまうようだった。トマトを潰してペースト状にしたのとは訳が違う。独特の鉄のにおいと、甘い香りと、人肌の温かさ。  頬に飛び散った赤い液体は紛いなく、血。雪季ちゃんがゆっくりと倒れこんで、ドサリと鈍い音がした。それでも狂った目はもはや、人には見えなかった。やめて、帰ってきて。  ケラケラという笑い声が嫌に耳について、離れない。路地裏に反響して、血が飛び散って。もう何がなんだか分からない状況で、私は泣き叫ぶ。  震える手で119番を押して、何を言ったのか何を言おうとしたのか、何を言っていいのか。何を言うべきなのか、どうすればいいのか。錯乱した状態で、叫ぶ。  こんなところで彼女を失うわけには、いかない。  地面に倒れても尚流れ続ける血を止血しなければ、確実に死んでしまう。手首に行ったのと同じ容量で首を圧迫する。  けれども、圧迫しすぎると呼吸困難になるのでは? わからない、わからないわからないわからないわからないわからない。  私はどうすればいい? ああ、けど此処は横だから大丈夫なのかな、いやでもやっぱり止めたらいけないのかなしけつしないとでもやっぱりちがとまらなくなってけっきょくはたいりょうしゅっけつでゆきちゃんはしんじゃうのかな。こきゅうこんなんでしんじゃうんじゃないのかなもしここでどちらのはんだんをくだしたとしてもしんでしまったらわたしがさつじんにとわれるのかなどうしたらいいのねえどうすればどうすればどうすればいいのだれかおしえてよやめてとまってなんでなんでなんでなんでなんでなんでどうしてこうなったなんでわたしはとめれなかったわかっていたはずだなどうしてなにがいけないのなんでわからないよはやくきてよはやくはやくはやくねえはやくしてよわたしがおこられるじゃんゆきちゃんがいなくなるじゃんねえなんでこないのなんでなんでなのなんでなんでなんでなんで
  • 27 エデ id:i-4MOmP4./

    2011-09-30(金) 21:37:54 [削除依頼]
    す・・・すげぇ・・・・・(゜Д゜)
  • 28 蒼 id:toYQVxw/

    2011-09-30(金) 22:00:03 [削除依頼]
    またもや、しおんを発見してしまった!@

    やばいやばいやばいや(ry
    出だしから目ぇ釘付けだぜ、何これ!
    …本当中2とは思えないなあ全く

    よし、お気に入りにとうろk((
  • 29 エデ id:aN66aBO.

    2011-10-01(土) 18:13:57 [削除依頼]
    ・・・って
    え!?中2なんすか!?
    ハンパない・・・www
  • 30 御坂紫音@さすらいの紫音 id:KP7slNP/

    2011-10-01(土) 19:51:43 [削除依頼]
    >エデさん

    何も凄くないですよ(汗

    >蒼

    お、発見されたではないか。
    お気に入り登録しちゃうのかよw
  • 31 御坂紫音@さすらいの紫音 id:jak2PMd1

    2011-10-02(日) 08:36:53 [削除依頼]
    >26 「く……るしぃ」  笑いが止まって、喘ぎながら雪季ちゃんの口から声が出る。  その声にはっとして手をどけると、気付いた。彼女の首からは血が一切出ていない、だが血に濡れている。ベットリとこびりついたソレは、紛れも無い正真正銘の赤。 「この女(アマ)何考えてんだよ」  変わりにぼたぼたと音を立てて滴っていたのは、誰かの、腕。雪季ちゃんの背後には人影があり、忌々しげに舌打ちがされる。バックリ引き裂けた傷口からは肉と骨が除き、大量ということばがしっくり来るほどに、膨大な血液が体内から流れ出ていた。  路地に広がり行く、池。雪季ちゃんの髪の毛をぬらして、そして何より。その男――東城君の足元を汚しながら、ゆっくりゆっくりとたまっていく。 「ざけんじゃねぇぞ……」 「アハハハハハ、君、何様、人の邪魔して楽しいの?」 「はぁ!?」 「だーかーら。雪季の邪魔して楽しいの?」 「ふざけるな。自.殺しようとしてるヤツを止めるのは、当たり前だ」 「クス……でもそれは、雪季にとって邪魔でしかないんだよ?」  今までに無いほど、俊敏な動きであった。  雪季ちゃんは跳ね起きると東城君と対峙して、微笑む。ぎらつく刃を彼の喉元に当てて、その優しい笑顔を私にではなく、東城君に向けたのだ。  一瞬、冷ややかな目線で私をみるとすぐに東城君だけを見た。彼女の顔に浮かぶは冷酷な、それ。表現がしづらい、殺気のようなビリビリとした雰囲気が周りには漂っていた。  私の足元にまで広がってきた生ぬるい感覚に脅え、座り込んだまま後退する。遠巻きから、サイレンの音がして振り返る。  あ……。  雪季ちゃんもその音を聞いたのか、手を下ろすと不愉快極まりないという様子で、髪の毛を振り払った。 「ま、いいや。雪季も東城君も病院で手当てしてもらわなきゃね」  カッターナイフをしまうと、平然とその場に倒れこむ。見事なまでの、演技だった。  数人の足音と、車のエンジン音。それらが到着したときには、意識を失っているような雪季ちゃんと、泣き崩れている東城君。呆然とした私がいておそらく救急隊員には、何かがよぎったのだろう。   皆、見事だった。私が何も出来なかった。故に、動けない。ふらふらとした体を支えられて、やっと立ち上がれる。浮いた感覚に陥り、まともには歩けなかった。  一体、何がしたいの?  よく、わからなかった。
  • 32 夢羽@全身筋肉痛 id:dktb.vJ0

    2011-10-02(日) 12:19:17 [削除依頼]

    自分が書けないものって惹かれるよね。
    こんな小説、絶対書けない!
    私には。だからすっごい惹かれて、どんどん読んじゃう!!
    続きが気になってしょうがないよ!
    雪季ちゃんは一体なにを考えているの!?
    更新楽しみにしてまーす☆
  • 33 御坂紫音@さすらいの紫音 id:jak2PMd1

    2011-10-02(日) 14:25:58 [削除依頼]
    >夢羽

    やあノ
    奇遇だね、私も全身筋肉痛です、昨日の体育会のおかげで。

    そういってもらえると、何よりだ^^
    雪季ちゃん何かんがえてんだろね←
    よくわからないこだ←

    *
    見返してみるとやっぱり、極端に情景描写が少ないな。
    一人称難しい。
    まあ、今回は心理描写重視てか心理描写を磨きたいカラいいけど(

    なんとなく自分しかかけないようなもの、見えてきた気がする。
    他のプロットさくせいなぅ。
  • 34 エデ id:vR09HLm0

    2011-10-02(日) 21:41:57 [削除依頼]
    すげえなあ。。。
  • 35 御坂紫音@さすらいの紫音 id:LTBGI8t0

    2011-10-03(月) 20:57:51 [削除依頼]
    二章:何事も冷静に

     結局、本当の帰路についたのは夕方だった。理由は言うまでも無く、路地裏にて起こった事件。詳しい事情を医者と警察に問いただされたときには、三人そろって言うまでも無く黙秘。
     事実、言いたくは無かった。
     雪季ちゃん本人が口を切ることもなく、東城君が自分の被害を言うでもなく。ましてやただの傍観者となっていた私が言う必要も、無い。
     見れば分かる自.殺未遂だが、東城君という被害が出てしまった。
     警察沙汰になったのは非常に面倒だが、彼が被害届けを出す事は無いだろう。というか、勝手に止めて入った、といった感じである。雪季ちゃんにしてみれば、迷惑極まりない様子である。
     けれども、私は感謝する。彼がいなければ、私が雪季ちゃんを助ける事は不可能だった。本当に、良かったと思う。こんなところで彼女を、失いたくは無いのだ。
     だが同時に、血を流す彼女を美しいと思うのもあった。自分が可笑しいと思うが事実、そうなのだ。自分を切りつけ、血を流し、無邪気に微笑む。何ともいえない戦慄と感嘆の感情が全身を駆け抜けていったのが忘れられない。 
     狂っている。
     自分でも感じたが、私は狂人に違いない。失笑をこぼし、ぼやぼやそんなことを考えていると、何時の間にやら病院から遠ざかっていた。 
     夕日に照らされ、アスファルトの上に長く伸びた影。頼りなさそうにたって、ゆらりゆらりと揺れている。また、ぼんやりしていると救急車が私のたどった道を、忙しくたどってゆく。
     頭の奥に残るサイレンの余韻に浸って、目を伏せる。
     肩にかけていた鞄をかけなおすと、緩やかに歩き出す。そろそろ帰らないと、この病院から家は遠いのだ。溜息が何気なく吐き出され、ハッキリとしない雲行きの空が目に飛び込む。
     オレンジ色はすでに、藍色に変化し始めていた。
     夜は、近い。
     早く帰らないと寒くなるなと思案して、足を速めた。
     
  • 36 御坂紫音@さすらいの紫音 id:gM7mfO/0

    2011-10-04(火) 17:33:55 [削除依頼]
     小道から大通りに出れば、車通りは激しい。国道であることもあり大型トラックや観光バスなど、色んな車体が忙しく排気ガスを吐き出している。
     全く、迷惑だ。大型トラックが目の前を通り過ぎれば、黒い煙が尾を引いて咳き込む羽目になり、巻き起こされた風によってスカートがバタバタはためく。裾を押さえて下着が見えるのを防ぎながら、ため息をついた。
     何もかもが嫌になってしまう。先ほどから溜息しか出てこないが、それ以外何も吐き出すものが無いのだった。
     歩くのも面倒になり、その場で空を見上げる。曇天が広がり、うっすら空気が寒くなったような気もした。いつの間にか街は夜へと変わり、ネオンが光り輝いている。本当に気付けば、とっぷりと日は暮れているものである。
     先ほどまでの夕刻が嘘のようで、夜の喧騒が姿を現し始めていた。
     当然のように現れる、不良、暴走族、その他もろもろ。絡まれたくないから早く帰りたいのだが、歩く気力が先刻から無い。
     気力の神様がいるなら、分け与えてほしい。
     というか超能力があれば、すっとんで家にまで帰りたい。
     そんなふざけた願いが届くわけも無く、私は道端に座り込む迷惑な連中と同等の扱いとなる。周りの視線が険しく、苦笑をこぼすしかなかった。
     うまく困った表情を、作れているのだろうか。
     疲れ果てた私は、すべてが面倒くさい。故に、苦笑でさえ引きつっていないかと心配だった。いや、元々感情を表すのが苦手である。
     どんな表情をしていても、仏頂面に相違ない。壊れた笑いが、多分、浮かんでいるんだろう。
     道行く通行人を見上げると、肩を震わせて逃げるように去っていく。
     結局私は何なんだ。
     何も出来ない、木偶の棒? 役立たず?
     これならばつったって町を照らす灯りの方が、断然マシではないか。何も出来ない私なんて……。
     
  • 37 御坂紫音 id:ZN4FgjT0

    2011-10-05(水) 20:42:50 [削除依頼]
     こみ上げてくる感情の全てを、押し込める。前方から不良少年たちが歩いてくるのが目に留まり、よくよく見ればうちの学校の生徒である。金髪に髪を染めたり、色を抜いていたり、ピアスやリングで彩った中で一人、格段浮いている人物がいた。頼りなさそうな雰囲気だが、周りの人物がソレをかき消すと同時、引き立てていた。
     確か、同じクラスの藤井である。
     一見真面目そうだが今日も遅くまで、残っていた気がする。成績もあまりいいわけでもなく、先生からの評価が別段いいわけでもない。
     ただ、平凡な男子は不良の中では普通に浮いているのだ。カツアゲでもされてるんじゃないのかと思い彼らが通り過ぎるのを待っていると、案の定絡まれる羽目となる。
    「何だ、手前(てめえ)」
     金髪刺青ピアス君と仮定しておこう。体格の良い金髪刺青ピアス君は私を一瞥すると、そんな言葉を投げかけてきた。
    「見ての通り、普通の女子高生。それ以上でもそれ以下でもないよ」
     若干小馬鹿にした態度で平然と返す。
     顔をぐにゃりとまげて口元を引き裂けんばかりに吊り上げて、しゃがんでいる私より数倍は大きい彼を、見上げる。
    「そういうことが聞きてぇんじゃねぇんだよ!」
     金髪刺青ピアス君は、言うが早いがいきなり殴りかかってきた。流石は不良の代表とでも言うべきか、カルシウムが足りていないようであった。目の前の自動販売機に牛乳が売っていたはずである。誰も買わないんじゃないかと思っていたのだが、多分、こういうときに誰かがあげるんだろう。
     いや、違う。
     戯言はどうでもいいわけで、目の前の状況をどう回避しよう。どんな方法をとっても無駄な気がしてならない。あきらめるが肝心かなと思いつつ、スローモーションで襲い掛かってくる拳を見る。
     片方の手がポケットに入れてあったので分からなかったが、今振りかざされている拳には明らかにメリケンが鈍く輝いていた。今此処で殴られれば、後方数百メートルの病院に担ぎ込まれる羽目になってしまう。
     ソレこそ、警察沙汰だ。
     嗚呼、ソレはソレで嫌だな。
     あらゆる思考が脳内を駆け巡り、どうでもいいの一言で片付けられようとしたその瞬間。第三の手が、彼の腕を引っつかむ。
  • 38 御坂紫音@さすらいの紫音さすらってるんだ id:l/wB0850

    2011-10-06(木) 19:38:03 [削除依頼]
    「おい、てめぇさっき言った事がまだ分かってねぇのか!?」
     それは、金髪刺青ピアス君と似たような風貌の少年だった。金髪に染め上げた髪の毛の一部を編みこんで、彼とは比にならないほどピアスをぶら下げて。両腕に、刺青。編みこみピアス君と仮定しておこう。
     金髪刺青ピアス君よりは細い体つきなのだが、私に振りかざされている腕を握っている握力は相当のものらしい。金髪刺青ピアス君が苦悶の表情で、編みこみピアス君を見ていた。
    「す、すすみません……アガ!」
     謝罪の言葉と共に、汚らしい嗚咽が漏れた。耳障りな悲鳴が響いたかと思えば、金髪刺青ピアス君がその場に崩れ落ちる。 
    「悪いな……」
     編みこみピアス君はそういうと私に向き直って頭を下げてくる。この人に謝ってもらう筋合いは無いわけで、寧ろ私がお礼を言うべき。
     わたわたと手を振って無理矢理彼の顔を上げさせると、精一杯に感謝を述べる。
    「ありがと……助かったよ」 
    「ていうか、君ならオレの助けも要らなかったかな」
    「さあ、ね。まあ之でもか弱い女の子なんで」
    「冗談きついぞ風ッち。ここら一体をしめてた、元勢力の頭が言うと冗談以上に冗談きつすぎだ」
    「ナンノコトカナー?」
    「さあ、自分で考えろよ風ッち」
     お互いにケラケラと笑いあう。正直、編みこみピアス君――允平零汰とか言ったか――とは初対面ではない。まともに会話をするのは数回目だが、遠巻きに見ていたり噂を聞いていたり。
     彼らと同類の人間が、知らないわけが無い人物。
    「その呼び方やめてよね……よっこらせ」
     婆クサイ掛け声と共に立ち上がると、うめいている金髪刺青ピアス君を見下ろす。大変結構、滑稽滑稽。昔の私なら人に言えないような状態にしていたところだが、そんな頃のことなど忘れた。
     ゆっくりと彼らの間をすり抜けると、軽く手を振る。 允平君がおそらく、金髪刺青ピアス君には体裁を下す事だろう。
     すでに真っ暗になった夜空を見上げて歩き、ひとまず家に帰ることにした。
     
  • 39 御坂紫音@さすらいの紫音さすらってるんだ id:l/wB0850

    2011-10-06(木) 21:11:45 [削除依頼]
     冷たい夜風が頬を撫でて、意識を明確にさせる。夜中になれば、更に冷え込む事が感じ取れた。
     脇を通り過ぎていったトラックが黒い煙を巻き上げ、私の肺の中に吸い込まれる。正直排気ガスは大きらいだ。誰も好きな人はいないだろうが、私の場合咳が止まらなくなる。所謂喘息ってヤツだ。まあソレは今となれば昔のことで、もやもやとした感覚が胸の辺りからこみ上げてきて、終了。もう少し深く言えば、誰でもするような咳払いをして終わりだった。
     何も考えずに道端に転がっていたごみを蹴飛ばして、気づけば学校付近まで来ている。職員室から漏れる明りが不気味だった。
     下を見ることなく歩き続ければ、自身が蹴散らかした空き缶のごみを踏む羽目となる。グシャと耳障りな音を立てて、私の体重で空き缶はへこむ。今度は後方に蹴ったから、多分もう踏まない。
     次に踏むのはそこら辺を歩くおっさんだろうと勝手に思い込み、歩調を速めた。国道から小道に入り込めば、それは別世界だった。薄汚い裏路地とはよく言ったのもので、ごみが散らかり、カラスにあさられた形跡がある。野犬が自由にうろつき、遠吠えをあげている。よっぱらったおっさんが千鳥足で歩いていて、危なっかしいなと思う。 
     私は絡まられるのが御免だから、そのまま更なるわき道へと足を向けた。 
     この道を通った方が断然家にも早く着くわけで、近道。一石二鳥という事になり、少しくらいという一転を除けば問題は無い。
     
     
     
  • 40 さすらいの紫音@ミサカ id:IQ/gYJo.

    2011-10-08(土) 20:40:09 [削除依頼]
     鞄を振り回して、よってきたムシを振り払う。ブォン、と軽く空気を引き裂いて、遠心力とかなんとかで元に戻ってきた。
     立ち並ぶ家々から漂ってくる、夕飯の匂い。
     おなかがなった事で私が空腹なのをも出だして、憂鬱に浸る。考えれば、昼ごはんでさえ食べていないのだ。空腹もいいところで、自分の胃酸で胃をそのまま溶かせるぐらいの勢いで、おなかがすいている。空っぽなのが本当に分かってしまうほどで、吐き気がこみ上げてきた。 
    「はーらーへーったぁああ……」
     不満を天にぶつけて、叫ぶ。寒いよ、腹減った、ねみーよ、いみわかんねー。
     色んな感情が一気に押し寄せて、私の理性を潰そうとしていた。できることなら 、この場に未来からやってきたネコ型ロボットがいて、何処にでも通じる便利なドアを用意してくれたらなと。
     今目の前にある扉が、そのなんちゃらドアであれと必死で懇願してみるが、んなわけは無いのだ。だが、あながち間違っても居ない。やっと、家についた。鍵を上げて、ドアを開け放つ。
     かぎなれた匂いが広がる玄関にたどり着いたところで、私は崩れ落ちた。
     とりあえず、寝たい、腹減った、風呂。何でもいいから疲れた。
     嘆息して、とりあえず目を瞑る。意識が沈殿するのが目に見えるのだが、案の定睡魔という名の天使が私の頭に舞い降りる。
  • 41 御坂紫音@つかれた id:antoQtI0

    2011-10-09(日) 19:18:14 [削除依頼]
    エピローグ:消えてなくなってみたい、つまり消失

    「何してるの?」
     初めて、無表情に問われた。こんな事をしている状態の私を、彼女は眉一つ動かすことなく、言ってきた。
     だから、平然と返す。
    「私ね、今から死.ぬんだ」
     ニッコリと笑ってみた。握り締めているカッターの感覚を確認して、そのまま手首を引き裂く。一瞬の痛みと、それに勝る快楽が血液と共に現れる。私は別に死.のうとしている訳ではないんだ。
     皆と同じで、楽しみを、快楽を、手にしているだけ。
     それが異なる方法であろうと。
     吹き出た鮮血があちらこちらを赤で塗りたくる。私が楽しむのはいいわけであるが、彼女の服まで汚してしまった。
     迷惑をかけた、ごめんなさい。
     そんなことを思っていると、唖然とした表情を始めて浮かべ次の瞬間には慌てた様子だった。
     よく分からない人である。
    「残念死.ねなかった」
     チロリと舌を出して述べて、あらかじめ用意していた包帯を取りだす。嘘を吐いて、包帯を手首に巻く。ぐるぐる巻いて、血を止めなければいけない。
     ふと、彼女が私を見つめていた。
     目が死んでいると、思う。冷え切り、濁り、感情が本当に浮かんでいない瞳。
     かわいそうだなと、感じた。
     
     そんな彼女を見て、私は

     消えたいけど、そばにいてあげたい。そう、思ったのだ。

    /私と彼女の依存物
  • 42 御坂紫音@つかれた id:antoQtI0

    2011-10-09(日) 19:23:07 [削除依頼]
    *後書きみたいなそれ

    やっとこさ終わりました。
    相変わらずコピペだと速いテンポで終わって、見返せばもっと練ればよかっと思える事が多々あったり。
    今回は情景描写>心理描写なんで、背景が想像しにくかったと思います。
    前作、後の世界を見る、(1315828120)を読んでいただくと、リンクしていたりする場所があるので、理解が深まるかもしれないです。
    個人的には色んな仕掛けをしていたのですが、やはり前の作品を見ないと分からなかったりというのが、多いですね。
    相変わらず詰が甘いです。
    ごちゃごちゃした作品でしたが、なんとなく力はこの作品を通して得る事が出来ました。
    そして、自分の秀でているものも見つかった気がします。

    では今回はこの辺で筆を置かせていただき、次回の作品や書きかけの作品でお会いできる事を願って。
    私と彼女の依存物の完結とさせていただきます。

    コメントを下さった皆様、本当に有難う御座いました。
    何よりの励みになったのは、確かです。

    *
  • 43 さすらいの紫音@ミサカ id:SYmlaPl/

    2011-10-10(月) 20:33:03 [削除依頼]
    age
    こっちも読んでほしいな((
    後の世界を見る、(1315828120)
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