太陽は笑ってる1コメント

1 向日葵 id:vk-43slHHr0

2011-09-16(金) 09:25:29 [削除依頼]
【1】


蝉がうるさく鳴く夏の昼下がり。

どこかで子供の騒ぐ声が遠くに聞こえる。

道の向こうの陰ろうを見つめながらジリジリとさす日差しの中ある場所に向かう。

大学初の夏休みに入ったというのに私には恋も遊びも趣味も無い。

そりゃ私だって友達くらいいるし彼氏もいる方になる。

特にそれが楽しいとも幸せとも思わない限り無意味だ。

そのせいか今まで男との関わりはほとんど無く、猫かぶり人生。

私には兄がいる。

それがまた私とは真反対で派手な奴で。

女遊びは激しく、自分でイケメンなどと言う始末。

そのせいで私まで同じにされるサマだ。

名前

佐倉 潤

爽やかそうな名前があるのだから大人しくしといてほしいのが本音。

ほら着いた。

"潤兄の家"に。

恐る恐るインターホンを押すものの人の気配はない。

人を呼び出しといていないという事実に苛立ちが芽生える。

「ふっざけんなよ。」

「あ、華那ちゃんだ。」

不意に私の名前を呼ばれ体を後に向ける。

「あ、黒澤さんだ。」

そこには以外な人がキョトンとした顔でこちらを見つめてる。

以前潤兄と会った時少し会話をしただけなのだが。

「たしか潤兄の…」

「彼氏でーす。」

「あぁ……彼氏!?」

「…潤兄そういう趣味あった?散々女連れ込みやがったのに!」

「それ、潤兄ってゲ○じゃん!」

一人でギャーギャー騒ぐ私に吹き出す黒澤さん。

「ヒィ…嘘だよ。冗談冗談!ただの友達。」

嘘…冗談。

「びっくりさせないで下さい!」

「いやまさかマジになっ…」

まだ笑う黒澤さんと今更自分の言った事に赤面する。

黒澤さん。

あなたは潤兄の友達だ。
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