迷宮図書館。9コメント

1 雷 id:oN2Um.H/

2011-09-15(木) 22:38:34 [削除依頼]

迷宮図書館ー。

700年もの歴史をもつその図書館には。
幽霊が出るという噂があった。

図書館棟のずっと奥にある、深緑の扉。
その中に飾られる等身大のビスクドール。

ほんのりピンク色の頬。
腰より長い綺麗な銀色の髪。

まるで生きているかのようなそれは。
細やかなフリルに包まれていて。

その人形が、真夜中にひとりでに動くんとか。

気味の悪いその図書館に。
もはや踏み入る者は誰もいない。

その図書館に、一つの足音が響いていた。
  • 2 雷 id:oN2Um.H/

    2011-09-15(木) 22:39:51 [削除依頼]

    いろいろありまして。
    新しく作っちゃいました。

    更新遅いと思いますけど。
    応援コメよろしくおねがいしまーす。
  • 3 雷 id:oN2Um.H/

    2011-09-15(木) 22:42:25 [削除依頼]

    *登 場 人 物*


    □アリシア

    ■イヴ・シニアン

    □ステラ

    ■ルイ

    □ジウ・シニアン
  • 4 雷 id:oN2Um.H/

    2011-09-15(木) 22:59:33 [削除依頼]

    死んだ祖父は言った。

    『これは人生を変える』

    それだけを言い残して。
    静かに目を閉じたのだった。

    その意味は未だ分かっていない。
    その遺言の如く残されたのが。

    このガラスで細工された鍵一つだけ。
    一体何に使うものなのかも分からないまま。

    「…図書館の管理を任せる、か」

    そしてその鍵と残されたのが、祖父からの手紙。
    祖父が所有していた図書館を受け継げと。

    「とんでもない物、残してくれたよなぁ」

    辿り着いたのは。
    もはや誰一人として踏み入る事のない。
    築700年の幽霊図書館。

    またの名を、迷宮図書館と言ったー。
  • 5 雷 id:oN2Um.H/

    2011-09-15(木) 23:07:50 [削除依頼]

    図書館の入り口に佇んだ僕。

    祖父から受け継いだこの図書館は。
    築700年の幽霊図書館。

    「いっその事、取り壊しちゃおうか」

    なんて、冗談を言ってみたり。

    両親を早くに亡くした僕を。
    祖父は快く受け入れてくれた。

    その恩返しという事なのか。
    祖父の我が侭を聞かなかった事はない。

    カチャリ。

    錆び付いた音が響き。
    何年も放置されていたであろうその扉を。
    静かに、ゆっくりと開ける。

    「うぇ、げほっ…!?」

    予想以上にひどかった。
    目を疑ってしまた。

    中はそこら埃一色。
    棚にあるはずの本は、ほぼ床に落ちている。

    「泥棒でも入ったのか?」

    そう思ってしまった僕を。
    祖父よ、どうか許してください。
  • 6 雷 id:oN2Um.H/

    2011-09-15(木) 23:16:02 [削除依頼]

    ほぼ足場のない床を。
    本を踏まないように、慎重に奥へと進む。

    「さて、何から始めてよいのやら」

    80坪はある図書館内を。
    たった一人で掃除するのは不可能だ。

    こんな場所に。
    以前は何万もの人が出入りしていたと思うと。
    何故だか申し訳ないような、そんな気持ちになる。

    「結構、貴重な本ばかりなのだな」

    築700年の図書館にしては。
    相当な品揃えといえるだろう。

    「4階まであるのか」

    エレベーターまで備え付けられた館内は。
    天井まで、びっしりと本で埋め尽くされていた。

    「まずは、館内を探検か」

    淡い少年時代を思い出したかのような。
    そんな気分になりながら。

    僕は、館内を奥へと進んで行った。
  • 7 雷 id:StV4Jyb.

    2011-09-16(金) 20:11:36 [削除依頼]

    学校から帰ってきたよー!!

    疲れ切ってるから、少ししか更新できないかも
  • 8 雷 id:StV4Jyb.

    2011-09-16(金) 20:36:32 [削除依頼]

    「とりあえずは掃除か」

    僕は、壁に立て掛けられていた箒を見つけ。
    それでフロアを掃除し始めた。

    「これを一人で管理してたのか」

    誰一人近づかないこの図書館に。
    雇ってくれと言う人もいない。

    そう考えると、祖父を尊敬してしまう。
    祖父は、どんな時も真っすぐな人だった。

    頑固で曲った事が大嫌いで。
    町に住む誰より芯の強い、そんな人だった。

    親の愛を知らなすぎた僕に。
    祖父は微笑んでくれた。

    「……」

    どこか心にぽっかり穴が空いたような。
    自身の一部を失ったような。

    どこか落ち着かない。
    喪失感に襲われ始める。

    「……あれ?」

    フロアを掃除していると。
    奥に半開きになっている、扉を見つけた。
  • 9 黒猫 id:WMGzaUc.

    2011-09-17(土) 13:54:21 [削除依頼]
    面白そうな小説発見!

    更新、楽しみにしてるよ。
    頑張ってね。

    それと、私の事は黒猫でいいよ。
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