朝夕との恋愛生活*〜2人の王子に愛されて〜8コメント

1 憂紗 id:nPMVggu0

2011-09-15(木) 17:56:19 [削除依頼]


朝夕との恋愛生活*

〜2人の王子に愛されて〜
  • 2 憂紗 id:nPMVggu0

    2011-09-15(木) 18:05:57 [削除依頼]


    ―…ガチャッ!


    「こらぁ!朝飛(アサヒ)、早く起きなっ!」

    「…、ん」


    朝早くに隣の家を訪ねたあたし。
    着くと、すぐさま朝飛の部屋に飛び出した。

    理由は簡単。

    だって朝飛、起きないんだもん。


    「芽衣(メイ)…、一々起こしに来なくてもいいんだけど」

    「だって朝飛起きないじゃん!あたしが怒られんのっ!」

    「いいじゃん。何なら、俺と一緒にイチャイチャでも…」

    「へんたぁーいっ!!」


    あたしがそう言い放つと、クスッと笑って
    「嘘だし」と、朝飛が言った。

    いやいや、冗談じゃなきゃおかしいんだけどさっ!


    ―…、

    しばらく経って、やっと朝飛の家を出る。
    相変わらず優しい朝飛のお母さんは、
    「いってらっしゃい」と、優しく声をかけてくれた。

    もうホント、朝飛とは大違い。


    変態だし、
    バカだし、
    アホだし、

    バカだし、(さっき言ったし)


    もう、うんざり。

    うんざりうんざりうんざり…


    彼、
    茅羽 朝飛(チバ アサヒ)と。

    あたし、
    珠紀 芽衣(タマキ メイ)は。


    ―…幼なじみ。
  • 3 憂紗 id:nPMVggu0

    2011-09-15(木) 18:44:55 [削除依頼]


    「朝飛〜。メロンパン食べたい」

    「ダメ」

    「おごって」

    「だからダメだってば」


    …チッ。
    おねだり作戦、失敗かぁ…

    心の中でこっそりと舌打ちをするあたし。


    一方、その頃。
    隣の朝飛君は…

    !!!


    「あっ、…あっ、あっ、あっ…!」

    「…、何」

    「メロンパンじゃないかぁっ!」

    「え、何。今更とかどんだけなの(笑)」


    い、今…!
    朝飛の手の中に、メロンパンが…っ!

    半径1m以内にあたしの大大大好物がある!!


    うっひょーい!


    「プリーズ!!」

    「ヤダ((即答←」


    ガクッ。

    即答とか!
    やめて!超悲しい!!
  • 4 憂紗 id:nPMVggu0

    2011-09-15(木) 20:57:58 [削除依頼]


    「きゃ〜〜っ!朝飛君だぁっ!」

    「こっち向いてぇ〜〜!」

    「かぁっこい〜〜!!」


    あちらこちらから、朝飛を歓迎する声が聞こえて来る。


    ごらんの通り、超モテモテの朝飛さん。

    その為、女共の…超黄色い声も。

    あたしも一応女なんだけどさ、

    何て言うか…
    うん。

    気持ち悪くて、聞いてられない。


    「…うるせぇ゙」

    「ちょーっと黙ろうか、朝飛君」


    ご覧の通り、朝飛はかなりの女嫌い。

    でも、あたしだけには普通に接してくれている。

    …もちろん、幼なじみだからなんだけど。
    昔からの付き合いだし。

    朝飛はいっつもこういう時だけキレる。
    もちろん、あたしは慣れている。


    「朝飛はホント女嫌いだねぇ〜」

    「当たり前じゃん」

    「あたしは?」

    「え?誰が女だって?」


    な・ん・だ・と?


    プチーンと血管が切れる(音がする)。

    はいはい。怒らせちゃいましたよ。
    この芽衣様を怒らせちゃいましたよ。はい。


    こうなったら…っ!


    「えぇ〜っ!朝飛、皆にキスしてくれるのぉっ!?」


    わざと大きく言うあたし。

    それを聞いて、
    周りの女共の耳はピーンと立つ。


    「えっ!朝飛君がキスぅ!?」

    「きゃ〜〜〜!してぇ〜〜〜!!」


    モッテモテの朝飛君は、適当にこんな事を口ずさむと、
    すぐに女共が寄ってくる。


    つ・ま・り。

    女嫌いの朝飛は、も〜っと嫌がる訳!


    「ちょっ、…芽衣!何すんだよっ」

    「おかえしだよ!お・か・え・しっ♪」


    最後に♪マークなんか付けちゃったりして、
    その場を立ち去るあたし。


    もちろん、

    朝飛は今大量の女共に囲まれ中だから、こっちには来れな〜い!


    …ブハッ。

    やば…笑いが止まんない…


    「じゃ、朝飛頑張れ〜っ」

    「…芽衣、後で覚えといてよ」


    …ブラックオーラが見えるのは、気のせいだろう。
  • 5 憂紗 id:FDPI4781

    2011-09-16(金) 15:17:07 [削除依頼]

    朝飛side


    あれからもう10分が過ぎ、
    俺はようやく抜け出す事が出来た。

    肩は痛いし、疲れたし。


    芽衣…

    アイツ、後で覚えておけよ。


    そんな事を思っていると、
    前方から声が聞こえた。

    そう―…


    “もう一人”の俺を呼ぶ声が。


    「久しぶりだな。


    ―…夕飛(ユウヒ)」


    朝飛side end
  • 6 憂紗 id:FDPI4781

    2011-09-16(金) 15:26:08 [削除依頼]

    芽衣side


    教室に入ると、そこにはクラスメイトと思われる人達が
    沢山いた。


    ギャルから地味子さんまで、

    あちらこちらに一人一人の個性をもった人がいる。


    あたしのクラスは、事前に知らされていた1−Cで、
    偶然にも、朝飛と一緒のクラスだった。

    そして、もう一つ難問が。


    「…あ゙っ」


    隣でうつ伏せになっている、コイツ。

    最強変態男。


    ―…もとい、朝飛君。

    あそこから抜け出せたんだー…
    と、朝飛を見ながらそう思う。


    ―…

    あたしと朝飛。

    “珠紀”と“茅羽”で頭文字が近いから、
    いっつも隣通し。


    幼なじみだから、
    いつも一緒で。

    毎日が―…


    朝飛のいる生活で。


    それが、あたしにとっては
    良い存在なのかもしれない。

    それは―…


    まだ幼かったあたし達には、

    まだ知らなかった。


    これから始まるお話は、

    朝夕との恋愛生活なのです*
  • 7 憂紗 id:FDPI4781

    2011-09-16(金) 17:50:37 [削除依頼]



    「って、朝飛。アンタ、何であたしよりも
    来たの早かったの!?」

    「ああ、頑張ったよ」

    「す、すごー…」

    「後でお仕置きだから」


    ニコッと笑う朝飛。


    …こ、怖いです。朝飛さん。

    若干苦笑いになるあたし。


    そんな時。

    ―…ガラガラッ!


    そんな大きな音を立てて、担任が入って来た。


    「席に着けー」


    その声は。

    ―…紛れもなく、我が兄の声で。


    「お、お兄ちゃん…っ!?」

    「おお、芽衣!久しぶりだな」


    ニッと笑うお兄ちゃん。


    名前は珠紀 新波(タマキ シンバ)。

    ピッチピちの21歳(おい)


    最近は別々に暮らしていたから、

    ホント久しぶりなんだよなぁ…


    …って、


    「お兄ちゃん、教師だったの!?」

    「ああ。今回は、偶然お前らの担任になれたんだ」

    「へぇー!」


    一方、隣の朝飛は…

    …、呆然。


    そ、そうだよねぇ。

    急に登場しても困るしぃ…


    「し、新波さん」

    「ん?おお、朝飛!」


    …しかも今更って。
  • 8 憂紗 id:IiEoaUa.

    2011-09-18(日) 17:59:48 [削除依頼]


    「新波さん。本当、いきなりの登場ですね」

    「ああ、そうだな。ってかさぁ、朝飛」

    「何ですか、」


    二コリと笑いながら、お兄ちゃんに問いかける朝飛。

    …、お、おそろしあ〜。
    何でこんなにカッコ良いのに、こんなに怖いんだろ。

    朝飛の笑顔は。


    「チクショウ!全く、お前も随分と逞しくなったな」

    「…、は?」


    …ほら。

    お兄ちゃんの全く訳のわからん意味不明な発言で、
    朝飛、混乱しちゃってるじゃん。

    と、教卓の前で笑っているお兄ちゃんを睨み続ける。


    もちろん、クラスにいる全生徒はかんなーり引き気味。
    (↑どういう事だよ、おい。by新波)


    「お兄ちゃん、早くHR始めてよ」

    「ん?ああ、そうだったな」

    「うぅ゙〜〜もうっ!」

    「芽衣、何でそんなにキレてるんだよ。可愛い顔が台無しだぞっ!」

    「こんのぉ、シスコンめが〜〜〜〜〜っっ!!」


    あたしの憂欝な叫び声が、学校中に響き亘った。
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