冷たい君と手を繋ぐ8コメント

1 yu id:GQBlTKZ.

2011-09-15(木) 15:28:03 [削除依頼]
登場人物☆

*鈴宮 双葉・・・主人公高校1年生
*谷口 航・・・双葉の片思いしている相手。高校1年生。
*神崎 南・・・双葉の同じ高校1年生。チャラいことで有名だが容姿端麗頭脳明晰。
*椎野 優・・・かわいい!!系王子様☆だけど本当はとっても冷たくて強引。
  • 2 yu id:GQBlTKZ.

    2011-09-15(木) 15:28:40 [削除依頼]
    「あの・・・なんですか?」

    「君、かわいいなーって思ってさ。一緒にこれから俺らと遊ばない?」

    (絶対無理!ってかこわいよーう・・・)

    私、鈴宮 双葉、ただいま世で言うナンパされてます。

    でもこういうのってホント無理。

    だって私、まだ超純水な高校1年生なんだよ?

    「ねえ、行こうぜ?」

    突然手をグイっと引っ張られた。

    「やめて下さい!」

    もう泣きそうなんだってば・・・

    そもそもこんな女の子が夜9時歩いてることじたい、危険なんだと思う。

    今日は部活が長引いちゃって急いで帰ろうとおもったらこのさま・・・

    「そんなに拒否るなってwwさっ、行くよ?」

    二人に手をグイッと引っ張られた。

    「やめっ・・・・」


    そう言おうとした瞬間、口にハンカチのようなものをあてられた。

    それから意識が遠のくように体から力が抜けていく。

    カクンと不良Aの腕にすっぽりと収まった。
  • 3 yu id:GQBlTKZ.

    2011-09-15(木) 15:30:13 [削除依頼]
    何してるの。」

    うっすらとした意識の中で響いた冷たい声。

    「なんだてめぇ・・・!」

    不良Aがいらついたように言葉を投げつける。

    それでも少年はこっちにゆっくりと歩いてきた。

    「女の子1人相手に、サイテーだね。」

    感情のない冷たい声。

    「なっ!!」

    不良Aがそう叫ぼうとした瞬間、ドスっという鈍い音をたててその場に

    倒れこんだ。

    少年が一発の蹴りを軽やかに入れたらしい。

    「こんな時間に1人なんてあんた馬鹿?」

    (馬鹿っ??ですけど・・・)

    「あの・・・ありがとうございます・・。」

    頭痛のする頭を押さえながら言った。

    (まだズキズキするかも・・・。)

    「たってるし大丈夫でしょ。んじゃっ。」

    「はいっ・・・本当にありがとう。・・」

    いっちゃった・・・***

    よろけながらも私は急いで家に帰った。
  • 4 yu id:GQBlTKZ.

    2011-09-15(木) 16:05:27 [削除依頼]
    の日だった。

    「やばい!遅刻だよっ!!」

    私はただいま通学路を全力疾走中である。

    散歩しているおばあちゃんに、若いのはいいねえと呟かれたのを耳にした。

    しかしそういってくれるのはおばあちゃんだけ。

    だって私はドのつく運動音痴なのだ。

    もっと若若しく走れと、体育の授業だったら今井先生に言われて

    いるところだった。

    ラスト30秒!ギリギリセーフで席についた。

    けどみんな様子が変・・・。なんか、静か・・・
    「えっちゃん、なんかあったの?」

    小林 笑花。成績優秀、スポーツ万能の私の自慢の親友。

    「うん・・・なんかね、今椎野くんたちがこのクラスにくるんだって。」

    「椎野・・・?誰それ?もしや転校生!!」

    私は目を輝かせてえっちゃんに尋ねた。

    「違うって!双葉本当にしらないの?!問題児として学校側が手に負えなくて

    困ってるっていう椎野 優くんだよっ!」

    その時、教室がガラリとあき、1人の男子生徒が入ってきた。
  • 5 yu id:GQBlTKZ.

    2011-09-15(木) 16:06:05 [削除依頼]
    超美形で王子様タイプ。だけど身長は双葉と同じくらいでちいさかった。

    でもなんかオーラが冷たくて近寄りがたい・・・し怖かった。

    「お前らの中で、昨日俺のジュースのペットボトルの空、捨てた奴誰だ。」

    えっ・・・

    まさか・・・この声って・・・

    昨日の人だぁーーー!

    声に出しそうな叫びを必死で飲み込んだ。

    それにしても・・・

    「わっ、私・・・。」

    クラスでも可愛いと評判の佐藤 まどかが静かに震えた声で呟く。

    その優って人は彼女にちかづき顔をぐっと寄せた。

    キスしちゃうんじゃないかってくらいに。

    まどかちゃんは顔が真っ赤だ。

    しかしあとから続いたのは「ざけんな。勝手にそんなことしてんじゃねーよ。」

    とさらに冷たく低い声の響きだけだった。

    まどかちゃんの顔がまた赤くなって、今度は目を潤ませている。

    (子供っぽ!なんでそんなことで気にしてるわけ?・・・ってまさか・・)

    そう、彼の着崩した制服のズボンのポケットから、ジュースを買うと必ず

    ついてくる、くまのキーホールダーが4種類ほど顔をのぞかせてたのだ。

    (うそでしょ。こんなに外見が怖そうだし大人っぽいのにくま・・ww)

    私はぷっ吹き出してしまった。

    しまったと思った時には、あとのまつり。

    優はこっちはギロっと睨めつけてきたのだ。
  • 6 yu id:GQBlTKZ.

    2011-09-15(木) 16:06:26 [削除依頼]
    名乗り出るしか他ない私は彼のもとに向かった。

    「あのぉ・・・・そんなにほしかったんですか?くまのキーホルダー。」

    優は顔を一瞬赤くした。

    「べっべつにそういうわけじゃない。俺の私物に手を触れたことがむかつくんだ。」

    「なっ・・・そんな言い方しなくても。。。もしよければこれ・・・どうぞ・・?」

    私はそのキーホルダーの中でも特に激レアのものを彼にさしだした。

    優は目を輝かせたように見えたが、私の手上にのっているくまを手でたたき落とした。

    「ふざけるな。うぜえんだよ。ブスっ」

    また冷たい表情にもどった優は教室をあとにした。

    そこから沈黙が破れ、またクラスの時間が動き出す。

    「こわかったよ!!双葉、あんた大丈夫だった?」

    「双葉?」

    わたしはただ一点に、床にころがったくまのキーホルダーを見つめていた。
  • 7 yu id:GQBlTKZ.

    2011-09-15(木) 16:09:15 [削除依頼]

    椎野 優。

    私はどうしてしまったんだろうか。

    授業中も部活中も、彼の冷たい声が頭を響いてる。

    でも全然、嫌悪感とか、全くない。

    むしろもっと・・・

    私は彼のことを思い始めていた。
  • 8 yu id:GQBlTKZ.

    2011-09-15(木) 16:11:49 [削除依頼]
    帰りのときだった。

    下駄箱に白いメモがはいっている。

    「体育館うらにきて下さい」

    宛名がない。
    これはもしや、ラブレター!!

    人生初のラブレターに心を躍らせながら、私は体育館裏へとむかった。
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