Do You Know Me?25コメント

1 葵 id:Amc7SlM1

2011-09-11(日) 20:27:17 [削除依頼]
闇と共に現れる集団...

光のある場所には決して現れない...

人の目を逃れ、

世の中にその名を知られず、

ただ?任務?を成功させる...


それがあたしたち『Spy』...
  • 6 葵 id:Amc7SlM1

    2011-09-11(日) 21:25:45 [削除依頼]
    No.01#

    『Spy』...。
    ただ?任務?を成功させるだけでいい。
    だってただの仕事だから。
    心が無くてもいい。
    感情なんていらない。
    身体が動かせるだけでいい。
    Bossの言ってることが理解し、行動に移せればいい。

    だたそれだけでいいー...。


    今は19世紀。
    どんどん進歩していっている。

    また朝が来た。
    鳥が五月蝿い。
    どうしてあんなに鳴くんだ?
    朝ぐらい黙ってろよ。

    「早く準備しないと...。」

    あたしは顔を洗い、スーツに着替えて、
    あたしの?相棒?を装備した。
    そして部屋を出た。
    食堂に向かった。
    いつものCコースを料理長に頼んだ。

    「グレース、たまには別の物食べたらええのに〜。」

    「いいよ。
     早く出して?」

    「はいはーい。」

    この人はいつも五月蝿い。
    料理長の「タキーナ=ロデオ」。
    何故か関西弁。

    「はい、ゆっくり食べてな〜!」

    「分かったよ。」

    はぁ〜。
    あたしはいつものテーブルに向かった。
    いつも通りの毎日...。
    いつも通りあの野郎もいる。

    「あ、グレース!!」

    コイツは「ジーン」。
    能天気野郎だ。
    あたしより強いが、こんな性格だからいつも甘い。

    「チッ。」

    「舌打ちしたー!!」

    「黙れ。
     飯が不味くなる。」

    「つまんねぇ〜なぁ。」


    ここは「黒ノ組織」。
    極秘軍事機関だ。
    トップの人間共しか知らない組織。
    ここに雇われてる奴等は皆、『Spy』と呼ばれる。
    あたしもその一員だ。

    あたしたち『黒ノ組織』は?ある奴等?と戦っている。
    そいつ等の名は『新世界』。
    その名の通り、
    新世界ってのをこの世に作ろうとしている。
    あたしたちは『新世界』のメンバーを地道に消してる。
    そして『新世界』のトップを潰す。
    それが目的だ...。
  • 7 葵 id:UnbDAJS1

    2011-09-12(月) 12:55:59 [削除依頼]
    間違い訂正。

    「No.01#」に題名を入れるのを忘れていました。
    『ハジマリ』  です。
    初めから早々すみません。
  • 8 葵 id:UnbDAJS1

    2011-09-12(月) 20:15:27 [削除依頼]
    No.02 『』

    あたしは朝飯を食べ終え、戦闘フロアへ行った。

    戦闘フロアとは、戦いたい奴が集まって、適当に戦う所だ。
    まあ、それだけじゃないんだけどな。
    的やら何やら色々ある。
    戦うだけじゃなく、修練も出来えるんだ。
    良い所だろ?

    戦闘フロアに行こうとした時だった...。
    『ビーッビーッ』
    あたしの無線が鳴った。

    「何だ?」

    『グレース、指令室に来なさい。』

    「...はい。」

    また任務か。
    戦闘フロア行こうと思ってたのに...。

    あたしは少しイラつきながら指令室に向かった。

    指令室にはBossがいる。
    ここのトップだ。
    「トマス=C=ドナー」。
    Bossの名前。
    もう52歳のおっさんだ。
    愛妻家として有名らしい。

    あたしは今、指令室の前にいる。
    ノックしようとしたその時だった。
    中から変な声がした。

    「あのおっさん、何してんだ...?」

    ガチャッ
    あたしは勢い良くドアを開けた。
    中ではおっさん...いや、Bossがうずくまっていた。

    「何してんの?」

    「グレースゥ!!!!
     あのね、あのねぇ!!!!
     リリーが、リリーがぁ!!!!」

    「黙れ。」

    リリーっていうのは、この人の奥さん。
    また小っさなことで喧嘩したんだろう。
    バカップルが。

    「早く本題に入れよ。」

    「え...?
     あ、ああ。
     じゃあ、本題に入ろう。」

    やっと仕事モードに入ってくれた。
    ギャップがすごい...。

    「でもまだアイツが来るはずなんだが...。」

    「アイツ...?」

    「遅くなりましたぁ☆」

    能天気男が入ってきた。
    この馬鹿Boss...。
    最初に言っとけよ!!!!

    「ジーン...。」

    「あ、グレース♪」

    うざい。
    今すぐ殴りたい...!

    「じゃあ、本題に入ろう。
     2人にはある屋敷に潜入してもらいたい。」

    「「潜入...?」」
  • 9 葵 id:UnbDAJS1

    2011-09-12(月) 20:32:47 [削除依頼]
    間違い訂正。

    No.02#も題名を忘れてしまいました...。
    すみません!!
    あたし、間違い過ぎです...!!!

    『潜入任務』です。
    よろしくお願いします;;
  • 10 葵 id:uHXLO9F.

    2011-09-13(火) 17:28:37 [削除依頼]
    No.2# 『潜入任務 02』

    あたし達はある有名な財閥の屋敷に潜入している。
    屋敷の主が?新世界?のメンバーかもしれない、
    という情報が入ったからだ。
    あたしは今、メイドだ。
    何でメイドなんだよ...。
    秘書とかボディーガードとか色々あっただろ?
    Bossに聞いてみたら...。

    『え〜、だってさぁ〜。
     グレースのメイド姿見たいじゃんっ☆』

    『見たいじゃん、じゃねぇよ!!!』

    即、蹴りを入れてやった。
    あのセクハラおやじが...。

    『俺も見てぇ〜〜!!!』

    『お前もかっ!!!!』

    ジーンにも蹴りを入れてやった。
    この変態野郎共...。
    だが、Bossの命令は絶対だ。
    逆らうことは出来ない。
    だからあたしはメイドをやっている。

    ジーンは秘書をやっている。
    くそっ。
    あたしもそっちが良かった。
    何であんな馬鹿に秘書が務まるんだ?

    「ローズ!」

    「あ、はい。」

    あたしは今、『ローズ=スミス』だ。
    もちろん偽名だ。
    潜入の時に本命を使う馬鹿はいない。

    「ご主人様のお部屋の掃除をしてくれる?」

    「はい、分かりました。」

    やっとチャンス到来だ。
    ここにはもう2日もいるが、チャンスが掴めなかった。
    奴が?新世界?のメンバーだったら、潰す。
    あたしのこの手で...。


    『あたしだ。
     今から奴の部屋に入る。
     もし証拠を見つけたら、直ちに始末する。』

    あたしはジーンに報告した。

    『ほ〜い。
     気を付けろよ?』

    『ねぇ、あたしを誰だと思ってんの?』

    『悪りぃ、悪りぃ☆
     じゃ、行ってら〜。』

    ブッ
    あたしは無線を切り、奴の部屋に入って行った。
    ガチャッ
    財閥だけあって、大きな部屋だ。
    たぶん隠しカメラも付いているだろう...。

    「...もう、本当のあたしになっていいか...。」

    ガシャンッ
    あたしは隠しカメラを壊した。

    「さあ、任務開始だ。」

    その時だった...。
    ガチャッ
    奴が入ってきた...。
  • 11 葵 id:uHXLO9F.

    2011-09-13(火) 17:51:28 [削除依頼]
    No.04# 『潜入捜査 03』

    あたしは今、『ローズ=スミス』ではなく、『グレース=ダーク』だ。
    まずい。
    きっと隠しカメラが壊されてるのに気が付いて、来たんだろう。
    バレるか、バレないか...。
    一つ芝居をうってみるか。

    「申し訳ございません、ご主人様...。
     窓のお掃除をしようとしたら、あの四角い箱を壊してしまい。
     弁償いたします...!」

    Spyは演技も出来ないとなれない。
    奴は無表情であたしくを見た。

    「気にすることない。
     あんなの君に弁償してもらうほど高くない。
     たったの20万ぐらいだろう。」

    高けぇよ。
    これだから金持ちは好きになれない。
    こんな奴ばっかりだ。

    「ありがとうございます。」

    「いや、掃除を続けてくれ。」

    そう言うと、奴は部屋を出て行った。
    ふう。
    なんとか誤魔化せた。
    しかし、もう捜索は無理だろう...。

    「チッ。」

    あたしは掃除をしてから、部屋を後にした。
    何の手掛かりも無しだ。
    ジーンに報告した。

    『ええぇーー!!!
     超、危険だったじゃん!』

    『おい、大声出すと聞こえるぞ。』

    『おっと...。
     何にも掴めなかったかぁ。』

    『ああ、悪い。』

    『気にすんなって♪
     ちょっとラッキーだったんだよ。
     お前の方にアイツが行ったから、その間に色々調べられた☆』

    『本当か!!?
     早く言え!』

    『はいはい★
     結果だけ言うと、やっぱりアイツは?新世界?のメンバーだった。』

    『やっぱり...。
     じゃあ、今夜に奴を潰すぞ。』

    『OK☆
     俺も行っていい??』

    『邪魔しないんだったらいい。』

    『じゃ、行くわ♪』

    『時間は後で連絡する。
     切るぞ。』

    今夜決戦だ。
    ゾクゾクしてきた...。
    楽しみだ...。
  • 12 葵 id:uHXLO9F.

    2011-09-13(火) 20:23:21 [削除依頼]
    No.05# 『潜入任務 04』

    あたしは奴を屋上へ呼び出した。
    ここの屋敷の屋上は広いから戦いやすいんだ。
    何で知ってるかって?
    事前に調査しといたんだよ。

    「なぁ、グレース。
     アイツ、本当に来んのか?」

    「来る。
     絶対に。」

    「何でだよ〜?」

    「『あんたが?新世界?のメンバーのことは知っている。
     屋上に来い。』
     って書いた。」

    「怖ぇ〜!
     果たし状かよ!?」

    「別に...来たっ!」

    奴が来た。
    やっぱりメンバーだった。
    やっとあたしの?相棒?の出番だ。

    「潰してくる。」

    「え゛...?」

    ビュッ
    あたしは奴の前に出た。

    「君があの手紙を?」

    「ああ。
     お前、メンバーなんだな?」

    「ああ。」

    「あたしは?黒ノ組織?だ。
     お前を潰す!」

    「女が何が出来るという?」

    「なめるなよ...!
     行くぞ、相棒!」

    あたしの相棒は「銃」だ。
    この世界でやっていく前から、ずっとあたしの相棒。
    ずっと。

    バンッバンッ!!
    あたしはあいつの足を狙って撃った。
    あいつはすんなりと避けた。
    まあ、少しは出来るのか...。
    その方が面白い。

    「あんた、少しはやるんだなぁ。」

    「女に負けるほどじゃない。」

    「チッ。
     次で終わらせてやるよ。」

    ヒュッ
    あたしは素早くあいつの後ろへ回った。
    一般人には見えない速さだ。
    あいつにも見えない。

    「終わりだ。」

    「なっ!!?」

    バンッ!!!
    あいつは倒れた。

    「う...ぐぅ...!」

    腕を押さえている。
    ふん。
    つまらねぇ。

    「ジーンこいつ連れて、帰るぞ。」

    「ほ〜い★」


    任務終了。
  • 13 葵 id:g.tvrVO/

    2011-09-14(水) 14:41:18 [削除依頼]
    No.6# 『少女の願い』

    あたし達はさっき捕まえた?新世界?のメンバーをBossに引き渡した。
    捕まえたメンバーは特別な牢に入れられる。

    「二人とも、任務ご苦労。
     しっかり休めよ〜。」

    「ラジャッ☆」

    「あたしは休まなくて平気だ。
     次の任務をくれ。」

    「グレース、すげ...。」

    「タフだなぁ。
     その若さが欲しいよ...。
     分かった。
     じゃあ、グレースはスペインに向かってくれ。」

    「了解、Boss。」

    「「じゃあね〜♪」」

    能天気野郎共め...。
    あたしは指令室を出た。
    そして、そのままスペインに向かった。

    任務先はスペインの小さな村だ。
    貧しい小さな村...。
    そこの村長だけが金を独り占めしているらしい。
    そしてその金の元が?新世界?らしい。
    ?新世界?は巨額の金を持っている。
    つまりその村長はメンバーかもしれないということだ。

    あたしは船で港に降り。
    馬車でその村に向かった。

    「ハァハァ...。
     やっと着いた...。」

    遠かった。
    ここまで12時間もかかった。
    それにしてもド田舎だなぁ。
    こんなとこにいて金持ちなんて、
    どう考えても?新世界?と繋がってるしか有り得ない。

    あたしは村へ入って行った。
    しーん...。
    誰もいない。
    何でだ...?
    大通りへ行っても、人はいなかった。
    あたしは直接村長の家を訪ねようとした。
    その時だった...。

    「誰...?」

    後ろから小さな声がした。
    振り返ってみると、小さな少女がこっちを見ていた。

    「ここの村の者か?」

    その子は小さくうなずいた。
    ボロボロになった布を着ていた。
    とても痩せていて、薄汚れていた。

    「お前、名前は?」

    「名前は無いの...。」

    名前が無い?
    戸籍が無いってことか。
    親の戸籍が無いのか...。
    あるいは捨てられたか...。
    まあ、あたしには関係無いな。

    「お前、村長の家知ってるか?」

    ビクッ!!
    その子は大きく肩を震わせた...。
  • 14 葵 id:g.tvrVO/

    2011-09-14(水) 15:46:00 [削除依頼]
    No.07# 『少女の願い 02』

    その子の目から大きな涙が落ちてきた。
    い゛っ!!??
    あたし何か悪いこと言ったか...!?
    ただ村長の居場所を聞いただけなのに...。

    「どうしたんだよ...!?」

    「ご、ごめんなさい....っ!!
     あの、あの...!!」

    「怒ってないから。
     落ち着け。」

    「う、うん...。」

    その子はしばらく黙っていた。
    そして口を開いた。

    「お姉さん、村長様に用があるの?」

    村長様...?
    村長ごときに?様?を付けてんのか?
    それにこの怯え様、相当、酷い扱いを受けてんだな。
    あまり触れない方が良いだろう...。

    「ああ。
     少し話があってな。
     家を訪ねたい。
     居場所を教えてくれ。」

    「ここの道をひたすら真っ直ぐ行って、
     突き当りを右に曲がれば着くよ。」

    「ありがとう。」

    あたしが行こうとしたら、その子はじっとこっちを見ていた。
    無視して行こうとしても、ついてきていた。

    「...ねぇ、何?」

    「ついていっちゃ、駄目?」

    「危険だから、駄目だ。
     あたしは今からあいつを潰す。
     そうすればこの村も元に戻るだろう。」

    「本当に!!!
     本当に、元に戻るの!!?」

    その子は目を輝かせて言った。

    「ああ。
     戻してやるよ、あたしが。」

    「じゃあ、お姉さんは正義のヒーローだ!!」

    正義のヒーロー...!!?

    「違う。
     あたしはグレースだ!」

    とっさに名前を言ってしまった。
    Spyは名前を口外してはいけない。
    しまった...。

    「グレース!」

    二パーッと笑うその子を見て、もうどうでもよくなった。
    そしてあたしは村長を潰しに行った。
  • 15 葵 id:g.tvrVO/

    2011-09-14(水) 18:49:36 [削除依頼]
    No.08# 『少女の願い 03』

    読者の皆様。
    この村長は皆さんにお伝えするほど、強くありませんでした。
    雑魚でした。
    なので戦闘の部分は省略いたします。
    いや、折角なので、少しだけ...。

    『おい、村長は何処だ?』

    『ん?
     村長はわしだが...ん?
     むむ!!
     美少女じゃあっ!!
     わしに何のよ...』

    『黙れ。
     お前?新世界?のメンバーだろ?』

    『うん、そうじゃよ〜!!
     金ならあ...』

    『黙れ。』

    『ん?
     何を持ってるんじゃ?
     じゅ、銃!!??
     ちょっと、待て、待つんじゃ!!
     ぎゃああああああっ!!!!!!』

    あたしはもちろん勝った。
    何てつまらない任務...。

    あたしはあの子のもとへ帰って行った。

    「おい、お前。」

    「あ、グレース!!!
     どうだった??」

    「もちろん勝った。
     あれを見ろ。」

    あたしは気に縛り付けているあいつを指差した。
    あの子はあいつに向かって、あっかんべをした。

    「ふんっ!
     ざまあ見ろ!!!」

    「ああ。
     安心しろ。
     村も元に戻る。
     じゃあ、あたし帰るから。」

    「ええ!
     もう帰っちゃうのぉ!?」

    「ああ。
     仕事終わったしな。」

    「また来てくれる...?」

    「分かんない。」

    「じゃあ、絶対遊びに来てね♪」

    「いつかな。」

    あの子はあたしが見えなくなるまで、手を振っていた。

    たぶんあたしがあの子に、会いに行くことは無いだろう。
    だってあたしは?Spy?だから。
    一般人の知り合いを作ってはいけないからー...。

    任務終了。
  • 16 葵 id:g.tvrVO/

    2011-09-14(水) 19:29:01 [削除依頼]
    No.09# 『新入り』

    あたしはBossに報告し、部屋に戻った。
    少し疲れたから、寝ようと思った。
    ベットに横になったら、無線に連絡が入った。

    『館内にいる全Spyに告ぐ。
     今すぐ指令室に来い。』

    「了解。」

    はぁ。
    さっきまで指令室にいたのに。
    もうちょっと早く言えば、そのままいたのに。
    まあ、いい。
    早く行こう。

    ノックをし、指令室に入った。
    「失礼します。」

    「お、グレース☆」

    ジーンがいた。
    コイツのわりには珍しい。
    いつもは遅刻ばっかりなのに...。

    「よし、全員そろったな。
     お前たちの新しい仲間を紹介する。
     入りなさい。」

    「はい。」

    黒髪の女が入ってきた。
    あたしより背は小さく、同じ年ぐらいの奴だ。

    「初めまして。
     『ライア=ノーマル』と申します。
     よろしくお願いします。」

    「よし。
     皆、よろしくな。」

    新しい仲間が入った。
    あたしには関係ないが...。
    部屋を出て行こうと思った、その時だった。

    「グレース!」

    Bossに呼ばれた。
    あたしは返事をせずに振り向いた。

    「ライアはお前と同い年だ。
     ちょっと館内を案内してやってくれ☆」

    「はぁ!?」

    何であたしがっ!?

    「頼んだぞ〜。」

    ったく。
    かったるい...。
    さっさと済ませちまおう。

    「おい、お前。
     ついてこい。」

    「はい!」
  • 17 葵 id:g.tvrVO/

    2011-09-14(水) 19:38:34 [削除依頼]
    更新。

    「...それで、ここが女子風呂だ。
     あとはお前の部屋だな。
     ついてこい。」

    「はい!
     色々とすみません。」

    「いいよ。
     Bossの命令だし。
     さっさと済ませるぞ。」

    「はい!」

    「ええっと...。
     お前の部屋は何号室なんだ?」

    「504号室です。」

    「504号室!!??」

    「え、はい...。」

    何であたしの隣の部屋なんだよ...!?
    きっと馬鹿Bossの仕組んだことだな...。
    あいつ、そうゆうとこマメなんだよな。
    あ〜、イラついてきた。
    馴れ合いとか嫌いなこと、知ってるはずなのに。

    「あたしの隣の部屋だ...。」

    「そうなんですか!!?
     嬉しいです!」

    嬉しい...?
    うざい。

    「ついてこい。」

    「はい!!」

    今、あたしたちは504号室の前にいる。
    やっと終わった。
    疲れた...。

    「じゃあ、あたしはこれで。」

    「あっ、
     ありがとうございました!」

    ガチャッ
    自分の部屋に入った。
    何か、疲れる奴が来たなぁ。
    あいつ...強いのかな...?
    明日試してみるかぁ。

    寝よう...。
  • 18 葵 id:k.0UxEg.

    2011-09-15(木) 12:26:11 [削除依頼]
    No.10# 『それぞれの?理由?』

    朝だ。
    また鳥が五月蝿い。
    いつも通り準備し、あたしは食堂へ向かった。

    「Cコース、一つ。」

    「はいよ!
     グレース、ライアちゃんめっちゃ可愛いやん!」

    朝から嫌な名前を...。
    料理長といえども、侮れないな。

    「さあな。」

    「もう無愛想な子やなぁ。
     仲良くしときぃよ!」

    「余計な御世話だ。」

    そこへライアがやってきた。
    噂をすればってやつだ。

    「おはようございます、グレースさん。」

    「ああ。
     グレースでいい。」

    「はい!
     じゃあ、グレース...。」

    ふん。
    あたしはテーブルへ向かった。
    やっぱりそこにはジーンがいた。

    「はよっ☆」

    「ああ。」

    あたしは不機嫌そうに返事をした。

    「何、何??
     超不機嫌じゃん!」

    「うざい。」

    「ひっどぉ〜〜〜!!!」

    「あの!」

    そこへまたライアが来た。
    こいつ、ストーカーか?

    「一緒にいいですか?」

    「もちろんOK☆
     なっ、グレース!」

    「構わない。」

    「ありがとうございます!」

    チッ。
    気に食わない。
    ヘラヘラしやがって...。
    そんなんじゃ、ここでは生きてけない。
    すぐに殺られる。
    すぐに...。
  • 19 葵 id:k.0UxEg.

    2011-09-15(木) 12:36:45 [削除依頼]
    更新。

    「なあ、ライアちゃんだよな?
     俺はジーン!
     よろしくな☆」

    「はい、ジーンさん!
     ライアでいいですよ。」

    「じゃあ、俺もジーンで♪」

    あたしの横でとても盛り上がっている。
    今にも☆が飛んできそうな勢いで...。
    やってらんない。

    「あたし向こうのテーブル行くから。」

    ガシッ!!
    あたしは腕をつかまれた。
    見てみたら、ジーンがあたしの腕をつかんでいた。

    「何言ってんのさ?
     逃がさねぇよっ♪
     折角なんだから、ダチになっとけって!」

    「どいつもこいつも、うざいな。
     友達になっとけ?
     あたしはそんなの要らない。
     仲間もいらない。
     邪魔なだけだ。」

    あたしは無理やりジーンの手を払った。
    ジーンは少し怒ってた。
    コイツは仲間思いだからな。

    でも駄目なんだ。
    あたしには仲間がいたら...。
    またあんなことが起きちまう...。
    もう嫌なんだ...!

    あたしは隣のテーブルに静かに座った。
    そんなあたしをライアはじっと見ていた。
    何もかも分かっているような目をした。
    あたしの全て...。
    過去も、未来も、何もかも...。

    あたしは急いでライアから目をそむけた。
    そして部屋に戻って行った...。
  • 20 葵 id:k.0UxEg.

    2011-09-15(木) 13:29:28 [削除依頼]
    No.11# 『過去と涙』

    「くそっ!!」

    ドンッ!!
    あたしは部屋に戻り、壁をに殴った。
    何なんだよ、アイツの目は...!
    何もかも分かったような目をして...!
    あたしの何が分かるっていうんだ...?
    あたしは、あたしは...!!

    トンットンッ。
    誰かがノックをした。

    「誰だ...?」

    あたしはドアを開けずに聞いた。

    「ライアです。
     大きな音が聞こえたので...。」

    そうか、コイツは隣の部屋だったな。

    「あんたには関係ないだろ...?」

    「分かります。
     全部、知っていますから。
     『ソフィア=ダーク』さんとのこと...。」

    「!?」

    何でだ...。
    何で、姉さんのことを...!?
    コイツ、何なんだ...?

    ガチャッ。
    あたしはドアを開けた。
    そしてアイツを入れた。
  • 21 葵 id:k.0UxEg.

    2011-09-15(木) 16:46:34 [削除依頼]
    No.12# 『過去と涙』

    「どこまで知ってる...?」

    「グレースの過去はすべて知っています。」

    やっぱり。
    じゃあ、コイツは...。

    「お前、調査員だな?」

    「...。」

    返事が無い。
    やっぱりそうだ。

    「何で、あたしを調べてる?」

    「...。」

    チッ。
    口は割らないか。

    調査員とは...
    一応?黒ノ組織?の一員だ。
    Spyほど数はいないが、結構な数らしい。
    仲間でもなく、敵でもない。

    アイツはやっと口を開いた。

    「あなたの過去を調べろと、私たちのBossから言われました。」

    そう、コイツ等のBossは、あたし達のBossとは違う。
    Spyの中で誰もあったことが無い。
    謎の存在だ...。

    「何でだよ?」

    「知りません。」

    はぁ。
    めんどくさくなったな。

    「で、報告したのか?」

    「いえ、まだ...。
     言わないつもりです。」

    「そうしてもらうと助かる。
     じゃあ、帰れ。」

    「え!?」

    あたしはアイツを外に追い出した。
    何で今さら調べられないといけないんだよ...。

    姉さん...。
  • 22 葵 id:k.0UxEg.

    2011-09-15(木) 16:58:54 [削除依頼]
    No.13# 『過去と涙 03』

    あたしは孤児だった。
    親の顔は知らない。
    知りたくもない。
    こんな目に合わせた親を恨んだ。

    あたしは生きていくために盗みも沢山した。
    そうしないと生きていけなかった。
    悪を悪とは思わない子供に育ってた。

    ある日大きな屋敷に忍び込んだ。
    そして金目の物を持てるだけ盗もうとした。
    でも、あたしはその家の人に見つかってしまったんだ。

    世界が終わったように思えた。
    きっと殺される。
    そう思った。

    でもその人はあたしにこう言った。
    『一緒に暮らしましょう。』
    って言ったんだ。
    何処の骨かも分からない、しかも自分の物を盗んでる子供に...。
    あたしは最初、騙されてると思った。
    でもその人はあたしに優しく微笑んでくれた。
    暖かい笑顔...。

    その人の名前は『ソフィア=ダーク』。

    その日から、あたしはその家に住むことになった。
    名前も貰った。
    『グレース=ダーク』。
    とても幸せだった。
    ソフィアと、姉さんと幸せに暮らした。

    でも、ある日強盗が家に入ったんだ。
    そして姉さんはその強盗に殺された。
    あたしは助けられなかった。
    何も出来なかった。

    あの強盗は捕まらなかった。
    そして、そいつ等は?新世界?の手下だったことが分かった。
    あたしは復讐を誓い、ここに入った。


    そして今があるー...。
  • 23 葵 id:i03dcj80

    2011-09-16(金) 17:01:27 [削除依頼]
    No.14# 『仲間』

    別に問題なんて無い。
    義姉が?新世界?の奴等に殺されただけだ。
    何で今更、穿り返すんだ...?
    もう、忘れたいのに...。
    全部忘れて、楽になりたいのに...。

    トンットンッ
    誰かがドアを叩いた。
    またライアか...?
    しつこい奴だ。

    あたしはドアを開けながら...。

    「しつこい。
     何度言えば気が済む...ん...。」

    訪ねてきたのはライアじゃなかった。

    「...ジーン...?」

    「おう...。」

    ジーンだった。
    何でだ?

    「何だ?」

    「あの、謝りに...。」

    「何を?」

    「今朝のことだよ...。」

    ああ、気にしてたのか。
    別に構わないのに。

    「いいよ。
     気にしてないから。」

    「なら良かった...。」

    アイツはほっと息をついた。
    そしてニカッと笑った。
    はぁ。
    疲れる奴だな。
    暗くなったり、明るくなったり...。
    喜怒哀楽の激しい奴だ。

    アイツはいきなり叫んだ。

    「あー、あともう一つ!!」

    「何だよ...?」

    「俺はお前のこと仲間だと思ってる!」

    ...仲間...?
    あたしが仲間...?
    あれ、何でだ...?
    嫌な感じがしない。
    あれだけ毛嫌いしてたのに。
    とても温かい音...。

    でもあたしはそんなこと言えない。

    「はっ!
     何言ってやがる?
     あたしには仲間なんかいらない。」

    「そんなこと言ってるけど、笑ってるぜ?
     素直になんなよ、グレース〜♪」

    「うざい、黙れ。」

    「ひっどい!!!!」

    フッ。
    仲間...か。
    あたしにも、いつか出来るかな...。
    姉さんのことが乗り越えられたら、いつか...。
  • 24 葵 id:i03dcj80

    2011-09-16(金) 17:14:22 [削除依頼]
    No.15# 『終わり無き唄』 最終回。

    それから1週間後ー...。


    ライアは何も言わず、Spyを辞めた。
    あたしを調べるという任務が終わったからだ。
    アイツはアイツ等のBossに何も言わなかった。
    あたしに言った通り、何も言わなかった。
    まあ、言ってもしょうが無いからな。
    きっと今でも調査員として活躍しているんだろう。

    ジーンは...相変わらず能天気なままだ。
    見てるこっちがイラついてくる。
    まだ、あたしに仲間だと認めさせようとしている。
    だから仲間じゃないっつーの。
    でもあたしは嫌では無い...。

    あたしはいつも通り。
    いつも通りに戦い、修練所に行き、朝食ではCコースを頼み、馬鹿Bossとジーンを蹴る。
    至って平凡だ。

    でも平和な日常もいつか壊れる。
    だってあたしはSpyだから。
    闇と共に生き、光から逃げる。
    そして?新世界?を潰す。

    あたし達の戦いは終わらない。
    アイツ等を倒すまではー...!!


    完。
  • 25 葵 id:i03dcj80

    2011-09-16(金) 17:16:52 [削除依頼]
    ***
    葵です。

    「Do You Know Me?」
    終了いたしました!
    読んでいてくださった方、
    今までどうもありがとうございました!

    また新しい小説を書いたら、
    是非ともまたお会いいたしましょう♪
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