世界の隅っこで存在を叫ぶ4コメント

1 臍曲がり id:oH2mamu0

2011-09-10(土) 23:06:17 [削除依頼]


(私は)

(ここにいます)


その声は届かないかもだけど。ただ、声にしたかっただけ。
  • 2 臍曲がり id:oH2mamu0

    2011-09-10(土) 23:29:53 [削除依頼]
    Chapter1 私

     今日、私は終わりを迎え、存在が消えた。
  • 3 臍曲がり id:oH2mamu0

    2011-09-10(土) 23:52:47 [削除依頼]
     なにも変わらなかった。朝は6時に起床して、大しておいしくもない朝ご飯を胃に詰めて、「行ってきます」を言って家を出た。登校に使う自転車だってパンクはしてなかったし、ヘルメットだってちゃんと被って顎ひもだってキュ、と締めた。
     なのに、なんで。私は。事故を起こして、死んでしまったのだろう。

     即死らしい。病室で医者が私のことを話しているのを聞いた。横断歩道を渡る途中で大型トラックにはねられたそうだ。トラックの運転手は軽い怪我ですんだ。
     お母さんは声をあげて泣いていた。お父さんも同じように泣いていた。一つ下の響だって、目が真っ赤だった。泣きまいとしているのが一目瞭然で、でも赤い瞳は濡れていた。
     私はそれを、少し動けば触れることのできる位置で見ていた。
  • 4 臍曲がり id:lOYmJX9/

    2011-09-11(日) 14:09:44 [削除依頼]
     お母さんが私の顔にかかっている白い布をそっと取り除く。白すぎて気味の悪い顔が現れた。ああ、私死んだんだ。現実が突きつけられる。

    「痛かったよね、ごめんね、」

     お母さんが泣きながら謝っている。止まることの知らない涙をそのままにさせ、叫ぶように謝っていた。

    (痛くなかったよ、お母さん。謝ることもないんだ)

     そう発した。確かに、言葉にしたんだ。誰も気づいていなかったけれど。もう、私は言葉を交わすことすらできない。そう思うと喉が熱くなった。
     
    (お母さん、)

     気づかない。

    (お父さん、響、)
     
     誰も、気づかない。
     そうとは知っていても呼ばずにはいられなかった。
     お母さん、お父さん、響。返ってこない言葉。手をのばせば届きそうなくらい近いのに触れられない、ぬくもりを忘れた私の手。
     
     視界はぼやけ、ふるえる。
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