恋愛×スクランブル4コメント

1 とまと id:ez-EVjflaz.

2011-09-03(土) 10:27:56 [削除依頼]
「俺、本当はあんたが好きなんだ」

私は目を見開いた。

だって、人生初の告白だったから…。
  • 2 とまと id:ez-EVjflaz.

    2011-09-03(土) 10:43:02 [削除依頼]
    はじめまして、とまとです。

    飽き性なんで、短編集にしようかと思ってます。まあ、登場人物四人に視点を当てた小説になると思います。
    暇潰し程度にご覧いただければ幸いです。


    登場人物

    竹田 あゆみ
    高校二年生。
    成績はまあまあ良い。
    恋愛にはあまり興味がない。どこにでもいる普通の高校生。


    松本 かおり
    あゆみとは幼稚園からの幼なじみ。
    クラスの学級委員を務めるが、成績はあまり良くない。
    あゆみの良き理解者。


    浜岡 俊一
    あゆみとかおりとは幼稚園からの幼なじみ。
    彼女募集中である。
    成績優秀で、クラスのムードメーカー。
    かおりとはよく話すが、あゆみとは話さない。


    奥田 啓介
    あゆみのクラスメイト。
    オタクであるが、努力家である。
    俊一とは同じ部活仲間。
  • 3 とまと id:ez-EVjflaz.

    2011-09-03(土) 11:13:27 [削除依頼]
    第一話「二次元男の初恋」


    「二次元サイコオー!」
    俺は二次元大好き少年、奥田啓介。

    地元の進学校に通っている。

    「お前さ、高校生にもなったんだから、彼女でも作ったらどうなの?」
    お昼休み。
    俺は高校の友達である、浜岡 俊一と弁当を食べていた。

    「俺の彼女は、くるみちゃんで十分なんだよ!」
    くるみちゃんというのは、俺が毎週かかさず録画しているアニメの主人公である。

    「俺なんて、彼女募集中なのに全然彼女作れないし…」

    「俊一には愛が足りないんだよ。愛が!」

    「くそ…オタクに指摘されるとは」

    俊一は大好きなバナナオレをイッキ飲みし、呟いた。
    「こうなったら、学祭で彼女を手に入れるしかないな」


    「そういや学祭まであと10日だな〜。俊一は誰か誘うの?」

    「ん〜…」

    俊一はしばらく空になったバナナオレを眺めながら、口を開いた。

    「……俺の彼女になりたい子」

    「……俊一、よっぽど彼女欲しいんだな…。なんか涙出てきたよ」

    「お、おい!その言い方はまるで俺が彼女出来ずに嘆いているみたいじゃないか!」

    「実際そうだろ」

    俊一は黙った。


    「やべ、もう授業始まるぜ!」

    「あ、じゃあまたな〜」

    俊一は五組なのに、わざわざ俺のいる一組にきてご飯を食べている。
    毎日ご苦労様である。

    「あ、あの。」

    ふいに、声をかけられる。
    振り向くとそこには、同じ委員会の竹田さんがいた。

    「今日委員会の展示物作るらしいから、放課後図書室だって…」

    「あ、はい」

    なぜか、敬語で話してしまった。
    はっきり言って、俺は二次元以外の女の子は苦手である。

    竹田さんは、にこっと愛くるしい笑顔で、じゃあよろしくお願いします、と言い、友達の元へ行った。

    竹田さんは、いつも笑顔だ。
    入学当初は長かった髪を、夏休みが始まる前にばっさり切ってしまった。

    なんだかんだで一部の男子には人気があるみたいだ。

    俺はくるみちゃんしかいないけどな!
  • 4 とまと id:ez-EVjflaz.

    2011-09-03(土) 11:50:08 [削除依頼]
    「奥田君!委員会!」

    部活中に、竹田さんに呼ばれた。

    しまった、今日委員会であるのをすっかり忘れていた…。

    「わりー俊一。俺委員会行ってくる」

    「お、おう…」

    走る竹田さんを追いかけながら、図書室に着いた。

    「うわ、この大きな紙、なに?」

    「この前配ったアンケートの集計結果を、この紙にまとめなきゃいけないの」

    ちなみに俺は、こういう仕事が嫌いだ。
    楽そうだったから図書委員になったのに、以外と仕事があって驚いた。

    「とりあえずまずは文章考えなきゃいけねーのかぁ…」

    「あ、文章はもう考えてあるから、あとは写してくだけだよ」

    竹田さんは、バックから一枚の原稿用紙を取り出した。

    「え。いつ書いたの?」

    「この前図書委員で集まって考えたの。奥田君部活で競技場行ってたみたいだから…」

    ちなみに俺と俊一は同じ陸上部で、雨の日以外は自転車で15分あれば着ける競技場で部活をしている。
    今日は雨だったから、学校のトレーニングルームでの部活だったのだ。

    「あー…ごめん」

    「いいよいいよ。早く仕上げよう」

    竹田さんはシャーペンで一文字一文字丁寧に書く。

    雨の音と、吹奏楽部の音と、他の図書委員の話し声が聞こえる。

    ずっと突っ立ってても悪いので、俺はそばにあったアンケートの結果をグラフにした紙にのりをつけ始めた。

    ふいに、竹田さんが顔をあげ、にこっと笑った。

    なんだなんだ?と思ってたら、

    「たしか浜岡も、陸上部だよね?」

    と、質問された。

    「あ、そうだね」

    「あの人部活でどんな感じなの?」

    どんな感じと言われても…。
    竹田さんは相変わらず笑顔で待ってるし…。

    「んー…頑張ってるよ」

    「そっか」

    竹田さんはまたかきはじめた。

    俺は手が震えた。
    だって、俺はくるみちゃん以外の女の子と話すのはすごく緊張するのである!

    思わず竹田さんの顔をまじまじ見てしまった…。

    瞳が茶色くて、二重で、目がでかかった…。

    やっぱり俺って変態の気質があるのかも。と思いながら、またのりをつけはじめた。
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