Board Geme35コメント

1 ウォルター id:ez-IfOScEZ1

2011-09-02(金) 22:46:33 [削除依頼]
【0】

白と黒、表と裏、敵と友。

幾度も鼓動を止められながら、

白なら黒に、表なら裏に、敵なら友に、

幾度でも返って脈打つ。


何故なら私達は駒だから。


「貴方とまた友達になるために、私は貴方を殺します」
  • 16 ウォルター id:ez-E6XvcIO/

    2011-09-29(木) 22:01:38 [削除依頼]
    >14 そこまで言われるとなんだか恥ずかしいですね(笑) wwwwwwwwさんが読んで下さるだけでも十二分に頑張る価値アリですが、読者がもっと増えると嬉しいですね。その為にも完結出来るように頑張ります。
  • 17 K id:R8Ge8hh/

    2011-09-29(木) 22:30:26 [削除依頼]
    おもしろいです!
    頑張って下さい!更新待ってます^^
  • 18 wwwwwwww id:9hUIiSb1

    2011-09-30(金) 08:42:20 [削除依頼]
    この竜騎士のセリフをいかにすんなりと
    物語に繋げていくかが大事ですよ!
    ↑誰だお前はwww↑

    隠れ読者がきっといると思いますよ。
    わかりやすくて、一気に読めちゃう
    作品なので、これからも読者が増える
    と思います。
  • 19 ウォルター id:ez-70i1el/.

    2011-09-30(金) 18:22:01 [削除依頼]
     異世界に連れて来られてしまうなんて事は―これ程唐突ではないにしても―ゲームの世界等にはよくある展開だ。多分RPGだろう。シゲルも人並みには触れた事があったので、自分はいわばゲームの登場人物のような状況下に置かれている事は理解できた。納得は出来なかったが。
     そこでシゲルは考える。物語的には、ここから進行するのにどんなパターンがあるだろうか、と。

    「やっぱりアレだ。かなり近くに最初の村があるよな」

     そう言いながらシゲルは立ち上がり、周りを見回す。が、イマイチ見晴らしが悪かったので、正面にあったニメートル近い岩に登ってそこから確認する事を思いついた。
     元剣道部だったシゲルは校内でもトップクラスの運動神経を持っていた。なので軽く濡れているのに注意しながらでも、岩の天辺に立つのは大した苦労にもならない。

    「ふーん……なんもなさそうだな。しかも霧はまだ遠くまでは晴れてないな」
    「……て……」

     誰かの声を聞いたシゲルは、もう一度周囲三百六十度を見渡す。
     何の姿も確認出来ない事を不思議に思っていると、不意に自分の影が大きくなっているのが目に入った。
  • 20 ウォルター id:ez-70i1el/.

    2011-09-30(金) 18:37:23 [削除依頼]
    >17 有難う御座います! まさか三十分で希望が叶うとは(笑) 頑張るので是非ともまた来て下さいね。 >18 そうですね。奴は作中でも異端的なキャラなので、それだけ鍵になると思ってます。 その様に言って貰えると自信付きますね。有難い。
  • 21 ウォルター id:ez-nYrqcDD1

    2011-10-05(水) 17:06:53 [削除依頼]
     “影”ときて今のシゲルの脳裏に浮かぶのは、竜騎士のギルの事だ。表裏だとか、心の影だとか、そして何より自分と同じ形をした光の塊。ギルの言ってる事は殆ど分からなかったけれど、どうやらあの光の塊は自分の中から出て来たもの(ギルいわく人の持つ才能)らしい。
     そんな話の後だったから、シゲルは光の塊が出て来たりするんじゃないか等と考えて身構えた。もっとも、どう身構えれば良いのか分からないので、拳を握って体を強ばらせただけであったが。
     だがしかし、自分の影が大きくなる。なんて現象が起きる原因は基本的に二つしかない。
     光源と自分の位置関係が変わるとき。
     より大きな影に自分の影が重なって飲み込まれたとき。
     である。そして今回の原因は後者だった。

    「ど、い、てー―――っ!!」

     上方へと顔を上げて、降ってくる声を確認する。が、降ってきたのは声だけではなかった。
     降ってくる大きな影の主が何者なのかは、太陽の逆光のせいでシゲルには判別出来なかった。それどころか目が眩んで思考回路も一瞬止まってしまう。
     しかしその時、である。

    「(前へ跳べ)」

     頭の中で静かな声が響き、シゲルは咄嗟にそれに従った。
     着地点が草原の上とは言え、自分の背丈より高い位置から跳ぶと、かなりの衝撃がある。しかもシゲルは焦って無茶な跳び方をしてしまった。骨折や捻挫にこそならなかったものの、着地時には思わず呻き声が洩れてしまう。
     そんなシゲルとは対照的に、上から、いや空から降ってきた方(声から察するに女性)は、階段を二三段上がった所からぴょんと跳んだかのような身軽さで岩の上に降り立った。自分が避ける必要はあったのか? シゲルは痛みに顔をしかめながら、そんな疑問にとらわれた。
  • 22 wwwwwwww id:nLLS3Cg/

    2011-10-05(水) 19:14:52 [削除依頼]
    次の登場人物がどうやって出てくるのかな〜
    と思っていましたが、降ってくるとはwww
    続きが楽しみですw
  • 23 ウォルター id:ez-Dh46fMd/

    2011-10-07(金) 18:14:44 [削除依頼]
    >22 実は細かい所まで作り込まずに書いてるのでアドリブです(笑) 後々矛盾が生じたりしなければいいけど(-o-;)
  • 24 ウォルター id:ez-Dh46fMd/

    2011-10-07(金) 23:22:37 [削除依頼]
     しゃがみ込んだシゲルは見上げる形で相手をみた。最初は太陽のせいでシルエットにしか見えなかったが、目が慣れるに連れて、顔や服装などまで確認する事が出来るようになってゆく。
     見覚えのある黒いブレザーだ。襟や裾がスカートと同じ赤いチェックで縁取られている事が特徴で、中は白ブラウスに同じチェックのネクタイだった。紛れもなく、シゲルが通う高校の女子用制服である。

     肩に掛かったロングの金髪を、風に流すように後ろへ払いながら、クリッとした二つの真っ黒い瞳でシゲルを見下ろして少女は言った。

    「あら? 貴方、ミツコーの生徒!?」

     整っていた眉をひそめる。
     ミツコーとは、シゲルと少女が通っている美津野高校を縮めた呼び名だ。美津野高校に通う人間になら絶対に通じる言葉であり、無論、シゲルもすぐにミツコーとは美津野高校の事だと分かった。
     同じ学校の人間であると気づき、どこかで聴いた声だと思い、シゲルは今一度相手の顔を観察した。そして――。

    「鳴瀬 響!?」

     と、思わず相手の名前を叫んだ。
  • 25 ジャック id:bipVTqr0

    2011-10-07(金) 23:28:21 [削除依頼]
    わお

    ウォルターさんて『名探偵の才能』も書いていらっしゃいますよね

    俺隠れ読者ですww

    風景描写ああいう感じが書きたくていつも参考にさせてもらってます

    こっちも読みに行けるようにブクマしときます。
    明日大学の講義が終わり次第読ませていただきます

    更新頑張ってください
  • 26 ウォルター id:ez-Dh46fMd/

    2011-10-07(金) 23:34:54 [削除依頼]
    >25 えぇ、ジャンルや、向こうは一人称でこっちが三人称だったりとかなり趣の異なる作品ですけど、確かに両方とも私の作品です。 隠れずともよいのに(笑) でも読んで下さっていたのは素直に嬉しいです。有難う御座います。ご期待に応えれるように頑張ります!
  • 27 wwwwwwww id:nVEPx.O1

    2011-10-08(土) 11:06:15 [削除依頼]
    アドリブとは・・・。すごいですな〜
    降ってきたのが知り合いだったとは・・・。
    全く先が読めないです。続きが楽しみです。
    更新頑張ってください。
  • 28 ウォルター id:ez-dmZGTes0

    2011-10-09(日) 11:34:31 [削除依頼]
     いきなり名前を呼ばれて、ひそめていた鳴瀬 響の眉は更に歪な形へと変化する。そして、改めてじいっとシゲルを観察する。
     穴を開けられそうな程見詰められたシゲルだったが、響の眼に不審な色を浮かべる結果となった。

    「アンタ、私を知ってるの? まさかクラスは違うわよね……委員会かなんかで接点あったっけ?」

     呼び方が貴方からアンタに変わっている事に軽くダメージを受けつつ、頬を掻きながら質問に応える。

    「あ―…いや、特に接点はないけど……学年は同じ二年だな」

     それからシゲルはぼそっと「君は学内でも有名人だし」と付け足す。
     その外見から、鳴瀬 響は学内の男子から絶大な人気を得ていた。とは言え、今時ファンクラブなんてものが作られる事はなかったし、女子高生とは思えない威風堂々とした風格を持った彼女に近づく者も少なかった。なので、彼女の人気はあくまで水面下での人気であり、当の本人はその事には気付いていなかったのだ。
     目を逸らしている内に、響は岩の上からジャンプし、シゲルの目の前に、矢張り軽々しく着地した。驚いたシゲルは思わず「わっ」と声を上げてしまう。

    「同じ学年だったの。知らなくて悪かったわね……ところでアンタ、ここが何処だか知ってる?」

     申し訳なさそうな感情が全く籠もっていない「悪かったわね」である。灰色の髪の毛をした生徒がいたら普通は気付くだろう。と頭の中でシゲルはツッコんだ。
     響との距離が近いので一歩下がりつつ、シゲルは聞いた。

    「君はここが何処だか知ってるのか!?」
  • 29 ウォルター id:ez-6pBg5D41

    2011-10-10(月) 06:22:20 [削除依頼]
    「阿呆。知ってたら私から質問したりしないわよ」
    「それもそうだ」

     まったく、と呆れた台詞を吐いてシゲルに背を向ける響。
     異世界に来る。竜と竜騎士に出会う。自分の体から光の塊が出て来る。と、今まで生きてきた内で驚愕だった事ベスト3を、そのまま独占してしまう事態に連続で遭遇したシゲルにとっては、今更学園のアイドルが空から降ってきたくらいはなんて事もなかった。もうとっくにどうとでもなれという感じだった。
     それでも、今は兎に角現状把握が重要だ。とシゲルは考える。それはこの脈絡無く唐突に起こる出来事に対して、どうこう対処しようというのでは無く、単に「鳴瀬 響が目の前にいる」というだけで緊張してしまうからだ。色々と意味不明な事に巻き込まれている今でさえ、シゲルにとって一番怖いのは二人の会話が途切れて沈黙が流れることだったりする。

    「あの……さ」
    「何?」
    「君もいきなりこの世界に来たの?」

     響はまた百八十度ターンしてシゲルと視線を合わせる。いや、正しくは合わせようとする。
     また大きな黒い瞳に、今度は目の前で照準を向けられたので、シゲルは思わず目を伏せる。シゲルは響の事が特別に好きだったりするわけではなかったが、そもそも女子と二人っきりというのが苦手な質だった。
  • 30 ウォルター id:ez-6pBg5D41

    2011-10-10(月) 06:26:50 [削除依頼]
    >27 いえいえ、すごいと言われる程大したアドリブでは無いですよ(^_^;) 今のところ、主人公はひたすら唐突に意味不明に巻き込まれてるだけですからねぇ……ここから段々と場が落ちつけばいいんですが。
  • 31 wwwwwwww id:3xoOpQK/

    2011-10-10(月) 13:25:03 [削除依頼]
    その、主人公が意味不明なことに巻き込まれてる
    だけなのにおもしろいという。
    それにしても全く先が読めないですねwww
    続きが気になります。
  • 32 ウォルター id:ez-YZqF4DN.

    2011-10-11(火) 22:59:46 [削除依頼]
     シゲルと目を合わせる事を諦めた響は手に顎を当て、フムッと焦点を合わせるでもなく視線を宙へ向けた。どうやら回想しているらしい。

    「いきなりもいきなりだったわね。でもいつから、どうやってこの世界に来たのかがハッキリしないのよ」
    「俺と同じだ……やっぱりここが違う世界だってのはそうなのかな?」
    「知らないわ。竜騎士がそう言ってただけよ。それとも、アンタは今居る世界と元々の世界の区別でもつくの?」
    「……」

     つくわけが無いだろう。と響は眼で言っている。
     貴方は今居る世界が、今まで生きてきた世界と同じだという証明が出来るだろうか? 例えば、昨日過ごした世界と、今日過ごす世界が類似した平行世界ではないと説明する事が出来るだろうか?
     だがしかし、空から降ってきていらい尖りっ放しなこの少女を、シゲルは初めて真顔で真っ直ぐ見ていた。

    「……我々の生まれた世界に竜は実在しているだろうか」
    「……はっ!」
    「(もしかしてこの娘は馬鹿な娘なのかな)」

     なる程そうね、と手を叩きながら響は再びシゲルを見た。今度はシゲルも響を見る。
  • 33 ウォルター id:ez-aFMaiRj/

    2011-10-15(土) 16:40:21 [削除依頼]
     まじまじと、視線を離さないままシゲルの周りを歩いて、三百六十度からシゲルを観察する響。どうやらそれが彼女の癖のようだ。
     一周しても彼女は周りを回っている。

    「アンタ……」

     ニ周目。

    「もーしーかーしーてー」

     三周目。
     それまで響を目で追いながら我慢していたシゲルも、いよいよ耐えられなくなる。

    「なんなんだよ……!」
    「此処で何をすればいいのか分からないの?」
    「……お前は違うのか?」
    「お前にお前呼ばわりされる筋違いはないわ」

     四周目。
     フンッとそっぽを向く響。同時に金の毛先が踊った。
     何か、お前呼ばわりしただけでお前呼ばわりした以上の反撃を喰らったシゲルはまた目を伏せる。今まで描いていた彼女へのイメージは、ミキサーに小一時間入れっぱなしにでもしたかのように粉々である。
  • 34 ウォルター id:ez-aFMaiRj/

    2011-10-15(土) 22:01:12 [削除依頼]
    「確かに、私は何時の間に此処に来たのかは知らされてないけれど、此処で何が起きるのかは知らされているわ。……というかなんというか、なんでアンタは知らされてないの?」
    「知らされるっていうと、やっぱり竜騎士から知らされたってこと?」
    「えぇ」

     彼女には知らされていて自分には知らされていない。矢張り、竜騎士ギルの説明は足らなかったんじゃないか。とシゲルは頭の中で毒づく。
     もう一度、ギルの言っていた言葉を思い出してみるが、聞き慣れない単語を羅列した一つ一つまでは覚えていなかった。また少しでも間抜けなことを聞くと、棘のある答えが帰って来そうでシゲルは少しためらったが、幸い答えは響の方からくれた。

    「どうやら、私とアンタを含めた十人同士が闘うみたいよ」
    「……よく意味が分からなかったんだ。もう一度言ってくれるか」
    「頭が悪いのね……どうやら、私とアンタを含めた十人同士が闘うみたいよ」
    「……」

     理解出来ないのか、理解する事を拒んでいるのか、シゲルには判らなかった。
     闘う? ナニソレ? 受験戦争とか、そんな机上のもんじゃなくて?
     頭を掻き、目を瞑り、その場にしゃがみ込み、ばっと立ち上がり、目を見開き、頭を掻きむしる。当然ながら何の答えも出ない。
     闘う? この御時世に? あ、今は異世界にいるんだっけ。

    「アンタの挙動を観察するのは全く飽きないわね」
    「んなコト言ってる場合か! 闘うってなんだそれ。全然説明になってないぞ!」
    「五月蝿いわね。順を追って説明して上げるから、取り敢えず話し易い場所へ移動しましょう。此処へ来てからお世話になってる所があるから」
    「お世話になってる?」
    「そう」

     そこで響はやっとシゲルの周りを回っていた足を止め、ふふっと笑いかけた。これに落とされない男子は、我が校にはいないだろう。と言いたくなるような笑みで、シゲルもそれまでの彼女の言動を忘れて、思わず赤面する。
     その得意気な要素を含んだ笑みのまま響は言った。

    「エルフの里よ」
  • 35 ウォルター id:ez-aFMaiRj/

    2011-10-15(土) 22:06:37 [削除依頼]
    >31 すみません! 折角コメント下さっていたのに見逃していました(汗) まだ意味不明な事に巻き込まれているだけですからねぇ……ここから少しずつ話が見えてくるのではないかなぁと思います。 しばらくは「学ラン高校生inファンタジックワールド」って感じで、主人公が翻弄されっぱなしカモですが……。
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