鏡守一族っていうお手伝い屋さんのお話。11コメント

1 しみず id:oNS2Taw.

2011-08-27(土) 18:56:19 [削除依頼]
中学1年生の駄作なんで、
どうかあったか〜〜い目で見守って・・。
感想いただけるとうれしいです。
※一応ファンタジーです。
  • 2 しみず id:oNS2Taw.

    2011-08-27(土) 19:15:53 [削除依頼]
    、、。僕と鏡守一族。、、

    暗殺からペットのヘアカットまで。
    鏡守一族商い中ーー。
    そんな内容がさらっと書いてある張り紙が、
    僕の街の常夜灯に、ぺたぺたたくさん張ってある。

    墨で書いた達筆から、
    赤チョークで書いた幼い字まで。
    もうそれはそれはたくさん。

    僕は最初見たときに、誰かのいたずらかと思った。
    だから、おふざけのつもりで、昔僕をいじめたヤツの暗.殺届を書いて、
    そのチラシのすぐ下に張った。

    その夜に、僕はあの暗.殺届が気になって、その常夜灯を見に行った。
    小さいときに、カブトムシを捕まえようと、昼の間に木に塗った蜜を、父さんと見に行くような、
    そのドキドキを何倍にもしたような・・・。

    そんな気持ちが、常夜灯の下に立ったとたんに、
    音も立てずに、ふっと消えてしまった。
    そして、なんだか体温がぐっと下がった。

    チラシの文字とまったく同じ字で、
    「引き受けました。」

    …僕は、もう、必死になって暗.殺の対象の家に駆けつけた。
     住所も書いちゃったんだ。もし、本当に・・・。

    その、もし本当にだった。
    ちょうど僕が駆け付けた時には、対象者の部屋の明かりが消えて、
    対象者の悲鳴が聞こえて、銀の髪をした人間らしきものが、
    対象者の部屋の窓から、踊るようにとびだしてきた。

    銀色の髪が、月にキラキラ光っているのを見て、
    僕はもう何だかわかんなくなって・・・。

    嬉しいんだか、怖いんだか、
    泣いているんだか、笑っているんだか、

    気がついたら自分の部屋のベットの中で、
    僕は息を切らして、情けなく震えていた。

    ごめんなさい。もう暗殺なんて望みませんから・・・。

    無かったことにしてください。
    ナカッタコトニシテクダサイ。
    ナカッタコトニシテクダサイ。
    ナカッタコトニ・・・・・・・・・・・。

    /僕と鏡守一族。
  • 3 しみず id:oNS2Taw.

    2011-08-27(土) 19:56:55 [削除依頼]
    、、。食いしんぼうの鏡守さん。、、

    その薄暗い地下からは、いつも何かを食べる音がしている。
    鏡守一族で一番年の低いその鏡守は、
    恐ろしいほど者をよく食らう。
    一時は、暗.殺した者を食らうという噂もあった。

    「おい。みゆ。食い過ぎ。」
    みゆが、食べていたものを全部飲み込んだ。
    「だって・・・。」

    この大喰らいのヤツは、俺の仕事のパートナー。
    「鏡守みゆ」。
    で、俺が鏡守一族で一番めんどくさい奴のパートナーになった、
    かわいそうな「鏡守サガラ」。

    みゆの銀色の髪の毛は、さらさらとはとても言い難い。
    少し気味が悪いぐらい痩せていて、
    人を切るような人間とも、人間離れした食事をとるものにも見えない。

    「だってなんだよ。」
    「人を切ると、おなかが減るの。」
    みゆは、うっとりしたように続ける。
    瞳も銀色だから、どこを見ているのかよくわからない。
    「人間って、血を見るとおなかが減るのかな?」

    俺ハッとしてみゆの制服を見た。
    みゆの制服は白いセーラー服に、バンドとかバッチとかベルトとかがじゃらじゃら付いた服だ。
    やっぱり白い服のみゆを見ると、帰り血に目が行く。

    「お前さ。他の仕事しろよ。犬のヘアカットとかスイカの種抜きとか、全部俺がやってんじゃん。」
    「やってるよ。残りごはんの片づけとか、生ごみ処理とか。」

    ・・・みゆ、生ごみはさすがに喰ってねーだろーな?
    俺の冷たい視線をよけて、みゆは幸せそうにデザートに取り掛かった。

    /サガラとみゆ。
  • 4 ユナ id:mgZ.irf0

    2011-08-27(土) 20:09:04 [削除依頼]
    おもしろいです
    頑張ってください^^
    更新楽しみにしてます
  • 5 しみず id:oNS2Taw.

    2011-08-27(土) 20:45:56 [削除依頼]
    ありがとうございます〜。
    オモシロイと言ってくれる人がいるなんて
    ・・・幸せww
  • 6 しみず id:DGF02o7/

    2011-08-28(日) 15:05:19 [削除依頼]
    、、。義賊さん。、、

    幼い少女が、そっと墓石に花を供えた。
    「おにいちゃん・・・。」
    もちろん、墓石は答えない。
    小鳥が一羽、音もなく少女の隣にとまった。
    少女は、澄んだ瞳でじっと小鳥を見つめていた。
    ずっとずっと見つめていた。
  • 7 しみず id:DGF02o7/

    2011-08-28(日) 15:20:55 [削除依頼]
    、、。お仕事。、、

    俺は、みゆに赤い紙を渡す。
    みゆは赤い紙を開いて、じっと銀の瞳で読み始めた。
    まるで、絵本を読む小さな子供みたいに、
    幸せそうに暗.殺願いを読むのだ。この女は。
    「暗.殺のお仕事じゃないんだ。」
    「え?」
    たしかに。
    この紙を持ったときに、強い殺意を感じたから、
    てっきり暗.殺届かと。
    「何が書いてあんだよ?」
    「・・・果たし状?」
    俺は思わず、みゆの白い腕から、手紙をひったくった。



    私の兄を殺.した娘を、私が殺.す。
    今夜、私のうちに来い。
    場所、覚えているだろう?



    「おい、大丈夫かよ?」
    「大丈夫。」
    あっさりしたみゆの答え。
    「だって、この子、私と同い年ぐらいだよ。」
    たしかに、みゆより強い少女は、存在しなさそうだ。
    でもみゆは、形にのいい眉を少しひそめている。
    手紙からのただならぬ殺.意を、みゆも感じ取ったらしい。

    「サガラくんは来ちゃだめだよ。」
    「変なことゆうなよ。パートナーだろ?」
    みゆは、黙って武器を選び始めた。
    何の武器でも戦えるみゆが、真剣に武器を選ぶなんて珍しい。
    そのまま黙ってコートを羽織り、みゆは出ていこうとする。
    俺は焦った。
    マジでやばそうだ。
    みゆが死.ぬかもしれない。
    あわてて俺がみゆの肩をつかむと、
    みゆは乱雑に俺の手を払いのけた。

    そしてそのまま、落ち着いた銀の瞳で俺を見つめて、
    小さないつものアニメ声で、
    「あの子が殺.したいのは、私だもん。」
    「みゆ・・・・。」
    そのままみゆは、夜の霧を身にまといながら、
    どこかへ行ってしまった。

    /お仕事
  • 8 ユナ id:mrBSrLO0

    2011-08-28(日) 19:03:13 [削除依頼]
    面白いです!
    みゆ…結構ガンコなんですね
  • 9 しみず id:u34ypp7/

    2011-08-30(火) 12:14:04 [削除依頼]
    、、。えみし嬢。、、

    みゆは、少し前にその人を殺.した。
    それを影武者だと気づかないまま。

    その人に妹がいると知ったときには、
    もう遅かった。

    みゆは一回、その残された妹と会ったことがある。
    白い狐の仮面をかぶって、
    その人の使っていた木刀で、みゆを何度も斬ろうとしていた。
    赤い瞳でみゆののど元をにらんで、何度も何度も…。

    「久しぶりだね。」
    みゆの背中に、その木刀がつきつけられる。
    夜の静かの森の中を、武人のみゆに悟られることなく、
    妹は近づいてきた。
    「本当にね。」
    みゆが選んできた木刀に手をかけ、抜刀しようとする。
    もちろん、至近距離で、振りかぶり無しで、木刀で人は切れない。
    「名前なんだっけ?」
    「覚えてないの?」
    影で身長を計算すると、みゆより10センチほど高い。
    大きくなったもんだなぁ。
    「えみし嬢でしょ。名字は知らない。鏡守一族を狩ってるんでしょ?」
    「ええ。やっとあんたを見つけた。」

    えみしが木刀に一気に体重をかけ、みゆを弾き飛ばす。
    みゆが、平然となれない木刀を抜く。

    「今度こそ狩ってやる。」
    「・・・。」
    近くの枝に止まっていたカラスが一羽、鳴きながら飛んで行った。

    /えみし嬢
  • 10 しみず id:u34ypp7/

    2011-08-30(火) 12:16:35 [削除依頼]
    ユナさんコメントありがと(*^^*)
    頑固なキャラクター好きです。
    みゆが頑固すぎて話が進みにくいけど・・・。

    えみし嬢は、負けず嫌いです。
    サガラは・・・うん。しばらく出てこないかも。
  • 11 しみず id:lOivn8a0

    2011-08-31(水) 12:26:44 [削除依頼]
    、、。夜の森。、、

    えみしは真っ白な袴を身に着けていた。
    白い狐の仮面と白い袴を、夜の怪しい木漏れ日が美しく照らす。

    なれない武器で、小さな体で戦うみゆと、
    みゆを倒すためだけに、木刀で修業を積んできたえみし。
    素人にも勝敗が見えそうな戦い。

    カッカッと木刀のぶつかる音が響く。
    そのたびにみゆの銀の髪と、えみしの長い黒髪がゆれる。

    ぶつかっては引きぶつかっては引き。
    どちらもなかなか傷つかない。

    振りかぶらずに、突きこんでくるえみしの独特の戦法が、
    みゆに全く休みを与えない。

    「っ!!」
    みゆの胴にえみしの突きが刺さる。
    革のベルトに小さな穴が開く。
    みゆには傷がないが、次に同じ場所を突かれたら…。

    みゆの打ちはなかなかえみしに届かない。
    「・・・。」
    白い狐の仮面に、紅色で文様が描かれているえみしの仮面の奥に、
    みゆはえみしの瞳を見た。
    視線は、突き刺すように冷たく鋭く、
    みゆの銀の瞳をまっすぐ見つめている。

    私が、やられるべきなのかもしれない。

    隙の出来たみゆの肩に、えみしの木刀が斜めに切りこんでくる。
    みゆの体がふっとばされ、手を広げたような巨木に、
    勢いよく叩きつけられる。

    銀の瞳を大きく開いたままに動かなくなったみゆの側に、
    えみしがそっとしゃがみこんで、仮面をとった。

    白い無表情な顔が、困ったように小さく笑った。

    /夜の森
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