いじめ、殺人、いじめ10コメント

1 陀次子 id:mGGSL/c0

2011-08-25(木) 20:08:52 [削除依頼]
 人を傷めて何が楽しい?
 
 人を傷めて何がおかしい?

  
  • 2 陀次子 id:mGGSL/c0

    2011-08-25(木) 20:21:31 [削除依頼]
    「殺しちゃえばいいんだよ」
     彼女はそう言った。
     意味がわからないと思った。
    「中途半端に人を傷つける奴らなんて、殺しちゃえばいいんだよ」

     今日も蹴られ、蹴られ、蹴られた。殴られはしなかった。髪はハサミで切られたけれど、服は脱がされ濡らされたけど、喉は噛み千切られはしなかった。
     それは何故だ?と彼女は私に問うてくる。
     何故?
     なぜ?
     ナゼ?
    「そんなの、私が茶髪で、変な名前で、浮いてるから……」
    「そんなの理由じゃねぇだろ。浮いてるからなんだよ」
     鋭い瞳を私に向けてくる。怖いと思った。まるで、きめ細かく磨がれたナイフのようだ。自分をいじめる輩とは裏腹に、彼女の瞳からは真剣さを感じる。
    「浮いてるから……みんなは、私のこと気にくわなくて……それで、それで……」
     言葉とともに、涙も溢れ出す。私は感情を壊されそうだった。泣いているときはいつもそうだ。いじめられている時も泣く。泣くと、何も考えられなくなる。思考を奪われてしまう。
  • 3 陀次子 id:mGGSL/c0

    2011-08-25(木) 20:33:47 [削除依頼]
    「そうだよな。いじめって、大体そんなもんだよな」
     彼女は笑った。声をあげて笑った。その高らかで色のついた声は、誰もいない静まり返った廊下にこだまする。
     涙で視界は度の高いレンズ越しのようになっていた。しかし、私は彼女を凝視する。狂ったように笑っている彼女を。
    「何が……おかしいの?」
    「おかしい!おかしいよそれ!ふはははははっ、……何だよそれ、ほんと、笑っちゃう……」
     息を弾ませながら彼女は腹をかかえて爆笑。私はそんな彼女に腹が立ってきた。何で笑うの……何でこんなに苦しいのに、笑うの……。
    「何にらんでんの」
     彼女(まだ笑っている)に言われ、私は自分が彼女を睨んでいたことに気付いた。さらに怒りが増す。
    「何で笑ってんのよ!私、苦しいのに!」
     思わず叫んでいた。涙がまた流れ出る。感情のコントロールができない。
     目を開け、そこに立っていた彼女は、またあの、ナイフのような瞳をしていた。
  • 4 陀次子 id:mGGSL/c0

    2011-08-25(木) 20:40:37 [削除依頼]
    「苦しい?」
     酷く重い口調だった。まるでさっきとは違う。
    「苦しいって分かってんだったらさぁ」
     彼女が私に歩み寄る。
     腰が抜けて、動けなかった。
     彼女の目が、私の目と、重なる。

    「殺せばいいんだよ、殺せば」
     それから、彼女はその言葉を何度か繰り返し、行ってしまった。

     人を傷めて何が楽しい?
     
     人を傷めて何がおかしい?

     自分の感情のままに相手を傷つけて優越感を得ている奴らなんかなぁ、死ねばいいんだよ。

     それは、あまりに酷いようで、あまりに衝撃的だった。

     
  • 5 める id:kgJlqej0

    2011-08-25(木) 21:15:27 [削除依頼]
    すみません
    少しいいですか;

    ほんの少し読みづらいです><

    「」ではない文を改行してみては?(何様
  • 6 さやりん id:8fprfqG1

    2011-08-26(金) 10:53:22 [削除依頼]
    続きを・・・
  • 7 陀次子 id:iWSVYKt.

    2011-08-27(土) 18:19:17 [削除依頼]
    >5 すいません; 前は改行の癖があったのでなるべく関連する描写は同じ行に書くようにしてたんですが、人物描写が楽しくなってきてしまって長々としてしまいましたね。 あと描写のまとめ方も残酷ですね...(自分で 個人的には人物描写と心境の描写(?)を 細かく書いていきたいです 題名の通り「いじめっつーのは殺人と同様に暗くて重い」 っていう感じを出したいんです いじめ系って軽い感じの、 すらすら読めるのが多いんですけど 俺的には、重くて陰険って感じのが書きたいんです(何 もっとも、それであって読みやすいのが 素晴らしい小説なんですけどね... ご留意ありがとうございます >6 はい。しばしお待ちを。 一日一レスを目標に頑張りたいですね( 課題とか全然終わってないんですけどね...
  • 8 陀次子 id:iWSVYKt.

    2011-08-27(土) 18:24:59 [削除依頼]

     あれから私は考えた。
     
    ?殺せばいいんだよ、殺せば……?

     どういうこと?
     殺す?どうして。
     自分をいじめる者を殺すなんてこと、考えたこともなかった。そもそもそんな感情なんて浮かんだこともない。
    「殺す……殺す……」
     見慣れた部屋の、ベッドの上で、小さく唱えてみる。
  • 9 陀次子 id:iWSVYKt.

    2011-08-27(土) 18:35:35 [削除依頼]
     自分のか弱い声が耳に触れる。文字だけでは残酷なのに、私のその言い方はまるで違う。はにかみながら怒るとか、苦しみながら笑うとか、そんな感じだった。
     ふと、時計を見る。―――まだ午後5時だ。そのときはそうだった。
     しかし、それからのこと放心状態で、彼女の言った言葉の意味や経緯を考えていた。答えは出ない。だけど、考えた。いや、考えているつもりなだけだったのかもしれない。

     気がつくと、うす暗いオレンジ色の光が照っていた窓際からは眩しく輝く太陽の光が差し込んでいて、時計の針は、次の日の朝7時前を指していた。
  • 10 陀次子 id:/OXHls0/

    2011-08-31(水) 18:44:49 [削除依頼]
     いつの間にか寝てしまっていたのだろう。私は、重たい瞼を両手でこすりながら、ベッドから起き上がる。床に置いておいたスリッパを手探りで探し、立ち上がる。それから気がついたことだが、私は、制服のママだった。
     上のブラウスだけ取り換え、一階に降りると、同時に香ばしいにおいが漂ってきた。焼いたパン、トーストの匂いだ。それに、溶けたマーガリンの香りもする。
    「おはよう」
     私は椅子に腰をおろしながら、トーストにかじりついている姉に呟くように言った。朝帰りだろうか、だいぶ疲れた様子だった。
     姉は東京のクラブでホステス(いわゆるキャバ嬢)として働いている。だから家に帰ってくるのはほとんど朝で、昼間はどこかでふらついている。
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