リセット。 -愛しい君を殺すまで-23コメント

1 折平 id:pIVT5TY/

2011-08-24(水) 22:46:05 [削除依頼]



あぁ、裏切られた。
  • 4 真琴 id:f4zAQL10

    2011-08-24(水) 23:11:22 [削除依頼]
    おぉ。
    面白いですね!
    夫?が、実に怪しいですね…
    お酒でも飲んでるんですかね??
    頑張ってください!
  • 5 折平 id:pIVT5TY/

    2011-08-24(水) 23:31:21 [削除依頼]
    真琴様>

    ありがとうございます!//嬉

    おぉ、もう予想が付くとは!さすがです!

    一応、まだ恋人設定です^^
    文章力ゼロで、すいません!(土下座

    ありがとうございます!頑張ります!
  • 6 折平 id:pIVT5TY/

    2011-08-24(水) 23:48:21 [削除依頼]


    眠い目を擦りながら、ゆっくりと体を起こした。

    本当はもっと寝たいのだけれど、一度起きると
    寝付けない体質だからしょうがない。


    そんな体質に、若干うんざりしながら
    朝食作りのためにキッチンのあるリビングへ向かった。


    寝室を出て、ひんやりと冷たく冷えた廊下に出ると
    ふと、すぐ近くにある玄関の置き棚に
    何か置いてあることに気が付いた。


    すぐに玄関へ向かい、近寄ってまじまじと見る。


    「忘れ物、かな」


    そこには大きめの、黒い布で包まれたお弁当が
    ちょこんと置いてあった。


    やっぱり忘れ物だよね、コレ。


    電話した方が……いいかな。


    仕事中に電話するのには、気が引けたが
    お昼時になって、慌てて探すのも大変だろうと思い、
    勇気を出して、自分の携帯を取りに寝室へ戻る。


    携帯を見つけて手にした私は、ベットに腰を下ろして
    携帯をじっと見つめた。

    なんか、久々だから緊張する。


    一度、深呼吸をして呼吸を整える。


    ――初めて電話掛けた時みたい。


    そんな過去の思い出を頭に、息を呑んで携帯を開いた。


    ――どうか、会議中じゃありませんように。


    そう祈って、彼の携帯に電話を掛けた。
  • 7 歩 id:pqrWkve1

    2011-08-25(木) 01:01:47 [削除依頼]
    面白いです!

    文章力ゼロじゃないですよ!((いや本当に
    短文コメで、すみません><
    頑張ってください!
  • 8 折平 id:JU091gL.

    2011-08-25(木) 01:31:19 [削除依頼]
    歩様>

    そう言って頂けると嬉しいです!
    ありがとうございます!//嬉

    いえいえ!
    コメ貰えるだけで充分ですよ!

    ありがとうございます!
    頑張ります!
  • 9 折平 id:JU091gL.

    2011-08-25(木) 02:33:11 [削除依頼]


    『もしもし?』

    3コール目で、彼の声がした。

    安心する優しく、爽やかな声を久々に聞いて
    少しほっとする。


    「もしもし、私。急にごめんね。
     お弁当、忘れてたから探さないうちにって思って……」


    『そっか、ありがと』

    その声を聞いて、電話越しに微笑む彼の顔が想像できる。
    でもその声は、疲れが溜まっているようにも聞こえて
    不安を煽った。


    『仕事、無理しないでね』そう言おうと口を開く。

    が、

    その言葉は、私の喉の所でキュッと
    ブレーキを掛けるかのように止まった。


    その理由は一つ。

    『ねぇ、誰と話してるのぉ?
     ユミ待てない〜っ!キャハハッ!』


    電話越しの小さな声だったが、確かに
    若い女性の声がした。


    その瞬間、頭が真っ白になる。


    なんで、なんで、なんで!
    どうして!!


    どうして女の声がするの?

    どうして女と一緒に居るの?


    今、誰と何をしてるの?


    聞きたいことは沢山あった。
    でも何も言えなかった。


    悲しかったから?

    悔しかったから?


    違う。


    怖かった。


    事実を知るのが、あまりに怖かったから。
    だから、わざと目を背ける。


    『どうか……した……?』

    黙り込む私を不審に思ったのだろう、
    彼は心配そうな声で尋ねる。


    電話の向こうでは、女に向かって微笑んでいるのではないか
    と思うと、胸が痛いほどに締め付けられた。


    「あ、ううん。なんでもない!
     じゃあ、仕事頑張ってね」

    女の声に気付かないフリをして、
    無駄に明るく言い捨てると、一方的に電話を切った。


    仕事じゃないことなんて、分かってた。
    でも、そう言うしかなかった。


    あぁ、あぁ、まただ。また―……


    裏切られた。
  • 10 折平 id:JU091gL.

    2011-08-25(木) 15:13:01 [削除依頼]

    あげます
  • 11 折平 id:JU091gL.

    2011-08-25(木) 15:41:09 [削除依頼]


    電話を切って、その場でフリーズする。


    裏切られた、また。
    好きな人を取られた。
    浮気。

    浮気浮気浮気浮気。


    そんな言葉が延々と、頭の中を駆け巡った。


    手の中にある、まだ新しい淡いピンク色の携帯を
    これでもかと言う程、強く強く握った。


    色んな感情が混じって、下唇をギリギリと噛み締める。

    気付けばいつしか、舌には赤い液体が広がっていて、
    鉄の味がした。


    『ヴーヴーヴーヴー』

    手の中で握り締めていた携帯が、震えながら唸る。


    突然の事に、ビクッと肩を震わせたが
    すぐに携帯を開いた。


    「もしもし」

    混乱していたとは、到底思えない
    落ち着きを払った声が自然と零れる。


    ――なんだ私、案外気にして無いじゃん。

    なんて考える余裕すら、今の自分にはあった。


    『もしもし?あたし!』


    そう言った声は、親しい友人のものだった。
    いつもと変わらない、無駄に元気な声に自然と笑顔になる。


    「めずらしいね?どうかしたの?」

    確かに彼女が電話を掛けてくるのは、珍しい。


    メール愛用家、と言うよりメール中毒の彼女が
    電話を掛けてくる時は、決まって深刻な話ばかりだ。


    なのに今日は、いつも通り過ぎて
    逆に不安になる。


    『んー?ちょっと遊びに行きたいなぁ、って』


    「ふふっ」なんて、最後に可愛らしい
    笑い声を付け加えると、彼女は私の答えを待った。


    それに応えるように、すぐさま口を開く。

    「あぁ、ごめん。今日はちょっと……」


    (常に笑顔で居られる自信なんてないよ。)

    そう言いたかったけど、ぐっと堪えて
    心の中だけで呟いた。
  • 12  卍.清水咲綾/* id:56y1A8d1

    2011-08-25(木) 16:30:31 [削除依頼]
    面白いです!!
    がんばってくださいねdd
  • 13 折平 id:CXoOQ5u/

    2011-08-26(金) 23:19:18 [削除依頼]

    あげます


    清水咲綾様>

    嬉しいです!
    ありがとうございます。

    頑張ります!
  • 14 折平 id:CXoOQ5u/

    2011-08-26(金) 23:23:18 [削除依頼]


    登場人物の名前を付けようか
    悩んだのですが、読みにくいので付けます!(今更
  • 15 折平 id:CXoOQ5u/

    2011-08-26(金) 23:30:15 [削除依頼]

    主な登場人物

    柴崎 真由 (シバサキ マユ)

    23歳、大学3年生。
    蒼の彼女。


    山梨 蒼 (ヤマナシ アオ)

    25歳、新社会人。
    整った顔の持ち主。


    城戸 奈々 (キド ナナ)

    23歳、大学3年生。
    真由の幼馴染。
  • 16 折平 id:CXoOQ5u/

    2011-08-26(金) 23:49:27 [削除依頼]


    私が答えて、暫しの沈黙が続いたあと、「そっか……」という
    小さな声が電話の向こうから聞こえた。

    ごめん、そう言おうと思って
    口を開くと同時に、彼女の声が耳に届く。


    『ねぇ、無理しないで』


    「え?」

    まるで状況を分かりきっているような
    意味深な言葉に、思わず聞き返した。


    『元気ないからさ……
     なんかあった?』


    さすが幼馴染。

    そう思いながらも、明るめな口調で答えた。


    「そう?別に何もないよ〜」


    『本当?何もない?無理してない?』


    途端に心配そうな声になる彼女を
    安心させるよう、言葉を紡ぐ。


    「別に何も無いからさ!
     ほんと、何も……っ」

    何もないよ、そう言い掛けたとき、
    一粒の涙が頬を伝う。


    あぁ、もう。
    そうだよ、別に何もない。

    浮気されただけ、裏切られただけ。
    今まで経験した事なのに……なのに、なのに……っ!


    涙はボロボロと容赦なく零れ落ちた。

    それが悔し涙だったのか、悲し涙だったのかは
    今の私にも分からない。


    『真由……?』

    突然名前を呼ばれて我に返る。


    「あっ、……あぁ、ごめん。
     なんか目にゴミ入ったみたい、あはは」

    涙声でそんな事を言ったって、誰も信じないことは
    私にだって分かっていた。


    だけど私には、それしか言うことが出来なかった。
  • 17 折平 id:lqeEozv.

    2011-08-30(火) 21:27:19 [削除依頼]

    あげます
  • 18 折平 id:lqeEozv.

    2011-08-30(火) 22:05:52 [削除依頼]


    電話を切った。

    いや、気付いたらもう切れていた。


    何時間も、先程と同じベットに腰掛けている。
    少しだけ、頭の中を整理したかった。


    彼の浮気。

    今思うと、何故だか凄く冷静に考えられる。


    そもそも、告白したのは彼の方だ。

    なのに、彼から裏切るなんて―……
    彼にとって、私はその程度だったのだろうか。


    それ以前に、私は本当に彼が好きだったのか。
    告白されて、流れに乗って付き合っただけではないのか。

    だって少なくとも、告白されたときは
    私は彼が好きではなかった。ただの先輩だった。


    それなら、話は簡単だ。
    彼と過ごした日々を消し去って、断ち切る。


    大した事じゃない、以前に戻るのだ。
    以前の日常に、戻るだけ。
  • 19 折平 id:lqeEozv.

    2011-08-30(火) 22:17:34 [削除依頼]

    そうとなったら、まずは彼の家から出て行く
    準備をしなくては―……。


    目的が決まった私は、先程とは打って変わって
    てきぱきと自分の荷物まとめに入った。


    自分が持ってきたものは、全てトランクや使われていない
    段ボール箱に詰めた。

    そして宅急便を呼んで、今もまだ借り続けている
    自分のマンションに送りつけた。


    彼から貰ったネックレスやブレスレット、指輪は
    わざと見える位置に置いておく。


    「いい気味だ」

    一仕事終えて、スッキリした私は
    物が少なくなった部屋を見渡して、黒く微笑んだ。


    まさか家に帰ったら、彼女が居ないなんて
    予想だにしないだろう。

    いや、もしかしたら、アイツのことだから
    気付かないか、はたまた喜ぶかもしれない。


    そんなことを考えていたが、途中で馬鹿らしくなって
    「まぁ、どうでもいいか」と話を終わらせた。


    唯一、手荷物として残ったトランクを手に
    玄関で黒を基調とした、可愛らしいスニーカーを履く。

    しっかりと靴紐を結んで、勢いよく立ち上がると
    後ろを振り返って、誰も居ない廊下を見つめた。


    清々した気持ちと、お気に入りのスニーカーのせいか
    やけに明るい声で、この家に別れを告げる。


    「じゃ、さよなら。
     もう二度と、この家には上がらないから」


    そう言って、にっこりと笑うと
    未練を切り離すように、大きく音を立てて玄関を出た。
  • 20 ナツキ id:ob1NP9q.

    2011-08-30(火) 22:23:36 [削除依頼]

    えッ!?
    どうなるの!!

    気になりますww
    面白いです。
    がんばってください!!
    応援しています!!
  • 21 折平 id:lqeEozv.

    2011-08-30(火) 22:38:04 [削除依頼]
    ナツキ様>

    さて、どうなるでしょう!←

    嬉しいです!
    ありがとうございます!(土下座

    頑張ります(キリッ
  • 22 折平 id:mJIOe6I1

    2011-08-31(水) 10:33:30 [削除依頼]

    あげます
  • 23 折平 id:mJIOe6I1

    2011-08-31(水) 10:59:08 [削除依頼]


    「あ〜、スッキリさっぱり!」

    そう言いながら、夏の陽射しが照りつける
    熱いアスファルトの上に大型のトランクケースを転がす。


    ゴロゴロとタイヤを転がす音も、
    蝉の喧しく鳴く耳障りな鳴き声も、
    今の私にとっては、どこか開放感をもたらす音でしかなかった。


    人通りの少ないお昼前の町には
    旅行客や買い物に来た女性、小さい子供、
    これから通勤するスーツ姿の人、不良と思われる
    制服の少年少女ぐらいしかいない。


    きっと、こんな大荷物で町を歩いてる私は
    周りから見れば、旅行客か家出少女に見えるだろうなぁ……。

    なんて、呑気なことを考えて、何気なく
    高級ブランド店のガラカショーケースに映った
    自分の姿を見た。


    肩まである茶髪の髪、平均的な体型。
    二重の目に、どこか不安げな顔。

    それは何処からどう見ても、私の姿で
    見れば見るほど、自分の感情とは異なる表情だった。


    変なの。

    心の中だけでそう呟いて、その場を後にしようとした。


    ……が、ある一点で私の視線が止まる。
    その視線の先には、左手の薬指にはめられたシルバーリング。
    つまり、指輪があった。


    「……ッ!」


    最悪だ。
    一気にテンションが下がる。ガタ落ち。

    この指輪は、彼が私にくれた物。
    そして、婚約指輪でもあった。


    私の感情とは裏腹に、陽射しに反射して
    キラキラと輝く指輪は、私の心を痛めつける。


    “彼には、私という婚約者が居るのに―……”
    そんな思考が頭を駆ける前に、無理やり指輪を外して
    近くにあったゴミ箱に、乱雑に捨て入れた。


    強引に指輪を外したせいで、左手の薬指が
    じんじんと痛む。


    そして多分、息が上がりすぎたせいで
    頬から一粒だけ、涙が零れた。
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