虐められっこ、11コメント

1 空音さくら id:P4SyQvF.

2011-08-24(水) 22:39:52 [削除依頼]
【登場人物、】

東雲亜莉守 (シノノメ アリス)
近藤友紀  (コンドウ ユキ)
華音梓   (カノン アズサ)

追加あり、
  • 2 空音さくら id:P4SyQvF.

    2011-08-24(水) 22:57:01 [削除依頼]
    「あ、……て、転校してきた東雲亜莉守です!」
    自己紹介をする。

    私の名前は、東雲亜莉守。
    「よろしくね!」 
    「亜莉守ちゃん!可愛い名前だね〜っ!」
    「仲良くしてね〜っ」

    最初は、いいクラスだと思った。
    ―なのに、
    「あ。東雲さん。放課後ちょっといてくれない??」
    そう誘いを受けた。

    あれ?『東雲さん』?さっきまで『亜莉守ちゃん』って言ってなかったけ?

    放課後、
    「ねえねえ。―東雲、ってなんか変な名前だよね〜。」
    「アリスってぇ、外国人見たぁ〜い、」
    「見た目もなんか、浮いてるよねぇ〜っ!」 
    「―え?」

    性格ががらっ、と変わったみんな。
    前に出てきたのは、髪の毛がすごく長い、女子だった。
    「へえ、東雲亜莉守、ねえ。―近藤友紀よ、」
    「こ、こんどーさん……?」

    ふうん、と彼女は言うと。
    「茶髪ねぇ、―染めてんのォ?」
    私の髪をつかみながら、彼女は言った。
    「………地毛、」
    「そっ、」

    髪の毛をつかむのをやめると。
    「アンタ。ホントういてるよね?」
    「………………………。」
    「気にいんないっ!みんなぁ、」

    彼女は、後ろにいる女子を見た。
    「…………了解、」「おっけー。」
    後ろには2人の女子、

    「あたしぃ、鈴木でーす☆」
    「…………山崎、」
    「………………よ、よろしく。」

    ちょっとこの空気苦手だなぁ。
    うまくやっていけ―
    がっ!!!

    「きゃぁあっ!!?」
    思い切り腹部を蹴られ、大勢を崩す。
    いたぁ………。
    「なんのつもり………?」

    すると、
    鈴木さんが言った、
    「はっじまりぃ♪」

    ごすっ、
    大勢を崩した私に、蹴りが入れられる。
    「ぅ"ああぁぁぁっ!!!!?」
    「きゃははっ、ははっは!!」

    彼女は狂った声を上げて、
    何度も何度も、なんどもなんども、私を蹴った。
    「ぃたぁっ……!!きゃぁ……やめ……やめてっ…!!ぃた…痛っ!!!」
    「もっと叫んでよ!?あはっはっ。ちょー楽しい、あははっ!!」

    彼女は、私の悲鳴を聞いて喜んでる……っ!?
    この子……壊れてるよ…。
  • 3 空音さくら id:/b2p3fK0

    2011-08-25(木) 18:25:49 [削除依頼]
    ―クラス、

    「あはははっ、きゃははは!!!」
    「ぇ"あッ、……!!!やめてぇ……っ、ぅあっ、ぅ"ぐ……」
    「そろそろストップしたらぁ??」
    「りょーかいっ、」

    にやにやと笑いを浮かべる彼女、
    「ごほっごほっ、……げほっ、……!!ごほこほっ…。」
    「…………………………東雲、」
    「…………ごほっ、ごほっ、……な…にっ?こほっこほっ!!」

    この子、確か……山崎さんだっけ…?
    「……………私は、山崎宏美、」
    「……………っぅあっ……」
    咳が止まらず、お腹がすごく痛い。
    吐き気までしてきた。

    「………苦しい?」
    「………っ、…山崎さん……助け…て、?」
    彼女は、きっといい人のはず。
    なんて、理想を抱いた、そんなわけ。ないのにね?

    「苦しい?」
    「やま……ざきっさん……!」
    私は、大勢を崩したまま、体を引きずった。

    がっ、
    背中に、強い衝撃がはしる。
    「がはっ………!!!?」
    鈴木さんが、私の背中を何度も蹴る。

    「………っやめてぇ……!!……ぅあ…なん……でもするからっ!!……ぃやぁ……」
    何度も叫ぶ、もうだめ…。
    と。そこで諦めていたところに、

    「やめてあげてぇー。なんでもするって言ってるしぃ?」
    「ふー…。結構楽しかったなぁ♪」
    「………………悪趣味、」
    3人が私を囲むようにして、立つ。

    うつ伏せになりながら。顔だけをあげる。
    「………なんでっ?」
    どうして?こんなことをするの?
    「はぁあ……っ、そんな理由なんているわけぇ?」
    「そうだよ☆キミをいじめたい。それだけなんだから♪」
    「…………………………。」

    「そんな……っ!!」
    「まあ、なんでもゆうこと聞いてくれるんでしょォ?」
    「………。」
    なんでも、……私は何をさせられるんだろう?

    「じゃあさぁ〜。明日の放課後ォ、この店きてくんなぁい?」
    「あ。解ってると思うけど、人に話したりしたらぁ―。」
    「………………それ以上は、言う必要はない。」

    カードと地図を受け取る。
    この店、………パソコン喫茶?
    「わかった…。」
    「えー?『わかりました』でしょー?」
    「…………。」
    「はぁやぁくぅ!!」
    「…………。」
    「……なめてんの?」

    ぎぃっ、
    と髪の毛を思いっきり引っ張られる。
    「きゃぁっ!?」
    「こぉーんな長い髪、…切っちゃえばいいんじゃなぁい?」
    「やめて!!!」

    『お姉ちゃん、髪長くて綺麗。』
    わたしは、大事に髪の毛を延ばしてた。

    「―ふーぅーん?」
    ジョキッ、ジョキジョキ………。
    「ぁ……。」

    切られていく、私の髪。
    ぱらぱらと、落ちていく髪の毛。
    「ぅ……ぅああああああっ!!!」
    叫ぶ、
    涙がこぼれる。

    「じゃーぁねぇ☆」「ふんッ」「………」
    ―次の日、

    「ぁ。あのっ―。」
    他の子に声をかけても無視される。
    私は、もう生きてけなくなっちゃった―。
    独り、

    「…………。」
    独りとぼとぼと、パソコン喫茶に向かう。
    『お金、もってきてよねぇ。3000エンくらい?』
    財布を持って。

    「おっそいじゃーん。待ちくたびれたぁ。」
    「………すみません」
    うつむきがちに、私は言った。
    ―これでいいの?
  • 4 空音さくら id:lvxSoxY/

    2011-08-26(金) 12:06:40 [削除依頼]
    「んじゃぁ。座ってぇ。」
    言葉では、促すだけのように見えるが、私は強制的に椅子に座らせられて
    いた。

    「ほらほらァ、これ見てョ〜」
    【東雲亜莉守掲示板】
    「………え?………」
    私の、掲示板??

    【コメント:?1 はのかな
    んじゃぁ〜みんなこいつのことののしちゃぉー!】

    東雲亜莉守、
    中学2年、
    写真 → 
    じゅーしょ、 ○県×市♪町56226
    なんば o9×ー53987-38

    【コメント:?2 ななし、
    まじで??超地味子ぉwwww】

    【コメント:?3 おおおおぃ
    えええっ、ここにかけよっかなー?www】

    「やめて……っ!!いますぐ消してよこのサイト!」
    「無理ぃ☆あはははっ!!」
    「…………………。」

    そんな……。
    「じゃあ、お金払ってよねぇ」
    「あ。ねえねえ、アタシん家いかなーい?」
    「え?裕子(鈴木裕子)の家?」
    「うん、」
    「そうだねー、ぁ。でもぉ、やっぱ宏美のとこがいいんじゃない?」
    「………かまわない、」

    ―今日は、暴力は振るわれないのか。
    精神的ダメージは大きいものの、もう帰れる。
    「あんたも一緒に来るんだよぉ?」
    「……………え?」
    なにをさせられるの…?

    ―山崎さんの家、
    山崎さんの家は、とても広かった。
    「こっちきてよねー東雲ぇ、」
    部屋に入れられる、ここは…………?

    「よーこそ、苛め部屋へ、」
    「…………っ!!」
    必死に、外へでようとする。
    ガチャ、

    「ぁ………。」
    ドアが閉まる。
    鍵をポケットにしまう山崎さん、
    「ここ、内側からしか鍵開かないんだよねーっ?」
  • 5 空音さくら id:lvxSoxY/

    2011-08-26(金) 12:13:31 [削除依頼]
    「……………?」
    気がつくと私は、白くて狭い広い部屋に閉じ込められていた。

    「ここ……?」
    「さっきも言ったでしょぉ?苛め部屋よ。」
    「………っ!!?」
    「薬使わせてもらっちゃった☆」

    そっか…私。薬で眠って…。
    起き上がろうとした瞬間、

    はふっ、
    袋で口と鼻を押さえられる。
    「……っ!!?」
    「息吸ってぇーっ??」

    なに…………?
    薬、?
    「はやくすえよぉ!」
    怒鳴られて、すってしまう。

    「っ!!!?………ごほっごほっ…!!」
    これって…シンナー?
    ぎゅ、とシンナーの入った袋を口に押さえつけられる。

    「んんんっ!!!」
    必死に抵抗するが、二人に押さえつけられ、逃げれなくなる

    「っ………」
    ―次の日も、また次の日も、また次の日も。
    何度も何度もシンナーを吸わされた。

     そして、
    「ぁの……っ、」
    「んん?」
    「それ、ください。」
    「いいよー、1000円ねぇ、」

    私は、シンナーを近藤さんから買うようになってしまった。

    スーハースーハー…。
    はまってしまったのだ。シンナーに。
  • 6 空音さくら id:lvxSoxY/

    2011-08-26(金) 16:44:24 [削除依頼]
    「………っ!!!」
    トイレに閉じ込められた。
    ガンガンガンガン!!

    何度も、なんどもドアを叩く。
    「出してよっ!!」
    鍵はもちろん開いている。ただ、あちらで押さえつけられてて出れなくなってしまっ
    たのだ。

    「ねえっ!!……だれかたすけ―」
    バシャぁッ、
    ………カラン、

    落ちるバケツの音と、
    したたる水。
    『きゃはははっ!!』
    『……………。』
    『おっもしろーい☆次、これなげよー?』
    『きったなぁい!』

    ばしっ、
    便器ブラシが頭に当たる。
    「ぅ……うわぁあああっ!!!」
    『あいつなんか叫んでるし、うけるーっ!!』

    ……………なんで?
    私が何をしたって言うの?
    「だしてょぉ……!!」

    がたん、
    そういう音がした。
    トイレのドアの前に何か置いた―?

    「えっ……!?」
    過ぎていく気配。
    嘘っ…このまま私を置き去りにして、閉じ込めたまま帰っちゃうの…?

    「ねえっ!!近藤さん!?鈴木さん!!山崎さん…!ねえ、…ねえっ!」
    何度も何度もドアを叩いて、
    私は叫んだ。

    「そんな………。」
    ここは小学校の旧校舎。
    連れられて、中に入れられて、閉じ込められた。
    ―もう、誰も助けに来ない。

     その日、私はずっと待ったけど。
    誰も来なかった。
    ―次の日の朝。

    「やっほーい☆もしかしてぇ、死んでたりするぅ??」
    「なわけないでしょぉ、ったく、」
    がらんっ、と音がして、ドアが開く。

    「ばぁか!シンナーくれくれうっさいからだよぉ!」
    足を蹴られる。
    「…………っ」
    もう弱り果てた。疲れて、悲しくて、寂しくて―。

    ぎぃ、
    「ふーん、いい面してるじゃーん?虐めがいありすぎなんすけどぉ。」
    わたしの髪を掴んで、近藤さんが言う。
    「よいしょっ、と。」

    え―っ!!?
    ばしゃんっ、
    トイレの便器の中に思い切り顔を入れられる。
    「………っ!?んーっ、!!!!」

    必死にもがくけど、おそらく近藤さんと鈴木さんも抑えているのだろう。びくとも
    しない。
    ………息が、出来ない…ッ!!

    「ぷはぁっ!」
    やっと顔を上げられた。
    「うっわーきったなぁい。」
    「こっちよらないでねー」

    きゃははっはは、と甲高い声をあげながら、
    彼女達は消えていった。
  • 7 空音さくら id:lvxSoxY/

    2011-08-26(金) 20:00:22 [削除依頼]
    ―それから一カ月
    「ぅう……っ、ひっく、ひっく……」
    もうこんなの耐えられない。
    生きていけない……。

    「………。」
    今日は学校を休んだ。
    携帯に迷惑メールが山ほどある。
    そのなかで、dy近藤という件名のメールがあった。

    【あの旧校舎に今日も来い。こないと家に押し掛ける。】
     今、私は一人暮らし。
    家なんかに押し掛けられたら………。

    【了解です、】
    敬語になった。タメ口だと虐められるから。
    ―旧校舎、

    「ねえねえっ、こっちきてよねぇ〜!」
    旧校舎のプール場につれていかれる。
    金網を登って、飛び降りた。

    「ふぅ!!」
    「やっぱ午前中に雨振ったおかげで水たまってるね☆」
    「………っ!!」
    「………………。」
    「もしかしてぇ、気付かなかったの??にっぶいなぁ」

    3人に、プールの端に追い詰められる。
    「やめてっ!」
    どんっ、
    思い切り肩を押される。

    「きゃぁああぁあっ!!」
    悲鳴を上げて勢いよく水に落ちる。
    ばしゃんっ、

    いつもより深い水の量だ…っ!!
    私は背が小さいので、口がつかって、ぎりぎり鼻で息ができるくらいだ。
    「ぷはぁっ!」
    3人はそのあとなにもする様子がなかったので、頑張って上がろうとする。

    ―手を置いたその瞬間、
    ごりぃっ!
    「…………っ!!?」
    「あがってこないでよねぇっ!」
    顔面に蹴りが入れられる。
    激しい激痛。

    「…………っ!!」
    勢いで、水面の底まで行く。
    息ができない……動けないよ…。

    蹴られた頬から赤い液体が出た。
     必死にもがいて、私は顔を浮かせた。
    「まかせたねぇ〜祐子!」
    「了解☆」

    鈴木さんは長いデッキブラシを持つと、私へと向けた。
    「ぇいっ!」
    頭にブラシをぶつけられる。
    「っ!!っ!!」
    何度も何ども―。

    「もうやめて……っ!!……お願いっ……ねえ、」
    ―プールからやっと出してもらえた。
    「……アンタ臭いんですけど〜ぉ。近寄らないで」
    「………………。」

    限界を超えていた。
    もう、駄目だよ。

    ―次の日、
    「カラオケいこう♪」
    「きゃぁーっ!賛成☆」
    「………私も行く、」

    3人で、カラオケに行く話をしていた。
    ―カラオケ。

    ≪最終的にバットです♪ なんでなんでおっかしいの?
     こんなに落ち込んで♪ どうしたの?
    気晴らしにゲームでも どうですか?≫
    「ぃえーい☆」
    「………うまい、」
    「……………。」

    「じゃあ、お金出してねぇ〜っ!」
  • 8 空音さくら id:QOQMpFA1

    2011-08-27(土) 20:40:31 [削除依頼]
    「んっ!!……っ、……ッ!!」
    「やめっ……きゃぁっ……!!ぃ…っ!?」

    何度もバットを振りかざす鈴木さん。
    木製バット。金属製ならもうとっくに私は死んでいる。
    木製バットは、とても痛く。でも気絶しない程度、その痛感が、恐ろしい。

    「………バットに血がついちゃったぁ☆」
    「………っ!!」
    背筋に走る恐怖。
    この子、将来殺人鬼にでもなりそう…!!

    「……気に入らないんだよねえ、…そーゆーの、」
    「………っ??」
    「うざいんだよっ!!」

    かららん、
    そんな音をたててバットが落ちて。
    それとほぼ同時に鈴木さんが私の足を蹴る。
    サッカーボールならとっくに遠くまで飛んでいそうだ

    「………っ!!!!!?」
    激しい痛み、
    ―私は、気を失った。

     耐えられない、
    もういい。親に言おう。
    ―だんだんエスカレートしていく虐めに、私はついに耐えられなくなった。
    母さんに言おう。父さんは仕事で忙しいし、

    「…………。」
    じっと、久しぶりに家に帰ってくる母さんの帰りを待つ。
    「………ただいま、」
    「母さん!!」

    玄関で声がして、私は駈け出した。
    「あのね、聞いてほしい話が……」
    「………五月蠅いわね、」
    「え………?」

    その日、母さんと父さんが離婚したことを聞いた。
    確かに仲は悪かったが、まさか別れるとは思っていなかった。
    悲しかった―もう私に居場所はないんだって、

    独りだって。

    「ちょっとさぁ!!こっちきてくんなぁーい?」
    「ぇっ?」
    手を引っ張られて、いきなり離され、押される。
    私は倒れこんだ。

    「な…んです…か?」
    「なにもなんでもさぁ!アンタの両親離婚したそうじゃない?」
    「え、ほんと!?すっごーい☆」
    「……………不幸な子、」

    なんでばれてるの…?

    「ぶぁーか!ほーんとアンタって不幸な奴よねぇ…」
    「そういう子って、絶望の底に落としてあげたくなっちゃうよー」
    「………本当に哀れ、」
    にやにやとする近藤さんと鈴木さん。
    山崎さんは、私を見下ろしながら、哀れなものを見ていた。

    「………貴方達って、人間じゃない」
    「はあぁ?いまなんつったーぁ!!」
    「近寄らないで、化け物。」
    「……ふざけないでよねぇ、」
    「………?」

    鈴木さんが、うつむいて言った。
    ちょっと傷に触れちゃったのかな?まあ、自業自得だけど。

    「アンタがうざい!アンタを追い込みたい!……あはははっ、苦しめばいいの…。東雲
    亜莉守!アンタをあたしがおとしいれる!この、……鈴木祐子がね!」

    あはははは、と高らかにわらったあと、彼女は言った。
    「今日は特別思う存分虐めてあげる、……後悔してね☆」
    髪を思い切り掴まれ、彼女が私を殴った。頬に激痛が走る。

    「……っ!!」 
    野球ボールを彼女が手に取る、
    「どーしっよっかなぁ?どこに投げよっかなー?っと、!!」 
    ばしぃっ、

    彼女が狙ったのは、私の頭部。それが命中した。
    「ぃ……!?」
    思い切りあたった頭を抑える、

    「えいっ!」
    えい、えいっ!と声を挙げて何度も頭や顔を狙う彼女、
    「キミのその顔、ぶっさーいくにしてあげる!」
  • 9 空音さくら id:QOQMpFA1

    2011-08-27(土) 21:34:45 [削除依頼]
    ―視界が真っ暗になる、

    「…………?」
    「気がついたぁ?あのさあ、今日は特別もう解放してあげる、」
    「………。」

    妙におかしい。
    いつもはどんどん虐めてくるのに今日はこれだけ。
    まだ何かある……?

    「でも、此処に寄ってってねぇ〜!」 
    地図をさされる。ここ、?
    「………は、い……。」
    「ここ右の角いって、まっすぐいきゃぁ黒いでっかい建物あるから。」
    「………。」

    てくてくてく、
    右へ曲がったあと、ひたすらまっすぐ歩く、
    するといわれた通り、真っ黒の大きな建物があった。

    大きなドアを開ける。
    こんな大きな建物、ホテルか何かかな?
    「……いらっしゃい」
    「!!!?」

    いきなり声をかけられ、びっくりする。
    「話は聞いてるよ、東雲亜莉守ちゃんだろ?」
    「えっ?」
    なんで、…私の名前を?

    その質問をする前に、腕を掴まれる。
    「きゃぁ…っ!」
    そして、引っ張られ、どこかに連れられる。
    えっ……?

    身の危険を感じる。怖い…何されるの?
    ばしぃっ、とドアを勢いよくあけた30代くらいの男の人。
    すると、私をソファに投げつけるようにして押した。

    「なんなんですか……!?警察呼びま…」
    ―えっ?
    なん………!?

    「何してるんですか!?」
    やめてよ……ねえ!?

    「きゃぁっ……なっ……ゃめ…っいや……。いやあぁあああっ!!!」
  • 10 空音さくら id:QKYkdsv1

    2011-08-28(日) 07:50:00 [削除依頼]
    「―」
    こんな人生耐えられない、
    私はもう生きていけない、
    ―こんな思いをするなら、死んだ方がましだよね?

    そうして私は、カッターを取り出す。
    涙を流して、太い動脈にカッターをあてる。
    ぎゅっ、とカッターに力を込める。

    「………っ!!」
    痛い。
    とても痛い。
    痛みとともに血があふれだす。
    大量の血。

    「……私、不幸者だ…。」
    そっと倒れる私、
    意識がだんだん薄れていく。

    「…………シ………メ……!シノ………」
    「…………?」
    誰?

    『……お姉ちゃん、』
    『同い年でしょ?お姉ちゃんじゃなくて亜莉守でいいよ。』
    『アリス!―私、宏美』
    『宏美ちゃんっていうんだぁ〜。』
    小柄で背の低い彼女。

    『お姉ちゃん、髪長くて綺麗』
    『ありがとね!』

    ハッと、飛び起きる私。
    「何?………生きてる?」
    切った手には包帯が巻かれていて、
    私は無事だった。

    「………眼が覚めた、」
    「山崎さん………?」
    嘘、……直接私に手を出してこなかったけど。
    まさか山崎さんが私を助けてくれるなんて。

    「…………どうして?」
    「貴方を死なせたくないだけ。……大丈夫、」
    「え?」
    何言ってるの、
    ずっと私が虐められるところを見てきたくせに。
    何を―。

    「………もう大丈夫、…虐めは私が止めるから。」
    「いじめを……?」
    「―ずっと正体を隠してきた。もう大丈夫、もうばれても構わないから。もう少し
    だけ待ってほしい。」
    「…………うん」

    気づくと私はうなずいていた。
    山崎宏美さん、
    彼女は一体―?
  • 11 空音さくら id:QKYkdsv1

    2011-08-28(日) 16:32:53 [削除依頼]
    「もう一度言うわ、私の名前は山崎宏美」
    「………ひ、ろ、み……?」

    聞き覚えのある名前。
    まさか、ね。あの子じゃあないよね?
    そんなわけ……。

    「覚えてる?お姉ちゃん、」
    「っ!!!!」
    「覚えてるみたいね―、髪を伸ばしていたのはそれ?」
    「…………うん、」


    「……宏美、アンタ裏切ったね……?」
    「………私は虐めに参加をしていない。」
    「………ッ!!!」
    山崎さんの胸倉を鈴木さんがつかむ。

    「…………やるならやりなさい、……私は貴方達を無視します。」
    「………上等じゃない!?…ッお前を…虐めてやんだよ!!」
    「………。」
    彼女は冷血な瞳で鈴木さんを見ていた。

    「……あははははっ!!……ねえ?アンタさ、無感情みたいな顔してるけどぉ〜。ホントは
    怖いんじゃねーぇの??」
    きゃはははっ、と笑う鈴木さん。
    「ばーか!その無感情な仮面、アタシがはがしてあげる!!!」

    山崎さんを押し倒した鈴木さんは、飛び乗って拳を振った。
    「ばぁーかっ!!きゃははっ、あははっ……!!」
    「……ッ、……!!」
    何度も顔を殴られる山崎さん。
    それでも、彼女の冷たい瞳は鈴木さんを映していた。

    「………なにあんた?人間?」
    「……貴方こそ、…人をいじめて喜ぶなんて、人とは思えないわ」
    「………アタシは、むかつくものはすべて排除するの!!この手でね!?それが悪い?
    どこが悪いか行ってみなさいよっ!!」

    ごすっ、と拳を腹部に叩きこむ鈴木さん。
    「………がはっ……」
    「え………?」
    打ちどころが悪かったのか、山崎さんが血を口から出す。
    「やめてっ!!鈴木さん!」
    「うるさい!!離せっ!!」

    私は鈴木さんに飛びかかる。
    ―すると、
    「……どいつもこいつもっ……もう許さない…!!」 
    「………っ!!!!?」
    ポケットからあるものを取り出す鈴木さん。
    あれは…ナイフ!?

    「まずはお前からなんだよぉッ!!!」
    「きゃぁっ。」
    「………ッ、」
    ざく、
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