ナイトメアコンチェルト19コメント

1 雪菜 id:0ee9BeL1

2011-08-24(水) 13:18:24 [削除依頼]
「そうだ。私の事を好きになれば良いのよ」

多分、俺がコイツを嫌いになったのはこの時だった。
  • 2 雪菜 id:0ee9BeL1

    2011-08-24(水) 13:20:39 [削除依頼]
    楢崎右京と七見唯菜の怪奇レポートを書いている雪菜です。
    何となく、思い付いたので書こうかと思います。
    挫折する可能性が大ありですが、頑張ります(汗)
  • 3 雪菜 id:0ee9BeL1

    2011-08-24(水) 13:32:36 [削除依頼]
    episode? 緋色コンチェルト
    第十三高等学校1年7組教室にて。
    俺は死.んだ様に机に突っ伏して、動かなかった。
    嫌、正確には動けなかった。
    まあ、只単に眠いだけなのが。
    微かに遠くの方で騒ぐ同級生の声がする。

    ガラガラッ

    その時、大きな音がした。
    教室のドアを開けた音だろう。

    「皆、席に着いて」

    担任の一声で、

    「今日は転校生が来ています。ほら、入って」

    教室がざわつく。
    俺は溜め息を吐いた。
    安眠妨害も良い所だった。
  • 4 雪菜 id:0ee9BeL1

    2011-08-24(水) 13:36:34 [削除依頼]
    騒がしい音で目が覚めた。
    机から顔を上げると、教室には5人ほどしかいない。
    カーテン越しの窓から差す光の色から、もう放課後なのだろう。
    結局、あのまま寝たのか。
    俺は机から立ち上がる。

    クラッ

    軽い立ち眩みがした。
    視界が薄っすらと暗くなる。
    立ち眩みとか、か弱そうな女子がなりそうだが。
    俺は反射的に椅子を掴み、身体のバランスを保つ。

    「大丈夫?」

    透き通る様な声が後ろから聞こえた。
  • 5 雪菜 id:0ee9BeL1

    2011-08-24(水) 13:47:36 [削除依頼]
    俺は振り返る。
    立ち眩みが治ったらしく、視界が元の通りはっきりと見える。
    視界には見覚えのない女子生徒が俺に向かって微笑み掛けていた。

    「あ、天野さーん、また明日っ」

    まだ教室に残っていた女子生徒達が、ソイツに手を振って出て行った。
    天野さん?
    そんな奴、このクラスにいただろうか。

    「初めましてだねっ」

    女子生徒達が出て行って、30秒ほど。
    天野さんと呼ばれた奴は口を開いた。
    えらく、フレンドリーな性格なのか、顔を見ても“私はあなたと仲良くしたい”と分かる。

    「自己紹介ね。私は天野穹乃。ちなみに席はあなたの隣なの。よろしくね」

    席?
    俺は右隣の席を見た。
    空席だったはずだが……

    「あ、転校生なの。それすら、寝てて聞いてなかったんだ」

    ちょっと呆れ気味に彼女は俺を見た。
    恐らく、だらしない奴とでも思っているんだろう。
    ま、クラスメイトに話し掛けられる事が少ない俺に話し掛けてくれたのだから、勇気がある奴だ。

    「ねえねえ、私、聞いたんだけどさ」

    天野は俺に近寄って来る。
    微笑みながら近付いて来るから、妙に怖い。

    「精神不安定何だとか?何か中学の時に事件を起こしちゃったらしいって。それって、本当?」

    さっきのは訂正。
    コイツはフレンドリーな性格じゃない。
    只の好奇心旺盛で何も知らない奴だ。
  • 6 雪菜 id:0ee9BeL1

    2011-08-24(水) 13:55:51 [削除依頼]
    「そう言えば、あなたの名前、聞いてなかったな。藍羽君だとか、クラスの皆が言ってたから、名字は分かるんだけど。下の名前は?」

    無視して、教室を出て行ってしまおうかと思った。
    だが、気付かない内にコイツと俺の距離は10センチ程度にまで迫っていた。
    何で近付くのかが分からないが。

    「ねえ、教えてよ」

    「藍羽榛名」

    俺は迷惑そうにしている様な感じで言った。
    コイツもバ.カじゃないから、相手が迷惑している事に気付いてもう話し掛けて来ないだろう。
    そう思ってた。

    「そっか。藍羽榛名君ね。結構、可愛らしい名前」

    天野は俺に構わず、盛り上がる。
    ホントにバ.カなのか。

    「ねえ、私と友達になってくれる?」

    天野が言った瞬間、開いた窓から大きな風が入り込み微笑む天野の黒髪が揺れた。
    さっきまで気付かなかったが、コイツの黒髪は異常に綺麗だった。
    風で靡く髪はキラキラと輝く。
    絶好のシュチュエーション。
    恐らく、普通の男子なら直ぐに友達になると承諾するだろう。
    だけど、俺は生憎“普通”じゃない。

    「悪いけど、断る。じゃ」

    俺は机に掛けてあるスクバを取って、教室を出た。
    こう言う馴れ馴れしい奴はあまり好きじゃなかった。
  • 7 雪菜 id:0ee9BeL1

    2011-08-24(水) 14:03:26 [削除依頼]
    家に帰ると、カレーの匂いが充満していた。
    妹はもう帰っていたのか。

    「あ、おかえりなさい……は、榛名君」

    遠慮がちに妹は言った。
    普通の兄妹なら、兄貴とか、お兄ちゃんとか言うだろうが、俺等は普通じゃない。
    俺と妹の詠架は再婚相手の連れ子同士で血が繋がっていない。
    妹は俺と偶然同い年なのだが、俺の方が誕生日が早い為、俺が兄となった。
    同い年なせいで、双子だと思われる事が多い。
    その度、訂正するのが面倒なので俺は適当に交わしている。

    「あ、あのっ」

    直ぐに部屋に行こうとした時、妹に声を掛けられた。
    コイツにしては珍しい行動。

    「榛名君のクラスに転校生が来たとか」

    「え、あ、ああ」

    「榛名君の隣の席って、聞いた」

    何で隣のクラスのコイツがそんな事まで知っているんだ。
    若干、それで如何したと聞きたかったが、何故か妹の目がうるうるしていて今にも泣きそうだったから聞かないで置く。

    「もう、行って良いか?」

    「あ、これっ」

    妹が水の入ったガラスを差し出す。
    妹の手はプルプルと震えていた。
    地震でも起きてるのかと思わせるほどに。

    「薬飲んでないと思って。早く飲んだ方が良いですよ」

    「あ、どうも」

    再婚して1年。
    俺等はぎこちなく、他人のままだった。
  • 8 雪菜 id:0ee9BeL1

    2011-08-24(水) 14:07:31 [削除依頼]
    部屋に戻り、制服のポケットから薬が入ったケースを取り出す。
    錠剤を取り出し、口に入れて水で流し込む。
    そして、俺はベットに横たわる。

    コンコンッ

    タイミング良く、部屋のドアを誰かがノックした。

    「お兄さん?大丈夫?」

    ドア越しに妹の声がした。
    これも日常茶飯事。
    コイツは絶対にこのセリフを1日の中で言う。
    心配してくれているのは嬉しいが、俺はそれを疑ってしまう。
    社交辞令で言っているのか、本心なのか。

    「大丈夫だ」

    俺はドアに向かって言った。
    これも、1日で絶対に言うセリフ。

    パタパタッ

    妹の足音が遠ざかって行った。
    俺は大きく溜め息を1つ吐く。
  • 9 雪菜 id:0ee9BeL1

    2011-08-24(水) 14:16:01 [削除依頼]
    次の日。
    俺は気が重かった。
    別に学校に行くのは普通なのだが、何より昨日隣の席になってしまった奴が来るのかと思えば、溜め息を吐きたくなる。

    ガラガラッ

    教室の引き戸を引くと、何時もの教室が広がる。
    まだ8時丁度で、クラスの3分の1ぐらいしか、生徒は来ていなかった。
    俺は自分の席に座り、机に突っ伏す。

    ピピピピピピピッ

    その時、ケータイが鳴った。
    誰だよ……
    ポケットから、ケータイを取り出し、通話ボタンを押して右耳に当てる。

    「もしもし?」

    『指令だ』

    俺は項垂れたくなったは、相手が相手なので堪える。

    『今回のターゲットは第十一中学校3年の巳待白奈だ』

    「中学校?中学生かよ」

    『言って置くが、お前に拒否権はない』

    「……了解」

    プツッ

    電話は一方的に切られた。
    またかよ。
    また、俺は殺.人をやらされるのか。

    「誰と電話してたの?」

    右隣から声がした。
    顔を机から上げて、声のした方を見ると、笑顔の天野が隣の席に座っていた。
    何時の間に……
    全然、気配を感じなかった。

    「おはよ、藍羽君」

    俺は溜め息を吐き、再び机に突っ伏す。
    あっちもどっちも、ろくな奴等がいない。

    「ねえ、藍羽君、放課後、デートしない?」

    デート……?
    聞き慣れない言葉のせいか、一瞬、言葉の意味が理解出来なかった。
    どっちにしろ、放課後は用事があるから無理だが。

    「悪いけど、無理」

    「そう。無理、なんだ」

    今日はそれっきり、天野が話し掛けて来る事は1度もなかった。
  • 10 雪菜 id:0ee9BeL1

    2011-08-24(水) 14:21:33 [削除依頼]
    放課後。
    俺は巳待白奈の通学路で待ち伏せしていた。
    右手には絶対に高校生が持っていないであろう拳銃を持って。
    時刻は5時を過ぎた。
    そろそろ、通りかかる頃だろう。

    ピピピピピピッ

    ケータイが鳴った。
    こんな時に……
    俺は渋々出た。

    『情報担当の司波由梨愛デス』

    コイツかよ。
    俺は電信柱に凭れ掛かる。

    『お久し振りですねー、先輩』

    「嫌、さっき電話で巳待白奈の情報を聞いた所何だが」

    『あはは、ま、そのターゲットは次期にそこを通りますから。それまで、雑談してましょうよー』

    「って、来たじゃねーか。巳待白奈」

    『あ、そうですか?』

    電話を切って、ポケットにしまう。
    案外、巳待白奈は中学生には見え難い容姿で、何処か起こっている様だった。
    俺は電信柱の影から出て、巳待白奈に銃口を向けた。

    バンッ

    ホント、デートとか暢気にしてみたいモノだ。
    俺は倒れる彼女を見て、呆然と立ち尽くす。
    俺の日常は普通の高校生とは掛け離れている。
  • 11 雪菜 id:0ee9BeL1

    2011-08-24(水) 14:24:38 [削除依頼]
    そろそろ、行くか。
    彼女が動かなくなったのを見て、行こうとした時だ。

    パンパンパンッ

    拍手……?
    俺は振り返る。
    そこに立っていたのはつい50分前に学校で見た天野だった。

    「ごめんね。藍羽君とはもっと仲良くしたかったんだけど、それも今日でさよならだよ」

    カチャリ

    天野は俺に銃口を向けた。
    コイツも、また普通の高校生じゃない。

    「お前、何処の奴だ?」

    「さよなら」

    バンッ

    銃声が鳴り響いた。
  • 12 雪菜 id:0ee9BeL1

    2011-08-24(水) 14:30:26 [削除依頼]
    episode? 夜色コンチェルト
    殺.人依頼を承る組織、“名もなき組織”に俺は入っていた。
    1度入ってしまうと、組織から抜け出せない。
    依頼は突然電話で来る。
    指令に背くと、俺が殺.される。

    「榛名君、どうかしました?」

    我に返る。
    気付けば、妹が俺を覗き込んでいた。

    「嫌、別に。ご馳走様」

    食べ終えた食器を流し台へ持って行く。

    「あの、榛名君って、時々帰って来るの遅いですけど……何をしているんですか?」
  • 13 雪菜 id:0ee9BeL1

    2011-08-24(水) 14:33:02 [削除依頼]
    「何って、別に。寝惚けて帰ってるから、時々全然違うトコに行ってる時があるくらいで」

    「え、あ、そうなんですか。大変ですね」

    何とか誤魔化せた様だった。
    まあ、帰宅部だから、怪しむのもおかしくない。
    俺はそのまま部屋に戻った。
  • 14 雪菜 id:r5Oy2.B.

    2011-08-24(水) 17:01:01 [削除依頼]
    その日の夜、また司波から着信があった。
    ったく、アイツは異常な着信魔だ。

    『先輩、もしかすると、あなたの近くに天野穹乃って人、います?』

    電話に出ると、何の前触れもなしに喋って来た。

    「ああ。“いた”な」

    「過去形何ですね。ですけど、この司波由梨愛、調べました所、天野穹乃は生きてますよ」

    ……生きてたのか?
    でも、俺は確かに……

    『防弾チョッキでも着てたんじゃないかと思いますよ。ま、天野穹乃はあなたの管轄外なので気にしないで下さいねぇ?私が消しますので』

    妙に司波の口調が怖い。
    多分、電話越しでは分からないが、ニヤリと不気味に微笑んでいる様な気がする。

    『じゃ、暫く、藍羽先輩は休憩期間と言う事で。妹さんとイチャシチュして下さい』

    「ちょ……」

    プツッ

    電話を切られる。
    イチャシチュって何だよ。
  • 15 雪菜 id:r5Oy2.B.

    2011-08-24(水) 17:07:34 [削除依頼]
    次の日、天野は欠席だった。
    何故か今日は睡魔に襲われない。
    珍しく、1時間目の授業を受けていた。
    ま、どんなに起きていようと俺に話し掛けるクラスメイトはいない。
    あんな噂がある様だし、皆は俺の事を恐れているのだろう。
    すっかり、クラスから浮いているな。
    今は昼休み。
    俺以外の奴等はお弁当やパンを食べていた。
    お弁当を忘れた俺は途方に暮れていたわけだが。

    「藍羽くーんっ」

    ビクッ

    「詠架が呼んでるよ」

    教室の出入り口に隣のクラスの女子生徒が妹を引き連れて手を振っていた。

    「お、お弁当、忘れてましたので」

    廊下に出ると、妹がお弁当箱を押し付ける様に渡して来る。

    「どうも」

    俺は受け取る。

    「もう、二人とも、兄妹らしくなさすぎ何だよ」

    「お前、誰?」

    「私は詠架の友達の藤和伊織。そうだ、これから一緒にお弁当食べない?6組の教室で」

    「はあ?」

    「伊織、やっぱり迷惑だよ」

    妹が藤和の腕を引っ張る。

    『妹さんとイチャシチュして下さい』

    司波の言葉が脳裏に浮かぶ。

    「別に良いけど。俺といて、変な噂が立っても責任取らないからな」

    「良いよ。あんなの全部、嘘でしょ?」

    藤和は笑う。
    結構、良い奴なのかも知れないと俺はつい思ってしまう。
  • 16 雪菜 id:plGqaM/0

    2011-08-25(木) 12:27:26 [削除依頼]
    「あれ、7組の藍羽じゃねーの?ほら、中学の時に事件起こしたって言う」

    「ああ、ってか、一緒にいるのは藍羽さんじゃん。兄妹仲良くお弁当か」

    6組の教室に入ると、思いのほかざわざわしていた。
    ほぼ、俺の事を言われているが。

    「詠架のお弁当は美味しそうだな。私なんかずっと購買何だもん。親は海外でいないしー」

    妹と藤和はそんな声を無視して、2人で話している。
    俺は居心地の悪いまま、お弁当を食べる。
    さっさと食って、教室に戻りたかった。

    「ねえ、藍羽君は誰かと付き合ってるの?」

    「ブッ」

    話振られたかと思えば、その話題……
    俺とは無縁の話だな。

    「付き合うわけないだろ。ってか、誰がこんな危ない奴と付き合おうと思うんだよ」

    「危なくないでしょ?」

    「前科ある奴だし、危ないだろ」

    「前科って、あの噂、マジなの?」

    俺はお弁当を食べ終わり、椅子から立ち上がる。

    「マジだから、高校に入った今でも騒がれてるんだろ?」

    「そ、そんなの前の話でしょ?何で皆、あんなに騒ぐの?」

    「さあな」

    止める藤和の声を無視して、俺は6組の教室を出た。
  • 17 雪菜 id:plGqaM/0

    2011-08-25(木) 12:34:00 [削除依頼]
    今日は妙に目が覚めていて、午後からの授業も真面目に受けていた。
    6時間目の最終授業まで起きているとか、俺にしては珍しい。

    キーンコーンカーンコーンッ

    チャイムが鳴った。
    教室にいた生徒の大半が一斉に出て行く。
    恐らく、9割ぐらいの奴等が部活目的で出て行っていると思う。

    「あ、藍羽君」

    俺も出て行こうとした時、6時間目の物理の教師に声を掛けられた。
    何、言われるんだ。

    「何ですか?」

    迷惑そうに返答してやる。

    「今日、天野さんが休んでいるけど、何か知ってたりしませんか?」

    「は?先生は7組の担任じゃなく、6組の担任じゃないんですか?」

    「まあ、そうなんですが。僕は彼女の欠席が気になるんですよ」

    教師らしかぬ発言だった。

    「藍羽君は天野さんの隣席で、仲良くしてそうなので聞いて見たんですけど、何も知らない様ですね」

    「別に仲良くしてませんけど」

    「そうですか。じゃあ、さよなら」

    物理教師は教室から出て行った。
    如何言う意味だったのか、分からないが。
  • 18 雪菜 id:plGqaM/0

    2011-08-25(木) 12:41:46 [削除依頼]
    下駄箱の方へ行くと、7組の下駄箱の所に藤和が立っていた。
    藤和は俺を見つけるなり、笑顔で手を振って来る。

    「妹と一緒じゃないのか?」

    「ちょっと、妹じゃなくて、詠架でしょうが。ちゃんと呼んであげなよ。お兄ちゃん何だから」

    「で、何の用だ?そこにいると靴が取れないんだが」

    俺はてっきり、藤和から嫌われていたと思っていた。
    まさか、自分から話しかけて来るとは。

    「そうだな。藍羽君の印象を良くする方法を考えた」

    「は?」

    「まず、友達を作れば良いの。まあ、私がなってあげても良いんだけどさ。女子より、男子の方が良いと思うのよね」

    「別に俺は印象を良くしようとか望んでないけど」

    「えーーーー、その展開、あり、なの?」

    藤和はへたへたと床にしゃがみ込む。

    「ちゃんと考えてあげたのに。でも、評判が悪いと良い大学行けないかも知れないよ?」

    「良い大学に行くほど、良い成績を取ってない」

    「む……もう良いもん。じゃ、私が藍羽君の友達第一号になってやる」

    「今まで俺にダチがいなかったと思ってるのか?」

    「え、そうじゃないの?」

    いた事はいた。
    今はもういないが。

    「例え、ダチになるとしても、お前で友達第三号ぐらいだ」

    「あ、2人もいたんだ。良かったね。じゃ、私、部活あるから。バイバイ」

    何なんだよ。
    走って行く藤和の後姿を見て、俺は呆然としていた。
  • 19 雪菜 id:plGqaM/0

    2011-08-25(木) 12:54:47 [削除依頼]
    ピピピピピピッ

    その日の深夜、ケータイが鳴った。
    俺は見事に着信音に起こされた。

    『あ、先輩ですか?私は情報担当の司波由梨愛です。モーニングコールになっちゃいましたかね?』

    「お前かよ。お前な、今、夜中の3時だぞ?」

    『あはは、そうですね。あ、寝起きなせいですかね?先輩の声が優しい』

    「切るぞ」

    『待って下さいってば。天野穹乃の情報ですよ。この“名もなき組織”に匹敵する“ナイトメア”って組織何ですけど、それに入ってるみたいですね』

    「それだけの為に人の睡眠時間を割いて」

    『まあまあ、でもでも、先輩のクラスは大変ですね』

    如何言う意味だ。

    『もっと自分に素直になった方が良いですよ、先輩』

    プツッ

    名言ぽい事を言われて、電話を切られた。
    何だったんだか。
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