それでもえぇから。8コメント

1 893潤ピヵ id:.UtjC1I/

2011-08-21(日) 11:37:49 [削除依頼]


「すき…ですっっ。

付き合って下さい。」


「…ゴメン、彼女おる。」
  • 2 胡桃 id:JrFW8Cr/

    2011-08-21(日) 11:38:19 [削除依頼]


    更新待ち^^
  • 3 893潤ピヵ id:.UtjC1I/

    2011-08-21(日) 11:42:36 [削除依頼]


    胡桃>>

    あざす\(^^)/

    頑張るわw
  • 4 893潤ピヵ id:.UtjC1I/

    2011-08-21(日) 11:48:58 [削除依頼]


    もともと…

    自信なんかこれっぽっちも無かった。

    相手に…彼女がおることも知ってた。

    でも…

    抑えられへん気持ちはどうしようもなかった。

    涙は出ない。

    んーん、出さない。


    「いきなりやったでな…

    ゴメン!!!

    また明日から友達でよろしくっ!!!」


    「こっちこそゴメン…。

    せっかくやのに…。」


    謝らんといてよ。

    下唇をグッと噛み締めて、あたしはその場を去った。

    ポタッ…ポタポタ…

    あ、雨…。

    空はびっくりするぐらい晴れてんのに…

    あたしの下には雨が降る。
  • 5 893潤ピヵ id:.UtjC1I/

    2011-08-21(日) 11:58:59 [削除依頼]


    あたしは、小林夏輝(こばやしなつき)。

    ほんで、あたしが告った相手は…

    大野裕也(おおのゆうや)。

    あたしらは、中学の時からの同級生で、

    同じ高校に進学した。


    ずっとずっとすきで…。

    すっとずっと想ってきた。

    あたしは告ろうとなんか思ってなかった。

    ただ。

    自分の知らんうちに、

    すきってゆー感情はどんどん大きくなっていってた。

    だから…抑えきれんくて…。

    中1の時から大事に大事に暖めてきた気持ち。

    それを昨日ぶつけてしまった。

    …でも、それももう終わり。


    「あっけなかったな…。」


    ((これからも友達で!!!))


    この言葉がどれだけ残酷か…。

    言われたほうは分からんねやろな。
  • 6 893潤ピヵ id:.UtjC1I/

    2011-08-21(日) 12:10:59 [削除依頼]


    バシッッ!!!!!

    廊下に響き渡る軽い音。


    「った!!!

    誰やねん!!!」


    振り返ると大野の姿。


    「…あ。」


    ど、どうしよ。

    声、出されへー…


    「邪魔やねんっw

    ボーっとすんなや、ちび。」


    ニッとヤンチャな顔で笑うコイツ。


    「う、うるさいねんっっ!!!」


    普通や。

    普通やった…。


    あたしは単純やから…

    それだけで嬉しくなってまうねん。


    「大野、あのさ…。」


    「裕也ーーーっ!!!」


    えっ…。

    後ろから聞こえる駆け寄ってくる足音と声。


    「おぅ、おはよー。

    どーしたん??」


    何…??


    「今日な、弁当作って来てん!!

    だから一緒に昼たべよっ!!」


    「マジで!?

    めっちゃ嬉しい!!

    ありがとうなっw

    じゃ、昼休み迎えに行くわ!!」


    「うん♪

    待ってる!!」


    ………。

    バカやん、あたし。

    ちょっと…普通にされたぐらいで喜んで…。

    向こうはあたしのことなんか…

    何も思ってへんのに…。


    彼女のことしか…目に入ってないのにー…。
  • 7 893潤ピヵ id:.UtjC1I/

    2011-08-21(日) 12:18:24 [削除依頼]


    きっと、今のあたし、ひどい顔してる。

    こんな顔…大野に見せられへん。


    「ごめん、今日あたし日番やねんっ。

    じゃーねっ。」


    「えっ…あ…おぅ。」


    顔、見ずに走ってきたから、

    分からんかったけど…

    きっと困った顔、してたんやろな。

    ゴメン。

    …ゴメン、大野。

    …ゴメン…。

    あたし、そんな諦めよくない…。


    まだ…あんたのことすきやもんっっ…。

    彼女とのやり取り見てて、

    こんなにイライラするねん。


    あたし、諦められません。


    貴方を、諦められません。
  • 8 893潤ピヵ id:nJ.MnDy1

    2011-08-28(日) 23:50:04 [削除依頼]


    「夏輝-っ♪ おはよぉ!!!」


    「真奈…。 おはよっ。」


    このコは、小林真奈(こばやしまな)。

    あたしが今一番仲えぇコ。

    クラスも一緒。

    もちろん、あたしが大野に告ったことも知ってる。

    ずっとずっと相談乗ってくれてた大事な存在。


    「元気ないなぁ…。

    なんかあった??

    大野くん絡みのこと??」


    さすが…。

    鋭いな…。


    「うん。

    彼女と喋ってるとこ…

    目の前で見てもて…。」


    「あ〜…ツラいな、それ…。」


    下を向きながら顔を引きつらせる真奈。

    ごめんな、真奈。

    朝からこんなテンションで…。

    でも、あんなん見せられたら…。


    「美咲、大野とどこまでいったんやろな??」


    「さ-?? キス止まりちゃうん??

    でも、この前大野の家行ったとか言うてたで??」


    「まじ!? 美咲やるや-ん!!!

    押し倒したんかな??」


    「きゃははは!!!!

    逆やろ-っ。

    押し倒されたんちゃん??」


    「まじで!?

    大野もやる〜。」


    「ってかまだ押し倒したとか決まってへんし!!!」


    「きゃははははっ」


    不意に聞こえてきたクラスメートの会話。

    あたしの頭は「大野」に即座に反応した。

    確か…大野の彼女の名前は…


    三田…美咲…(さんだみさき)。


    今の会話の「大野」は間違いなく大野のことや。

    頭が…回らん。

    大野が…押し倒した…??

    キスしてたことさえも知らんかった。

    こんなに…不幸が続くことってあんの??


    「今の…大野くんのことなんかな…??」


    「…。」


    真奈も聞いてたんやね…。

    ((きっとそうやと思う。))

    そうやって返事したつもりが、

    あまりのショックに声にならんかった。


    大野…

    押し倒したなんか言わんといて…

    お願い…

    大野-…。
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