君はもう居ない7コメント

1 折平 id:dgOLEls.

2011-08-21(日) 00:04:40 [削除依頼]


ねぇ、お願い……。


私の前から、居なくならないで?
  • 2 折平 id:dgOLEls.

    2011-08-21(日) 00:08:36 [削除依頼]

    どうも初めまして。

    折れているのに平らという矛盾したHNの
    折平(オリダイラ)と申します。


    馬鹿全開な小説ですが、少しでも
    目を通して頂ければ幸いです。


    また、切ない・恋愛・死などが苦手な方は
    速やかにお逃げ下さい(笑)
  • 3 折平 id:dgOLEls.

    2011-08-21(日) 00:10:59 [削除依頼]


    私の横で、彼はぐっすりと眠っていた。

    それに安心した私も彼の隣に横になり、軽く目を閉じる。


    そして気付けば、長い長い夢に浸っていた。
  • 4 折平 id:dgOLEls.

    2011-08-21(日) 00:39:41 [削除依頼]


    ぼんやりとした夢の中、誰かの声を聞いた気がした。


    それは直接的な声ではなく、なんていうか―……
    頭に響くような、体験したことの無い感覚。

    だけど不思議と、嫌な感じはしなかった。


    その声は、ひたすらに美しく切なく、透き通った女性の声。


    『助けて、彼を……。
     未来の私にしか、できないから……』


    何もない真っ白な空間に、地面に足を付いているかどうかも分からない
    ふわふわとした、重力の無いような場所。


    それは天国のように安心感があり、暖かく、
    白銀の世界よりも白かった。


    そんな場所で頭に響いた声に、私は少し焦りながら、
    『彼女』に疑問を投げかける。


    「どういうこと?
     それに『彼』って誰?未来の私って?」


    何故焦ったのかは分からない。
    でもなんだか―……、『彼女』が消えてしまいそうな気がした。


    『お願い、助けて』

    私の声が聞こえていたのか、いないのか
    『彼女』は私の疑問に対して、何一つ答えずに言葉を紡ぐ。


    『今の私には、彼を――――』


    彼を―……?

    次の言葉を待つように瞼を閉じて、頭に響く声に集中する。


    だけど、次の言葉は一向に聞こえず、
    代わりに『―プツン』という音が聞こえた。


    ―……えっ?
  • 5 折平 id:dgOLEls.

    2011-08-21(日) 00:43:54 [削除依頼]


    『―チリン、チリン』

    そんな涼しげで、儚い風鈴の音に目が覚めた。


    意識がしっかりとしていくに連れ、遠くから聞こえていたような感覚だった
    風鈴の音も、近くでハッキリと聞こえてくる。


    そして一番に目に入るのは、どこか懐かしい、木目の目立つ天井。


    「私、いつの間に―……」

    そう呟くと、なんだか長い夢を見ていた気がした。
    でも不思議なことに、どんな夢かは思い出せない。


    何故か、忘れてはいけない夢のような気がして、
    必死に思い出そうとしたが、寝起きのせいか頭がガンガンと痛み、
    それどころでは無かった。


    「喉渇いた……」


    昭和の夏は、凄く暑くて嫌になる。
  • 6 折平 id:dgOLEls.

    2011-08-21(日) 10:09:43 [削除依頼]

    あげます
  • 7 折平 id:dgOLEls.

    2011-08-21(日) 10:24:47 [削除依頼]


    喉の渇きに、水分補給をしようと
    寝ていた体を起こした時だった。

    ふと、何かを思い出したような感覚にとらわれる。

    でも実際、感覚だけで何一つ分からなかった。


    だけど、なんだか引っかかるところがある。


    「私の隣に……誰か居た気がするなぁ……」


    そう、私の隣には寝る前、誰かが居た気がするのだ。

    正確に『誰か』は分からないけれど、とても温かくて、愛しくて、
    少し切ないような……身に覚えの無い感情と、
    モヤモヤと疑問が解けない気分悪さが、私の中で渦巻いていた。


    すると突然、視界が歪む。


    何事かと、そっと手で目を覆うと
    私の目からは、大粒の涙が零れ落ちていた。


    「ちょ、何……?
     なんで泣いてんの、私……」


    次々と、止まる気配を見せない涙。


    悲しくないはずなのに、何故か切ない気持ちがこみ上げる。


    その時の私には、その涙の理由が分からなかった。
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