未知シルベ62コメント

1 click (梅雨寺×暇神) id:YkeGBgq/

2011-08-12(金) 16:02:23 [削除依頼]
《俺よ、世界の変化に気付いているか》
  • 43 高槻 留衣 id:38nVgZ1/

    2011-09-12(月) 16:16:36 [削除依頼]
    純はバッグを持ち学校に行こうとするが、やめた。これ以上自分の頭を混乱させたくはなかった。まあ、たまのサボリくらいは学校に許してもらえるだろう、と純は考え学校へ行く道とは逆の道を歩き出す。

    ***

    気づいたら純は住宅街を通り抜け、田圃の中の農道を直進してあの大きな鳥居のある神社の前に来ていた。純は鳥居を見上げて、ため息を漏らす。
    「悩んでいるのかな。少年」
    後ろから低くしわがれた声が聞こえ、振り向くと村長の獏が立っていた。
    「世界が違うんだよ、俺の周りが色々変わるんだ」
    純は駄目元でそんなことを言う。獏なら何か知ってるのかもしれない。そんな期待もあった。
    「そうかい。何か変わったことでもあったのかな、君の身に」

    「いや何にも、大したことをした覚えがないからな、気づいたら世界がおかしくなっていて……」
    純は呟くように言う。
    「もしかしたら、お前は死んでいるのかもしれんな」
    村長は空を見ながら言った。
  • 44 高槻 留衣 id:38nVgZ1/

    2011-09-12(月) 16:32:56 [削除依頼]
    純は先ほどの獏の言葉が理解できない、というような難しい顔をする。
    その純の様子を見た村長はゆったりと笑い口を開く。
    「君が死.んでいる、というのはおおげさかもね。でもこれだけは言えるよ、世界はおかしくなっていない。多分、君がおかしくなっているんだよ。もし、本当に世界に異変が起きているなら私らも気づくはずだし」
    獏の口調は真剣だった。純の話を真っ直ぐに受け止めた口調。
    「俺がおかしくなってんのか……」
    純は腕組をする。
    「世界が動いてるんじゃない。君が様々な世界を動いてる」
    獏は若干口元を震わせる。
    「じゃあ、何で俺は世界を移動できるんだよ」
    純は少し苛立った口ぶりで聞いた。
    「そこが一番の問題かもしれん。どの拍子に君はそんな能力を得たのか……」
  • 45 高槻 留衣 id:38nVgZ1/

    2011-09-12(月) 23:16:26 [削除依頼]
    《ツッキーの独り言》
    第四章って表記するの忘れた……
    ひっくんから注意受けてたのに……
    もしかして、似たもの同士? いや……そんなはずは……
  • 46 「click」 暇神 id:dl6aiwT.

    2011-09-13(火) 19:39:24 [削除依頼]
     ツッキー、俺達は似たもの同士だぞ。
     まさか気付いてなかったのか? (@w@;)
  • 47 高槻 留衣 id:jCQ9cqn1

    2011-09-13(火) 21:49:19 [削除依頼]
    おいおい、ひっくん(^^;)
    よしてくれよ、そんな冗談w
    たとえ似てたとしても俺は信じないんでw
    v(^^)v ワッショイ
  • 48 高槻 留衣 id:4OZppNK/

    2011-09-15(木) 17:04:37 [削除依頼]
    ー世界を移動する能力?ー
    獏が立ち去った後も純はそのことをずっと考えていた。
    気がついたら日が暮れていた。夕日のオレンジの光が田園風景に見事にマッチしている。
    怖いとも思えた。兄貴が消えたり、母が生き返ったり、家族というものがなくなったり。
    純はポケットを探り、あの鈴を取り出す。純は目を細めながら、夕日と鈴を重ねる。何となくぴったりと重なるのでは、と思ってやった。自分を落ち着けるためにとりあえず何かしようという意識も働いている。
    ーーチリン
    鈴が鳴った、と思ったら純はその場から消えていた。
    「あと、何回鳴らせると思うか?」
  • 49 高槻 留衣 id:KZ.rqGy/

    2011-09-16(金) 16:18:23 [削除依頼]
    「おーい、純」
    目の前で手がひらひらと横切る。
    「あっ、清か……」
    純がいる場所は鳥居の前ではなかった。村の住宅地区の道路だ。辺りは真っ暗になっている。
    ー俺、また世界を移動したのか?ー
    「どうしたの? 顔色悪くない?」
    玲奈が心配そうな顔で覗き込んでくる。
    「俺ら……、何してんの?」
    変な質問だとは自覚していた。だが、それ以上に今の状況を理解する必要がある。
    「あー、これからお前を連れてく場所があるんだよ」
    清は曖昧に笑う。
    「へえ」
    そう言って純は前へ進む二人の後を付いていく。
  • 50 高槻 留衣 id:KZ.rqGy/

    2011-09-16(金) 16:32:46 [削除依頼]
    「何だここ?」
    古びた工場のような大きな施設の前で三人は立ち止まる。辺りには硫黄のような異臭が漂っている。安全な場所ではない、ということはとりあえず分かる。
    「まあ、入れよ」
    清がそう言って、純の背中をどんと押す。
    入り口開き、施設の中に純は前のめりに純は倒れる。
    「おい! 清! 加減くらいしろよ。絶対本気で押しただろ」
    純は立ち上がり、後ろを振り返り清をなじる。
    振り返ると、工場の扉が徐々に閉まっていることに純は気づく。
    「お、おい、何だよ、これ!?」

    「じゃあな」
    清は不気味な笑みを浮かべる。玲奈は冷たい目で純を見ていた。
    やがて扉は完全に閉まる。
  • 51 高槻 留衣 id:KZ.rqGy/

    2011-09-16(金) 16:48:51 [削除依頼]
    真っ暗な施設の中。純は扉を拳で思いっきりたたく。
    「余計なことはやめた方がいいよ。その扉、一度閉まってしまったら、僕の指示がない限り開かないから」
    片足をひきずりながら猫背の男が近づいてくる。綺麗な直毛の髪を後ろ髪が見えない程度に短く切り、よれたシャツを着ている。
    「誰だよ?」
    純はその男を睨みつける。
    「ちょっと待ってくれよ、君〜。もしかして、忘れちゃったのかな、安藤次郎だよ」
    男は甲高い声で言う。
    「はあ、安藤次郎って、白髪のロン毛だろ。しかももっと気難しい奴だし」
    純は不自然な点を指摘する。
    「世界が変われば僕も変わる。火がつけば煙がたつように。因果関係だよ、習わなかったかい?」
    安藤はそう言うと、純に背を向け付いてこいとばかりに歩みを始める。
    「あと、君今日からここで暮らすから」
    「は? 学校は?」
    「大丈夫、大丈夫。義務教育なんてどうせ役に立たないから。それに、君は大切な研究材料だし」
    そう言って、安藤は笑う。
  • 52 高槻 留衣 id:KZ.rqGy/

    2011-09-16(金) 17:06:07 [削除依頼]
    純は安藤に案内された部屋を見渡した。
    広さは五畳程度。大きな黒板が壁に一つと、部屋の中心に机と椅子が一つずつ。
    教室、とでも言いたいのか?
    「さあ、純君、座って下さい〜」
    安藤が二回手を叩く。
    純は黙ってそれに従った。今の状況を理解するには安藤が必要だったからだ。
    「今日の授業は二つ。一時間目、『愛について』二時間目『空間移動の原理』でーす。それぞれ二時間ずつ、まあせいぜい朽ち果てない程度に頑張ってくれ」
    安藤はふざけた口調で話す。
    純は立ち上がった。
    「俺をからかうのも、いい加減にしろ。さっさと、説明しろよ、俺の身に起きてる現象を!」
    それを聞いた安藤は上品に笑う。
    「そんなことより、人間の道徳の方が大切だ。さあ、始めるよ、一時間目『愛について』だ」
    純は教室の出口に向かって歩き出す。
    「何が道徳だ。くだらねえ」

    「まあまあ、ちょっと待って下さいよ〜。この授業に参加すれば、鈴も鎧も世界も僕も君も、全て分かりやすく明かしてあげるから〜」
  • 53 高槻 留衣 id:KZ.rqGy/

    2011-09-16(金) 17:50:27 [削除依頼]
    安藤の意味分からない授業をうけているうちに知らず知らずに純は机に顔をふせて、夢の中に入っていた。

    ***

    大きな湖が広がっていた。
    虹色に光っている。
    だが、純が近づくと濁ってしまう。急いで離れれば元に戻る。そして、再び近づくと濁り、また慌てて離れる。それの繰り返し。
  • 54 「click」 暇神 id:FgSby0v.

    2011-09-16(金) 17:51:36 [削除依頼]
     おっと!?
     どんどんわけがわかんなくなってくるぞ?w (@w@;)

     もう打ち合わせした意味ないなww (;−д−)
  • 55 高槻 留衣 id:KZ.rqGy/

    2011-09-16(金) 18:16:46 [削除依頼]
    >54 えっ……     なんか、すみません……いや、本当に 四章終了です。頑張って下さい。 とは言えひっくんが書きにくくなるのは俺の責任。なんか、申し訳ございません。とりあえず、どうなってもよいので頑張って下さい。 俺は「ぜんつゆ。」にこもって三人称の練習してます……
  • 56 「click」 暇神 id:jqv3RHR0

    2011-09-16(金) 19:03:19 [削除依頼]
     まあ、俺はプロットとか考えずその場のノリで書くからあんまり関係ないんだけどねw Σ(@w@;)

     第四章終了お疲れさま(^^)
     第五章宿題をやらずにがんばるよw (−w−;)
  • 57 高槻 留衣 id:IKX5xZZ/

    2011-09-17(土) 00:09:47 [削除依頼]
    二度も言うのもなんだが、第五章頑張れ!(章の表記忘れずに)
    ひっくんの宿題事情が気になる……

    〈ツッキーの独り言〉
    ※あくまで独り言なので、つっこむのもスルーするのも自由です。

    最近寝ながら脚がつることがよくある。今朝もあった。半分夢の中の状況で脚がピ〜ンってなるんですw痛いんですけど、痛いんですけど、やっぱり眠気が勝り、結局は処置をせずに眠りますw
    そういう日はたいがい一日中脚が変な感覚を負う羽目になっちゃうw
  • 58 「click」 暇神 id:xKmqodq.

    2011-09-20(火) 19:01:11 [削除依頼]
                        第五章


     純は何故自分が近づくと似るのか不思議に思い。水面を恐る恐る指で触れる。
     波紋が広がり更に濁った。いや、濁るというよりは真っ黒に染まった。
     純は身を乗り出して水底を覗き込む。無論、真っ黒になってしまい底など見えるはずが無い。だがそこには自分が映っていた。水面を覗く自分が・・・・・・。
     何故自分が映っているのかわからず呆然と見ていると、突然水面に映った自分が、にやっ、と不気味に笑い、純を湖に引きずり込んだ。
     引きずり込まれた純は上がろうと必死にもがく。だがもがけばもがくほど苦しくなり、何故か痛みが全身を駆け巡った。
     光がどんどん遠ざかっていき、手を伸ばして何とかつかもうとする。だがつかめるはずも無く、やがて光が消え、どこまで沈んだか分からなくなった。
     苦しみと痛みは次第に増して、上がろうともがくのではなく、痛みにもがき苦しむようになっていった。
     純は必死に叫んだ。

     ――助けてくれ! と。

     だがいくら叫んでも泡となり消えていくだけで、誰も助けに来てくれなどしなかった。
     痛みはやがて心身を引き裂き、純の意識を奪っていった。
  • 59 善寺 梅雨ヒロ id:xt8mirV1

    2012-01-09(月) 09:42:33 [削除依頼]
    純は布団から跳ね起きた。体中に汗が流れている。
    「また、世界を移動したのか? いや鈴は鳴らなかったはず……」
    純は慌ててポケットを探る。
    鈴は、そこにはなかった。
    「あっ、純起きたんだー。遅くなるから清君と玲奈ちゃんは先に学校行かせたよ」
    そう言いながら兄が部屋に入ってくる。そこにいたのは紛れもなく兄だった。
    「生きてる……」
    純は静かに呟いた。
    「早く朝食食って学校行きなさい。兄様は先行ってるから」
    「何が兄様だよ」
    純は笑みを浮かべた。

    元の世界に戻っている。もしかすると、今までのやつは夢だったのかもしれない。鈴も安藤も世界も。全部、無かったことなのだ。家を出る頃には純はそう思い始めるようになった。
  • 60 善寺 梅雨ヒロ id:CMk4mam1

    2012-01-09(月) 12:04:25 [削除依頼]
    頭の中が朦朧としていた。
    果たして、前までのあれは夢だったのか……
    純は学校へ向かう道を歩きながら考える。混沌とした感情のせいか足元が浮ついた。
    気になることがある。夢で見た大きな湖。あれは何なのだろう? あそこに或る感覚は今も頭を離れない。

    ……まぁ、いいか。あの出来事が夢にしろ現実にしろこうして普通の世界に戻れたのだ。
    純はいつも通りの生活に戻れたことの感謝が不可思議な体験より上回っていた。

    学校が見えてくる。深く息を吸った。
    肩を後ろから叩かれる。誰だろう? 純は急いで振り返る。
    「よう」
    長い白髪の男、安藤がそこにいた。

    〜『未知シルベ』完〜
  • 61   優陽   あずキャット id:WM0iJ2k1

    2012-01-09(月) 16:14:10 [削除依頼]
    ん?
    何が起こったんだ・・・・?

    予想外の終わり方に
    驚きを隠せません・・・・

    夢落ち・・ じゃないですよね

    うーん 新食感な感じで
    不思議で面白かったです!!

    完結 おめでとうございます!!
  • 62 名作? id:Tul4IUC.

    2012-03-04(日) 16:28:00 [削除依頼]
    あげ
コメントを投稿する
名前必須

投稿内容必須

残り文字

投稿前の確認事項
  • 掲示板ガイドを守っていますか?
  • 個人特定できるような内容ではありませんか?
  • 他人を不快にさせる内容ではありませんか?

このスレッドの更新通知を受け取ろう!

ログインしてお気に入りに登録すると、
このスレッドの更新通知が受け取れます。

お気に入り更新履歴設定

お気に入りはありません

閲覧履歴

  • 最近見たスレッドはありません

キャスフィへのご意見・ご感想

貴重なご意見
ありがとうございました!

今後ともキャスフィを
よろしくお願い申し上げます。

※こちらから削除依頼は受け付けておりません。ご了承ください。もし依頼された場合、こちらからの削除対応はいたしかねます。
※また大変恐縮ではございますが、個々のご意見にお返事できないことを予めご了承ください。

ログイン

会員登録するとお気に入りに登録したスレッドの更新通知をメールで受け取ることができます。

お気に入り更新履歴設定

お気に入りはありません
閲覧履歴
  • 最近見たスレッドはありません