アンジュの初恋 〜神様って、ホントにいるの?〜12コメント

1 キキ id:nYFJpgC/

2011-08-11(木) 20:29:41 [削除依頼]
 面白くなくても、ちょっとは笑ってください。


 アンジュは一匹の猫でした。
 海に捨てられ、深海に沈んでいたら、
 アンジュは天使になり、
 落ちこぼれへたれ神様の元で働くことに!

 
  • 2 キキ id:nYFJpgC/

    2011-08-11(木) 20:36:16 [削除依頼]
     ワタシはどうして、こんなところにいるの?
     ここは冷たくて、苦しいところ。
     それから・・・すごくサミシイところ。
     
     ああ、神様。

     もし神様がいるのなら。
     ワタシを過去に連れて行ってください。
     大好きな人に捨てられる前の、幸せな頃へ。
     ワタシだってサミシイんだよ?

     お願いワタシを、ここから助けて・・・

     真っ白い、天使の羽根のような猫は、海底に沈んでいきました。

     海に涙をこぼしながら・・・
  • 3 キキ id:nYFJpgC/

    2011-08-11(木) 20:57:12 [削除依頼]
     悲しいよ。心が凍っちゃうよ。
     一人は・・・嫌だよ・・・。

     そして現れた、たった一つの深海の光に・・・
     ワタシは必死で手を伸ばした。

     急に視界が明るくなった。ワタシ、生きているの・・・?
    「ん?」
     あれ? しゃべれる? ワタシ、猫なのに!?
     初めて聞く自分の声に、私は驚いた。
     それから・・・水溜りに移る自分を見て、もっと驚いた。
     人間!? じゃない・・・
     ワタシには真っ白な
     羽が生えていた。

    「何・・・これ?」
    『何だ、これ?』
     
     ・・・だれ? 
     
     そいつは座り込んでいるワタシを見下ろし、眉間に皺を寄せていた。
     
    『おい、父上!オレは美人巨乳の天使を注文したはずだ!』

     そいつはまるで、昔見た『神サマ』のようだった。
     でも、なんか違う?

     この方が神様の五人息子の末っ子、落ちこぼれ神様のゼルダ様だとは、この時、気づくよしもなかった。
  • 4 キキ id:HbrswLB1

    2011-08-16(火) 19:06:23 [削除依頼]
     ずんずん、ずんずん。
     ワタシは手を引っ張られ、神様のお屋敷へやってきた。
    『んで! てめぇ、何なんだよ! 美人じゃねぇし! 巨乳じゃねぇし! てか好みじゃねえし! 白髪だし! 目ぇ金色だし!』
    「あの・・・」
    『何でこいつが専属天使なんだよ! くそう!」
    「あの・・・」
    『あん? 調子のんな。黙ってろガキが』
     この人・・・この人・・・

     怖い・・・

     ワタシはじぶんがぷるぷると震えているのが分かった。誰か助けて。

    『お前、猫みてえだな』
     はい、前世猫でした。とはいえなかった。恐怖で声が出なかった。
    『名前は?』
    「あああああああ、アンジュ・・・」
     やっぱり・・・

     怖い。

     嗚呼、マイゴッド。
     神サマ・・・ってここにいるんだ。
     この人、本当に神様なのかなぁ。怖すぎだよ。

    『なんだよ、怖がってんのか?』
    「はい・・・」
     うそをついても無駄だから、ワタシは正直に返事した。
     すると、神サマが笑い出した。
     あ、笑うと神様っぽいんだ。優しそう。
     この人なら助けてくれるって・・・手を伸ばせるような気がする。
     この人、本当に神様なんだ・・・

    『改めて・・・オレはゼルダ。神様の五人息子の末っ子・・・愛情をつかさどる神だ
     もっとも、そうは見えないよな・・・』
    「そんなことありません!」
     ワタシは大きな声を出していた。ゼルダ様(?)が目を見開く。

    「あなたは・・・優しそうな目をしています。あなたが神サマだと、私は信じることができます。
     あなたは・・・神様です」

     驚いたことに、ゼルダ様は照れていた。
    『何を根拠に、そんなこと・・・』
    「う〜ん・・・なんとなくでしょうか?」

     また、ゼルダ様は笑った。
    『いいぜ、アンジュ・・・オレの、天使にしてやるよ』
     ワタシは恥ずかしさと嬉しさを隠すように、小さく微笑んでみた。
     
  • 5 星 id:s/d7n2Y.

    2011-08-17(水) 09:41:00 [削除依頼]
    はじめまして。
    アンジュ・・・
    うちのお気に入りの名前&フランス語で天使&うちの小説の主人公の名・・・
    素敵な名前ですよね!
  • 6 キキ id:D8r1EAS1

    2011-08-17(水) 21:34:17 [削除依頼]
     星さん
     はじめまして!コメありがとうございます。
     星さんは小説を書いているんですか?
     もしよかったら教えてください。

     アンジュ・・・これは天使とかぶせた名前です。内容に合わせてつけました。
     これからはエンジェル(英語)とか、アンジェリカ(ドイツ語)とか、アンヘルス(スペイン語)など、新たなる仲間が出てくる予定です。 
  • 7 キキ id:D8r1EAS1

    2011-08-17(水) 22:01:27 [削除依頼]
     日の光が差し込んできた。朝・・・?
     昨日は、ゼルダ様のお屋敷で寝てしまったようだ。
     それに気づいてから、ワタシは急いで跳ね起きた。
     どうしよう! やっちゃったっ!

     私はゼルダ様のお部屋と思われるドアを、そっとノックした。
    「ゼルダ様・・・?」

     ガチャッ

    「・・・あんた誰?」
     わぁ・・・きれいな人だなぁ・・・天使みたい。
     というより、ゼルダ様じゃない?
    「わ、ワタシは、アンジュと申します。あの、ゼルダ様は・・・?」
    『あたしはゼルダの姉、アンジェリカ。大天使・・・天使の長よ。あんたは・・・ゼルダの専属天使?』
     驚きで、ワタシはアンジェリカ様を見つめてしまった。
    『・・・ゼルダは、右隣の部屋よ』
     アンジェリカ様がつぶやく。その苦しそうな表情にも気づかず、
    「はい! ありがとうございます!」
     ワタシは行ってしまった。
     だって。気づけるわけないでしょう?

     大天使様が、弟に恋しているなんて。


     こんこん。
    「ゼルダ様。おはようございます、アンジュです」
    『アンジュか・・・入れ』
     昨日よりも幾分か優しくなった声。ワタシはほっとして、
    「失礼します」
     そう言って入った。すると、寝ぼけ眼のゼルダ様が、いきなり抱きしめてきた。
     何? 何! 何!?
     ワタシは固まった。
    『今日という日が、すばらしい一日になりますように』
     ゼルダ様がつぶやき、ワタシに・・・

     キスした。

     うそじゃないかと思ったけど、うそじゃない。
     柔らかくて生々しい唇が、私の唇に触れている。
     これは・・・実は神様の挨拶なんだと、ワタシは後々気づく。
  • 8 星 id:HEHFl5f1

    2011-08-22(月) 11:25:06 [削除依頼]
    あ、うちの書いてる小説駄作ですが・・・
    アンジュの出てる方は、「〜伝説の魔女がよみがえる?!」
    最近書きだした小説は、「子犬物語」
    この2つを同時更新中です
  • 9 エコ id:Du3l/QR/

    2011-08-27(土) 21:34:36 [削除依頼]
     >8 迷子で見つけられませんでした。
     すみません。見つけたらすぐ行きます!

     
  • 10 エコ id:Du3l/QR/

    2011-08-27(土) 21:59:54 [削除依頼]
    「いいいいいいいっやあああああああ!!!!」
     ワタシは叫んだ。ゼルダ様が驚いて、ぱっと私を放した。
    『あ、アンジュ・・・?』
     ゼルダ様が驚いている理由が私には分かりませんんんん!
     パニックは収まるどころか、余計に頭を駆け巡る。
     だって!
     初めてなのに(猫だったから)。
     
     キスなんて。

     思い出すと、急激に顔が熱くなった。涙まで出てきた。
    「うぐっ・・・ひっく・・・」

    『何で泣いてんだよ。ったく』

     ぱふん。
     きれいなハンカチが飛んできた。正直、がさつの人だと思ってたけど・・・
    『世話の焼ける天使だな』
     そう笑うゼルダ様を見ていると、心が落ち着いてきた。
     
    「すみません・・・」
     それから、後悔した。

    『お前、いちいち可愛い反応するなぁ』
    「かわっ!?」
     舌をかんでしまった。

     悪びれた様子も、照れる様子もないゼルダ様。
     これは人間界の世に言う・・・

     ラテン系・ドSなのですか?

     そう考えていると、
     こんこん。
     扉がノックされた。

    『・・・姉貴か』
     ゼルダ様がつぶやくと、扉が開いた。そこにいたのは・・・
    「アンジェリカ様!」
     だった。彼女はこちらを向くと、美しく笑った。
     麗しい・・・この方こそ天使だ。
     事実、大天使様なのだけれども。
    『で、姉貴。何だよ?』

    『あんたじゃないわ。アンジュに用があるの』

     厳しい口調。それでも素敵。

     ―そして部屋のすぐ外。

    『あなた、ゼルダの事・・・』
    「はい?」
    『好き?』
    「・・・はい?」

     私は驚いた。
    「えっええええええ!」
     だって。気づいてしまったのだから。表情を見れば、分かる・・・

     アンジェリカ様は、ゼルダ様のことが好き!!なのだということが。

    『・・・気にしないで。あたしはもう諦めてるのよ。あなたのことも、認めてる。ゼルダが気に入った天使なんて、珍しいしね』
    「わ、ワタシはちが・・・」
    『いいの、アンジュ。その代わり・・・ゼルダを笑顔にしてね』

     ワタシの意見なし!?ですか!

    『ワタシは大天使よ?あなたの心くらい分かるわ』
     アンジェリカ様の髪が輝く。

    『あなたは・・・いつか気づくわ。一人じゃない・・・そんな当たり前のことにね。ゼルダもあなたも、寂しがりやだから・・・お互い惹かれあうわ。
     私が言うのよ、間違いないわ』

     どきん・・・
     心がなぜか、大きく揺れた。
  • 11 エコ id:j/DLF3D.

    2011-08-29(月) 13:33:21 [削除依頼]
    『またね、アンジュ』
     唖然としている私を残し、アンジェリカ様は去っていった。ワタシは・・・まだ鼓動が治まらない。
     何でこんなに心が揺れているのだろう?

     そんなことを考えていると、
    『おい、アンジュ? 姉貴は?』 
     ゼルダ様が顔を出した。
    「あ・・・行ってしまわれましたよ?」

     どくん。

     鼓動が激しさを増す。
     どういうこと?

    『ふうん・・・まぁ、早く部屋に入れよ』
    「は、はい」
     ワタシは思考をめぐらす。つまり・・・ワタシはゼルダ様が・・・
     好き?
     
     これからどうすればいいの?
  • 12 エコ id:EjIZXZK0

    2011-08-30(火) 14:36:58 [削除依頼]
    『アンジュ?』
    「ひゃいっ!」
     しまった・・・声が裏返った。もう無理だよ〜
     初めての恋。だけどよく分からなくて、また泣いちゃうよ・・・
     そしたら、ゼルダ様に迷惑がかかっちゃう。
    『だからぁ、お前の仕事は、天上から手紙をもらって、俺に同行すればいいんだよ』
     あきれられてるかも・・・と思ったけれど。
    『分かったか?』
     ゼルダ様はくしゃっと私の髪をなでただけだった。
コメントを投稿する
名前必須

投稿内容必須

残り文字

投稿前の確認事項
  • 掲示板ガイドを守っていますか?
  • 個人特定できるような内容ではありませんか?
  • 他人を不快にさせる内容ではありませんか?

このスレッドの更新通知を受け取ろう!

ログインしてお気に入りに登録すると、
このスレッドの更新通知が受け取れます。

最近作られた掲示板

お気に入り更新履歴設定

お気に入りはありません

閲覧履歴

  • 最近見たスレッドはありません

キャスフィへのご意見・ご感想

貴重なご意見
ありがとうございました!

今後ともキャスフィを
よろしくお願い申し上げます。

※こちらから削除依頼は受け付けておりません。ご了承ください。もし依頼された場合、こちらからの削除対応はいたしかねます。
※また大変恐縮ではございますが、個々のご意見にお返事できないことを予めご了承ください。

ログイン

会員登録するとお気に入りに登録したスレッドの更新通知をメールで受け取ることができます。

お気に入り更新履歴設定

お気に入りはありません
閲覧履歴
  • 最近見たスレッドはありません