♥三つ子のカンケイ♥27コメント

1 りん id:vcH0k0p1

2011-08-11(木) 09:04:13 [削除依頼]
初小説です!

不定期連載ですが、よろしくお願いします(*_*)

コメント大歓迎です(^_-)-☆
  • 8 りん id:xA3xz3g.

    2011-08-12(金) 09:11:14 [削除依頼]
    ドサッッ。
    私はお弁当を落としていた。

    「んっ・・・んんっ!?」

    状況理解までに3秒くらいかかった。
    口をふさがれていた。

     
    ・・・それも凛人の口で


    私は掴まれた腕を必死に振り払おうとした。
    息ができない・・・くる・・し・・・い・・。
    息がしたい・・・。
    でもそう思ったのがいけなかった。
    凛人はそのすきに舌を入れてきたのだ。

    「んんっっっ」


    怖かった。
    荒い息づかいで、鋭い目つきで、
    いつもの優しくてかわいい凛人じゃない。
    抵抗する気力さえ失った私は、
    自然と涙が出ていた。


    あんなにかわいいはずの凛人が・・・。

    こんなことするなんて信じられなかった。
  • 9 りん id:xA3xz3g.

    2011-08-12(金) 12:40:22 [削除依頼]

    「お〜い、凛人〜。次の試合お前出るんだろ〜?」

    うそっやばっ優斗の声だ。
    どうしよっ

    優斗の声は聞こえているはずなのに
    凛人はキスをやめなかった。


    ごめんっ
    私は仕方なく凛人のおなかを殴った。

    「ぐふっ・・・みな・・と・・・」

    うそ・・・
    凛人は私のほうに倒れてきた。

    重い。動けない。

    そうこうしているうちに
    優斗が来た。

    「お前ら、なにやってんの?」

    私が泣いていて、凛人が倒れている。
    意味不明にも程があるだろう。

    「なッなんでもない・・・」

    「優斗ごめん。凛人どうにかしといて。あとは家で話すから・・・」

    もうどうすることもできない。
    私はお弁当を拾って優斗におしつけて
    学校を出た。
  • 10 りん id:8fPHpUy.

    2011-08-13(土) 08:02:18 [削除依頼]
    どうしよう・・・。
    これから凛人に話しかけられて
    普通に返事する自信がない。


    どれくらいの時間がたっただろうか。

    ボーっとしていると、

    「ただいまー」

    優斗が部活から帰ってきた。

    ガチャっとドアを開けて、
    バッグを乱暴に置く・・・音がした。
    わたしたちの部屋は、
    棚で仕切られているだけで
    自由に行き来できるようになっている。

    私の部屋は小さいときから
    凛人と優斗がケンカしないようにと、
    2人の真ん中にあるのだ。

    優斗がこっちに歩いてきた。

    「南都ーおまえ俺が貸した漫画5冊くらい
    持ってるだろ。いい加減返せ・・よ!?」

    優斗は私の顔を見て
    驚いた顔をしていた。

    「おまえっまだ泣いてたの!?」

    「優斗〜もうわたし、どうしたらいいの〜」
  • 11 りん id:Acahrhx/

    2011-08-14(日) 18:17:46 [削除依頼]
    「おっおいっ」

    私は知らず知らずのうちに優斗に抱きついていた。

    「ごめん・・・」
    「いや、いいよ。なんかあったの?」

    すべてを話そう。
    学校に行くまでのこと。
    凛人が私にしたこと。
    そして私は凛人を嫌いじゃないこと・・・。


    全部を話した。


    「長くなってごめんね。」

    「ちょっとびっくりした。」

    「うん・・・。」

    それからしばらく沈黙が続いた。

    優斗は何も言わずに
    わたしのとりとめない話を
    ただ聞いてくれた。

    優斗の小さな優しさに
    私はまた涙が出た。

    その時だった。

    私はいつの間にか
    優斗の腕の中にいた。
  • 12 りん id:ng8MWb10

    2011-08-19(金) 17:05:42 [削除依頼]
    「ゆう・・と・・・?」

    優斗は何も言わなかった。
    ひたすら私を守るように
    抱きしめていた。


    こんなことしちゃダメだよ。
    誰かに見られたらどうするの?


    そう言おうとした。
    なぜか言えなかった。


    私はその時、優斗に対して
    いつもと違う感情を抱いていることに
    少し気づいてたのかもしれない。


    5分くらい私たちは
    そのままだった。


    「もしさ、俺が凛人と同じだったらどうする?」


    え?
  • 13 りん id:IMQvp2K0

    2011-08-22(月) 10:49:27 [削除依頼]
    「なっ何言って・・・」

    それは一瞬のうちだった。

    優斗の顔が私の前にある。

    天井が見える。

    =上を向いている。

    =押し倒された


    思考回路がつながった。


    ・・・ええええええっ!!!
    そのっっ!ちょっと・・・

    「何やってんの!?」

    私はまたパニックに陥った。
    おろおろしている私に
    優斗は言った。


    「俺じゃ、いや?」


    ・・・・・・・・・・・・・


    優斗が悲しそうな表情で私を見ている。


    「嫌じゃ・・・ない。」

    私は全身の力が抜けた。


    凛人も優斗も大好きなのに

    なんでこんな気持ちなんだろう。


    いろいろ考えているうちに、
    優斗は私の制服のボタンを
    1つずつゆっくりとはずしてゆく。

    どうすればいいの?


    3つ目のボタンに
    手をかけられた時だった。


    「ただいまー」

    凛人がバイトから帰ってきた。
  • 14 りん id:p40GLY2.

    2011-08-23(火) 08:27:38 [削除依頼]
    どうしよっどうしよっ


    1日の出来事の
    中身が濃すぎたせいか、
    そのまま私は気を失った。


         *
         *
         *


    ・・・と・・・みなと・・・
    誰かが呼んでる?


    「南都!!!」

    「わっ」

    声の主は、優斗と凛人。

    あれから15分ほどたったらしい。
    凛人も心配そうに私の
    顔を覗き込んでいる。

    「大丈夫?」
    「あっうん、だいじょう・・・」


    !?


    凛人がいるということは・・・

    じゃあ、私っ
    服脱がされてたとこ
    みられたんじゃ・・・


    あとで聞いた話だが、
    優斗は目にもとまらぬ速さで
    ボタンを直したという。


    まあ、玄関からこの部屋までが
    少し離れていることも
    幸いだった。


    わたしが驚いたのは、
    凛人の態度だった。


    いつも通りの優しい
    顔をしている。


    「おまえ、タンスにぶつかっただけで倒れるとか、あきれる」

    言い方はいつも通りひどいけど、
    優斗は必死で言い訳をしてくれた。

    単純な凛人も信じてくれた。
  • 15 舞 id:GfFc.OF.

    2011-08-23(火) 13:52:23 [削除依頼]

     はじめましてw
     面白いですね!!

     三つ子、私の周りにもいますっ!
     全員女子ですけどねw

     更新がんばってください♪
     またみに来ますね(^^)ゝ
  • 16 りん id:WhOg1kj/

    2011-08-24(水) 08:17:08 [削除依頼]
    初読者さん、うれしすぎるーー☆

    よろしくお願いします<(_ _)>
  • 17 りん id:WhOg1kj/

    2011-08-24(水) 08:35:36 [削除依頼]

    ―――翌朝―――

    昨日は、ずっとボーっとしてて、
    あんまり覚えてない。
    あの後はたぶん普通だったと思う。

    「おはよっ」

    髪にブラシをかけていると
    凛人が私のところに来た。

    どう対応したらいいか
    わからなかったけど、一応
    「おはよう」だけは言った。

    「髪、結ぼうか?」

    やさしい凛人は、たまにこうして
    私の髪を結んでくれる。

    「ポニーテールでいいよね?」

    「うん・・・」


    そういうと、
    凛人は私の髪を優しく
    まとめ始めた。

    凛人の、小さいようで
    大きい手が、首筋に触れた。

    「んっぁっ」

    「え?」

    恥ずかし―――!!!
    自分でも変な声出してしまった!


    「きのう、ごめん。」

    「えっ」

    「グラウンドの・・・」

    「あぁ〜言わないでいいよ!私も殴ったりしてごめん」


    ふと見ると、凛人の目は
    涙でいっぱいだった。


       
  • 18 りん id:vku/lJG1

    2011-08-25(木) 07:44:08 [削除依頼]
    「凛人!?泣かないでよ。」

    「だって、南都イヤだったでしょ?」

    凛人は大粒の涙を流しながら
    罪悪感たっぷりの目で
    私を見ている。


    泣きたいのは私のほうだよ。
    今まで兄弟としてみてきたこの2人と
    まさかこんな関係になるなんて・・・


    もうどう接したらいいのか
    わからなくて、頭の中が
    ぐちゃぐちゃで真っ白。意味分かんない。


    とにかく今は凛人を
    どうにかしないといけない。

    「私ね、凛人が大好きなんだよ。でもね、そういう対象として
     見ることができないの。これだけはわかってほしい。」

    本当のことを言った。これで分かってくれるかな・・・。


    「じゃあ・・・グスっ・・兄弟だったら、ダメってこと?」

    うっわぁ〜きつい。


    どう言えばいいんだろう。


    しばらくの沈黙は、朝の忙しそうな
    騒がしい音にかき消された。
  • 19 りん id:vku/lJG1

    2011-08-25(木) 18:32:28 [削除依頼]
    *****


    それから何もなかったように
    2週間がたった。


    何だか、だるい。頭の後ろを、
    先のとがったもので穴をあけられているような、
    キリキリとした痛みだった。


    実はあれから2人とは
    ほとんど話していない。
    お風呂あがった?とか、電気消していい?とか、
    極めて実用的な会話を交わしているだけ。


    それにしても痛いな・・・。
    昨日夜更かししたからかな。
    変な汗までかいてきた。
    どうせ明日は日曜日だし、
    今日1日我慢すればいいよね。


    そう思って、アイロンをかけてない
    クシャクシャの制服に袖を通した。
  • 20 りん id:zf8qd7w.

    2011-08-26(金) 09:02:06 [削除依頼]
    2人と別れた曲がり角で、
    ポンっと肩を軽く叩かれた。

    「おはよっ♪」

    この子は、友達の祐希(ゆうき)。
    私が高校に入学して、初めてできた
    大切な友達。


    振り返っておはようといった。
    しかし途中でさえぎられた。


    「そういえば、みなと三つ子だったよね!
     あのちょっと小さいほう私タイプかも。カワイイ〜!」


    祐希は、話がどんどん飛んでいく。
    まあ、そういうところも好きなんだけど。


    「あれは凛人。で、大きいほうが優斗。」

    「ヘ〜凛ちゃんかぁ♪名前もかわいい」

    「ちゃんって・・・。」


    一瞬、祐希と目があって、
    顔をまじまじと覗き込んできた。

    「みなっ!?顔真っ青だよ!」

    「えっそう?」

    「うんうん、ヤバいって」

    「大丈夫だよ〜」

    やっぱ今日きついかも。
    でも今日一日我慢すればいいし・・・ 
    私は密かに皆勤賞をねらっていた。
    恥ずかしくて誰にも言えないけど。

    そう自分に言い聞かせて、
    学校に着いた。
  • 21 りん id:zf8qd7w.

    2011-08-26(金) 09:18:29 [削除依頼]
    ―――昼休み―――

    あぁ、もうダメかも。

    祐希が近づいてきた。

    「南都、悪化してない?」

    大きな声が頭に響く。
    他の友達も寄ってきた。


    「うん、結構きついし4時間目まで受けたし、
     保健室行ってくる・・・。」


    そう言って立ち上がった瞬間、
    足に力が入らずに、その場にフラッと
    転んだ。っていうか、倒れた。


        *
        *
        *
        *
        *

    気がつくと私は保健室のベッドの上にいた。
    保健室の40代くらいの先生が優しく言った。


    「濱田さん、おうちの方に電話したんだけど、
     つながらなくって・・・。他に誰か連絡したら
     来てくれる人、いる?」


    えぇ〜。
    そうか、親は二人でのんきに
    旅行行くって言ってたしなぁ・・・。
    しかも2泊3日。

    あっそうだ!

    「ちょっと電話貸してください。」


    私は水野高がテストで、午後は休みだったことを思い出した。
  • 22 りん id:.jrahqR0

    2011-08-27(土) 14:47:35 [削除依頼]
    「あなたっ熱40℃近くあるのよ!?私が電話するから、寝てて。」

    そんなにっ!
    具体的な数字を耳にして
    余計にきつくなった。

    先生から電話の子機を
    受け取り、凛人の番号を押した。

    「お願いします・・・。」

    先生は子機を耳にあてた。

    ツー・・ツー・・・。
    つながってない音が聞こえた。


    「濱田さん、繋がらないみたいだけど、
     他に誰かいる?」

    「います・・・貸してください・・・」

    凛人、サッカーやってるのかな?
    そう思いながら優斗にかけた。

    「先生、この人に繋がらなかったら、
     放課後まで待つんで・・・」

    「はぁ、あなたも大変ね・・・」

    先生が子機を受け取って2秒もしないうちに
    つながったようだ。


    「ああ、濱田さんですか?そちらの南都さんが・・・・・―――。」

    先生は私の病状を話した後、
    くるっと椅子ごと私のほうをむいた。


    「来てくれるそうよ。中高生くらいの人だったけど。」

    「兄弟です。今日テストらしいんで・・・」
  • 23 りん  id:FJkDzl50

    2011-08-29(月) 15:07:13 [削除依頼]
     

    ザーッ―――。
      
    雨?
    なんか、ついてないよなぁ・・・。
    具合悪いし、親いないし、天気悪いし。


    ガラっ

    「失礼します。」

    優斗の声だ。早っ。

    「あの、濱田です。南都大丈夫ですか?」

    「ええ、今寝てるわよ。」


    つかつかと優斗が
    こっちに歩いてきている。

    シャっと素早くカーテンを
    開けて、先生を無視するように閉めた。


    「南都!なんで我慢してたんだよ。」

    「だって朝は元気だったもん。
     っていうか、優斗ぬれすぎだよ。」

    急な雨のせいで優斗は
    ビショビショだった。

    「どうでもいいだろ雨なんて!
     お前自分のこともっと考えろよ!」

    「なんで怒ってるの!?」


    その瞬間
    優斗の口が私の口に触れた。


    「んッ!?」

    1秒も経ってないうちに
    優斗は私から離れた。


    優斗はまっすぐなまなざしで
    私を見つめながら言った


    「俺がどんだけ心配したかわかってるの?」


    「・・・ごめん。」

     
  • 24 りん id:tzmrHBP0

    2011-09-02(金) 18:19:24 [削除依頼]
         *
         *
         *


    数分間の沈黙が続いた。


    「俺も、ごめん。・・・あのさぁ、俺、
     
     最近おかしいんだよ。南都見るだけで

     自分で顔赤くなるのがわかるっていうか・・・」


    それ、どういうこと?
    優斗は私が好きってこと?


    受け入れなきゃいけない現実を、
    受け入れようとしない自分が
    何を考えているのかわからない。


    「南都、前に俺のこと嫌いじゃないって言ってたよな」

    私は迷いに迷った。
    どう言えばいいの?

    まってよ、これって
    凛人の時といっしょじゃん。


    凛人の時は確か、
    「そういう対象として見れない」って
    言ったんだったっけ。

    やっぱり、それがいいよね。


    だって、「兄弟」だから
  • 25 りん id:DZQxwd6/

    2011-09-15(木) 18:23:27 [削除依頼]

       
       *
       *
       *
       *


    わかってる。


    そんなこと、ずっと前から
    わかってる。


    でも・・・


    今の私にそんなこと言えない。


    だって、

    わたしは・・・


    優斗が好きだから。


    自分でも気付かないうちに、

    優斗のことで頭がいっぱいだった。

    自分でも信じられないくらい、

    優斗に夢中になってた。


    たとえそれが叶わないと
    わかっていたとしても・・・。
  • 26 りん id:UX7xfET/

    2011-10-01(土) 15:22:33 [削除依頼]
     


    「優斗・・・あのね・・・
     こんなことダメだってわかってるけど・・・」

    「なに?」


    「わたし・・・優斗が好き」


    自分で言ったくせに、
    体が熱くなるのを感じた。


    それと同時に優斗の唇は
    私の唇に触れていた。


    「熱、うつるよ・・・?」

    「本望だし」


    さっきとは違って、
    優斗はわたしを少し起こして抱きしめた。


     

     

     
  • 27 なな id:ZgTNZpG/

    2013-07-13(土) 11:33:36 [削除依頼]
    ヽ(^o^)丿
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