幽霊少女21コメント

1 ☆kurenai rin☆ id:VGwToUl.

2011-08-07(日) 13:05:05 [削除依頼]

 とある音楽専門の高校の図書室に棲みついた幽霊少女。

 彼女の姿を見た者は……

 まあ、結果的には幸せになれると言われていたりする。
  • 2 ☆kurenai rin☆ id:VGwToUl.

    2011-08-07(日) 13:07:59 [削除依頼]
     幽霊となった少女と男子生徒の絶対に叶わない恋を描いていこうかな……と。
     若干悲劇っぽいかもしれませんが、一応ハッピーエンドになるはず。
     文章力とか色々残念な感じですが、読んでくれるとうれしいです。
    (出来ればコメントも……←黙れ)
  • 3 ☆kurenai rin☆ id:VGwToUl.

    2011-08-07(日) 13:22:22 [削除依頼]

     プロローグ


     痛い。
     痛い。
     痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い。
     少女は声にならない声で必死に訴え続ける。
     栗色の艶やかな長い髪は冷たい床の上で乱れ、べったりと染みついた『赤いモノ』で濡れていた。
     白いレースのふんだんに使われた、割とふんわりとした雰囲気のドレス。その胸元は無残に裂け、ドレスの広範囲には赤い染みが出来あがっている。
    「死にた……ない……ま…………だ……」
     少女は懸命に手を伸ばす。
     が、少女の手が掴むのは空気だけ。
     ルビー色の瞳はゆっくりと落ちてゆく。
     彼女は何も掴めないまま――――。
  • 4 ☆kurenai rin☆ id:VGwToUl.

    2011-08-07(日) 13:43:00 [削除依頼]


     ?

       〜図書室の怪談〜


     茶や赤の煉瓦が隙間なく敷き詰められた渡り廊下。
     その両側には淡いピンク色の花びらを身に纏った可憐な桜の木が1本ずつ植えられており、何人もの生徒がその姿に目を釘付けにされている。
     ひらり。
     ひらりと舞っているかのように落下してくる花びらに、蓮(ren)も手を伸ばしてはみるが、掴むことは出来ない。
     軽い花びらは指の間をするりと抜けていってしまうのだ。
    「何に対しても無関心な蓮にしては珍しいな。明日は雪と嵐と台風の三重苦か?」
     背後から不意に声をかけられ、蓮は即座に振り向いた。
  • 5 ☆kurenai rin☆ id:VGwToUl.

    2011-08-07(日) 13:52:58 [削除依頼]
     背後に立っていたのは、男でも惚れてしまうのではないかというくらいに美しい顔立ちをした男子生徒。
     紺色の真新しい制服に身を包むその姿は、恋愛ゲームの王子様的キャラの様だと蓮は思った。
     悔しいが、絶対に勝てない。
    「またお前か、綾(ryou)」
     蓮は深い溜息を吐いた。
    「またって酷いな……僕達は幼馴染じゃないか」
     綾はそう言って苦笑いを浮かべる。
     蓮と綾の家は隣同士。だから付き合いも結構長い。蓮が小学2年生の時に綾の隣に引っ越してきてからはほとんどの時間を共に過ごしてきた。
  • 6 シガレット id:fWpGCO/1

    2011-08-07(日) 16:59:12 [削除依頼]
    内容がおもしろそう
    これからも見るんで更新頑張ってくださいb
  • 7 ☆kurenai rin☆ id:VGwToUl.

    2011-08-07(日) 19:28:48 [削除依頼]
    >シガレットさん
     ありがとうございます。
     完結目指して頑張ります。
  • 8 ☆kurenai rin☆ id:VGwToUl.

    2011-08-07(日) 20:12:22 [削除依頼]
     だから、お互いに遠慮のないところも多かったりする。
    「この桜にはね……呪いがかかってるらしいよ。見ただけで呪われるらしいから気をつけてね」
     綾はさらりとそんなことを言う。
     見ただけで呪われる。
     ――――ということは既に手遅れではないのか?
     蓮は「そういうことはもっと早く言え」と溜息混じりに言うと、足早に歩き始める。
    「もしかして、怒ってるの?」
    「怒ってない」
    「いいや、絶対に怒ってるね」
     
  • 9 ☆kurenai rin☆ id:VGwToUl.

    2011-08-07(日) 22:07:56 [削除依頼]

     床には正方形をした白いタイルが敷き詰められ、天井はオジ・アーチの様な形をしている。白い僅かな凹凸のあるざらざらとした廊下の壁には美しい風景画が飾られている。
     普通の学校ではあまり見られないような光景であるが、蓮も別に嫌いではない。
     というより、むしろ気に入っていたりするのだ。
     教室の窓の外には、広い庭園が広がっている。細い道が幾重にも張り巡らされたその庭園には、はっきりとは見えないものの多くの植物が植えられているのが見て取れた。
     これはかなりの暇つぶしが出来そうだ。
     ――――と、考えていると扉を開閉する豪快な音と共に担任らしき男性教師が教室に入ってきた。
  • 10 ☆kurenai rin☆ id:mx4JZuf0

    2011-08-08(月) 17:40:34 [削除依頼]
     グレーのスーツに、明るいスカイ・グレイのネクタイ。
     その服装は、生徒の制服によく似ており、合わせたかのようにも見える。
     20代後半くらいと思われるその教師の顔は割と小さく、ファッション誌に載っていてもおかしくはないだろう。
    「皆さんはじめまして。僕がこのクラスの……というか、この学年の担任を務める向田 憂也(mukaida yuuya)です」
     向田はそう言って黒板に白い文字を描く。
     この学校には1学年に1クラスしかないのだ。
     生徒の視線はかなりバラバラな所に向かっていたものの、その大半は少なくとも一瞬は黒板を見ていた。
    「皆さんの知っている通り、ここは音楽を学ぶことに特化した特殊な学校です。しかし、この学校にはもう1つ大きな特徴があります」
  • 11 紅 id:Sh6Y5.P1

    2011-08-08(月) 17:49:43 [削除依頼]
    わー
    面白い!
    桜危ない!

    私も小説書いてるんで良かったら読んで下さい!
    ミオが黒ねこを拾ったようです
    ってのを書いてます
  • 12 ゆうな id:XrTKPXU0

    2011-08-08(月) 17:52:36 [削除依頼]
    なんの特徴だろう..?

    充分あるでしょ!←え。
  • 13 ☆kurenai rin☆ id:mx4JZuf0

    2011-08-08(月) 18:15:45 [削除依頼]
    >紅さん
    個人的にその御名前にちょっと親近感が……(笑)
     ぜひ読ませてください。

    >ゆうなさん
     特徴……というかかなりぶっ飛んでますね(笑)
     コメントありがとうございます。
  • 14 紅 id:Sh6Y5.P1

    2011-08-08(月) 21:02:07 [削除依頼]
    3のプロローグ・・

    怖いわー
    マジで痛そう 汗笑
  • 15 ☆kurenai rin☆ id:mx4JZuf0

    2011-08-08(月) 22:02:28 [削除依頼]
     特徴。
     そんなものはもう1つどころの話じゃないだろ。
     蓮は机の上で頬杖をつきながら、斜め前の席に座る綾に視線を移す。
     肩まで伸びた艶やかな黒髪は、蛍光灯から発せられる白い光を受けて余計に綺麗に見えた。
     黒板の方に顔を向けたまま身動きしないところから、比較的真面目に話を聞いているのだろう。
    「この学校の最大の特徴は怪談……しかも、その全てが事実だ」
     静寂。
     向田の言葉に、一瞬教室の空気が凍りついた。
    「先生、そんな歳にもなってまだ幽霊とか信じてるんですか?」
     最前列の中央の席に座る、どちらかといえば横に大きい眼鏡男子は問う。
     
  • 16 ☆kurenai rin☆ id:mx4JZuf0

    2011-08-08(月) 22:03:14 [削除依頼]
    >紅さん
     まあ……普通に死にますもん(笑)
  • 17 紅 id:Sh6Y5.P1

    2011-08-08(月) 22:16:16 [削除依頼]
    16
    ですね 笑

    てか、怪談の全てが事実って!
    いいなー
    面白い♪

    更新楽しみです★
  • 18 紅 id:004VUqw.

    2011-08-09(火) 14:53:52 [削除依頼]
    更新が楽しみです♪
  • 19 ☆kurenai rin☆ id:OdFyMHh0

    2011-08-09(火) 18:52:48 [削除依頼]
     小学生くらいの子供が言う冗談ならまだしも、いい大人がそんなことを言うとはあまりにも痛すぎる。
     蓮だけでなく、このクラスの多くがそう感じたのだろうか?
     向田からあからさまに目を逸らそうとする生徒の姿が多く見られる。
    「信じているというかだな……」
     向田はそこまで言って、考え込んでいるのか俯いて腕を組む。
    「まあ、今はまだ知らなくてもいいか―……。ただし、これから行う学校案内の時は絶対に図書館には近づかないように」
     学校案内。
     新学期が始まって2日目の今日は、担任が新入生達に学校内の様々な施設を案内することになっていた。
     第一音楽室、第二音楽室や第三音楽室をはじめとする様々な特別教室があるので、その分覚えなくてはならない場所も多くなってくる。ホームルームが各学年に1つしかないというのは、不幸中の幸いである。
  • 20 ☆kurenai rin☆ id:OdFyMHh0

    2011-08-09(火) 18:54:52 [削除依頼]
    >紅さん
     更新遅くてすみません。
     某小説サイトで研究をしていたもので……。
  • 21 紅 id:004VUqw.

    2011-08-09(火) 19:48:12 [削除依頼]
    研究!?何かすごいですね

    図書館に近づくなって言われると近づきたくなるのは私だけでしょうか? 笑
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