Memory*42コメント

1 ぴーさん id:jP2k.VL1

2011-08-05(金) 16:33:02 [削除依頼]

−さよなら、はる−


あなたは逝ってしまった。

私をおいて。

・・・なぜ?

なぜ、逝ってしまったの?

私を一人にしないでよ・・・。
  • 23 ぴーさん id:3gBZRv21

    2011-08-09(火) 09:16:15 [削除依頼]
    間違ってましたか!

    すいません・・・。気づいていませんでした。

    えっと、「祐貴」が正解です。

    すいませんでした!!

    ユナさん、結構勘いいですね〜^^

    祐貴のことはまた後で出てきますよ〜!
  • 24 ぴーさん id:yZG3oh5/

    2011-08-12(金) 09:08:29 [削除依頼]

             *****


    やがて、トラックは海沿いの道にきた。

    海の水面は春の柔らかな日差しを受けて、きらきらと輝いている。

    それを見て、私は小さく息をついた。

    (いつだったかな、さくら園の皆と海に潮干狩りに行ったっけ。
     でも私、貝一個も取れなくて、大泣きしたんだよね・・・・)

    ふと頭の中によみがえる懐かしい思い出。

    私は自然に孤児院での思い出を振りかえっていた。
  • 25 ぴーさん id:yZG3oh5/

    2011-08-12(金) 09:38:09 [削除依頼]

    「あれが、聖琉高校だよ」

    しばらく海沿いの道を走ってから、おじさんが言った。

    思い出に浸っていた私は、ぽけーっとしながら
    おじさんが指さした方を見た。

    そこには、レンガ作りの綺麗な建物があった。

    「譲ちゃん、もうそこで降りるかい?」

    「あ、はい。お願いします」

    トラックが聖琉高校の門の前で止まった。

    ドアを開け外にでると、春のいい香りがふわぁと漂った。

    「譲ちゃん、荷物はこれだけかい?」

    おじさんが私の荷物を地面に置いてくれた。

    「はい。ありがとうございました!」

    ぺこりと頭を下げると、おじさんは陽気な声で笑った。

    「ははは、礼はいいよ。私もこれが仕事だからね。
     −・・・おっとそろそろ時間だ。じゃあな、譲ちゃん。頑張るんだぞ」

    「・・・はい!!」

    トラックが動き出し見えなくなるまで、私はじっとたたずんでいた。

    そして−・・・手を固く握りしめた。

    (今日から私は孤児じゃない。普通の高校生として生きていくの)

    桜の花びらが散る中、私は心の中でそっとつぶやいた。
  • 26 ぴーさん id:yZG3oh5/

    2011-08-12(金) 15:00:36 [削除依頼]

    02

    女子寮の225号室。

    「ふぅー、疲れたぁ・・・」

    ばたん

    私は備え付けのベットに倒れこむ。

    職員室で女子寮に入るための手続きをしてから
    ここまでくるのがこんなにも重労働とは・・・。

    「広すぎなのよ、この学校・・・」

    ぶつぶつとつぶやきながら、玄関に置いたままの荷物をほどく。

    パンパンに押し込んだ鞄からは衣類や日用雑貨があふれ出てくる。

    その様子を見ていると、胸の中がじわりと温かくなった。

    (さくら園にきたときは何も持ってなかったのに、
     16年間でどんなに多くの物を得たのかしら・・・・・)

    ころがり出てきたピンクのワンピースを拾い上げる。

    そして包むように抱きしめる。

    (名前も、物も、家族もなかった私が
     こんなに多くのものを持っているなんて、幸せよね)
  • 27 ぴーさん id:yZG3oh5/

    2011-08-12(金) 15:01:12 [削除依頼]

    おちます。コメください!!
  • 28 ぴーさん id:4Ix9YXV/

    2011-08-13(土) 14:35:52 [削除依頼]

             *****
     

    一枚一枚、丁寧に衣服をタンスの中にしまう。

    そしてやっと荷物の片づけが一段落ついたとき、

    「ふぅ〜」

    私はベットに転がり込んだ。
  • 29 ぴーさん id:4Ix9YXV/

    2011-08-13(土) 14:49:47 [削除依頼]

    その時、ふと部屋の隅にある小窓が目に入った。

    その小窓からは、女子寮の隣に位置する
    男子寮の屋上がはっきりと見える。

    普段は立ち入り禁止の屋上に
    一人の少年がぽつんと立っていた。

    (あの子・・・、何しているんだろ?)

    不思議に思って小窓を覗き込む。

    その少年は思い詰めたような顔をして
    一歩、また一歩と、屋上の端の方に近寄っていく。
  • 30 ぴーさん id:4Ix9YXV/

    2011-08-13(土) 14:58:41 [削除依頼]

    (・・・・・えっ?)

    安全のためにある柵の前で少年は立ち止まった。

    その場で下靴を脱ぐと、きちんとそろえて置いた。

    そして−、悠々と柵を乗りこえた。

    (もしかして・・・!)

    嫌な予感がした。
  • 31 ぴーさん id:4Ix9YXV/

    2011-08-13(土) 15:04:30 [削除依頼]

    (どうしよう!?た・・・助けなきゃ・・・)

    でも金縛りにあったように体が動かない。

    (うそ・・・なんで!?)

    私があたふたとしていると−

    少年は手を広げ、何かをつぶやいた。

    そして−

    身を投げた。
  • 32 ぴーさん id:4Ix9YXV/

    2011-08-13(土) 15:18:29 [削除依頼]

    少年の姿が見えなくなって−。

    しばらく部屋の中は物音一つしなかった。

    だが、すぐに私の叫び声が静寂を切り裂いた。

    「・・・ま、待ってぇ!!!!」

    気がつけば、部屋を飛び出していた。

    自分でもどこへ向かっているのか分からなかった。

    冷や汗がにじみ出る。

    頭の中が真っ白になる。

    ただ、何も考えずに駆け抜けていた。
  • 33 ぴーさん id:4Ix9YXV/

    2011-08-13(土) 15:25:30 [削除依頼]

    おちます♪
    だいぶやばい展開になったな・・・;
  • 34 ぴーさん id:JcP.Vvv1

    2011-08-16(火) 13:18:47 [削除依頼]

    あげます♪
  • 35 ぴーさん id:JcP.Vvv1

    2011-08-16(火) 13:33:19 [削除依頼]

    続き書きます!
  • 36 ぴーさん id:JcP.Vvv1

    2011-08-16(火) 13:38:08 [削除依頼]

    *****

    「はぁ・・・ぁ、ここは・・・?」

    やっとたどり着いたところは
    男子寮を囲むように作られた、人工林だった。

    私はその場で息を整え、
    すぐに少年を探しに林の中に入った。

    (あの子、あんなところから飛び降りるなんて・・・)

    最悪な事態を思い浮かべて胸が痛くなる。
  • 37 ぴーさん id:JcP.Vvv1

    2011-08-16(火) 13:43:43 [削除依頼]

    (だ、大丈夫かしら・・・)

    だが、結構な高さのある男子寮から身を投げて、
    大丈夫ではない状態に陥るのは分かっていた。

    (早く、助けなきゃ・・・)

    でも、人の気配は全く感じない。
  • 38 ぴーさん id:ipBDgES.

    2011-08-25(木) 09:24:20 [削除依頼]

    ざわざわと木の葉が激しく揺れる。

    空を見れば雲行きは怪しくなっている。

    (ああ・・・どうしよう!)

    そのとき。

    ガサッ!

    私の後方にあった草むらから音がした。

    と、同時に。

    「うっ・・・ぅ・・・」

    低いうなり声。

    誰かがいる。
  • 39 ぴーさん id:ipBDgES.

    2011-08-25(木) 13:16:54 [削除依頼]

    「誰・・・?誰かいるの?」

    私は草むらへ呼びかけた。

    「う・・ぅ、助・・けて・・・」

    ガサリ。

    何者かは苦しそうにもがいた。

    「まってて、今助けるから!」

    私はすぐに草むらに飛び込んだ。
  • 40 ぴーさん id:ipBDgES.

    2011-08-25(木) 13:30:44 [削除依頼]

    「うぅ・・・あぁ!」

    声がするほうにおそるおそる近づいていく。

    そして、草の影に見えた−・・・人の手。

    私はその青白い手に自分の手のひらを差し伸べた。

    「まってて・・・。もうすぐで助かるから」

    もうすぐで手が触れる−・・・と、そのとき。

    「きゃあっ!!」

    私の叫び声がその場に響きわたった。

    差し伸べた手をすぐに引っ込める。
  • 41 ぴーぷる id:ipBDgES.

    2011-08-25(木) 13:44:34 [削除依頼]
    おちます!
  • 42 ぴーぷる id:ipBDgES.

    2011-08-25(木) 14:17:20 [削除依頼]
    ありゃ?
    ぴーぷるになってる・・・。
    なんでだろう!?
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