メランコリック。14コメント

1  朔 id:BUQykxo.

2011-08-05(金) 14:35:50 [削除依頼]

 君のコトはよく知らない。

 だけど気付いた時にはもう惹かれてた――――。
  • 2  朔 id:BUQykxo.

    2011-08-05(金) 14:39:14 [削除依頼]
     『惹かれてた』の漢字を変えるとただのドMになってしまうということにさっき気がついてしまった朔です。
     小説?
     そんなもの今まで描いたことありませんよ。
     国語の成績最悪ですけど何か?(笑)
     まあ、素人は素人なりに頑張ってみます……。
     ジャンルは異世界ファンタジー×恋愛です。
  • 3  朔 id:BUQykxo.

    2011-08-05(金) 18:17:41 [削除依頼]

     序章

     少女はふと、話し声で目を覚ました。
     暗闇の中をぼそぼそと声が這っている。父親と母親の話す声が薄い木の板越しに聞こえてきているのだ。
     おそらく彼らは家の外で聞かれたくないことを話しているのだろう。
     家。
     家とはいっても、四本の棒の間に壁と屋根代わりに筵を張っただけの粗末なものだ。床などというものもないから寝床は土の上であるし、くるまって温まるための布もない。
     以前住んでいた家はこれと比べれば随分と立派なものであったが、今となってはそれもこの間の火事で灰と化してしまっていたのだ。
    「仕方がないんだ」
     父親の声は低く、これまでにないほど大きな威厳を持っていた。
    「ですが……あの子を殺したらどんなことになるか分かりません」 
  • 4  朔 id:BUQykxo.

    2011-08-05(金) 18:25:33 [削除依頼]
     少女は襟をかき合わせて、そっと目を閉じる。
     この二人の会話は、聞いていて楽しいものではない。
     少女はまだ四歳にも満たない幼子であったが、二人が何の話をしようとしているのかは何となく察することができた。
     声はまだ続いている。
     だが、少女は出来るだけ聞かないようにした。
     意識から追い出して、無理にでも眠りに落ちていく。


     少女が夜の海に放り込まれたのは、それから二日後のことであった。
  • 5 奈々 id:ryAahy6.

    2011-08-05(金) 18:28:50 [削除依頼]
    おもしろいです!
    続き気になります。
    更新頑張ってください*
  • 6 nana id:ryAahy6.

    2011-08-05(金) 18:29:15 [削除依頼]
    おもしろいです!
    続き気になります。
    更新頑張ってください*
  • 7 nana id:ryAahy6.

    2011-08-05(金) 18:30:06 [削除依頼]
    ごめんなさい
    2つ入ってしました;;
  • 8  朔 id:BUQykxo.

    2011-08-05(金) 18:48:00 [削除依頼]
    >奈々さん
     間違えて2回書き込んじゃうのって私もよくやります(笑)
     コメントありがとうございます。
     
  • 9  朔 id:BUQykxo.

    2011-08-05(金) 19:15:40 [削除依頼]

     第一章


     「おい、早くしろ」
     倒れてしまうのではないかというくらいに暑い昼下がり。 
     低く威厳を持った声が背後から聞こえ、赤い艶やかな木の実に手を伸ばしていた少女は微かに身を震わせた。
    「そんなことに一体どれだけの時間をかけるつもりなんだ!?」
     少女が振り返ると、そこには黒っぽく日焼けした、体格のいい男が立っていた。少女の指と同じくらいの太さをしたひもの様なものを持って。
     鞭。
     それが意味するものは、罰。
     
  • 10  朔 id:BUQykxo.

    2011-08-05(金) 19:42:05 [削除依頼]
     そんなことは少女の様な奴隷なら誰でも知っている。
     少女は体をこわばらせ、「申し訳ございません」としきりに繰り返す。奴隷は所詮、主人の言うことを聞くだけの玩具なのだ。
     主人に従わない玩具は壊される。
     それだけのことだ。
     男は鞭を持った方の手を上に振りあげる。
     太い腕に付いた筋肉がより一層際立つと同時に、鞭が風を切る音が聞こえた。
    「汚らしい奴隷め……」
    男はそう言って、日焼けした顔を歪ませる。
     今度こそ終わる。
     少女は心の中で呟き、強く目を閉じた。
  • 11  朔 id:BUQykxo.

    2011-08-05(金) 19:52:07 [削除依頼]
     が、痛みはいつまでたっても訪れない。
     いつ来るかわからない苦痛というものは、想像以上に恐ろしいものだと少女は思った。
     やるのなら早くやって欲しい。
     それがせめてもの救いになるのだから。
     そんなことを考えていると、不意に肩から暖かい温もりが伝わってくる。
    「あなた……バカじゃないの?」
     少女はゆっくりと目を開け、肩に置かれた手の主に視線を移す。
     黒く艶のある髪を首の後ろで束ねた青年。
     丈の長い黒の革製のコートを羽織った彼の表情は、酷く険しいものであった。
  • 12 霧海 裂夜 id:BUQykxo.

    2011-08-05(金) 21:47:55 [削除依頼]
    奴隷……!?
    なんかすごい世界が広がってますね。
    面白そうです。
  • 13  朔 id:ZhuNEYY0

    2011-08-06(土) 21:54:36 [削除依頼]
    >霧海 裂夜さん
     ありがとうございます。
     ドロドロ系になっちゃいましたが(笑)
  • 14  朔 id:ZhuNEYY0

    2011-08-06(土) 22:04:58 [削除依頼]
     漆黒の、ガラス玉の様な瞳が見つめるのは体格の良い男の姿だ。
    「勝手にクレアを奴隷にしてんじゃねぇよ、アルド」
     青年は静かに言う。
     その声は落ち着いてはいたものの、明らかに敵意と殺意が混ざりこんでいた。
    「異界から来た者を奴隷として扱って何が悪いというのですか?」
     アルドは少女――――クレアに向けていた言葉よりも随分丁寧な言葉を発する。
     それはただ単に青年がアルドの主であるというだけの理由だ。
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