林檎を一口22コメント

1 なつみ id:.3KIUxo/

2011-08-03(水) 21:21:42 [削除依頼]
{少し??}コメディー要素のファンタジーですね。


あ、
駄作失礼しまーす。
  • 3 なつみ id:LUsimYC0

    2011-08-04(木) 21:06:00 [削除依頼]
    アリスの目の前に無数の扉。アリスはその中の白い扉に手をかけた。
    扉を開けると広がる大地、青々とした空。要するに「普通」の世界だ。
    「本当にいつ来ても不味い空気。」
    アリスが溜め息をついた。
    「アーリースー!」
    駆け寄る少女がアリスの肩をポンと叩いた。
    「莉花おはよー。」
    明らかにモネに対する態度とは違う。アリスはにっこり笑って答えた。
    アリスは学校まで莉花と並んで歩いた。
    「ずっと気になってたんだけど、アリスって、兄弟いるのー?」
    莉花が聞いた。
     
    アリスと莉花は逢ったその日に仲良くなった。
    「「名前、なんていうの?」」
    莉花の問いにアリスは
    「「綾川アリス………って言えって言われました。」」
    そう答えた。
    莉花は少し戸惑いながら、
    「「へぇ〜、アリスちゃん?可愛い〜。どこから来たの?」」
    と聞いた。
    「「扉の向こうの世界………じゃなくて隣町です。」」
    アリスは父に貰ったマニュアル通りに答えていた。
    「「アリスちゃん面白い!ねぇ、友達になろ。あたし莉花、タメOKだから!よろしく。」」
    「「よろしくね。」」
    こうして仲良くなった訳だ。そのときのアリスは
    <<タメ……?ってなんだろう。食べ物…かなぁ。>>
    なんて事を考えていたが、2人は日に日に絆を深めた。
     
    話は現在に戻る。
    「いるよ、36人ぐらい。」
    アリスのすっ飛んだ答えにも莉花は馴れていた。
    「さんじゅう……?」
    少し違和感を抱いていたが。
    アリス的には、同じ村に住んでいる同年代は皆、兄弟らしい。
    莉花はアリスのことを天然だと思っている。だがしかし、これがアリス、14歳と11ヵ月だった。
  • 4 なつみ id:AUvKFUi1

    2011-08-05(金) 20:24:31 [削除依頼]
    「そういえばさぁ、アリスってもうすぐ誕生日だよね。」
    莉花は続けた。
    「パーティー開いてあげる!女の子たくさん呼んで。」
    「パーティー?あぁ、お茶会ね。焼菓子は外せないよね。後は紅茶と果物があれば。」
    アリスは普通に答えた。
    「お茶会…とは違うかな。パーティーだよ、誕生日の。」
    莉花は訂正した。
    「なるほど、じゃあケーキが欲しいね。」
    アリスは親指を突き立てて言った。が、
    「アリスって遠慮ないな〜」
    莉花は苦笑いした。その意味をアリスが知ることはないだろう。
  • 5 なつみ id:/.qPe5F1

    2011-08-06(土) 21:06:07 [削除依頼]
    学校に着くと、同じクラスの男子が声をかけた。
    「高輪、神先が呼んでたぞ。」
    高輪は莉花、神先は2人の担任の神山を指す。
    「アリス、また後で。」
    莉花は廊下を走り去った。
    「また後でね〜。」
    アリスの声は聞こえていなかった。1人で通るには長く感じる廊下をアリスは軽やかな足取りで進んだ。アリスの制服の着こなしはと言うと、校則をきちんと守り清楚だった。内面に似合わず。
    「ねぇアリスちゃん、莉花今日休み?」
    教室に入るやいなやクラスの女子が声をかけた。
    「おはよ。」
    アリスは挨拶する。
    「だーかーらー、莉花は?」
    女子が聞く。
    「おはようございます。」
    アリスはもう一度挨拶。
    「お、おはよ。」
    女子は渋々挨拶。
    「職員室行ったよ。」
    アリスは女子の前をてくてくと通り過ぎた。
  • 6 なつみ id:/.qPe5F1

    2011-08-06(土) 22:40:55 [削除依頼]
    「綾川さんって本当変わってるね。」
    近くにいた御手洗と書いて「みたらい」と読む少女が言った。しかし、アリスは返事をしない。黙って教科書を整理している。
    「綾川さん聞こえてる?」
    御手洗さんと書いて「みたらいさん」が、顔を覗き込んで声をかける。
    「あ、綾川ってあたしのことか。ごめんごめん、忘れてた。」
    アリスはにっこり笑って言った。
    「忘れてたって…。」
    御手洗さんは愛想笑い。
    「で、おてあ………みたらいさん、何か言った?」
    アリスは無礼をごまかした。
    「別に言うほどのことじゃないから。」
    御手洗はそそくさとアリスの前から立ち去った。
    「変なの。」
    アリスが言えることでは無いが、アリスはそう呟いた。
  • 7 なつみ id:WqYMtXL.

    2011-08-07(日) 21:45:33 [削除依頼]
    「ごめんごめん。雑用押し付けられてて。」
    莉花が帰ってきた。手にはプリント。
    「みーんな大好きプリントテストだよ。」
    莉花は超小声で言った、覇気の無い声で。
    「あたしは好きじゃないな。みんなと違って。」
    アリスは冗談も言えるようになった。それでも8割は本気だった。
    「あたしもみんなと違うかな。」
    莉花も乗っかる。
    「鞄置かないの?重くない?」
    突然アリスは真面目に言った。
    莉花的には2人で盛り上がりたかったが、アリスにはその思いが通じなかった。
    間違いなくアリスはKYなのであろう。
  • 8 なつみ id:WqYMtXL.

    2011-08-07(日) 22:08:29 [削除依頼]
    「神先出張なの?よっしゃ!」
    男子が声を上げた。中目黒元樹だ。
    「よし、騒ぐぜ!」
    テンションが上がっている元樹に莉花が
    「言っとくけど教頭が助勤でーす。」
    冷静に一言。元樹の心にぐさっと刺さる。教頭は評判が果てしなく悪い。自己中心的だ。誰からも嫌われるタイプだった。
    「最悪だな、許せん。」
    元樹は拳を握り締めて言った。
    「教頭……って?」
    アリスに取っては初耳の言語だ。
    「校長先生の次に偉い人だよね。ウチの学校じゃ一番偉ぶってるけど。本当に嫌な奴。」
    今現在のアリスの教頭に対するイメージは恐らく最悪だと思われる。
  • 9 なつみ id:WqYMtXL.

    2011-08-07(日) 22:15:20 [削除依頼]
    「ガラガラー。」
    口で言いながら教頭が教室に元気よく入ってきた。
    「来た来た。ハイテンション野郎。」
    コソコソと聞こえてくる声。
    アリスは教頭の姿をじっと見つめ、第ニ声を待った。
    「元気か?少年少女達!!」
    アリスは確信した、教頭とは程よい距離感を保とう、と。
  • 10 なつみ id:WqYMtXL.

    2011-08-07(日) 22:21:30 [削除依頼]
    「今朝右足の小指をタンスの角でぶつけたよ。ハハハ、とっても痛かった!という訳で1日気持ち良く過ごそうじゃないか!」
    無駄な自己紹介も終わり、その後も何かと話していた。第一、誰も聞こうとしない。教室の流れたは騒がしかった。
    「いやいや、元気が一番。な、元樹君。」
    一番煩いのは教頭ではないか。それよりも自分の名前を((オヤジ))ギャグにされたことに腹を立てる元樹だった。
  • 11 せーちゃん☆ id:5/34j9Y1

    2011-08-07(日) 22:22:51 [削除依頼]
    妄想はほどほどにしたら??
    気持ち悪いよWWW
  • 12 なつみ id:WqYMtXL.

    2011-08-07(日) 22:24:07 [削除依頼]
    教室の流れた ×
    教室の中   〇

    失礼しました。
  • 13 せーちゃん☆ id:5/34j9Y1

    2011-08-07(日) 22:24:40 [削除依頼]
    >11せーじゃ、ありません´ω′
  • 14 なつみ id:WqYMtXL.

    2011-08-07(日) 22:30:37 [削除依頼]
    どもども。 荒らしさんには慣れっこなんで。 >13 のせーちゃんサマ ご迷惑おかけしました。
  • 15 なつみ id:WqYMtXL.

    2011-08-07(日) 22:37:54 [削除依頼]
    「なぁ綾川、教頭どう思う?」
    アリスの隣、蓮人が言った。
    「どうって……普通に無理。」
    アリスの長所&短所である超正直が出た。
    「やっぱ?綾川変わってるって言ってたから、もしかしてなー、とか思って。」
    確実にアリスのことを馬鹿にしていた。それでもアリスはそんなこと気にしなかった。意見が合う人と出会うとアリスは嬉しくなるようだ。
  • 16 なつみ id:WqYMtXL.

    2011-08-07(日) 22:45:47 [削除依頼]
    その頃のアリスの住む街。
    「お父様、アリス嬢が男と喋っております。」
    爺がアリスパパに報告した。
    「うーむ。爺、あれはなんだ?イケメンってやつか?」
    アリスパパは恐る恐る聞く。
    「お父様イケメンとはイケてるメンズを指すようでございます。よって…彼はイケメンではないでしょう。」
    爺はヨボヨボの瞳で蓮人はよく見た。
    「でも……。」
    爺は口ごもる。
    「なんだ、言ってみろ。」
    アリスパパは爺に背中を向けて言った。
    「アリス嬢、大変楽しそうでございます。」
    「なんと!」
    2人はアリスの知らない所で焦っていた。アリスの性格や特徴を知らずに。
    「へクション!」
    アリスは大きめなくしゃみをひとつ。
  • 17 なつみ id:C.inCbG0

    2011-08-08(月) 22:52:57 [削除依頼]
    「綾川くん、山田くん。お喋りはちょっと……ね!」
    教頭がアリスと蓮人に注意。語尾にハートが付きそうな言い方だった。
    「うっせぇ。」
    蓮人が吐き捨てた。
    「ME TOO.」
    素晴らしい発音でアリスも同意を示す。
    どうにかこの時間を有効活用できないか?アリスは考えた。秀才、瀬田君は勉強中。<こもりん>こと小森感奈は睡眠中。ちなみに莉花はペン回しをしていた。アリスはというと、時計の秒針を見て目を回していた。
  • 18 なつみ id:C.inCbG0

    2011-08-08(月) 23:03:08 [削除依頼]
    「さぁ、プリントテストを始めよう。」
    教頭はにーっこり笑って言った。
    「昨日やったとこみたいだから、できるよねー。」
    教頭の不吉な笑み。泣く子も黙るだろう。教頭には幼い男の子がいる。不憫でならない。
    「はぁ。なんか疲れた。」
    アリスは溜め息。お婆さんのような表情をしていた。
  • 19 なつみ id:VfZof33.

    2011-08-09(火) 21:45:26 [削除依頼]
    昨日やったところ、というプレッシャーと教頭の引きつった笑顔が重なってしまった訳だから、生徒達が集中できる状態ではなかった。秀才、瀬田君を除いて。彼はもう終わったようだ。
    アリスはシャーペンを落とした。莉花に教わったペン回しの練習だったが、それも虚しくテスト時間10分の中でアリスのシャーペンは机上と床を16回往復した。もちろん、教頭はそれをじーっと見つめていたことにアリスは気付いていない。
  • 20 なつみ id:VfZof33.

    2011-08-09(火) 21:53:00 [削除依頼]
    テスト回収後、いつものように授業が行われた。ただ、少し違うのは教頭が常に後ろにいること。視線を感じて後ろを振り返る者が何人もいた。姿勢が悪いと頭を叩いてくるのだから、気を緩めることもできない。極限状態だ。
    「なんか、無駄に疲れる。」
    一番後ろの席に座っていた莉花は鞄に教科書を詰めながらアリスに本音をぶちまけた。
    「だいたいさ、ノートとかチラチラ見てくるの。あれ、やめて欲しい。」
    莉花はそこから、アリスと別れる所まで教頭の愚痴を熱く語っていた。
    「莉花、あたし帰るね、じゃあまた明日。」
    アリスは若干逃げるように帰っていった。
  • 21 なつみ id:VfZof33.

    2011-08-09(火) 22:24:41 [削除依頼]
    「ただいま。」
    アリス帰宅。
    「おかえりなさい、お嬢様。」
    爺はアリスの鞄を受け取り、消えていった。
    「姉ちゃん、おかえり!」
    弟のカイトが声をかけた。
    「今日の晩御飯はピラフだな。海老入りの。」
    カイトは匂いを嗅ぎながら言った。便利な鼻だ。
    「そういえばな、最近嫌な匂いがする。アリスの近くで。」
    災難の始まりだった。
  • 22 なつみ id:DS06Dys/

    2011-08-10(水) 20:49:54 [削除依頼]
    「嫌な匂い?」
    食事中、アリスはカイトに聞いた。
    「んだ。良くない匂いがプンプン。」
    カイトはピラフを頬張りながら言った。
    「ふーん。じゃあ気をつける。」
    アリスは他人事のように言った。
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