謎の女子生徒が生徒会室に居座り続けている件34コメント

1 夕陽 id:OlWbrUK0

2011-08-01(月) 14:23:28 [削除依頼]


「……あなた、誰ですか?」

「生徒会長、とでも言って置こうか?」

「嫌、俺、生徒会長何ですけど……」
  • 15 夕陽 id:OlWbrUK0

    2011-08-01(月) 15:47:57 [削除依頼]
    「……け」

    「え?何か言った?会長」

    「別に俺は飛び降りようとしているお前を止める気はない」

    「あはは、会長、冷たいね」

    藤和はまた笑い出す。

    「勝手に死.んどけ。だけど、お前は本当に死.にたいのか?裏校則に耐えられない程、弱い奴なのか?」

    「……」

    「じゃ、藤和さん。永遠にバイバイ」

    「待って待って待って」

    行こうとした俺を藤和が抱き付く。
    嫌、場面的におかしいだろ。

    「ちょ、離れろって」

    「こんなイジメで私がへこたれるわけない。私はただ、この裏校則を表沙汰にしたいだけでっ」

    俺は藤和をぶん投げる。

    「ガフッ」

    藤和はコンクリートの地面に顔面を強打した。
    ちょっとやり過ぎたかも知れない。

    「あー、ごめんごめん。藤和さん」

    「ぐふ……謝り方、軽過ぎる。それに完璧に会長って、二重人格……」

    「死.ぬんじゃなかったのか?」

    「やっぱ、止める」

    は?
  • 16 夕陽 id:OlWbrUK0

    2011-08-01(月) 15:53:22 [削除依頼]
    俺は今、藤和杏子の事を嫌いになった。

    「惚れた。完璧に惚れましたっ」

    「何だ?顔ぶつけて、頭がおかしくなったのか?」

    「会長に惚れたから、私を会長の補佐役として雇って下さい」

    段々と話がおかしくなって来ていないか。

    「悪いな。俺がぶん投げたせいで、頭がおかしくなってしまって」

    「正常だってば」

    「じゃなきゃ、藤和はそんな事言い出さない」

    「嫌、私、こんな感じだって」

    まともなのは外見だけだったのか。
    裏切られた。
  • 17 夕陽 id:OlWbrUK0

    2011-08-01(月) 15:54:34 [削除依頼]
    おちます。
  • 18       id:GpEwiv71

    2011-08-01(月) 16:59:19 [削除依頼]
    俺こういうの好き
  • 19 夕陽 id:K3OcYNX1

    2011-08-02(火) 13:28:30 [削除依頼]
    >18 コメントありがとうございます^^
  • 20 夕陽 id:K3OcYNX1

    2011-08-02(火) 13:36:34 [削除依頼]
    第2項目 生徒会長をストーキングしている女子生徒の件
    最近の生徒会での話題(って言っても、生徒会には俺と二階堂しかいないが)は“ストーカー被害”だ。
    とある1年の女子生徒が誰かにストーカーされているらしい。

    「よし、わたし達で解決だっ」

    二階堂はソファの上で飛び跳ねる。
    俺は溜め息を吐いて、

    「どうやって?」

    と、問うと、二階堂は黙り込んだ。

    ガチャッ

    「はいはーい。提案提案っ」

    生徒会室に藤和が現れた。

    「あっ、最下位さんだ」

    「やだな。二階堂さん。藤和杏子だよ」

    キャラ被ってねーか、コイツ等。
    俺は音をたてずにこの部屋から脱出するのを試みるが、

    「あれ?会長、何処行くの?」

    藤和に見付かってしまった。
    つくづく、最近の俺はツイてない。
  • 21 夕陽 id:K3OcYNX1

    2011-08-02(火) 13:45:19 [削除依頼]
    「ちなみにそのストーカー被害を受けている女子生徒って誰なの?」

    「んーと、1年の高倉マリアって言う子だったよ」

    「よし、ストーカーを捕まえるにはそのストーカーをストーカーすれば良いんだよ」

    藤和を殴りたくなった。
    ホントにコイツは頭が悪い。
    しかも、言ってる事がややこしい。
    大体、そのストーカーが誰か分かってんなら、ストーカーする意味ねーし。

    「藤和さん、僕から絶対命令、良いかな?」

    「会長、やっと、その気になってくれたんだ」

    「生徒会室入室を禁じる」

    「えーーーーー」

    藤和は叫ぶ。

    「あーあ、最下位さん、会長から嫌われちゃったねー、まあ、規則は規則なんで、退室願うよ」

    二階堂は嫌がる藤和を引っ張って、生徒会室から出て行った。
    これで、生徒会室は平和だ。
  • 22 夕陽 id:K3OcYNX1

    2011-08-02(火) 14:12:48 [削除依頼]
    俺は思い切り椅子に凭れる。
    邪魔者もいなくなったし、やっと仕事も捗る。

    「会長にお客さんだよ」

    二階堂の声がして、書類から顔を上げると、目の前には涙目の女子生徒がいた。
    ってか、何でうるうるしてるんだ。

    「あ、あの、私、1年A組の高倉マリアと言います」

    ストーカーの被害者か。

    「えっと、その、そ、そちらの二階堂先輩が生徒会長に相談しては、と助言頂きましたので、お邪魔させて頂きました。お時間、よろしいでしょうか?」

    最近は異常な女子生徒が俺の周りをうろついていたからか、こう言う優等生タイプの人間と遭遇するのが久し振りな気がする。
    つっかえつっかえ話している所から、結構消極的な、大人しい性格なのかも知れない。

    「ああ。時間なら大丈夫だよ」

    俺は心の底から微笑む。

    「あ、ありがとうございます」

    「ほらほら、マリアちゃん、ソファーに座って?」

    二階堂は無理矢理、高倉を座らせる。
    ってか、会って早々ちゃん付けとかありかよ。
    明らかに高倉も、ビビってるし。
  • 23 夕陽 id:K3OcYNX1

    2011-08-02(火) 14:21:08 [削除依頼]
    「さてと、じゃあ、話して貰おうかな。マリアちゃん」

    二階堂も向かい側のソファーに座り、向かい合う形となって話を促がせる。
    ってか、地味に仕切り出してるし。

    「えっと、入学式から次の日から何ですけど、下校中に視線を感じてて」

    「それ、ストーカーだよ」

    「え、あ、はい。ストーカー何ですけど」

    コイツ等の会話、噛み合ってない。
    二階堂の一言が余計何だろうけど。

    「気になって振り返ったら、確実に人がいたんです」

    「えー、それ怖いよ」

    「結局、そのまま今までずっとそんな感じでして」

    「今、5月だよ?じゃあ、1ヶ月もその状態って事?」

    「はい。そう言う事になりますね」

    「これは大変だよ。段々、エスカレートして、マリアちゃん、誘拐監禁殺.害になりかねないよ」

    「そ、そうですよね……だから、私……」

    うるうるしていた目から、遂に涙が零れ出す。

    「あわわ、泣いちゃった。ハンカチ、ハンカチ」

    嫌、何だかんだ言って、泣かせたのは二階堂だろ。

    「あー、ないよ。会長、ハンカチ持ってる?」

    女子でハンカチ持ってない奴なんかいたのかよ。
    俺は心の中で溜め息を吐きつつ、二階堂にハンカチを渡す。

    「さっすが会長。わたし、ものさししか持ってなくて」

    ものさしをポケットに常備してる奴、始めて見た。
    何を計るんだろうか。
    聞きたかったが、聞いたらコイツのイメージが壊れそうなので止めて置く。
  • 24 夕陽 id:K3OcYNX1

    2011-08-02(火) 14:27:01 [削除依頼]
    高倉が泣き止み、今日の所は話を聞くだけとなった。
    大体、生徒会はお悩み相談室じゃねーし、こんな風に一々生徒に構っていたら、キリがない。

    「ねえ、これから高倉さんをストーキングしてみない?」

    高倉が出て行った後、二階堂がバ.カな事を言い出す。
    俺はまだ前科を作りたくない。

    「だって、高倉さんをストーカーしてたら、きっとそのストーカーと遭遇するよ」

    確かに言えてるが……
    コイツはストーカーに向いている人間じゃない。
    直ぐに声を上げて、高倉に気付かれるのがオチだ。
    こう言うのだったら、藤和の方が向いて良そう。
    嫌、実際にやってそうな雰囲気がある。

    「よし、追うぞっ、会長っ」

    二階堂は生徒会室を飛び出した。
    一応、会長として、俺は二階堂を追い掛けた。
    何かされたら、生徒会の評判が落ちるし。
  • 25 夕陽 id:K3OcYNX1

    2011-08-02(火) 14:33:17 [削除依頼]
    「会長会長、高倉さん、コンビニに入ったよ」

    そして……俺等は高倉をストーカーしていた。
    そんな俺達に高倉は気付く事もなく、普通に下校している。

    「うわ、少年マンガの立ち読みっ、意外だねー」

    二階堂の言った通り、コンビニに入った高倉は迷う事なく、マンガコーナーへと行き、週刊少年マンガを手に取っていた。

    「てっきり、乙女チックな少女マンガを読むタイプかと思ってたよ……おお、高倉さん、次はコンビニ弁当を手に取ってるよ」

    「二階堂さん、高倉さんに見付かるから、あまり大きな声出さないでくれる?」

    「あー、ごめんごめん」

    その謝る声でさえも、大きいのだが。
  • 26 夕陽 id:K3OcYNX1

    2011-08-02(火) 14:39:17 [削除依頼]
    少年マンガとコンビニ弁当とお茶を購入して、高倉はコンビニを後にした。
    買った品が一人暮らしの男にしか見えない。

    「高倉さんって、一人暮らしなのかな?」

    「かも知れないね」

    「おおっと、会長、高倉さんがダッシュし出したよ」

    気付けば、高倉は異常なスピードで走り出した。
    俺達に気付いたのかも知れない。

    「よし、わたし達も追い掛けよう」

    二階堂は走り出す。
    中学から帰宅部の俺はとてもじゃないが、走る気が湧かない。
  • 27 夕陽 id:K3OcYNX1

    2011-08-02(火) 14:57:00 [削除依頼]
    ゆっくり二階堂の後を歩いていると、後ろから足音がした。
    何か俺がストーカーされている気分だ。
    俺は歩く足を速める。
    すると、後ろの足音も次第に速くなって来た。
    ……っ
    俺は振り返る。

    「……は?」

    「会長、今、完全に焦ってたね」

    藤和だった。
    俺は大きく溜め息を吐く。

    「さっさと、どっか行け」

    「あはは、待ってよ。もう生徒会室には行けないけど、こうやって会えるんだし」

    藤和は微笑む。

    「そう言えばさ、高倉マリアさんをストーカーしている会長と二階堂さんを遠くからストーカーしている人、いたよ?」

    「ま、マジかよ」

    「うん。確か学年3位の人だったよ」

    生徒会役員がストーカーの犯人……
    ヤバくないか、それ。

    「藤和、それ、見間違いじゃないか?」

    「ううん」

    「……」

    「で、如何する?」

    「さ、さあ?」
  • 28 夕陽 id:8FjL8HC0

    2011-08-03(水) 13:15:49 [削除依頼]
    >27 訂正 学年3位じゃなくて、4位です。
  • 29 夕陽 id:8FjL8HC0

    2011-08-03(水) 13:24:07 [削除依頼]
    学年4位の八城とか言う奴がまさか高倉をストーカーしている犯人だとは思いもしなかった。

    「ね、ねえ、八城君」

    C組の教室に行って、俺は呼ぶ。

    「何だ?会長」

    八城と会ったのは入学式以来だった。

    「高倉マリアさんって、知ってる?」

    高倉と言い掛けた瞬間、八城が少しだけ反応した。
    マジかよ……

    「す、ストーカーしてるって本当だったり……」

    「見てたのか、会長」

    「嫌、知り合いが見てたらしくて」

    「そ、そうか」

    八城は俯く。

    「高倉さん、凄い悩んでたから、謝って早く解決してくれないかな?」

    「べ、別に俺はホントにストーカーしてたわけじゃない。こ、これを返そうとしてただけだ」

    八城は制服のポケットから、ピンク色のレースが付いたハンカチを取り出した。
    コイツ、そう言う趣味があったのか。

    「ち、違うからな。これは俺の物じゃねーからな」

    俺の視線で気付いたのか、八城は弁解する。

    「高倉さんの?」

    「そう。俺がこけた時に借してくれたんだ」

    「だったら、普通に返せば良いんじゃ……」

    「会長、代わりに返して、弁解して置いてくれないか?」

    本当だったら、怒って断るが、如何してか断れなかった。
    それだけ、俺はお人好しと言う部類に繰り下がってるのだろうか。
  • 30 夕陽 id:8FjL8HC0

    2011-08-03(水) 13:31:53 [削除依頼]
    「会長って、優しいね。私だったら、絶対断ってる」

    教室に戻る途中、背後霊の様に藤和が着いて来る。
    最早、コイツがストーカーの様に見えるんだが。

    「でも、学年4位の人、中々返せなくてあたふたしていて、それが高倉さんからはストーカーしている様に見えた、なんて笑える話過ぎるね」

    「藤和はD組だろ?さっさと行けよ。チャイム鳴るぞ」

    「んーと、そのハンカチ、私が返して置くよ」

    コイツがちゃんと返せるとは思えない。

    「別に会長だし、俺が返して置く」

    「そっか。相変わらず、良い人か、悪い人か、分からないね」

    ……っ
    俺は振り返る。

    「な、何?いきなり、振り向いちゃって」

    藤和は驚いて、俺を見た。

    「……別に。だいぶ前に同じ様な事、言われたから」

    「へえ。それって、誰?」

    「知り合い、だったんじゃねーか」

    「知り合い、か」

    藤和は微笑む。
  • 31 夕陽 id:8FjL8HC0

    2011-08-03(水) 13:40:34 [削除依頼]
    昼休み。
    俺は1年の校舎へ行った。
    この学校は学年によって、校章が違うから俺は物凄く目立っていた。
    そして、適当にその辺の女子生徒に高倉を呼び出す様に伝え、教室から高倉が出て来る。
    一見、告白する感じだが。

    「あ、会長、な、何かあったんですか?」

    「これ、八城君から」

    レースフリフリのハンカチを渡すと、

    「そ、そう言えば、借しっぱなしでした」

    高倉は微かに笑っていた。

    「じ、実はさ」

    「分かってます。あれ、ストーカーじゃなかったんですよね?」

    「え、あ、ああ」

    「八城先輩ですよね。こうやって、ハンカチ返して頂いてる所から」

    「そ、そうなんだ。僕はただ、代わりに来ただけで」

    「別にもう良いです。会長、何かすみませんでした」

    高倉はペコペコと頭を下げ、行ってしまった。
    何だったんだか。
    俺は溜め息を吐く。
  • 32 夕陽 id:8FjL8HC0

    2011-08-03(水) 13:57:45 [削除依頼]
    第3項目 学年1位の件
    何回も見る夢があった。
    未だに俺は過去と向き合えずにいる。
    多分、向き合えたら、あの夢はもう見ないだろうな。
    そう思って、俺は毎回溜め息を吐く、事しか出来ない。

    「ふむふむ、君はあれだな?現在学年1位の生徒会長君だな?」

    5月中旬。
    俺は3年の先輩に声を掛けられた。
    その先輩は透き通る様な茶髪に白いリボンを後ろで括っていた。
    こんな髪型をしてる奴はあまり学内でも見かけない為、異様に目立っていた。

    「え、あ、そうですけど」

    「お会いできて光栄だよ。私は裏情報屋兼新聞部顧問なんだ」

    無駄に漢字多過ぎだろ。
    ってか、それ以前に名乗らないのか。

    「ま、此処で会ったのも何かの縁だね。よろしく」

    先輩は手を差し出す。
    俺は渋々、握手する。
  • 33 夕陽 id:8FjL8HC0

    2011-08-03(水) 14:03:58 [削除依頼]
    おちます。
  • 34 春田 ゆい id:9AQG3ig.

    2011-08-09(火) 15:53:58 [削除依頼]
    これ、すっごくおもしろい!!
    キャラの個性が凄いです!!

    もう、更新しないのですか?
    頑張ってください><
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