Six love 〜Sweetな地獄〜9コメント

1 ☆kurenai rin☆ id:IvaFojz.

2011-07-29(金) 18:38:04 [削除依頼]

 男なんて大嫌い。

だからこの状態は地獄な訳で――――。
  • 2 楓 id:G..pJ4j/

    2011-07-29(金) 18:41:02 [削除依頼]

    面白そーっ★ミ

    楽しみにしてます^^

    頑張ってください!!
  • 3 ☆kurenai rin☆ id:IvaFojz.

    2011-07-29(金) 18:41:56 [削除依頼]
     はじめましての方もお久しぶりな方もいらっしゃると思います……。
     ☆kurenai rin☆やっと戻ってきました(笑)
     いやー……山で遭難して……(本気にしたら終わり)
     溶けるくらいにかっこいいキャラを作る!! というのを目標に頑張ります。
  • 4 ☆kurenai rin☆ id:IvaFojz.

    2011-07-29(金) 18:43:46 [削除依頼]
     プロローグ

     太陽は西の方へと沈み、それと入れ替わるかのようにして、紺と黒の中間のような色をした空に金色の月が姿を現す。
     空にちりばめられた砂のような星粒。
     それらはクリスマスの時のイルミネーションの様に美しく光り輝いていた。
     5月。
     ついこの間まで満開に咲き誇っていた桜は見る影もないほどに散ってしまい、気温も少しずつ上がってきている。もう少しで上着も必要なくなるだろう。
     新入生を迎えた学校もようやく落ち着きを見せ始め、いつも通りの日常に戻りつつある。
  • 5 ☆kurenai rin☆ id:IvaFojz.

    2011-07-29(金) 18:44:44 [削除依頼]
    >楓さん
     さっそくのコメントありがとうございます。
     ご期待に添えるかはわかりませんが、精一杯頑張ります
  • 6 ☆kurenai rin☆ id:IvaFojz.

    2011-07-29(金) 19:09:27 [削除依頼]
     勧誘の方に必死だったはずの部活も日に日に夏の大会に向けたハードな内容に変わり、夜遅くまで部活の練習が続くことも増えてきたせいで、真っ暗な中を女の子だけで歩くことも増えていた。
    「うわ……真っ暗だよ」
     腰よりも少し上の辺りまで伸びた茶色い艶やかな髪を風になびかせながら歩く少女――――彩華(あやか)は、悲鳴にも似た声をあげる。
     腕に付けた黒い腕時計は金色の光を反射して輝いていた。
     現在の時刻は午後8時。
     比較的暖かくなってきたとはいえ流石にこんな時間ともなると肌寒く、彩華は腕をさすった。
    「ザビエルのせいよ。あいつさえいなければ!!」
     彩華の隣を歩いている、黒いショートヘアをした梓はそう言って頬を膨らませる。
     そうだね、と彩華は曖昧な返事をして苦笑いをした。
  • 7 ☆kurenai rin☆ id:IvaFojz.

    2011-07-29(金) 19:14:24 [削除依頼]
     ザビエル――――本名『古澤 敦』は、2人の所属するテニス部のコーチ兼顧問であり、2人の所属する『2年E組』の担任も務めている男性教師だ。
     妙なあだ名の由来は古澤の頭が歴史の教科書でよく見かけるフランシスコ・ザビエルのようなハゲ方をしているところにある。
     古澤の見た目もかなり悪いのだが、問題はそこではなくその性格の方である。 少しでも校則違反をしている生徒がいれば連帯責任で説教をし、成績の悪い生徒には陰湿な嫌がらせをする――――古澤の性格は見た目以上に悪いのだ。
     今日の部活が長引いたのも、古澤による心底どうでもいい説教があったからだ。
    「あーあ……こんなに遅いとお母さん、怒ってるかな?」
     梓はアスファルトに視線を落とす。  
    「怒ってるかどうかは別として……心配はしてるだろうね」
     彩華は呟くように言い、微かに表情を曇らせた。
     が、梓は全くそれに気付いていない。
    「そういえば、彩華は今1人暮らししてるんだよね。気楽でいいなー」
     明るい声が響く。
     辺りが真っ暗だということを忘れるくらいに明るい声が。
    「気楽……? そんなことないよ。家事とか全部1人でやらなきゃいけないし、何より1人の夜は怖いんだよ?」
    「そういえば最近不審者増えてるよね」
    「ち、ちょっとやめてよ!!」
     彩華は思わず大きな声を出す――――そして、現在時刻を思い出したのか右手を口にあてた。
    「ごめんごめん。でも、不審者には気をつけてね」
  • 8 ☆kurenai rin☆ id:IvaFojz.

    2011-07-29(金) 19:20:58 [削除依頼]
     2人の進む道はY字型に分かれている。
     陽菜は人形のように愛らしい笑顔を浮かべながら彩華に力いっぱい手を振り、左へと延びる道を曲がって行く。
     2人の家は比較的近い。
     だが、途中で道が分かれてしまうのだ。
     彩華は陽菜の後ろ姿が見えなくなるまでそれを見つめていたが、深いため息を1つ吐いてから右へと続くと足を進めた。
     孤独。
     孤独という言葉は、このような状態を指すのだろうか? と彩華は心の中で呟いた。
     周囲には同じような形をした家が幾つも並んでいる。不自然なくらいに統一された住宅街の一角に、彩華の家はあるのだ。
     人の多く住む住宅街であるとはいえ、この時間帯に外を歩いている人間はほとんどいない。
     街灯の数もさほど多くないこの道を通ることは少々気が引けたが、家に帰るにはこの道を通るしかなかった。
     薄暗い中を彩華は出来るだけ早足で歩き続ける。
     孤独という名の恐怖に耐えながら。
     そして――――
  • 9 ☆kurenai rin☆ id:IvaFojz.

    2011-07-29(金) 19:31:17 [削除依頼]
     金色の月を移し出している物体。
     それは黒く塗装された鉄でできた彩華の家の門の目の前に落ちていた。
    「何……これ?」
     彩華はおそるおそるそれを拾い上げる。
     光を反射して銀色に輝くそれは、濡れていた。紅い液体で。錆ついた鉄の様な匂いを微かに放つその液体が人の血液であるということは、何となく察することが出来た。
     何しろ銀色に輝くその物体はナイフの様な形をしていたのだから。
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