小悪さんにご用心23コメント

1 詩乃花 id:U2LhSE0/

2011-07-25(月) 17:27:35 [削除依頼]
 
 
 
 
くりくりの瞳、ふわふわのハニーブラウンの髪の毛。
小柄な体形は愛らしく、ふっくらとした桃色の唇。


そんなあの子は――……、


「あんた可愛くないね、俺の方が断然可愛い!!」


超自分に自信を持っている口の悪い男の子だった。
 
 
 
  • 4 詩乃花 id:U2LhSE0/

    2011-07-25(月) 17:42:13 [削除依頼]
     
     
     
    爽音さん
    わお、嬉しいです( ´・ω・ )b
    期待に答えられるように頑張ります
     
     
     
  • 5 詩乃花 id:U2LhSE0/

    2011-07-25(月) 17:57:27 [削除依頼]
     
     
    私、種橋千里は入学式で天使を見つけました。


    『本校ご入学真にありがとうございます。
    期待に胸を躍らせる高校生活を、存分に味わってください。
    えー、……在校生代表2年A組安曇杏介』


    入学生を前に、堂々と美声を奏でるお方。
    安曇、杏介さん。


    透きとおる白い肌に、琥珀に光る橙色の大きな丸い瞳。
    ふわふわとやわらかそうな金色の髪の毛。
    整った顔はモデル顔負けで、少し幼さが残っている愛らしさ。


    とてつもなく、可愛らしい人。
    とてつもなく、優しそうな人。
    知的に溢れるかっこよさも兼ね備えている……


    私は、天使に出会ってしまったのです。
     
     
     
     
     
    ただ、このときまではそう思っていた―…。
     
     
  • 6 詩乃花 id:ADq.Rsu1

    2011-07-26(火) 08:08:18 [削除依頼]
     
     
    入学してから3ヶ月が過ぎようとしている6月の末。
    制服は長袖から半そでに変わったものの……

    「暑い」

    うんざりとした顔で、足を机の上に上げた。


    今日は初の猛暑日、とてつもなく暑いのです。

    授業中は集中できずボーとして頭に入らないし。
    今食事中なのだが、お弁当なんてほかほか。


    「暑い暑い暑い。桃が温まってるよ……、暑い暑い」

    口の中でもごもごしていると、目の前にいる2人の友人が
    心底うざったそうに口を開いた。
  • 7 詩乃花 id:ADq.Rsu1

    2011-07-26(火) 11:24:24 [削除依頼]


    「暑い暑い煩い、余計暑くなるわよ」
    「本当だよお。元々千里の存在自体暑いのにい」

    初めに口を開いたクールな美女、望月棗、通称もっちゃん。
    超絶キュートな毒舌美少女、綾野立花、通称りっちゃん。

    私たち3人は家がお隣さん同士の幼馴染。

    「りっちゃんの一言がぐっさりきた!! 酷いよおおおお」
    「主にそうゆうところがうざいかなあ」

    りっちゃんを思い切り抱きしめる私にえへへ、と可愛らしく嫌味を言ってくる。
    りっちゃん酷い……っ。


    「でも本当暑いわね」
    「じゃーあ、気を惑わせる為になんか会話しよお。恋バナとかあ」

    ふわふわとりっちゃんは提案をあげる。
    もっちゃんは「異議無し」とクールに言い放った。
  • 8 詩乃花 id:ADq.Rsu1

    2011-07-26(火) 11:32:19 [削除依頼]
     
     
     
    登場人物紹介2

    ・望月棗(もちづきなつめ)
    高校1年生
    クールで黒髪ロングの美少女
    千里の幼馴染で相談相手

    ・綾野立花(あのよりつか)
    高校1年生
    超絶キュートでモテるが腹黒い
    千里の幼馴染
     
     
  • 9 詩乃花 id:ADq.Rsu1

    2011-07-26(火) 11:37:35 [削除依頼]

     
    「そうそう、私の彼氏もさあ」
    「わかるよお。立花の彼氏もお」

    きゃあきゃあ。
    2人して、自分の彼氏の自慢話。

    「……」

    なんか、私浮いてるなあ。
    高校1年生にもなって、彼氏出来たことないって……。

    まず告白されたこともない、したこともない。

     
    もっちゃんもりっちゃんも、どっちもすごく可愛くて
    小学生の頃から呼び出しとかラブレターとか貰ってた。

    私だけいつもない。


    、と言っても恋愛に興味すらない。

    彼氏なんかいなくても、もっちゃんとりっちゃんがいる。
     
     
     
     
     
     
    ……、そうここの高校に入るまでは思っていた。


    私は出会ってしまったのだ。

    超可愛い……安曇先輩というお方に!!
  • 10 しのか id:ADq.Rsu1

    2011-07-26(火) 21:29:23 [削除依頼]
     
     
    『キャアアアアアアアア!! かわゆいいいいいいいいっっ』

    私は一人で浸っていると、廊下側から気勢が上がった。

    「うわ、うるさ!?」

    廊下を見てみると沢山の女子が大量発生していた。
    な、なんなんだあれ。

    「あれ、安曇杏介先輩じゃないかしら」

    そんな中、ぽつりともっちゃんは呟く。
    りっちゃんも「本当だねえ」と興味なさそうに枝毛探し。


    安曇、きょうす……


    「安曇杏介先輩!!!!」
    ガタンッ
    「わっ、千里!?」
    「ひゃっなに!?」

    思い切り立ち上がる私に2人は驚く。
    だけどそんな事お構いなし、

    きっと私の瞳は史上最強に光っていただろう。
     
     
  • 11 ごん id:2NTuA7n/

    2011-07-26(火) 22:54:30 [削除依頼]
    つづき、気になります!
    楽しみにしてますね♪
  • 12 しのか id:HRRNQeY.

    2011-07-27(水) 12:49:56 [削除依頼]
     
     
     
    ごんさん
    わあ、ありがとうございます!
    頑張りますね
     
     
     
  • 13 しのか id:HRRNQeY.

    2011-07-27(水) 13:01:02 [削除依頼]


    「安曇先輩って、あの可愛くてふわふわな人だよねっ」
    「う、うん」
    「知ってるの!? ねえもっちゃん、知ってるの!?」

    私はもっちゃんの両肩を持ってブンブン降る。

    「ちょ、千里!! 落ち着いてっ。立花こいつ止めてっ」
    「ええ? めんどくさあーい」
    「きゃああああっ安曇先輩だよおおおおおっ」
    「落ち着けっ、お願いだからっ、立花ああああ」
    「もう2人ともうるさあーい」

    数分そんなやり取りが繰り広げられやっと私が
    落ち付きを取り戻した後、もっちゃんが気持ち悪そうに
    胸を擦りながら言った。


    「安曇杏介先輩とは何回か話したことあるよ」

    その言葉に、もっちゃんと安曇先輩が話す姿が浮かんだ。

    ふふ、

    なんかちょっと意外かも。
  • 14 しのか id:HRRNQeY.

    2011-07-27(水) 13:13:32 [削除依頼]


    「ねえねえ、安曇先輩ってどんな人?」

    やっぱりあの顔とあった、気品溢れる人なのかなあ。
    するともっちゃんはギク、と引きつった顔になった。

    「えと……ええ、っと」
    「どうしたの? もっちゃん強張ってるよ顔」
    「その……杏介先輩は、えっと」

    「喋ってみたらわかるでしょお。自分で聞きにいけよお」

    ぴしゃり

    にっこりと言うりっちゃん。
    この笑顔は、なんだか怖い……。


    「そうだね。話しかければ?」
    、ともっちゃん。
    「う、ん。機会があれば話してみるよ」

    廊下をちらりと見たが、あの女子郡の間に入ることは
    難だと思い、次を見計らうことにした。
  • 15 しのか id:HRRNQeY.

    2011-07-27(水) 13:18:46 [削除依頼]
     
     
    そして放課後――――。


    「ねえ、今日マック行こおよお」
    「あ、立花。いいよ、千里は?」

    掃除終了後、すぐにもっちゃんとりっちゃんが
    マックに行こうと提案した。

    「あー……、行きたいけど私図書委員なんだ今日」

    しかも委員長だからサボるわけにはいかない。
    私もマック行きたいなあ。

    「そっかあ、じゃあ今日は2人だねえ」
    「まあしょうがないね、また明日行こう千里」

    「うん、じゃあまた明日ね」

    美人な2人を見送り、私は荷物を持って図書室に向った。
  • 16 しのか id:HRRNQeY.

    2011-07-27(水) 13:25:41 [削除依頼]


    「失礼しまーす」

    パチッ

    誰もいない図書室に挨拶をし、電気をつける。

    まだ誰もいないし、本でも読もうかな。


    そう思ったが、別に本が好きなわけではない。
    読むとしても漫画。

    小説なんて頭悪いから漢字読めないし飽きちゃうし。

    取り合えず薄めの辞書を手に取り適当に座ろうとした時、


    「ん?」


    座ろうとした席に、ふわふわとした金色の髪の毛の
    小柄な人が静かな寝息を立てて眠っていた。

    顔が伏せてあって誰だかわからないけど……


    「髪の毛きれいだなあ」
  • 17 しのか id:HRRNQeY.

    2011-07-27(水) 13:39:11 [削除依頼]


    きょろきょろ。
    だ、誰もいないし……この子寝てるし、髪の毛さわっちゃっても平気だよね。

    ゆっくりと手を伸ばし、ふわふわの髪の毛にふれる。

    「……ッ」

    や、ややややややわかい!! ふわふわ!!
    あまりのふんわりさに感動し何度も撫でてしまう。

    てゆうかこの子誰だろう。
    女の子かと思ったけど、制服男子用だから男の子、か。

    身長的に1年生だよね。

    結構小柄な私と同じくらい?
    そんな無い脳で考え込んでいると、少年がもぞりと動いた。


    「……あんた、いつまでさわってんの?」

    「あ……、すみませ……ん!?」


    少し低めのハスキートーン。
    顔をあげると、その人は超絶天使の安曇さんだった。
  • 18 メロンパフェ id:nc4vAfk0

    2011-07-27(水) 13:39:25 [削除依頼]
    よ、よ、よ……!!

    読みふけってしまった!!

    面白い!おもしろすぎるううううう!!

    描写やその場の雰囲気がわかりやすくて、

    読みやすいです……☆0☆ キラーン

    頑張って頑張って踏ん張って、更新お願いします^0^

    〔自分うるさい〕

    うちの小説・美男なのに女嫌いですか?!

    もよろしくお願いしまっせ!!!
  • 19 しのか id:HRRNQeY.

    2011-07-27(水) 16:02:13 [削除依頼]


    ――――て、て、て……

    「天使様っ!!!!」

    思わず叫んでしまった私に天使様、こと安曇先輩は肩をビクッと震わせた。
    ああ、そんなとこも可愛すぎます。


    「あんた誰?」

    いかにも怪しそうに疑う安曇先輩。
    ハッとした私は深々と思い切り頭を下げる。


    「わっ、私は1年の種橋千里と申します!!」
    「……ふうん、そう。頭上げれば?」
    「は、はい」

    近くで見る安曇先輩は本物の天使か、て思うほど美しい。
    ハーフかなんだかだと思うが、本当にお美しい。


    きっと性格も最初はびっくりしてきつかっただけで
    本当はすごく優しいはず!!

    「先輩よろしくお願いし」
    「うるさい、あんた可愛くないくせに出しゃばりすぎ」
     
     
     
    ……あれ?


    なんか性格、悪くない!?
  • 20 しのか id:HRRNQeY.

    2011-07-27(水) 16:04:44 [削除依頼]
     
     
     
    メロンパフェさん
    うううううう嬉しすぎます!!((
    踏ん張って更新しますっっw

    はい、あとで読みに行きますね。
     
     
     
  • 21 しのか id:HRRNQeY.

    2011-07-27(水) 16:25:42 [削除依頼]
     

    「てかあんた何しに来たの? 用ないなら帰れよ」

    な……っ。
    本人はくあああ、と暢気に大きな欠伸をしているが私傷ついた。
    すごいすごい、傷ついた。憧れの人にそんなこと言われて。


    小悪魔だ、天使ならぬ小悪魔だったんだ!!


    「私は図書委員なんですっ!!」
    「はあ? それ明日だろ、馬鹿じゃん」
    「ええっ」

    悪魔先輩に笑われ、私は壁に張ってある委員会予定表を見る。
    あ、本当。明日じゃん。


    「え、じゃあ悪魔先輩は何でこんなところに?」

    私はずい、と顔を近づけて聞く。
    すると先輩は眉間に皺を寄せながら私の顔を軽く叩いた。

    「ひゃっ。叩かないで下さいよお」
    「うっせ、不細工な顔近づけんな。つかお前、なに天使から随分ランク下げてんだよ」

    先輩はじろりと睨むように言った。
  • 22 しのか id:adR0cJc0

    2011-07-28(木) 22:18:59 [削除依頼]


    「え……?」
    「だからなんで天使から悪魔にしてんの、って言ってんの」

    俺は天使を極めた天使なのに、俺はこんなに可愛いのに。
    なんてブツブツ言う先輩。

    ああ、これはもしかしてナルシストというやつですか?


    「俺は羽を落とした天使様だぞ!!」


    ナルシストじゃなくてお馬鹿さんでした……。


    「ええ、と。じゃあ天使先輩は何しに来たんですか」
    「おひるね」
    「え」
    「だから、おひるね。なんか疲れちゃってさあ」

    はあ、と肩を揉みながら先輩は溜息をついた。
    見るからに肩ふにゃふにゃそうですけど、と喉まで出た言葉を飲み込んだ。
  • 23 しのか id:oJ7DgpI0

    2011-09-17(土) 09:24:48 [削除依頼]
     
    「俺超可愛いじゃん? だからちやほやされすぎて肩凝るって言うか〜」
    「は、はあ…」


    憧れの人の素態を知り、頭がくらくらする。

    もうなに言ってんだこの人。
    確かにとんでもなく可愛い顔してるけど、……。


    「つかあんた誰? はじめて見る顔」

    はじめてって。私ここ入学してもう3ヶ月過ぎますよ!!

    「聞いてんの?」
    「聞いてますよ。私は1年の種橋千里です」
    「ふうん。じゃあ、『タネ』って呼ぶ。4文字ってだるい」
    「たね……」

    いいあだ名だろ、と先輩はにやりと笑う。

    絶対馬鹿にされてるよ!!
コメントを投稿する
名前必須

投稿内容必須

残り文字

投稿前の確認事項
  • 掲示板ガイドを守っていますか?
  • 個人特定できるような内容ではありませんか?
  • 他人を不快にさせる内容ではありませんか?

このスレッドの更新通知を受け取ろう!

ログインしてお気に入りに登録すると、
このスレッドの更新通知が受け取れます。

お気に入り更新履歴設定

お気に入りはありません

閲覧履歴

  • 最近見たスレッドはありません

キャスフィへのご意見・ご感想

貴重なご意見
ありがとうございました!

今後ともキャスフィを
よろしくお願い申し上げます。

※こちらから削除依頼は受け付けておりません。ご了承ください。もし依頼された場合、こちらからの削除対応はいたしかねます。
※また大変恐縮ではございますが、個々のご意見にお返事できないことを予めご了承ください。

ログイン

会員登録するとお気に入りに登録したスレッドの更新通知をメールで受け取ることができます。

お気に入り更新履歴設定

お気に入りはありません
閲覧履歴
  • 最近見たスレッドはありません