天才犯罪者.3コメント

1 瑞貴. id:yJDZhmv1

2011-07-25(月) 09:12:59 [削除依頼]


01.

―その天才犯罪者の名は冬山博史。
普段は駅で占いをし、狡い儲け方をしている。
ただ、狡い儲け方とは言っても、
そこまでの金額を稼いでいる訳では無い。

だから毎日、朝から夜まで足を運ばせ
金持ちの家を探し回っている。
いつになったらその金持ちの人物に
巡りあう事が出来るのだろうか―
  • 2 瑞貴. id:yJDZhmv1

    2011-07-25(月) 09:24:31 [削除依頼]


    02.


    冬山博史は今日もまた近所の駅で占いをしていた。
    どこからどう見ても、怪しさが漂っている。
    学校の机みたいな物が赤い布で覆ってあり、
    その上に紙が立ててある。
    300円から1000円まで、貴方のご希望の金額で
    占いをさせて頂きます、と書いてある。
    占いの割には値段が高いような気もするが、
    この位稼がなくては泥棒をする余裕もない。
    そして何よりも驚くのは格好だ。
    黒いマント、黒いサングラス―
    黒で統一してあり、まるで漫画の様だ。
  • 3 瑞貴. id:yJDZhmv1

    2011-07-25(月) 09:50:23 [削除依頼]


    03.


    時刻は午前9時―ここに来て始めた時間から
    2時間が経った時のことだった。
    前方からちゃらちゃらした若者たちが寄って来る。
    男2人女2人の合コンの様な組み合わせのグループだ。
    金髪、茶髪、中には桃色髪もいる。何気に僕は驚いていた。
    「おっさん、俺占ってくんない?」
    グループの1人の金髪の男が右手を机に乗せて言った。
    「何を占いますか?」
    僕は紙を出して言った。
    紙には、占える運勢の一覧が乗っている。
    「じゃあ俺は恋愛運」
    「やーん、圭ちゃんたらやるぅ」
    後ろの桃色髪の女が両手を顔の所で組んで言った。
    すると金髪の男はしゃがんで右手を出した。
    「占うのは左手なんですが」
    「だりぃ」
    左手出すの位怠くも何とも無いと思いながら
    僕は金髪の男の左手を見始めた。
    「えぇ、エロス線が濃いですね。
    結婚線は全然無いです。そして運命線が―」
    説明が終わると、金髪の男は金を差し出した。
    301円。微妙だが、一応範囲内だった。
    「有り難う御座いました」
    若者たちはまたちゃらちゃらしながら何処かへ行った。
    僕はお金をポケットに入れると、
    いつもより早く仕事を終え、
    早速泥棒計画に取り掛かる事にした。
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