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1 かっちん id:fM0LU77/
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今後ともキャスフィをよろしくお願い申し上げます。
※こちらから削除依頼は受け付けておりません。ご了承ください。もし依頼された場合、こちらからの削除対応はいたしかねます。 ※また大変恐縮ではございますが、個々のご意見にお返事できないことを予めご了承ください。
1 かっちん id:fM0LU77/
2011-07-24(日) 10:20:13 [削除依頼]『ガッチャン』
「っしゃー、今日も寝るかぁ。」
「森坂君・・・?」
「永田じゃーんッ!?ここで何してたんだ?」
「えーっと・・・」
まさか森坂君が私を好きか試してたんだ、なんて言えない
よ・・・。
「もしかして、永田、愚痴叫んでたのか?アハハ!」
「ちちっ、違うよ!私は・・・。」
「ん?私は・・・何なんだ?」
「ううんっ!!森坂君は、何しに来たの?」
「うーん、永田ならいいかなぁ。」
「え?」
「俺、ここから見る景色が好きなんだ。そんで、景色見ながら
絵を描いてるんだよ。」
「森坂君は、画家になりたいんだね・・・!」
「うん。将来はぁ、画家になって有名人になる予定!ハハッ。」
意外だった。いつも明るくて運動神経抜群だから、てっきり
そういう道に進むのかと思ったから。
「永田ァ、急に静かになるなよな。」
「ごめんごめん。将来のこと語ってる森坂君、素敵だから。」
「永田、人を褒めるの上手だなぁ。」
「これは、本心だよッ!嘘なんかついてないよ?」
「うん、分かってる。永田、そんな奴じゃないことぐらい。」
ニコ・・・と優しく笑う彼の姿は、キラキラしてて眩しかった。
「眩しすぎるよ・・・。」
「何が眩しいんだ?」
あたしのバカバカッ!何口に出してんのよ・・・。
「太陽!上見たら太陽が眩しくて!」
「そっか。ちょっと上見ててよ。」
「ええッ、眩しいのに!?」
「ごめんごめん、まあ上向いてよ。」
「うん・・・?」
隣で、「シャッ、シャッ」という音が聞こえた。
「よっしゃぁ、描けた!いいぞ、永田。下向いて。てかこっち
来い。」
森坂君の方へ行くと、こけそうになった。
「った・・・!」
「もも、森坂君!?ゴメンっ・・・。重かったでしょ?」
「永田、顔近い・・・。」
ハッとした。
「わわっ、ごめんね。」
「近くで見ると、もっとかわいいんだな。」
「へ!?」
「いいや。これ、見ろよ。」
森坂君が、さっき言った言葉に引っ掛かりながらも、見ろ、と
言われた方を見ると・・・
「こ、これ私!?綺麗すぎるよ・・・。」
「ううん、俺には永田がそう見えるから。」
「〜ッ!?」
「ハハッ、じゃーなー。」
昼休み、学校の屋上で、森坂君の言葉に戸惑わされた永田さん
でした。
次回―
事態が急変する!?