*.・+S系男子+・.*11コメント

1   id:Adg/LuK0

2011-07-23(土) 23:37:02 [削除依頼]


君のことなんて、
好きになるわけないって思ってた―・・・。
  • 2   id:Adg/LuK0

    2011-07-23(土) 23:43:34 [削除依頼]
    「このプリント職員室へ持っていってくれ」

    先ほど、担任に頼まれて、
    私″城音愛実″は大量のプリントを抱えて、
    階段を登っている。

    「キャハハハッ」

    階段ですれ違う他のクラスの人々。

    こんなところで騒いで、
    プリント落としたらどうしてくれんのよ。

    そう思ったのも束の間だった。

    ドンッ

    走っている男子生徒に思い切り正面からぶつかった。


    これが私と君との出逢いだった―・・・。
  • 3  *+ 爽音 +* id:Adg/LuK0

    2011-07-23(土) 23:51:39 [削除依頼]
    「ったぁー」

    私が腰を抑えていると、
    そのぶつかった男子生徒が慌てて私に謝った。

    「ごめんなさいっ!大丈夫!?」

    そして、一人で飛び散ったプリントを拾い始めた。

    「あ・・・大丈夫だけど」

    私はそう言って、
    プリントを拾い始めた。

    ぶつかった男子の顔を見てみると、
    同じクラスの″水樹奏多″だった。
    あまり男子との関わりのない私は、
    初めて水樹くんの顔をまじまじと見た。

    整った顔立ちに、少し茶色い瞳・・・。
    たまに女子が騒いでいることも分かる。

    「城音さん・・・?」

    少し驚いた表情で水樹くんが私の顔を覗き込む。
    男とは思えない可愛い表情だ。

    「あっ・・・何でもないよ!
     拾ってくれてありがとね・・・」

    私は少し早口で水樹くんに礼を言うと、
    急いで教室へ向かった。
  • 4  *+ 爽音 +* id:Adg/LuK0

    2011-07-23(土) 23:52:13 [削除依頼]
    >1>2は私です! 名前が文字化けしちゃって(;ω;)
  • 5  *+ 爽音 +* id:Adg/LuK0

    2011-07-23(土) 23:59:44 [削除依頼]
    教室へ入ると、
    親友の″本宮美優″が待っていてくれた。

    「愛実、遅いんだけど」

    他人の机に乗っかって、
    メールをしながら美優が言った。

    「だってさ、
     水樹くんとぶつかって大変だったんだよ!?」

    私が溜息交じりに言うと、
    美優は″信じられない!″という表情をした。

    「えっ!?あの王子様と!?」

    王子様・・・?
    あぁ。水樹くんのことか。

    「うん」

    私が少し笑いながら言うと、
    美優は大声で、

    「惚れた?」

    「えっ!?」

    突然の美優の言葉を理解することが出来なかった。

    惚れた・・・?
    誰に?
    まさか・・・水樹くんに?
  • 6  *+ 爽音 +* id:YAQRzje1

    2011-07-24(日) 00:04:20 [削除依頼]
    「惚れるわけないじゃん!」

    私は少しムキになって言った。
    すると、美優は笑いながら、

    「そろそろ帰ろっか」

    と言った。
    何故、ここで話を切り上げたのか、
    私には分からなかったが、
    教室の電気を消して美優の後に付いて行った。
  • 7  *+ 爽音 +* id:YAQRzje1

    2011-07-24(日) 00:10:24 [削除依頼]
    昇降口へ出ると、
    玄関の所で水樹くんが音楽を聴きながら、
    地面に座っていた。

    私と目が合った瞬間、
    私に手を振ってきた。

    「城音さんっ!」

    突然の出来事に戸惑う私を無視し、
    美優は私の耳元で、

    「頑張れ」

    と呟いた。

    何を頑張れ・・・?

    「えっ・・・」

    いきなり水樹くんに腕を掴まれて、

    「本宮、城音さん連れて行くわ」

    「了解!」

    美優に軽く許可を勝手に取り、
    私の腕を引っ張りながら歩いて行った。
  • 8  *+ 爽音 +* id:YAQRzje1

    2011-07-24(日) 00:19:42 [削除依頼]
    「ちょっ・・・水樹くん!
     痛いんだけど!!」

    私は水樹くんに怒鳴った。
    すると、水樹くんは立ち止まり、
    ゆっくりと近くにあった、
    ブロックに座った。

    そしてゆっくりと口を開いた。

    「愛実さ、俺に惚れた?」

    は・・・はいっ!?
    ってか愛実って何?
    ″俺に惚れた?″って何?

    「あの・・・何で・・・?」

    私が恐る恐る尋ねると、
    平然とした顔で、

    「だってお前″城音愛実″だろ?
     だから″愛実″でいいんだよ!!」

    少し苛々した顔で水樹くんが言った。
    何でそんなに怒ってんの?
    逆ギレ!?
    っていうか!!

    「さっきとキャラ違くない?
     ″俺に惚れた?″って何なの?」

    私は思ったことを水樹くんに言った。

    すると、面倒くさそうに、
    水樹くんは答えてくれた。

    「こっちが本当の性格でさっきが偽者。
     このこと誰にも言うなよ!?」

    ・・・言いませんよ。
    そんなこと・・・。

    「んで、″俺に惚れた?″っつーのは、
     お前、俺に惚れてんじゃん」

    少し自意識過剰じゃないのでしょうか?
    私は、あなたに惚れたとは言ってませんが・・・。
  • 9  *+ 爽音 +* id:YAQRzje1

    2011-07-24(日) 00:24:35 [削除依頼]
    「あの・・・別に惚れてませんけど」

    私が言うと、水樹くんは笑いながら、

    「いや、お前惚れてるし。
     とりあえず今日から俺の偽造彼女な」

    と言った。
    惚れてないって否定したんですけど・・・。

    ってか″偽造彼女″って何!?

    「何ですか・・・偽造彼女って?」

    私が困りながら聞くと、
    水樹くんはまたもや面倒くさそうに答えた。

    「俺さ、女嫌いだから、お前が女避けの道具。
     あと、俺の本性と偽造彼女のことは言うなよ!!」

    かなり怖い表情をして言った。
    そんなの・・・。
    私じゃなくてもいいんじゃないでしょうか?

    「とりあえず、明日からよろしくな愛実」

    満面の笑みで水樹くんはそう言うと、
    さっさとその場を後にした。
  • 10  *+ 爽音 +* id:YAQRzje1

    2011-07-24(日) 00:26:32 [削除依頼]
    水樹くんがいなくなってからも、
    数分間、私はその場を動かなかった。

    今日のことを整理したかったからだ。

    水樹くんがドS・・・?
    クラスの王子様と崇められている水樹くんがS?
    信じられない・・・。


    ってか偽造彼女って何!?
  • 11 オシャレ id:KqinVW60

    2011-07-25(月) 19:05:02 [削除依頼]
    わ〜〜〜感心です
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