Under The Blue Sky-青空の下で-14コメント

1 mia id:ymtH5qT1

2011-07-23(土) 16:50:35 [削除依頼]

That day was not a speck of cloud in the blue sky.

A man stood on the hill.

‘‘Hello?’’

He shouted.

‘‘Where am I now?’’

But that answer didn't come back.
  • 2 mia id:ymtH5qT1

    2011-07-23(土) 16:55:33 [削除依頼]

    I-赤い風船-

    僕は、丘の上にいた。
    真っ青な空の下、独りポツンと立っていた。

    ここは何処なのだろう。

    「おおい。ここは何処なんだい?」

    問いかけは青空に吸い込まれていった。
  • 3 mia id:ymtH5qT1

    2011-07-23(土) 17:12:55 [削除依頼]
    またあの夢だ。
    ここ、海原市に引っ越してきてもう1ヶ月が経つ。
    この夢を見ることになったのは何時からなんだろうか・・・

    僕の名は土井裕希という。

    名前の由来は・・・知らない。
    聞こうとも思わない。

    今年4月。
    海原東高等学校に入学した。
    クラスでは何とかやっていっていると思う。
    中間はクラス順位が5位だった。
    まあまあ勉強にもついていけていると思う。
    部活はテニス部に入った。
    硬式だ。

    高校生活は何とか楽しくやっているが、何か抜けている気がする。
    でも、その何かが分からないのだ。

    そんな時、あの夢を見るようになった。
    いつもおんなじ夢だ。
    最近になって、声が出せるようになった。
    最初の頃なんか、体さえ動かなかったのだ。

    青い空、雲一つない空の下。
    怖いくらい青い空。
    青い草原のような丘。
    その丘の上に僕は一人でポツンと立っているのだ。
  • 4 mia id:S7TDQsU1

    2011-07-30(土) 18:15:45 [削除依頼]
    なぜこんな夢を見るようになったのか、僕には分からない。
    ただ一つだけはっきりしているのは夕霧も同じような夢を見ているということだ。
    僕は丘の上。夕霧は広い砂浜の上。
    いる場所は違うが、2人の上には同じように真っ青な青い空が広がっているのだ。
  • 5 にこにこ(ニコ姫) id:8hbAD0.1

    2011-07-30(土) 18:17:47 [削除依頼]
    >1が読めない・・・
  • 6 mia id:S7TDQsU1

    2011-07-30(土) 18:42:29 [削除依頼]
    「よお。フー、お前テストどうだった??今回かなりヤバイ。めっちゃ難しかったよな」
    中学の頃からの友である大樹が来た。
    今、丁度チャイムが鳴ってようやく5日間にも亘った期末テストが終わったところだ。
    確かに今回は難しかった。日本史なんて。。。今回も分からなかった。
    日本史だけは点が取れないのだ。不思議でしょうがない。
    今回は、実技の保健と家庭科が入ってきたから勉強時間が足らなくてかなり焦ってしまった。

    遠くで夕霧が楽しそうに友達としゃべっている。夕霧は頭が良い。ように見える。
    実際どうなのかは誰も知らない。教えてくれないのだ。
  • 7 mia id:S7TDQsU1

    2011-07-30(土) 18:43:52 [削除依頼]
    にこにこ(ニコ姫)さん、有難うございます。
    1は、がんばって読んでくださいね
  • 8 mia id:T4HVkFa.

    2011-08-01(月) 18:20:06 [削除依頼]
    「フー、今回はいけそう?」
    「いけるわきゃねえだろ。難しかったんだから」
    でも、高柳さんはいけてそう。この間の中間は、大樹に負けた。高柳さんにも。
    夕霧には・・・多分負けた。今回も負けるかな。

       ***
    一週間後、全教科のテストが帰ってきた。今回はかなりヤバイ。
    昼休み。
  • 9 mia id:2l5TxD60

    2011-08-04(木) 13:10:46 [削除依頼]
    8を訂正します。

    ***
    昼飯食って部活に行く。
    部活でも今日のテストはどうだのこうだのうるさい。
    僕のとこにも2,3人聞きに来たが、流しておいた。
    今はそっとしておいてほしいのだ。
    テストのことに関しては。
    「1年は今日ペア決めやるからな。いつもの終わったら整列して待っとけ。―――――
    ラケットを手でくるくると回しながら桐谷先輩の指示を聞く。
    テニスでペア決めは大事だ。と思う。
  • 10 mia id:lE3uOJ10

    2011-08-06(土) 16:06:08 [削除依頼]
    「「はい!!」」
    ラケットをくるくると回しながらボーっとしていた僕は、みんなの返事で我に返った。
    「おいフー。ボサっとしてるとおいてかれるぞ」
    桐谷先輩に注意されてしまった。
    「フー。後で俺のとこ来い」
    さらに、部長さんの呼び出しまで食らってしまった・・・・ 最悪だ。

    近藤という奴とペアになった。近藤はテニスが上手い。僕より上手い。
    近藤は、気さくな奴だった。だから、僕らはすぐに打ち解けた。

    ペア決めの後、僕は部長室に行った。部長に呼び出されたからだ。
    部長は、僕をいすに座らすとこう言った。
    「フー、期末が良くなかったのか?」
    びっくりした。びっくりしすぎて変な声を上げてしまい、笑われてしまった。
    「お前は、テストが悪いとすぐ部活やら何やらにひびくって聞いたもんだからな。ちょっと心配になったんだ。大丈夫か?無理してこなくていいんだぞ。っていっても、もうすぐ練習試合だけどな」
    部長が笑った。僕もつられて笑った。部長には頭が上がらない。僕もいつかはこんな先輩になれたらなと思っていたりもする。
    「大丈夫です。心配かけて本当にすみませんでした。明日からちゃんと部活来ます」
    「大丈夫か?」
    「はい」
    「邪魔して悪かったな。今日はペア決めだけだから、もう帰っていいぞ」
    「はい。失礼しました」
    挨拶して部長室を出ると、大樹がいた。
    「早いな」
    どうやら待っていたらしい。
    「ああ。説教じゃなかったし」
    「そりゃ良かった」
    大樹は陸上部だ。陸部はもう終わったらしい。タイムを計っただけだと言っていた。
    「もっと走りてぇ」
    大樹が呟いた。
    「走る?」
    「いや。グランドで」
    大樹は走るのが好きだ。僕も好きだ。大樹は走りたいから陸部に入ったと言っていた。僕は・・・・なんでテニス部に入ったのだろう。気づいたらテニス部の活動場所の前に立っていた。まあ、楽しいから入ったことに後悔はしていない。
    「そういやぁ、こないだお前んとこの部長さんに会ったぞ。スーパーで」
    「何か言ってた?」
    「うーん・・・とくに。ただ覚えてるのはお前のことめちゃくちゃ褒めてたぜ。初心者なのにテニスが上手いとかどーたらこーたら」
    上手い?僕が?嘘だろ?
  • 11 mia id:TX/xJdJ/

    2011-08-10(水) 14:05:48 [削除依頼]
    「ま、そんな感じで。良かったなフー。部長に気に入られてんじゃん。俺、今日コンビニ寄ってくからこっち。じゃ、また明日」
     大樹と別れて、市バスに乗る。バスが発進すると同時に携帯がブルブルと震えた。メールが三件届いていた。そのうち二件はセールスで、一件は母さんからだった。今日の夕ご飯はすしに行ってきまーす・・・っておいおいまた独りかよ。ったく。うちの母さんは自由人だ。その日の気分で外食にいきなり出掛けたりする。そんな時は僕は独り静かに夕ご飯を家でひっそりと食べる。これはまた、違う味があって楽しい。
     夕飯の後は読書タイムだ。勉強に入る前に一日数ページずつ本を読む。これは、小学生の頃からの習慣である。自分の部屋で、静かに読む。家は、僕以外誰もいないから本当に静かだ。静かすぎて怖いくらいだ。ふと外の景色が見たくなった。窓を開けて空を見上げると、満天の星空が広がっていた。すると、いきなりゴォーっと風が吹いた。僕は思わず目を瞑った。  目を開けると、風は吹いていなかった。さっきのは一体なんだったんだろう と思いながら窓を閉めた。が、閉まらなかった。何かが引っかかっているようだった。よくよく目を凝らしてみると、それは赤い風船だった。風船には、手紙のようなものが括り付けられていた。僕は窓を閉めてからその手紙を開けてみた。そこにはこんなことが書かれていた。
    「こんにちは!手紙を拾ってくれて、ありがとうございます! 私は、只今高校一年生です。もし良かったら、お返事ください。 友達募集中です☆ 待ってます♪」
     昔、ビンなどに手紙やメッセージの書いた紙を入れて海や湖に流すというのが流行った事がある。その、ビンが風船になったやつか。・・・とりあえず、怪しいけど返事をしてみることにした。
    「こんにちは。海原東高等学校一年の土井裕希といいます。手紙読みました。miaさん。友達になってくださいと書いてありましたが、僕でよければお願いします。えっと・・・失礼します」
     こんな感じで良いんだろうか。不安でいっぱいだったが、送信ボタンを押した。一分後。携帯の画面に『送信されました』と表示が出た。
     あ、と思った瞬間、睡魔に負けて瞼がシャットダウンされてしまった。

    ****
     気づいたら朝だった。やばい。宿題やってない。学校に行くと、大樹が来ていたから写さしてもらった。本当はこういうことは好んでないが、今日は仕方がない。宿題は写せても内容はまったく頭に無かった。授業であたらないことを祈ったが神様は意地悪で、今日はあたりまくった。お蔭でかなり疲れて、今日も部長に呼び出されてしまった。
    「お前、昨日といい今日といいおかしいぞ」
    「すみません・・・」
    部活を早退し、家に帰った。携帯を開くと、大樹からメールが二件も届いていた。大樹にも心配をかけてしまったようだ。もう一件は、miaさんからだった。
  • 12 mia id:TX/xJdJ/

    2011-08-10(水) 14:06:32 [削除依頼]
    「手紙、拾ってくれて有難うございます! 私も、あなたと同じ高一です。この間入学したばかりです。そんな硬くならなくっていいですよー。同世代なんだし。友達になってくれるんですね! か、感激です。。  土井くんって呼んでいいですか?それから、私のことはmiaでいいです。理由があって本名を教えることができないのです。ごめんなさい。  自己紹介、まだでしたね。名前はmiaです。高校生です。今、特別な事情があって入院してます。返事、待ってます」
     理由があって本名を教えることが出来ない か。特別な事情があって入院ってことは、心臓とかかな。そういやあクラスにもいたっけ。えーと・・・高柳ってやつが入院したって聞いたな。あいつは心臓だった。
    「返事、受け取りました。心臓とか悪いんですか?それとも肺ですか?」
    違う。
    「返事、受け取りました。入院って大変ですね。早く良くなってくださいね。僕のクラスにも、入院してるやつがいます。僕は今まで入院したことが無いです。けっこう健康なほうなんです。・・・・・・・そういえば、この間期末試験が終わったんですよ。今回かなりやばかったなあ。miaさんって、
    頭良い方ですか? 僕は、そこそこ良い方です。クラスに、夕霧ってやつがいるんですが、頭良さそうなんです。けど、順位教えてくれないんですよ。合計点とか。僕は教えたのに。ずるくないっすか? 人のは知りたがるくせに、自分のは教えてくれないんです。 すみません。愚痴みたいになってしまいました。今日はこれで失礼します」
     送信すると、一分後に返事が来た。早い。
    「こんばんは☆ 暇なのでメール来てよっしゃって思ってます。テスト、大変ですね。私は頭は下から数えたほうが早いくらい悪いです。恥ずかしいですが・・・。私の学校もこの間期末考査が終わったみたいです。私は出れなかったです。悔しいですね。私の友達に、すごく頭のいい子がいるんですが、その子も今回のテストは難しかった! って言ってました。私の友達は、土井くんの話してる夕霧っていう子と同じで自分の点数教えてくれないんです。けど、その気持ち、分かる気がします。えーっと、土井くんとその子の気持ち。女子ですから(笑) 高校生は大変です。けど、なんだかんだいって楽しいと思います。友達見てて、つくづく思います。楽しくないですか?高校生活。では おやすみなさい」
    楽しいよ。すっごく。
    miaさんの短い高校生活は楽しかったのかな。
  • 13 mia id:TX/xJdJ/

    2011-08-10(水) 14:08:44 [削除依頼]
    期末考査から一ヶ月が過ぎた。成績表も返ってきた。まずまずの結果だった。大樹は二位らしい。夕霧は・・・知らない。けど、悪いって言っていた。今日は、学校の終業式だ。この高校は三学期制だからいちいち休みの前にこんな長ったらしい式を開くのだ。
     この一ヶ月の間にいろんなことがあった。miaさんの手術があった。手術は成功したらしい。よかったと思っている。同じ時に、入院しているクラスメイト、確か名前は・・・・高柳って奴。そいつの手術があったらしい。こっちも成功したみたいだ。よかったよかった。

     式が終わって教室で担任の話を聞く。そして、待ちに待った通知表様のご登場だ。みんなでわいわいと騒いでいると担任が戻ってきた。ヤベっと思いながら席に着く。担任が、高柳が昨日亡くなったと告げた。辺りはシンと静まり返った。
    「――――――という訳なんだ。短い期間だったが、高柳も楽しかったと思う。葬式はひっそりと挙げるそうだ。だから、自由参加だ。もし出たい奴がいたら後で俺んとこ来い。  じゃ、通知表配るぞー。石橋。お前、頑張ったなあ。頑張った頑張った。けど、高校はこんなんじゃ置いてかれるからな。夏休みの間にしっかり復習しとけよ。内馬場・・・・・」
     高柳が死んだ。その事実はあまりにも衝撃的すぎた。なんで? 手術成功したんだろ? なんで・・・死ぬんだよ。高校生活始まったばかりだぜ?  これから楽しい楽しい夏休みが始まるってのによ。高柳のバカヤロー・・・そう叫びたかった。僕の番が回ってきて、成績表を受け取る。だけど、もう成績なんてどうでもよかった。高柳の死があまりにも衝撃的すぎた。早く、家に帰りたかった。STが終わって、帰ろうとすると夕霧に呼び止められた。
    「何?」
    「これ、穂香があんたに」
    高柳が僕に?なぜ?あんまり関わりないのに。
    「何で、僕?」
    「さあ? それは、私の台詞。勝手に取らないで。自分の胸のうちにでも聞いてみたら? 土井くん。穂香と関わりなさそうな顔してんのに、意外。じゃ、また明日。大丈夫。私、人の手紙見たりしない人だから。  未開封だよ」
    別に、夕霧の台詞取りたくて取ったわけじゃないんだから、そういう言いがかりはやめてほしい。それにしても・・・と、僕は夕霧から預かった手紙を見る。ものすごーく中が気になる。 


     家に帰って早速開けようとした。けど、開ける気が湧かなかった。けど、中が気になったので無理やりにでも開けた。そこで、僕はまたしても衝撃的な事実を知ることとなる。
  • 14 mia id:TX/xJdJ/

    2011-08-10(水) 14:09:52 [削除依頼]
    「土井裕希くんへ。
    久しぶり。高柳穂香です。もうすぐ死ぬんで、土井くんにあることを打ち明けるため、手紙を書くことにしました。死ぬって不思議。自分で分かるんだよ。自分の体だからね。死ぬのは怖い。だけど、それは仕方のないこと。私は生まれたときからそういう運命だったんだよ。死ぬ前に土井くんに伝えたいことがあって。miaって覚えてる? あれね、私なの。土井くんからメール貰った時はほんとにびっくりした。まさか本当に君があの手紙を読んでくれることになるなんて思ってなかった。けど、それから何回もメールでやり取りしたね。楽しかった。いつも美里としかメールしないから。ほかの人としたのは久しぶりだった。皆ね。自分のことで精一杯なんだよ。だから、私が最初入院したてのころは皆よくメールしてくれたけど、一週間もすればかなり減って、減りまくって、いつの間にか美里だけになってた。誰かほかの人とメールしたいなって思ってあの方法を思いついたの。結構いいでしょ? 土井くんに届くといいなって思ってて、ほんとに届いたからびっくりした。土井くんから聞く話はどれも楽しかった。面白かった。私の宝物だよ。絶対に忘れないから。死んでも、土井くんからもらった話は私の心の中で生き続ける。先生からもう聞いたかな?何で死ぬんだーって思った? なわけない、か。私ね。土井くんはカッコいいと思う。ほんとだよ。私嘘言わない(笑) それでね。聞いてほしい事があって。私高柳穂香は、土井くんに入学式のとき一目惚れしました。びっくりした? ごめんね、こんな形で。私の告白は気にしないでね。というか、忘れて。それから、美里には絶対に言わないで。お願いします。美里は、・・・これ以上言うと、美里に叱られそうなんでやめときます。美里のこと、よろしくね。夏休みに会うって約束、守れなくってごめんね。楽しみにしてたのに・・・と、思っていていてくれたかな? 神様は、大変なんだよ(笑) ではでは。穂香でした。また、天国でお会いしましょう。そん時まで。      
                                       See You!


                 
         

     
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