こうはいにコイされて!!??17コメント

1 えみか id:7HDDVtZ1

2011-07-22(金) 14:05:31 [削除依頼]
「詩音ちゃーん!」
「あ、まき先輩!おはようございます!」

草刈詩音は都立帝都高校に通う高校2年生。

高2になって2週間が経っていた。

そんな詩音の楽しみは部活に入ってくる新入生だった。
詩音は女子にしては珍しく、剣道部に所属していた。

河本まきは詩音の先輩で、
高3女子で唯一の剣道部員である。

「今日からだね、新入生の仮入部」
「はい!…なんか、緊張しますね」
「高3はあたし1人、高2も詩音ちゃん1人…。
今年こそたくさん女子部員入れようね」
「そうですね…精一杯頑張ります」
「詩音ちゃんにとってははじめての後輩だしねぇ」
「はい、これで女子ゼロだったら悲しいです…」
「ははは!大丈夫だよ、1人は入るって」
「…そうですよね!勧誘頑張ります!」
「うん、あたしもやっとく。じゃ、部活でまた!」
「はい」
  • 2 えみか id:7HDDVtZ1

    2011-07-22(金) 14:11:04 [削除依頼]
         *   *

    詩音side

    どうして…うまくいかないんだろ…?

    あれから1ヶ月。
    仮入部期間はとっくに終了していた。

    まき先輩ももうすぐ引退しちゃうし。
    そしたらあたし…女子1人じゃん!
    これ、どういうこと!?

    「詩音ちゃん??」
    「…あ、こんにちはっ!」
    「ぼーっとしてたよ??よっぽどショックだったんだね」
    「そりゃそうですよ!まき先輩もいなくなっちゃうし」
    「ははは!そうだね…。でも男子1人入ったじゃん」
    「…男子じゃないですか。しかも生意気ですし」
    「そうなのー??めちゃ良い子だと思うけど」
    「猫かぶってます、絶対」
    「ははは!そうかな??」

    そこへ、例のアイツがやってきた。
  • 3 えみか id:7HDDVtZ1

    2011-07-22(金) 14:14:19 [削除依頼]
    「草刈先輩、これどうするんですかね」

    鈴木雄真。
    今年度唯一の剣道部入部者。
    とりあえず詩音は、雄真が大嫌いだった。

    「…ほうきはそっちの…掃除用具箱」
    「あ、あれっすか!あざーす」

    ほうきがどっから出てくると思ったんだよアイツは!

    「鈴木良いじゃん。」
    「先輩…今の言葉遣い聞きました!?」
    「かわいいかわいい!意外と詩音ちゃんのこと、
    気に入ってるのかもよ」
    「それはないですね」
  • 4 えみか id:7HDDVtZ1

    2011-07-22(金) 14:16:15 [削除依頼]
    そして部活が始まった。

    「集合!」

    高3の大谷部長。
    迫力ありすぎ。笑

    「えーっと、とりあえず鈴木は…」
    「あ、俺、草刈先輩に教わります!」
    「そうか。じゃ、草刈よろしくな」
    「えぇっあっ…はい…」

    えぇぇぇぇぇぇ…。
    何コイツ…。
    指名してくる後輩って…。
  • 5 えみか id:7HDDVtZ1

    2011-07-22(金) 14:18:29 [削除依頼]
    「草刈先輩♪」
    「なんであんた…男子に教わってよ」
    「1回教わりたかったんですもん。
    先輩、上手だって聞きましたし!」

    誰に聞いたんだよ。

    「先輩、ほら早くしましょう。
    俺、もっと上達したいんですよ」
    「あ、うん…。…っとまず…」

    雄真の飲み込みは本当に早かった。
    詩音は少し見直した。

    が!
  • 6 えみか id:7HDDVtZ1

    2011-07-22(金) 14:21:00 [削除依頼]
    「草刈先輩って…」
    「?」
    「背、何cmですか?」
    「…165だけど…」
    「ナイスです!」
    「はぁ?」
    「俺、彼女にするならそれくらいって決めてるんで」
    「…あ、そう」
    「先輩。俺に惚れたら言ってくださいね。
    彼女候補に入れてあげますから」
    「その心配はないから大丈夫」
    「えー」
    「えー…」
    「冗談です、自分よりオバサン、嫌なんで」
    「…黙って」

    見直したことを後悔した。
  • 7 えみか id:7HDDVtZ1

    2011-07-22(金) 14:22:05 [削除依頼]


    遅くなりました!
    えみかです。
    この小説読んでくれた方、
    感想とかドシドシ書きこんでください♪
    よろしくお願いします♪


    Emika
  • 8 えみか id:zZhBfsr/

    2011-07-23(土) 15:36:43 [削除依頼]
    「草刈先輩♪」
    「…?」

    なんであたしは部活が終わってからも
    こいつと話をしなきゃなんないのだろう…

    「今日誰と帰るんですか?」
    「…1人だけど?」
    「そしたら一緒に帰りましょうよ!ボチった同士!」
    「…あんたと一緒にしないでよ、それに…友達は?」
    「先輩より一緒に帰りたい友達なんていないっす」
    「あっそう…」
    「じゃあ俺昇降口で待ってるんで」
    「…あっ鈴木!これ!高1の仕事でしょ!?」

    結局高1の仕事は詩音が行った。

    「…最悪」
  • 9 ゆーん* id:EIIqaEg.

    2011-07-23(土) 16:21:34 [削除依頼]
    すっごく面白いです♥♥♥
    更新がんばってくださいね♦♦
  • 10 えみか id:zZhBfsr/

    2011-07-23(土) 17:36:16 [削除依頼]

    Dear,ゆーんさん
    ありがとうございます^^
    がんばります★
  • 11 えみか id:zZhBfsr/

    2011-07-23(土) 17:41:04 [削除依頼]
    着替え終わって昇降口へ行くと、
    本当に雄真はいた。

    「あ、先輩」
    「遅れてごめん」
    「もうちょっと遅かったら殴ってるとこでした!
    セーフですね♪」
    「…先輩だから、あたし」
    「ははは、すいません」

    完全にナメている。

    「鈴木さ、少しはうやまおうとか思わないかなぁ」
    「思ってますよ。先輩はゆるくて好きです」
    「…どこが?」
    「性格も、顔もです」
    「は!?顔もゆるいって…まぬけってこと?」
    「はははっ冗談です。でも俺、剣道部の先輩の中では、
    先輩のこと1番尊敬してます」
    「あたしより大谷先輩のとかまき先輩の方が、
    かっこいいし剣道も上手いけどね」
    「上手さだけじゃないですよ、こういうのって」
    「そう?」
  • 12 えみか id:zZhBfsr/

    2011-07-23(土) 17:45:45 [削除依頼]
    沈黙が続く。
    歩いてみて、詩音は雄真が自分の歩幅に
    合わせてくれていることに気づいた。
    そして彼の背の高さに驚いた。

    「鈴木、背何cm?」
    「急になんですか、179ですけど」
    「えっ!?そんな!?」
    「そうっすよ。それにイケメンだしスポーツも勉強も
    完璧だからモテちゃってモテちゃって困ってます」
    「…おめでとう」
    「ありがとうございまぁす」
    「あ、違う。その思考回路がおめでたいねってこと」
    「えぇーっひどいですよ」
    「お互いでしょ」
  • 13 えみか id:zZhBfsr/

    2011-07-23(土) 17:47:22 [削除依頼]
    「そういえば」
    「?」
    「先輩って最寄どこですか」
    「…南沢駅だけど」
    「ほんとっすか!?俺もです」

    げぇぇぇぇ…
    こいつと一緒…

    「運命っすね、先輩!」

    ばかみたいな笑顔で雄真が言う。

    「…ははは…」
  • 14 えみか id:zZhBfsr/

    2011-07-23(土) 17:48:30 [削除依頼]
    電車は混んでいた。

    「わー、激混み」
    「ね」
    「先輩とか、つぶされそう」
    「大丈夫だし。…つか今タメじゃなかった??」
    「気のせいっすよ!でもすんません!」
    「いやぁ…もう…良いんだ」
  • 15 えみか id:FAVHR9R0

    2011-07-24(日) 14:31:10 [削除依頼]
    「この先揺れますのでご注意ください」

    アナウンスとともに電車が揺れ始める。
    詩音はドアに寄りかかって手すりにつかまっていた。
    雄真はその向かいに立っていたがバランスを崩しドアに手をつく。

    2人の距離が、少し近づく。

    「大丈夫?」
    「大丈夫です」

    コイツ…性格良けりゃもっとモテるのにな。

    詩音は雄真の顔を見て思った。

    目キリッてしてるし、
    鼻高いし、
    スタイルも良いし。
    そういえば絵里子も鈴木のこと「かっこいい」って言ってたな…。

    「…先輩?」
    「…あ、え?何?」
    「人の顔ガン見しないでくださいよ。
    見とれちゃってたならいくらでもどうぞって感じですけど」
    「違うから。」
    「…そうっすか…」

    詩音は下を向く。

    「そろそろ着きますね」
    「うん」

    「南沢ー南沢です。急行はお乗り換えです」
  • 16 えみか id:FAVHR9R0

    2011-07-24(日) 14:37:47 [削除依頼]
    雄真side

    「涼しいー外」
    「そうっすね」

    一目見たときから決めていた。
    ―――絶対、手に入れる。

    「鈴木、どっち方面?」
    「北ですね」
    「…あたしもだ」
    「まじっすか!?」
    「まじで」
  • 17 えみか id:FAVHR9R0

    2011-07-24(日) 14:46:48 [削除依頼]
    「あ、そうだ」
    「?」
    「高2のさ、原梨奈子って知ってる?」
    「いや…知らないです」
    「なんか、鈴木のメアド知りたいらしいよ」
    「…先輩はどう思いますか?」
    「…原さんとは同じクラスになったことないし、
    オススメとかそうじゃないとかは分かんないなぁ」
    「はぁ!?」

    そっち!?

    「はぁ!?じゃないでしょ。何様だよ」
    「そういうことじゃなくて…」

    俺が、誰か女子とメールすることについて、だよ。
    なんで原とかいう奴の評価聞かなきゃなんねーんだ…

    「そういうことじゃなくて?」
    「いや、いいです。…それは断っておいてください」
    「あ、そう…」
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