廻る非日常12コメント

〜人物紹介〜

・荒木　秦路　（あらぎ　しんじ）
　
ごく普通の平凡な高校2年生。ある日、怪異にとり憑かれた少女と出会う。

・猿日ヶ原　くたぎ　（さるひがはら　くたぎ）

怪異にとり憑かれた少女。名前も性格も、すべてが変わっている。

・荻野　八宵　（おぎの　やよい）

秦路の幼なじみ。活発で明るい性格。

「秦ちゃーんっ一緒に帰ろっ!」「…いつも一緒に帰ってるだろ」

「そーだっけ?」「そうだよ」

僕は荒木秦路、超普通な高校生。

今一緒に話してたのは幼なじみの荻野八宵。

明るいやつだ。

「ねぇ秦ちゃん　明日から夏休みだね!なにしよっかなーっ」

「別になんでもいいんじゃないの?」

「えーっ?夏祭りとか行こうよー!花火見たいー!」

「え…夏祭りって去年行っただろ」

「また行くの!金魚すくいとかもやりたいし」

「えーまたー?」

「いいじゃん行こ行こ!!」

「んー…いいけど金魚すくいで出目金はすくうなよ?僕苦手なの知ってるだろ」

「わかってるよー!あ、おしゃべりしてたらもう家ついちゃった…じゃあね!」

「あぁ…バイバイ」

夏祭りかぁ…小さいとき行ったらはぐれたっけなぁ

「…あ」家への帰り道はいつもこの神社の前を通る。

でも今日はそこに、人がいた。階段にすわっている。

こんな人近所にいたっけ…

僕の住んでいる所は、ど田舎だ。

人もそんなに多くはないから、近所の人の顔はほとんど覚えている。

でもこんな人ははじめて見た、引っ越してきたのかな。

僕は声をかけてみる。

「あのっ君ってここらへんの人?」

その人は僕と同い年くらいで、制服を着ていた。でも、僕の学校の女子の制服はこんなのじゃない。

それに、髪がすごく長い。腰くらいまである。

考えていると、その人が答えた。

「ここらへんってどこらへんなんだ。」「え?」

いきなりそんなこと聞いてきたからびっくりした。

ここらへんって言ったら大体わかるはずなのに…

「こ…ここらの近所の人?」

「あぁ、そうだ」

口調が変わっている。女の子がこんな喋り方するかな?

「お前、名前は?」

おいおい、初対面でいきなりお前ってないだろ…

「名前は?聞いてるんだから答えたまえよ」

「えっと…荒木秦路…君は?」

「…猿日ヶ原くたぎ」

「え?」

「だから猿日ヶ原くたぎって言っているだろうに」

さるひがはら?くたぎ??なんちゅう名前だよ

女の子ならもっと可愛い名前あるだろ

「か…変わった名前だね」

「…よく言われるよ。それに私は普通の人間ではない」

「はぁ!?」

「私は怪異にとり憑かれているんだ」

「なんでだ」

「さぁな　それは知らない」

怪異?なんだそれ…ケータイで調べてみよう。

「ちょ…ちょっと待ってて」

「?」

(怪異とは…不思議で怪しいこと。または、化け物など。)

化け物…?

「じょ、冗談だろ?」

「冗談じゃない…見せてやろうか?」

見せてやろうか?怪異を??わざわざ???

その時、彼女に異変が起きた。

いいね〜
早く書いて〜

シトラスさんも小説書いてたんだ！！


がんばってね！！

>4>5はい!頑張ります***

その時、彼女に異変が起きた。

いや、彼女の姿は全く変わっていない。

ただ、彼女を変なオーラが覆っている。

すごく変な。

秦路：「怪異っていうか…なんか変なオーラが出てたよ猿日ヶ原さん」

くたぎ：「そ・れ・が怪異だ!!」

秦路：「はぁぁ?!」

くたぎ：「なにがはぁぁ?!だ　だからこれが私の怪異だよ荒木君」

秦路：「へぇー…」

くたぎ：「この変なオーラは、私の中の化け物による物なんだよ。」

秦路：「猿日ヶ原さんの中の化け物?てことは身体の中に入ってるってこと?そのまま!??」

くたぎ：「アホか!そのまま身体の中に入ってたら身体破裂するに決まってるだろ!!君はなにを考えているんだ!?」

秦路：「じゃあ、どうゆう感じの“入ってる?なんだよ?」

くたぎ：「うーん…心の中か?」

秦路」：「心の中??」

くたぎ：「そうだ、心の中に化け物がいるんだ。」

秦路：「ふーん…」

くたぎ：「あぁそれとだな、私は今とても困っている。助けてくれないか?」

秦路：「ぁえ!?助ける?なんでさ」

くたぎ：「君しかいないんだよ!お願いだ!!」

秦路：「えー…」

くたぎ：「お願いだよ!!!」

秦路：「うーー…まあいいけど…」

くたぎ：「ホントか!荒木君、君は実にいいヤツだ!!」

秦路：「そう言ってもらえるとうれしいよ…」


さあ、非日常の始まりだ。

『ピンポーン』

「…だれだよこんな朝から…はーいっ」

　　　　　　ガチャッ

「おはよう荒木君」

秦路：「…なんで家まで来るんだよ　てかなんで家の場所知ってんの!?」

くたぎ：「…なんとなくここって分かったんだよ」

秦路：「はぁ!!?なんとなくって…」

くたぎ：「フン　すごいだろ」

秦路：「ぅん…いろんな意味でね」

くたぎ：「それじゃあさっそく私の手伝いをしてもらおうか」

秦路：「えぇ手伝い??」

くたぎ：「なんだ忘れたのか　昨日言ったじゃないか助けてくれるって」

秦路：「あ…忘れてたよ」

くたぎ：「ぅ…まあいい行くぞ」

秦路：「どこに!?」

くたぎ：「…それは私の記憶が頼りだ　どこに行くかはわからない」

秦路：「え…」

くたぎ：「それとだな　信じられないかもしれないが…私は誰かに寿命を半分奪われてしまったんだ」

秦路：「え?」

あーあ…猿日ヶ原さんのおかげで僕の日常が非日常になっちゃったよ

どうしてくれるんだ

それに寿命を半分奪われたってなに言ってるんだよ

よく生きてられるな

でも助けてほしいって、どう助ければいいんだ?

まずなんで僕が助けなきゃいけないんだ　　

化物語？

化物語ってなに??

調べてこよう…

わぁぁたしかになんか似てる（汗）話ちょっと変えよう；