ひょんな日常7コメント

1 小鳩 id:16YmmpC1

2011-07-21(木) 09:34:32 [削除依頼]
ミーンミーン…

「はぁ…はっはぁ」

ガラガラガラガラ…

真志「あ…つい」

リヤカーを引く音。
セミの鳴き声。
急な坂をたくさんの画材を乗せたリヤカーを引っ張る一人の少年。
坂の終り。
そこからの景色は広大な大地。
広い海。
そして―

一人の少女だった。
  • 2 小鳩 id:16YmmpC1

    2011-07-21(木) 09:43:06 [削除依頼]
    主な登場人物

    真志(シンジ)
    絵描きになるために蘭々島(らんらんとう)にやってきた。
    無償で看板の塗り替えなどをやっている。
    ちょっとジミめでおとなしい方だが、画才はすごい。

    愛菜(マナ)
    一言で言うと『お馬鹿』。
    ちょっと天然だが可愛い。
    うるさい。
    やっぱり『お馬鹿』。
  • 3 みお. id:aOFkGS.1

    2011-07-21(木) 09:45:07 [削除依頼]


    初めまして\(^o^)/
    +.*友達以上恋人未満の*.+のみおです。
    題名に惹かれて来ました!
    更新頑張ってください。 みおより
  • 4 小鳩 id:16YmmpC1

    2011-07-21(木) 09:58:59 [削除依頼]
    真志「う…わあああぁぁぁ!!」

    愛菜「うひゃあ!」

    どたん!
    しりもち。

    真志「いてて…って、お前!大丈夫か!?」

    尻をさすりながら少女の方に振り返る。
    するとそこには…

    少女が口から赤い液体を流しながら倒れていた。

    真志「う…あああぁぁぁ!!」

    本日2度目の雄叫び。
    とりあえず心を落ちつけようとするが初めて来た島、蘭々島について何も知らない真志はどうしたらいいかわからなかった。
    とりあえず止血しようと再び少女の方を振り返ると―

    愛菜「君、大丈夫?」

    血まみれの少女がたっているというホラーがあったという。

    真志「う…ああ、あぁ」

    すでに叫ぶ気力もなくなっている真志はそのまま意識を手放した…
  • 5 小鳩 id:16YmmpC1

    2011-07-21(木) 10:03:00 [削除依頼]
    3みおさん>ありがとうございます。
    私はまだまだですが、みおさんや周りの人達の小説をみて、がんばります。
    みおさんの作品をちょっとみてきましたが、夏凛ちゃんがかわいいです。

    みおさんもがんばってください。
  • 6 小鳩 id:16YmmpC1

    2011-07-21(木) 10:34:10 [削除依頼]
    ※4続き

    ミーンミーン…
    セミの鳴き声。
    きれいなひまわり畑。
    飛んでいく麦わらぼうし。

    ―ああ、知ってるよ父さん。
    この風景を忘れるなって。
    父さん、ヌルヌルするよ…え?ヌルヌル―

    ガバッ
    真志「うああぁぁ!」

    勢いよく布団から飛び起きる真志。
    この物語が始まってから、すでに4回も叫んでいる。
    目の前にいたのはきれいな赤紫色のタコ。
    と、それをつかんでいる少女、愛菜だった。

    愛菜「おはよう、よく寝れたかの?」

    真志「えっとあ、はい。…てか君!さっき血まみれで倒れてー」

    愛菜「んあ?あれは潰れたトマトだ。君にびっくりして全部落としちゃったがな…」

    真志「トマト…」

    さっきまでたくさん大声を上げていた自分が急に恥ずかしくなってきた。
    少し…(かもしれない)風にうなだれる真志。
    その瞬間。

    ペトッ

    真志「うひゃあああ!」

    真っ赤な頬に冷たいものがあたった。

    愛菜「ほれ、水だ」

    愛菜が水を差しだしてきた。
    きれいに透き通った水。
    熱さのせいかすでに意識をしていなかったのか、とても喉が渇いていた。
    真志は素直に水を受け取ると一気に飲み干した。

    真志「ぷはっ!あースゲーうまいわ」


    愛菜「当たり前じゃ。ここ、蘭々島はすべてのものが自然からの贈り物なんだからな」

    真志「へぇ…」

    ミーンミーン…
    それから数時間後。

    真志「じゃ、ありがとな」

    リヤカーを引っ張りながら愛菜に礼を言うと真也…真志の父親の『住んでいた』家へと向かう。

    愛菜「いんや。困ったときはお互い様じゃけ、また来るといい」

    ひらひらと手を振りながら真志の後姿を眺める。

    真志「…きれいだな」

    島の全体を見渡せる美しい高台。
    そこに真也の家はあった。
    海が夕日に照らされて、少し濃いオレンジに染められている。

    真志「っよし、がんばるぞ!とうさん!…って言っても今日からは無理だけどな」

    そのとき、遠くの海でクジラがザアァと潮をふいた。
    まるで今日からここに住むことになった少年を歓迎するかのように。
  • 7 小鳩 id:16YmmpC1

    2011-07-21(木) 11:10:07 [削除依頼]
    ミーンミーン…

    ガラガラガラ…

    真志「ごほっごほっ…。埃くせぇ」

    とりあえず手さぐりで電気をつけ、視界をよくする。
    明かりをつけていっそうはっきりしたのは埃まみれの家だった。

    真志「うげぇ…まぁ、10年も使ってなきゃこうもなるか…」

    リヤカーを玄関に止め、土足で家の中へ入っていった。
    家の中はなにもなく、さびれた雰囲気だったが、ある部屋に入った瞬間に一遍した。

    真志「なんだこれ…」

    その部屋はおもに絵をかく専用に作っていあたのだろうか。
    大きな棚があり、その中にはたくさんの絵がはいっていた。
    しかも、その部屋は他の部屋に比べて少しきれいだ。

    真志「ったく、あいつは絵をかく事にしか興味がないのかよ…」

    呆れながら落ちていた布を手にとると、表の水道で濡らして

    真志「うっし!」

    と気合を入れるとこの埃まみれの家の掃除に取り掛かった。
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