超絶ネガティブ少女の日常光景2コメント

1 紗那 id:vqZNCTn.

2011-07-21(木) 01:15:56 [削除依頼]

 ああ、なんて憂鬱なんだろう。
空は雲ひとつない快晴だけど、私の心は曇天だ。
その原因は、この手紙。差出人の名前はなし。


「放課後、体育館裏で待ってます」


の一言しか書かれていない。

これはきっと……
そこに私を呼び出して、リンチしようとしてるんだ。

そうだよね、私を嫌っている人なんてごまんといるんだから。

でも、ちゃんとそこに行かなきゃ、
後でもっとひどい目に遭わされるかもしれない。

やだなぁ、怖いなぁ。
時間って、止まって欲しい時に限ってすごく早いよね。
思い悩んでいる間に、あっという間に放課後になっちゃった。


カバンを背負って、重い足取りで体育館裏へ向かう。
……あ、そうだ。護身用に、カッターを入れておこうっと。


もし相手が金属バットとか、
チェーンソーとか持ち出してきた時の為に。

それだとちょっと、カッターだけじゃ不安だな。
今度から、包丁を持ち歩いた方がいいかな?
  • 2 紗那 id:vqZNCTn.

    2011-07-21(木) 01:17:31 [削除依頼]
    あれこれと考えている内に、私は体育館裏に着いた。

    そこに、人影は一つ。
    きっと、他の人たちは周りの茂みに隠れているに違いない。

    そして、隙をついて一斉に私に飛び掛かってくるんだ。
    なんて恐ろしい人達なんだろう。


    「あの……松原歩美さん、だよね?」


    その人影――男子生徒は、
    恐る恐るといった感じで話しかけてきた。

    眼鏡をかけていて、なんだか気弱そうだ。
    いや、ダメ!見た目に騙されちゃいけない。

    もしかしたら、こうみえて彼は、殺人鬼だったりするかもしれない。


    そう、彼はきっと殺人鬼なんだ!
     

    あの気弱そうな顔の裏では、
    私をどんな風に殺してやろうかって考えているに違いない。

    ああ、なんて恐ろしい。

    私が隙を一瞬でも見せたら、
    その瞬間に襲いかかってくるんだ。

    私はポケットの中にあるカッターを掴みながら、答えた。


    「はい、そうですけど……」
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