空の境界線を繋いで11コメント

1 夢梅 id:NwdEk7./

2011-07-20(水) 15:37:15 [削除依頼]
 
 
  

    ……おちたの?
  
 
 
 
 
  多分、落ちたと思う。
 
  そして、その刹那に
  私の腕を掴んだ少年は――――
 
 
 
  • 2 夢梅 id:NwdEk7./

    2011-07-20(水) 15:37:28 [削除依頼]
     
    *御挨拶@
     
     
    おはよう こんにちは こんばんは
    夢梅と申しますbb

    これは「ベランダと空の境界線。」の改良版です。
    前見てたーと言う方も
    知らんわーと言う方も読んで頂ければ嬉しいです!

    ジャンルは現代ファンタジーです。
    苦手です(´・ω・`)←

    精いっぱい描きます、
    応援よろしくおねがいします(^ω^)
  • 3 夢梅 id:NwdEk7./

    2011-07-20(水) 15:37:53 [削除依頼]

    prologue*
     
     
     冷たく、優しく、彼は微笑を浮かべる。
     
     私を突き放すように。
     私が彼に近づけないように。
     
     だけど私は知ってる。
     

     
     彼が生きたくないことを。
     
      
     
     いつだって、彼は笑って嘘を唄う。
     私に綺麗な空を仰がせるため、
     
     下を向くなと唄う。
     
     だけど私は知ってる。
     
     
     本当は彼が生きたいということを。
     
     
     
     
     彼の傍で生きたいと想った、
     中一の夏。
     
  • 4 夢梅 id:NwdEk7./

    2011-07-20(水) 15:38:25 [削除依頼]
     
     
     
     
        #01* 空の青さを知る。
     
     
     
  • 5 夢梅 id:NwdEk7./

    2011-07-20(水) 15:39:58 [削除依頼]
     
     
    あれは、いつだっただろうか。
     

    生まれてこなければよかった
     
     
    そんな言葉を呟いていたのは。
    いつだっただろうか。
     
     
     
    「……ねーちゃん、遅刻するってば」
    「んーあぁ? おはおー……」

     
    今日は変な夢を見た。

    陰に埋もれた少年が、生きることを嫌がってた。暗闇は風が吹いていて、少年の髪を揺らしていた。
    私がその少年の手を握ろうとした瞬間、少年は微笑んで消えた。

    その微笑みの意味が、わからなかった。

    「ねーちゃん最近 変な夢ばっか見るよな」
    「うん、昨日は自転車で空飛ぶ夢みたよ」
    「いみふめー」

    蒸し暑い気温の階段を、ゆっくり下りながらする弟・正輝(まさき)との会話は、毎日の日課になっていることの一つだ。
    7時過ぎ、正輝のあきれ顔から私の一日は始まる。
    早起きの弟が1階のリビングから2階に上がって わざわざ私を起こしに来てくれるのだ。感謝感謝ー。

    「お母さんおっはよーん」
    「こら、おっはよーんじゃないっ」

    起きてきて早々 卵焼きのつまみぐいをしている私に、お母さんもあきれ顔。

    「いーじゃん、どうせいっつも間にあってるんだし」
    「馬鹿! 正輝が起こしてくれてるからでしょ」
    「ほいほーい、トースト焼いといてね。あの『もっちりサクサク』のやつ」

    お母さんの不機嫌そうな声なんて完全スルーで、私は洗面所に向かった。

     

    「行ってきマウスー」
    「い、い、い……行ってらっ……シャチ?」
    「うーん、まあまあってとこかな」
    「てか姉ちゃん、マウスって頂きますのやつじゃね?」

    さっさと身支度とを済ませ、弟とお母さんに声をかけてから家を出る。
    家から駅まで歩いて5分弱。7時36分の電車に乗って、乗り継ぎなしで3番目の駅で降りる。そこから徒歩1分 走って20秒でつくところに、私の通う中学はある。
  • 6 夢梅 id:NwdEk7./

    2011-07-20(水) 15:48:39 [削除依頼]
     
    かたん、かたん。

    乗り込んだ急行電車のリズムに合わせて身体が揺れる。入口付近の手すりに右手を添えて立っている私は、ふと、急ぎ足で走って行く窓の景色へ視線をやる。
    いつもと変わらない街並み。言うほど都会でもないが酷く田舎でもないこの街が、私は好きだ。
    この電車の中からもうすぐ海が見えること。クリスマスやイベントの日になると、楽しい音楽が街中に流れること。沢山の並木道や色んな花で彩られていること。

     
    山江柚莉(やまえ ゆずり)、13歳。
    どこにでもいる普通の中学一年生。

    窓に映った猫っ毛気味の薄茶色のミディアムに、寝ぐせが付いている。私は慌ててセーラー服の胸ポケットから手鏡とブラシを取り出し、寝ぐせ直しに専念した。


    ――――『夏目、夏目駅です』

     
    「降りなきゃ、」

    寝ぐせが直る頃には私の降りる駅が近づき、反対側の扉が開くことに気付いた私は、急いで向こう側へと移動する。
    薄い人込みを「すみません」と かき分け、扉が開くのとほぼ同時に扉の前へ到着した。


    「あっつーい……」

    駅のホームでは、燃えるような日光が全てを照りつけている。クーラーがガンガンと効いていた車内から離れると、外の気温の暑さを鬱陶しいくらいに感じてしまう。

    早く学校へ到着したい。この暑さじゃ教室のエアコンがMaxになっていることだろう。きっと涼しくて、汗もすぐに引っ込むよね。
    それから、男子が毎朝 秘密で買ってきているアイスキャンディを一本もらって……
    そんな天国のようなことを考えながら、駅の"上がり"と書かれた階段を小走りで駆け上がって行く。スピードを出せばもっと早く学校へむかえるのだろうけど、だるくて全力でなんて走れるわけがない。

    駅前の噴水で、ソフトクリームを幸せそうに頬張る小さな男の子を羨ましく思いながら、私はアスファルトを蹴った。
  • 7 夢梅 id:KYFnKfA.

    2011-07-21(木) 19:36:33 [削除依頼]
     
    age*
  • 8 藍璃 id:PA6rpif/

    2011-07-21(木) 19:56:05 [削除依頼]
    面白いです(^ v ^*)
    頑張ってください!!!
  • 9 ミサカ紫音@ちょっと斬新に id:6aV5hTb.

    2011-07-21(木) 20:00:44 [削除依頼]
    はい、あなただとおもいました、夢梅さん
    オレってえs((ry
  • 10 夢梅 id:xFvznVJ1

    2011-07-22(金) 15:51:04 [削除依頼]

    藍璃さん*
    面白いと言ってもらえて光栄ですっ!
    更新頑張ります(^ω^)

    ミサカ*
    はい、あなたはエスパーでs((
    お約束のノリじゃんかw
  • 11 夢梅 id:xFvznVJ1

    2011-07-22(金) 16:09:00 [削除依頼]
     

    モノクロの横断歩道で大通りを横切ると、同じ学校の生徒たちがだるそうに歩く、結構広い歩道。そのわきに建っている、産婦人科と交番の建物の隙間から見えるアイボリーの壁を目指す。

    「柚莉ー予鈴まであと10分もあるけどー?」

    息を切らして駆け足で走る私を不思議そうに芽衣が言った。芽衣、坂野芽衣(さかの めい)は、中学に入って新しく出来た私の友達。派手な顔立ちで金髪ロングの芽衣は、よく先輩に睨まれている。本人は全く気にしていないが。

    「一刻も早く、エアコンの効いた教室に行きたいの!」

    後ろで苦笑いしている芽衣に向かって、私は腰を100度くらい捻らせて笑って見せた。
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