Sacrifices ―だから、私は心を殺した―3コメント

1 ゆうき id:lnDLEV90

2011-07-14(木) 17:42:17 [削除依頼]


綺麗ゴトで、

世界は救えないと知った。


砂漠に降る雨は、

平和を祈る少女の涙だった……。


――Sacrifices
(犠牲になる)
(それは、自ら望んだこと)
  • 2 ゆうき id:lnDLEV90

    2011-07-14(木) 18:04:49 [削除依頼]

    0. 姫君


    砂漠で栄えたその都で、産声が一つあがった。


    王は嘆いた。


    「嗚呼、不幸な子。戦乱の世に生まれてきてしまうとは」


    砂漠で栄えた都。など、十数年も前のこと。
    渇ききり、飢えた国民は亡霊のように地を這いずる。
    ほんの一口の水を求め、おびただしい血が流れる。

    今宵生まれた姫君を胸に抱き、王は夜空を見上げた。
    一筋の雫が頬を伝う。
    涙はまだ儚い命を灯す姫君の頬へと流れた。

    「……どうか、」

    かすれた、声と呼ぶには小さすぎる音だった。
    それは、震える王の唇から溢れた真の願い。

    「……どうか、」

    姫君はふいに笑顔を浮かべた。


    「……この幼き魂に、母のように温かい都であれ」


    王はその夜、永久の眠りへと誘(イザナ)われた。


    ……たったひとつの、何処までも強い光を残して。
  • 3 ゆうき id:lnDLEV90

    2011-07-14(木) 18:16:16 [削除依頼]

    0.Prologue ―姫君―

    第1章 無力な私にできることなど。   

    第2章 だから、私は心を殺した。 

    第3章 全ては終止符を打つためだった。

    .Epilogue ―意志を継ぐ者―
コメントを投稿する
名前必須

投稿内容必須

残り文字

投稿前の確認事項
  • 掲示板ガイドを守っていますか?
  • 個人特定できるような内容ではありませんか?
  • 他人を不快にさせる内容ではありませんか?

このスレッドの更新通知を受け取ろう!

ログインしてお気に入りに登録すると、
このスレッドの更新通知が受け取れます。

お気に入り更新履歴設定

お気に入りはありません

閲覧履歴

  • 最近見たスレッドはありません

キャスフィへのご意見・ご感想

貴重なご意見
ありがとうございました!

今後ともキャスフィを
よろしくお願い申し上げます。

※こちらから削除依頼は受け付けておりません。ご了承ください。もし依頼された場合、こちらからの削除対応はいたしかねます。
※また大変恐縮ではございますが、個々のご意見にお返事できないことを予めご了承ください。

ログイン

会員登録するとお気に入りに登録したスレッドの更新通知をメールで受け取ることができます。

お気に入り更新履歴設定

お気に入りはありません
閲覧履歴
  • 最近見たスレッドはありません