それでもやっぱり好きな人。95コメント

1 珊瑚姫 id:8TK3F.e1

2011-07-12(火) 19:47:56 [削除依頼]


「俺から離れないで。」

捨てられた子犬のようにしょんぼりと俯く彼。

「大丈夫だから」

溜息混じりにそう言い、
呆れながらも彼を優しく抱きしめるあたし。

馬鹿で、いい加減で、強引で、本当に困った奴だけど、


それでも世界で一番好き。
  • 76 珊瑚姫 id:kNCR5Jn1

    2012-08-28(火) 11:07:44 [削除依頼]
    ふわふわ様

    初めまして>Å<
    コメントめちゃめちゃ嬉しいです*

    じゃんじゃん書きますね^^
    本当にスローペースで更新は遅いんですが、
    出来るだけ早く書けるように頑張ります!

    全部読んでくださるなんて……
    もうめっちゃ気合入れて頑張っちゃいます!!
  • 77 珊瑚姫 id:kNCR5Jn1

    2012-08-28(火) 11:11:38 [削除依頼]
    >74 訂正です>< ×男の子の兄弟喧嘩ってこうも凄いものなんだろうか ○男の子の兄弟喧嘩ってこうも凄いものなんだろうか。 最後に。がついてなかったんです>< それともう一つ…… ×酷い言葉投げつけたり、 ○酷い言葉を投げつけたり、 “を”が抜けてました;; 訂正だらけの小説ですみません´`;;
  • 78 珊瑚姫 id:kNCR5Jn1

    2012-08-28(火) 11:44:31 [削除依頼]
    あたしは花の長さを整え終えると、お墓の両端に一瓶ずつ置いてある花立にバランス良く花を生けた。

    「おー、綺麗綺麗。やっぱ女の子いるといいなぁ」
    一真さんはそう言って、水桶に入っている残りの水をお墓の天辺にかけると、紙袋から線香を一本取り出した。

    「……そう言えばさぁ」
    一真さんは何かを思い出したようにそう言うと、あたしに目線をずらす。

    「歩華ちゃんは拓真と同じクラスなの?」
    その質問にあたしは首を縦に振って肯定すると、一真さんはへぇーなんて言いながら、今度は広瀬君に目線をずらす。

    「だってさ。お前知ってた?」
    一真さんの問い掛けに、広瀬君は咥えていた煙草を口から放すと、白い煙を天に向かって吐き出した。

    「知らねぇ。だって俺、二年に上がってから一回も学校行ってねぇもん」
    広瀬君は偉そうに言うと、また煙草を口に戻した。
    そんなに堂々と言えるようなことじゃないだろ。
    あたしは心の中で広瀬君に文句を言うと、一真さんは「だよなぁ」なんて言いながら体をお墓の前に向き直した。

    「歩華ちゃん、拓真を学校に連れてってよ」
    「……え」
    「歩華ちゃんが同じクラスなら、拓真も喜んで学校行くんじゃねーの? なぁ、拓真」
    一真さんは広瀬君には目を向けず、お墓を見つめながら問いかけた。
    そんな一真さんの代わりにあたしが広瀬君に目を向けると、広瀬君は胡坐をかいて煙草を咥えたまま空を見上げている。
    一真さんの言葉は完全に無視のようだ。

    「ははは、まいったなぁ」
    一真さんは持っていた線香にライターで火を点け、話を続けた。
    「せめて高校は卒業してくれねーとなぁ……お袋に合わす顔がねぇよ」
    一真さんは線香を香炉に立て、その場にゆっくりとしゃがむと、そのまま手を合わせて静かに目を閉じた。
  • 79 珊瑚姫 id:kNCR5Jn1

    2012-08-28(火) 12:06:57 [削除依頼]
    >78 また訂正発見だぁ;; ×煙草を咥えたまま空を見上げている。 ○煙草を咥えたまま空を見上げていた。 です><;; ↓話の続きです。 「……じゃあ、俺先に車戻ってっから。拓真と歩華ちゃんもお参り終わったら来て」 一真さんは合掌を済ませると、空になった水桶と柄杓を手に提げて、この場を去っていった。 一真さんの姿が見えなくなった頃、ずっと黙っていた広瀬君が漸く口を開いた。 「……やーっと行ったか、あの糞兄貴」 広瀬君は煙草を口に咥えたまま喋り辛そうに言うと、紙袋から線香を取り出し、お墓の前に向かって歩き出した。 さっきの一真さんと同様、ライターで線香に火を点けると、その場にしゃがみながら香炉に線香を立てた。 広瀬君は掌を合わせると、目の前のお墓を見上げた。 「……ごめんな」 謝っている相手は、きっとお母さん。 その切なげな声に、あたしの胸には何か熱いものが込み上げて、ひりひりとして痛い。 まるで胸の奥に擦り傷ができたみたい。 「あゆちゃん、ここ座って」 広瀬君は立っているあたしにそう言うと、自分の左隣をとんとん叩く。 あたしは言われたとおり隣に腰を下ろすと、広瀬君は薄っすら微笑んで、また切なそうな表情に顔を戻した。 「……俺のお袋の死因って、なんだと思う?」 「……え?」 「……なんだと思う?」 広瀬君の儚げな瞳はあたしを確りと捉えていて、気を緩めたらその瞳の中に吸い込まれそうだった。
  • 80 咲子(元ふわふわ) id:XDE6qCs0

    2012-08-30(木) 12:51:53 [削除依頼]
    死因は………
    ネコに引っかかれたヽ(;▽;)ノww

    んなわけないかwww
  • 81 珊瑚姫 id:ZajhILs0

    2012-08-30(木) 17:14:29 [削除依頼]
    咲子(元ふわふわ)様

    二度目のコメ!!!
    嬉しいです〜><!!

    あはは^^
    面白いですねぇ〜>ω<

    今から続き更新しまーす*
  • 82 珊瑚姫 id:ZajhILs0

    2012-08-30(木) 17:49:51 [削除依頼]
     広瀬君はあたしの目を真っ直ぐ見つめて返事を待っているよう。
    「……病気……とか?」
    「……ううん」
    「……じゃあ交通事故?」
    「……ううん、違う」
     広瀬君は静かに目を閉じ、咥えていた煙草を口から外すと、溜息を吐くように白い煙を吐き出した。
    「……自.殺だよ、それも首.吊り」
     広瀬君は自分の手を横にし、首を切る真似をすると、また煙草を咥え直した。
     あたしは広瀬君のその言葉になんと返答すれば良いのか分からず、ただただ黙っているだけ。
    「……すげーよなぁ。死.ぬとかってさ、この世で一番勇気のいる恐いことだと思わねぇ?」
     広瀬君は続ける。
    「……でも、それほど辛かったってことだよなぁ……」
     そう言った時、広瀬君が咥えていた煙草の先端が灰になり、その塊がぼとっと広瀬君のズボンの上に落ちた。
     広瀬君はその塊を手で払い除けると、煙草を口の端に加え話を始めた。
    「……親父がさ、ほんと、どーしようもねぇ奴でさぁ、そのせいでお袋がストレス感じちゃって、
     まぁ、こういう結果になっちゃったと思うんだけど」
     広瀬君は口から煙草を抜き地面に落とすと、ローファーの踵でぐりぐりと踏み潰す。
    「他に女作って、家には滅多に帰らなくて、帰ってきたら帰ってきたでお袋に暴.力振るうし、
     酒が入ればもっと振るうし」
     いつもは、何かを聞いても適当に誤魔化して真面目に答えてくれない広瀬君が、珍しく自分のことを話してくれている。
     あたしは、そんな広瀬君に答えるように話の節々で相槌を打つ。
    「だから俺、口癖のように言ってたんだよ、あんな男とはさっさと別れろ、
     このままじゃ身を削るだけのようなもんだって。でも、そんな俺にお袋はいっつも笑ってた。
     馬鹿だよなぁ、ほんと。死.にたくなるくらいきつかったんならさっさと別れりゃ良かったのに」
     広瀬君は続けて話す。
    「でも、俺も悪いんだ。暴力振るわれても耐えてるだけのお袋にイライラして、
     酷いこともいっぱい言ったし、その頃もまともに学校行ってなくて、
     行ったら行ったで問題ばっか起こしてて、だからそのせいも少しはある」
     広瀬君はそう言うと、自分の制服のワイシャツに目を向けた。
    「だから俺、墓参り来る時は必ず制服着てくんの。
     今はちゃんと学校行ってんだって安心させてやるために」
     ……ああ、なるほどね。それで学校に行かないくせに制服なんて着てたのか。
     あたしはそう納得するも、今だってまともに学校に来てないじゃんと言いたくなったが、それはやめた。
     
  • 83 珊瑚姫 id:ZajhILs0

    2012-08-30(木) 18:11:06 [削除依頼]
     すると、ずっとあたしを見つめていた広瀬君は、遠くに小さく見える一真さんのベンツに目線をずらし、深い溜息を吐いた。
    「親父は、お袋が死んだのは自分のせいだって認めてから、
     俺等に許してもらおうと思ってんだか知らねぇけど必死になって話そうとしてきたり、
     兄貴には大学に合格したら車買ってやるとか言ってさ、
     アイツ大学行く気なんてなかったくせに、馬鹿だよなぁ」
     広瀬君は再び溜息を吐くと、ズボンの中から二本目の煙草を取り出し火を点けた。
    「……お父さんは、何してる人?」
     ずっと黙って聞いていたあたしがそう問いかけると、広瀬君はベンツに向けていた目をあたしに向け煙を吐き出しながら面倒臭そうにこう答えた。
    「証券会社の社長」
    「……マジ?」
    「マジ」
    「……そっかぁ、なるほどねぇ」
    「ははっ、なんだよ、なるほどねって」
    「……いや、ベンツおかさ……金持ちだなーって思ってたから。
     そっかぁ、社長さんなんだぁ」
    「……ん。金なんか言えばいくらでもくれるよ」
    「何それぇー」
     あたしは広瀬君のその台詞になんだか腹が立ち、ぶすーっと頬を膨らませると、広瀬君は呆れたようにふっと笑った。
    「別に、自慢してるわけじゃねーよ」
     広瀬君はそう言うと、紙袋の中から線香を取り出しあたしに持たせた。
    「あゆちゃんも、手合わせてくれる?」
    「勿論。早く火点けて」
     あたしは線香を親指と人差し指の間に挟み、くるくる回しながら偉そうに言うと、広瀬君はふっと笑ってライターで火を点けてくれた。
     あたしは香炉に線香を立て合掌しようと手を合わせると、広瀬君は横でこんなことを口にした。
    「あゆちゃん、今日は来てくれてありがとね」
     その言葉にあたしは目だけ広瀬君に向けると、広瀬君は首を傾げて微笑んだ。
    「俺さぁ、墓参りがこんなに楽しいの初めて」
     そんなことを言った広瀬君に呆れ、あたしは溜息が出た。
    「……いいんだよ、墓参りは楽しくなくって」
     そんなあたしを広瀬君は真っ直ぐと見つめる。広瀬君のその目に見つめられると、なんだか何もかも見透かされてしまいそうで怖い。
     あたしは真っ直ぐ見つめ返すと、広瀬君は優しく微笑んでこんなことを口にしたのだ。
  • 84 珊瑚姫 id:ZajhILs0

    2012-08-30(木) 18:26:57 [削除依頼]
    >83 訂正です!! ×「……いや、ベンツおかさ…… ○「……いや。ベンツとかさ…… です>< すみません。。 ↓話の続きです。 「俺さぁ、あゆちゃんが彼女だったらいいのになぁ、可愛いし」  あたしはその言葉に驚いて、顔が赤くなってしまったんではないかと思うくらいに全身の体温が急上昇し始めた。  あたしは必死になって冷静さを保ち、やっぱりぶっきら棒な口調でこんなことを言ってしまう。 「……馬鹿、なんないから」 あたしは目線を正面に戻し、掌を合わせる。    広瀬君は、いつもヘラヘラしてるから、悩みとか、後悔とか、そういうのは全くない人なんだと勝手に思っていた。  でも、お家のこととか、お母さんのこととか、本当は色々とあるんだなって、人はやっぱり見かけによらないんだなって、改めてそう思った。  あたしは目を閉じて今の思いを口にする。 「……ごめんなさい」  それを隣で聞いていた広瀬君は馬鹿にしたように嘲笑う。 「なーんであゆちゃんがお袋に謝ってんだよ」 「……いや、お供え物とかさぁ、あたしあれ適当に選んじゃったから……」 「いーよ、そんなの、全然」  広瀬君はやっぱり優しい。 「…………ごめん」  あたしはそう言うと、唇を噛み締めながら頭を下げた。  ……ごめんね、広瀬君。親の顔が見てみたいとか言っちゃって。
  • 85 咲子(元ふわふわ) id:XDE6qCs0

    2012-08-30(木) 18:37:09 [削除依頼]
    様付けしなくて結構ですよ(=´∀`)人(´∀`=)
    タメでいきましょ☆*:.。. o(≧▽≦)o .。.:*☆

    面白かったですかΣ( ̄。 ̄ノ)ノ
    いやぁ、サンキューっす(。-_-。)
  • 86 珊瑚姫 id:ZajhILs0

    2012-08-30(木) 18:46:01 [削除依頼]
    咲子

    本当ですかーっ!!!
    嬉しい!!
    タメでいかせてもらいます^^*

    はい^^
    面白かったぁ笑
    猫に引っ掛かれてっていう発想が、
    なかなか出てくるものじゃないんで*^^*
  • 87 咲子 id:NxpmJQG1

    2012-08-31(金) 06:25:20 [削除依頼]
    何となくで思いついたんだよ??

    そういえば珊瑚姫ってなんて呼べばいいの?
  • 88 珊瑚姫 id:ISC0tNK1

    2012-08-31(金) 18:29:54 [削除依頼]
    咲子

    なんでもいいよ!!!

    珊瑚姫でも、珊瑚でも、
    オールオッケーだよ*
  • 89 珊瑚姫 id:ISC0tNK1

    2012-08-31(金) 18:34:28 [削除依頼]
    お知らせ*

    大変申し訳ないのですが、
    この小説「それでもやっぱり好きな人。」を、
    また一から書き直すことにしました。
    話の内容は変えません。
    ただ、誤字脱字や文章、書き方等が酷いので、
    もう一度きちんと書き直したいんです。

    ですので、新しく小説を立て直したいと思います。
    頑張って書くので、お付き合いくださる人はどうか宜しくお願いします*

    それでは^^

                               珊瑚姫
  • 90 咲子 id:NxpmJQG1

    2012-08-31(金) 20:52:37 [削除依頼]
    書き直すのっ!?Σ( ̄。 ̄ノ)ノ
    大変じゃん!
    珊瑚頑張れ
  • 91 珊瑚姫 id:ISC0tNK1

    2012-08-31(金) 23:16:20 [削除依頼]
    咲子

    大変なんだよねー><
    でも、どうしても気になってて、
    どうしても直したいんだ><

    応援ありがとうね*
    頑張る!
  • 92 珊瑚姫 id:ISC0tNK1

    2012-08-31(金) 23:20:54 [削除依頼]
    お知らせ

    新しいタイトルは、
    「それでもやっぱり好きな人.」です。

    新しく立てたほうが、
    今のこの小説に話が辿り着いたら、
    このスレは削除するつもりです。

    それでは、新しい方も頑張ります!*
  • 93 咲子 id:oZdvZpn0

    2012-09-01(土) 06:16:22 [削除依頼]
    OK!!
    頑張れ(((o(*゚▽゚*)o)))
  • 94 珊瑚姫 id:BttIEAe/

    2012-09-02(日) 16:52:36 [削除依頼]
    咲子
    沢山コメントありがとう^^
    頑張るね!
  • 95 珊瑚姫 id:BttIEAe/

    2012-09-02(日) 16:53:35 [削除依頼]
    お知らせ*

    タイトルは、
    「.それでもやっぱり好きな人」にします!!

    何度もすみません><

    それでは^^
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