彼氏は中二病。9コメント

1 とりきち id:Azpv3W30

2011-07-11(月) 19:21:52 [削除依頼]
この春、私は高校生になった。

新しい制服、新しい生活―


そして新しい出会い―…


私は隣の男の子に恋をしてしまった。


いつも一人でいて落ち着いているクールな彼。


そして手首には包帯が巻かれていた。


顔はまあまあイケメンかな。


この時までは彼は普通の人だと思っていた。


この時までは―…
  • 2 とりきち id:Azpv3W30

    2011-07-11(月) 19:26:51 [削除依頼]
    「うわぁ〜!すごいっ!学校の中に自動販売機があるよ!」


    『ちょっとちょっと…奈緒はしゃぎたいのは分かるけど落ち着きなさいよ?』


    私、松田奈緒はこの春、高校生になりました。


    憧れの女子高校生…


    毎日通う学校…


    これから何が起こるのか楽しみ!


    『奈緒ったら…目キラキラさせちゃって…』


    この子は平田真帆ちゃん。


    中学生の時から大親友!


    「女子高生といったら彼氏だよね!?」


    『いや…意味わかんないから…』
  • 3 とりきち id:Azpv3W30

    2011-07-11(月) 19:31:53 [削除依頼]
    「えー今まで受験生活ばっかりで恋なんかしてる暇なかったんだよ?」


    『あのね…あんた今まで散々、リア充、爆発しろとかなんの愚痴ってたじゃない…そのあんたがリア充になるなんてなんか矛盾してない?』


    「う…」


    た、確かに…カップルを見かけるたび『リア充しね』って愚痴ってた…


    「んま!そんなことは気にしない気にしない!それより真帆ちゃんと同じクラスになれてよかったぁ!」


    『うん!私も奈緒と一緒のクラスになれて嬉しい!かっこいい人いるといいねー』


    「えー?入学試験の時、ジャガイモみたいな男子しかいなかったじゃん!」


    『あ、あんたって結構毒舌ね…』


    他愛もない会話をしながら私と真帆ちゃんは教室に向かった。
  • 4 とりきち id:Azpv3W30

    2011-07-11(月) 19:52:17 [削除依頼]
    入学式から3日目。

    まだ学校には慣れてないけどこれから徐々に慣れていくだろうと思っていた時、ふと隣を見た。


    そこには腕には包帯、前髪はかなり長い、でもなんだか不思議でクールな雰囲気を出している男子がいた。


    うわ…かっこいい…


    私は彼に恋をしてしまった。


    その時、そう確信した―。
  • 5 紺 id:DZgl4sw1

    2011-07-11(月) 21:36:15 [削除依頼]

    面白そうですね!
    頑張ってください^^
  • 6 とりきち id:YtfxsxK/

    2011-07-12(火) 21:24:42 [削除依頼]
    紺さん
    ありがとうございます!
  • 7 とりきち id:YtfxsxK/

    2011-07-12(火) 21:32:39 [削除依頼]
    包帯…怪我でもしてるのかな…

    なんて思ってたらあっという間に授業は終わっちゃった。


    『奈緒ートイレいこー』


    「う、うん…」


    名前…なんていうんだろ…


    『え?奈緒の隣の席の人?うーんと…確かー…田無君だよ!』


    「へぇー田無君かあ…」


    『何々!?気になっちゃうタイプ?』


    「ち、違うよ!」


    気になるけど…


    気になってるけど…今はまだ真帆ちゃんには秘密。


    『田無君、結構落ち着いてるし顔もなかなかいいほうだしー話しかけてみようかなー!』


    「!!!」


    『ははっなーんてね…』

    真帆ちゃんは歯を見せてニヤッと笑った。


    なんだ…


    ビックリした…
  • 8 とりきち id:YtfxsxK/

    2011-07-12(火) 21:41:29 [削除依頼]
    チャイムが鳴り、教室に戻ると田無君は外の景色を見ていた。


    真剣に見つめてる…目…


    「外に何かいるの…?」


    気が付けば私は声をかけていた。


    すると田無君はゆっくりと顔を動かして、こう言った。


    『見張られているんだ…悪の組織に…』


    え…


    「えっ!?な、なんで!?け、警察に通報しないと!悪い人達なんでしょ?!」


    『フッ…まあ皮肉なもんだよ…悪のほうがきれいな赤い花を咲かすんだから…まあ、君には関係のないことだよ…』


    そう言って田無君はまた窓のほうをジッと見つめた。


    ( ゚Д゚)…


    (゚Д゚)は…?


    はいいぃぃぃ?
  • 9 とりきち id:YtfxsxK/

    2011-07-12(火) 21:52:32 [削除依頼]
    『ぶっ…あーっはっはっは!!何それ、超うけるー!か中二病じゃーん!』

    昼休みに真帆ちゃんに田無君のことを話すと大爆笑した。


    「ちょ…声大きいよっ…」


    『だってー痛々しいじゃん?あーあ…残念なイケメンだねーまさか中二病とは…』


    「ねぇ、さっきからその『中2病』ってどうゆう意味?」


    『えっとねー簡単に言えば痛々しい人だよ!』


    「ふうん…」


    真帆ちゃんの話によると中二病とは思春期にみられる痛々しい言葉や行動が多くみられる症状らしい。


    例えば自分が特別な人間だと思い、妄想の中で必殺技の名前を付けたりする。

    <例>


    空を見上げて
    「なぁ、そこにいるんだろ」


    現実の世界で「炎殺…黒龍波!」と訳が分からない言動をする。


    「ククク…狂気の沙汰ほど面白い…!」などと痛い言葉を発言する。


    大人になっても発症するらしい。
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