フワフワの雲みたいな12コメント

1 柚吏 id:phfuAlO.

2011-07-11(月) 12:32:59 [削除依頼]
今から書く小説は、毎日更新しようと思います。
2人、キャラ紹介します。
優羅(ゆうら)
天使。未唯菜の教官。
未唯菜(みいな)
天使。記憶がほぼない。
天使物です。
次からスタート!
  • 2 柚吏 id:phfuAlO.

    2011-07-11(月) 12:33:31 [削除依頼]
    ふわふわふわふわ。
    とても柔らかい。
    どこ?
    「未唯菜。君は今日から天使になるんだよ。」
    「てんし?」
    私は問い返す。
    「そう。未唯菜。君は今日から天使なんだ。」
    「貴方は誰?」
    その人は、天使のようだった。
    綺麗で、ふわふわの金髪。
    長く白いローブを身に纏い、すらりとしている。
    「私は優羅。未唯菜の指導をする様頼まれた。」
    「誰に?」
    「そうだな。学校長とでも言っておこう。」
    「そっか。」
  • 3 柚吏 id:phfuAlO.

    2011-07-11(月) 12:34:30 [削除依頼]
    「ねえ、優羅。天使になる為には、どんな事すれば良いの?」
    「そうだな。未唯菜には、まず、
    人間として生きて貰おうかな。」
    「え?」
    人間。そういえば、元も私は人間だったのだろうか。
    全く記憶がない。
    「未唯菜には、嶺城未唯菜として生きてもらう。
    私が母親役だ。未唯菜は、美麗高校と言う所に
    転校生として通ってもらい、そこで天使の修行
    をするのだ。」
    「優羅。私楽しみ!でも、修行って?」
    「ふふっ。それは自分で考えるんだな。ほら、
    行くぞ?」
    「うん。」
    そうして私達は、人間の世界に堕ちて行った。
  • 4 柚吏 id:phfuAlO.

    2011-07-11(月) 12:35:41 [削除依頼]
    人間界に着いて、最初に感じたのは、なぜか懐かしさだった。
    「ここに来るのは、やはりなれないな…。」
    優羅はそう言ってるけれど、私にはとてもなじむ。
    「未唯菜。どうだ?」
    「空気も、雰囲気も、なんだか懐かしい。」
    「そうか。君はやはり運命の虜なんだな。」
    優羅は意味の分からない事を呟くと、
    私を家に連れてってくれた。
    凄い高層マンション。ひい、ふう、みい、よお…。
    だめだ、高すぎる。どうやら私達は最上階に住むらしい。
    優羅曰く、『高い方が天界に帰るのが楽』何だそうだ。
    部屋に入った。もう家具や食料なんかは備えてある。
    「未唯菜。未唯菜には明日から学校に入学してもらう。
    人間界は明日から2学期だ。」
    なるほど、通りで太陽がこんなに照りつけているのか。
    「転入手続きなんかはもう住ませてある。
    制服や教科書、文房具なんかもそっちの部屋に揃えてある。」
    「勉強はどーすんのよ!!!」
    「それは、天使の魔力でどうにかしろ。」
    天使の事が、だんだん分かんなくなって来た。
    こんがらがる頭を整理するのに精一杯で、私は優羅の話なんて
    ろくに聞いていなかった。
  • 5 柚吏 id:phfuAlO.

    2011-07-11(月) 12:37:14 [削除依頼]
    「未唯菜。良い子だね。」
    「未唯菜ちゃんはすごいね。」
    「未唯菜ちゃん絵上手だね。」
    「未唯菜は強い子だね。」
    「未唯菜。また金賞か。すごいな。」
    「未唯菜ちゃんは立派だね。」
    「未唯菜ちゃん流石!」
    「未唯菜!頑張って!」
    「未唯菜。馬鹿だよね。」
    「未唯菜って、ちょっとぶりっ子じゃない?」
    「未唯菜?おい!未唯菜!」
    「未唯菜!なんで死んじまうんだよ!」
    「未唯菜。所詮はその程度よね。」

    酷い夢だ。でも、昔こんなことがあった気がする。
    私は、どうしてしまったんだろう。
    後で、優羅に相談しよう。
  • 6 柚吏 id:phfuAlO.

    2011-07-11(月) 12:38:03 [削除依頼]
    ♯5
    「優羅。」
    「なんだ?未唯菜。」
    「あのね、おかしな夢見たの。」
    私は、今日見た夢の全てを優羅に
    伝えた。
    「運命の虜か。」
    「え?」
    前も聞いた、その言葉。
    「なあに?運命の虜って。」
    「何でも無いんだ。何にも。」
    そう言う優羅は、もの凄く震えていた。
  • 7 柚吏 id:phfuAlO.

    2011-07-11(月) 12:39:17 [削除依頼]
    今日から私は学校に通う。
    美麗高校と言うのはどんなとこだろう。
    私は胸を躍らせた。
    学校について、職員室に通される。
    はげの教頭から、担任やら教科の教師やらの
    説明を聞かされる。
    私の担任は、『一橋宅実』(イチバシタクミ)。
    背の高い茶髪の先生だ。
    年は、20代前半といった所か。
    「よし。君が…嶺城未唯菜だね。
    今日から2−2に通って貰う。
    俺は数学担当。
    未唯菜は数学好き?」
    「はい。大好きです。」
    私は宅実を喜ばせる為にそう言った。
    トドの詰まり、魔力でどうにか
    してしまうのだから大差ないだろう。
    「じゃあ、教室向かおうか。」
    私は宅実の後ろについて教室に向かった。
  • 8 柚吏 id:phfuAlO.

    2011-07-11(月) 12:40:01 [削除依頼]
    私は緊張しながら教室に向かった。
    幾ら天使でも、緊張はする物だ。
    そんな私を見て、宅実は、ははっと笑った。
    教室の前に着くと、宅実だけが教室に
    入って行く。
    ホームルームが終わり、挨拶の前に宅実が
    私を呼ぶ。
    私はがらりと教室の扉を開けた。
    「紹介するぞ。転校生の、嶺城未唯菜
    だ。未唯菜自己紹介な。」
    「私は前に進みでて、自己紹介をした。
    「嶺城未唯菜です。得意教科は数学です。
    苦手教科は化学と生物です。
    早く、この2−2に馴染める様に頑張ります。」
    私がそう言うと、何故か男子から歓声が上がる。
    そんな中で一人だけ、歓声を上げてない人がいた。
    歓声が鳴り止むと、宅実が言った。
    「未唯菜は、陣内の後ろに座って貰おうかな。」
    宅実が、あいつだ、と一人を指差す。
    彼は、さっき歓声を上げなかった男子。
    どうやら陣内と言うらしい。
    私が席に着くと同時に、チャイムが鳴って、
    休憩時間となった。
    陣内が、早速声をかけて来る。
    「俺、陣内ユウ。よろしくな。嶺城。」
    「未唯菜でいいよ。その代わり、ユウって読んで良い?」
    「ああ。好きにしろ。」
    陣内は変な奴だと、私の中にインプットされた。
  • 9 柚吏 id:phfuAlO.

    2011-07-11(月) 12:40:45 [削除依頼]
    今日はテストの日だった。
    優羅が言った通り私の中の魔力を使うと、
    すらすら答えがかけた。
    1教科終わる度にユウが、
    「未唯菜、どうだった?」
    と声をかけて来る。
    その度に私は、
    「まあまあかな。」
    と返すのだった。
  • 10 柚吏 id:phfuAlO.

    2011-07-11(月) 12:41:14 [削除依頼]
    テストが終わり、次に夏休みの課題が集められる。
    「未唯菜。」
    宅実から声がかかる。
    「来週の金曜までに、何部に入るか決めておいてくれ。」
    「分かりました。」
    私はそう返事した。
    そうだ、と思い私は陣内に声をかけた。
    参考になるかもと思ったのだ。
    「ねえユウ。ユウは何部なの?」
    「俺?俺は文芸部。」
    そーなんだ…。私は少し驚いた。
    「おいユウ!!何未唯菜ちゃんと話してんだよ!」
    向こうから誰か来る。
    「何だ。甲斐塔。」
    そんな陣内を無視し、そいつは続けた。
    「未唯菜ちゃん!俺は甲斐塔礼央!
    陣内と仲いいんだ!よろ★」
    「甲斐塔礼央ね。よろしく。
    改めて、嶺城未唯菜よ。」
    「ああ、よろしく★」
    陣内を見ても思ったけど、なんだか
    この2人と優羅は雰囲気が似てる…。
  • 11 柚吏 id:phfuAlO.

    2011-07-11(月) 12:41:52 [削除依頼]
    私は部活動にまだ所属していないので、
    まっすぐ帰る。
    私のすんでる所は、学校から割と近かったりする。
    「ただいまぁ〜、優羅〜今帰ったよ?」
    「ああ、お帰り。実は、未唯菜に言ってない事があるんだ。」
    「何?」
    と聞き返すも、私は感づいていたのだ。
    「ユウと、礼央に会ったな?あの二人も私の弟子だ。
    部活が終わり次第帰って来るぞ。」
    私はぞっとした。
    あの人達と暮らさなきゃ行けないのか。
    と私はげっそりした。
  • 12 柚吏 id:phfuAlO.

    2011-07-11(月) 12:42:32 [削除依頼]
    「ただいまぁー。優羅ぁー、未唯菜ぁー。」
    ユウの声だ。
    「たっだいまぁー☆未唯菜ちゃーん!
    優羅ぁー☆」
    「お、お帰り…。」
    私は礼央の迫力に驚いた。
    そういえば、と私は礼央に質問する。
    「文芸部だよー。ていうかぁ、美麗高校の天使は
    文芸部に所属しないとイケナイんだよ〜☆」
    正確には、と、ユウが付け足す。
    「天使しか所属出来ん。」
    「文芸部はね。だから、別名…」
    「天部。」
    「もー、ユウ!俺の台詞横取りしないでよ〜!」
    「ヤダ。」
    ユウと礼央がじゃれ合い始める。
    優羅はゆっくりと首を横に振った。
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