■□年下彼氏□■7コメント

1 黒猫 id:vk-h.uLWvk/

2011-07-03(日) 22:18:45 [削除依頼]
「先輩。…先輩は可愛いですよ」
小悪魔的な笑みを浮かべ、“彼”は
私に呟いた。
「先輩の全てを……僕に下さい」
ちょっぴり生意気だけど、憎めない。
…それが私の
“年下彼氏”――。
  • 2 黒猫 id:vk-h.uLWvk/

    2011-07-03(日) 22:27:56 [削除依頼]
    第0話
    【PROLOGUE】
    生意気で、強がりで、何でも出来る、器用な“彼”。
    「?…どうしたんですか、先輩?」
    見つめていたら、目が合ってしまった。
    焦って視線を反らす私。
    「……ぷっ。可愛いですね、先輩。先輩の、その反応一つ一つが、僕をドキドキさせるんです」
    “彼”の小悪魔的な笑顔に見つめられる。…心臓が驚いたように脈打っていた。
  • 3 黒猫 id:vk-h.uLWvk/

    2011-07-03(日) 22:37:46 [削除依頼]
    第1話
    【FIRST・CONTACT】
    “彼”に出会ったのは、今からちょうど二週間前。
    高校の、入学式の時だった。
    私は一目で“彼”に魅了された。
    明るい、ミルキィブラウンの髪に、漆黒の瞳。新入生の中でも特に目立っていた“彼”に、私は知らず知らずの内に惹かれていたのかもしれない。私達が出会ったのはきっと、運命なんかじゃないと思うけど―――――。
  • 4 黒猫 id:vk-h.uLWvk/

    2011-07-03(日) 22:52:23 [削除依頼]
    第2話
    【FRIEND】
    ♪ピロロロロ♪
    昔(って言っても、二週間前)の回想をしていた私の目の前で、携帯が鳴る。土曜日の朝からけたましい音をたて、鳴る携帯を素早く手に取る私。
    電話の相手を確認する。
    「……なんだ。香澄
    かあ…」
    相手にちょっとガッカリしながらも、私は電話に出た。
    「もしもし?」
    『あー!チヅルっ!!!昨日学校休んでたよね、どうしたの?』
    心配そうに私に尋ねてくれる、この声の主は“田神 香澄”。私の幼なじみで親友。心配性すぎるのが、たまに傷だが、とてもイイ子だ。
    「あはは…。大丈夫。少し体調を崩しただけ、心配ないよ」
    おどけた調子で私は答えた。
    ―――――――――――それから、
    約10分間、私達は話をしていた。
    何気ない、日常を。
  • 5 黒猫 id:vk-h.uLWvk/

    2011-07-03(日) 23:04:26 [削除依頼]
    第3話
    【BOY・FRIEND】
    チッチッチッ…
    香澄との電話を切って、1時間が過ぎた。「そろそろ…だよね」今日は“彼”と、会う約束をしている日。11時になったら、遊園地に集合…なんだけど、正直私……
    遊園地の場所、わかんないし…。
    何度も行ってはいるんだけど、覚えられないんだ。
    「しかたない。地図持ってこう」
    そう行って、玄関のドアを開けようとした時だった。
    ♪ピンポーン♪
    「…え?」
    急に鳴ったインターホンに驚きつつ、私はドアの前に立っている人を見て、また驚いた。
    「!!!あ…光君!!?」
    小悪魔な“彼”が
    私の家の前で、
    ニッと笑っていた。
  • 6 黒猫 id:vk-h.uLWvk/

    2011-07-03(日) 23:19:52 [削除依頼]
    第4話
    【LION・BOY】
    なん…なんで、光君がここにいるんだろ。その時、また携帯が鳴った。
    「きゃっ!」
    いきなりの音に驚く私。
    「……光君!」
    相手は“彼”だった。「も、もしもし?あの…なんで光君が?」『あ、先輩。起きてたんですね!出てこないから、てっきり寝坊かと』
    光君はおどけたように笑った。
    『それに、よく考えれば、先輩、方向音痴じゃないですか。これじゃあ遊園地は無理ですよね』
    光君は大袈裟にため息をついてみせる。
    「ご…ごめん。……それを伝えるためにわざわざ?」
    『いえ、用件はまだあるんですが………お邪魔でした?』
    「ううん、そんな事ない!」
    『そうですか』
    良かった…と光君は小さく呟いた。
    『…くしゅっ…』
    「光君!?」
    光君が咳込む声が聞こえ、私は、勢いよくドアを開けた。
    「…っ、光君!入っていいよっ!風邪ひいちゃう!」
    4月といえど、まだ外は肌寒い。
    私は光君を中に入れた。…何も考えずに。だから…光君がその時小さくニッと笑った事に気付かなかったのかも…しれない。
  • 7 黒猫 id:vk-bOKOIC71

    2011-07-04(月) 23:32:25 [削除依頼]
    第5話
    【SPICE】
    「…先輩の部屋って,本当、先輩って感じですよね」
    「…それ、どうゆう意味?」
    私が聞き返すと、彼は不敵な笑みを零して言った。
    「可愛いって事ですよ」
    本当に、悪魔の羽でも生えてるんじゃないのかって、本気で思う。
    「…ん?先輩…ぬいぐるみは?」
    「え?」
    「ぬいぐるみですよ。ぬ・い・ぐ・る・み!」
    彼の言ったぬいぐるみが…何だと言うのだろう―――。
    「えっと…?ぬいぐるみは無いよ?」
    私が答えると、
    「えええええっ!!?」
    彼は、想像以上の声を上げた。
    「女の子の家って、ぬいぐるみとかは必需品なんじゃ、ないんですか!!??」
    どこの情報よ…ソレ。「まあ…ぬいぐるみがある家も、ない事はないけど…………必需品じゃないよ?」「っな…」
    彼は驚いたようだ。
    口をポカーンと開けてしる姿がとても可愛い。
    「……っ、くっそ…
    騙したのか、悠紀……っ!」
    …こんな暴言を吐くとこは…置いといて。
コメントを投稿する
名前必須

投稿内容必須

残り文字

投稿前の確認事項
  • 掲示板ガイドを守っていますか?
  • 個人特定できるような内容ではありませんか?
  • 他人を不快にさせる内容ではありませんか?

このスレッドの更新通知を受け取ろう!

ログインしてお気に入りに登録すると、
このスレッドの更新通知が受け取れます。

お気に入り更新履歴設定

お気に入りはありません

閲覧履歴

  • 最近見たスレッドはありません

キャスフィへのご意見・ご感想

貴重なご意見
ありがとうございました!

今後ともキャスフィを
よろしくお願い申し上げます。

※こちらから削除依頼は受け付けておりません。ご了承ください。もし依頼された場合、こちらからの削除対応はいたしかねます。
※また大変恐縮ではございますが、個々のご意見にお返事できないことを予めご了承ください。

ログイン

会員登録するとお気に入りに登録したスレッドの更新通知をメールで受け取ることができます。

お気に入り更新履歴設定

お気に入りはありません
閲覧履歴
  • 最近見たスレッドはありません